NetApplicationsが1月5日発表した2005年のブラウザシェア(使っている割合)統計によると、Mozilla Firefoxが10%近くのシェアを確保しました。
Firefoxというのは、Mozillaプロジェクトが開発した、Geckoエンジンを搭載したブラウザであり、また、豊富なプラグイン&スキンで、なんといっても、セキュリティが高くIEの非じゃないってくらいで人気を延ばしているタブブラウザです。
Firefoxのシェアは2005年末で9.57%。2004年末の4.64%から倍増し、シェアを伸ばしています。
「Firefoxは、普及ペース加速に向けた臨界点となり得る10%を目前にしている」とNetApplicationsは述べました。
MicrosoftのInternet Explorer(つまりIE)はFirefoxに押されるという形で2005年を通じてシェアの減少が続き、2004年末に90.31%だったシェアは、2005年末には85.05%に下がりました。
AppleのSafariも健闘し、ブラウザの中で唯一、2005年を通じて毎月シェアを伸ばしました。
2004年末のシェアは1.56%で4位でしたが、2005年末には3.07%でNetscapeを抜いて3位に浮上しました。
Netscapeのシェアは後退して2004年末の2.07%から、2005年末には1.24%になりました。
最近、広告がなくなり、完全にフリーのブラウザとなった、Operaは4位で2005年末で0.55%と、2004年末と変わっていないようです。
残念ながら、自分がつかっているSleipnir2はそこまで上位ではないようでした。