Leprosy ハンセン氏病の病院 よっしーです。ハンセン氏病という名前をご存じでしょうか。旧訳聖書(紀元前2000年)の時代からその存在を知られ、見かけの悪さにより、患者さんは伝染病として人権を無視されて、隔離をされてきた歴史があり、現在の日本の聖書にはツァーラアトと言う名前で翻訳されています。現代では、投薬治療により感染性はすぐに無くなり、また長年にわたる濃厚な接触と、感染を受ける人の免疫力の低下が無ければ感染しないことが分かっています。しかし日本では、法律の改正が大幅に遅れ、 1996年に法律が廃止されるまで、法的に隔離され続けて来たので、人権侵害の例として、社会はその責任を認めなければなりません。
日本では毎年新規の患者さんは、1人以下しか見つかりませんが、タイではまだ300人も見つかるそうです。早期発見と早期治療が、家族への感染を予防するためにも大切と、流行地では、住民の教育、啓蒙活動を盛んに行っています。今回、我々はその専門病院を訪れることが出来、しかも患者さんたちが自ら我々に病巣を見せていただけ、感謝いたします。
感染しているアルマジロと培養のため、足にleprosy菌をうたれて培養されているヌードマウス
人間以外にも、アルマジロという動物に感染し、甲羅の部分が腫れて、縞模様が帯状にしかなくなっている写真です。
leprosy菌は結核菌と非常に似ています。 しかし、未だに試験管内では培養できず、そのため感受性試験などが出来ません。かろうじて、ヌードマウスという、免疫抑制をされた実験用のネズミで四肢の皮下に植えると繁殖しますが、6ヶ月もかかります。どういう免疫力の低下が感染しやすいかも分かっておらず、AIDSの患者さんでも特に感染しやすいとは言われていません。耐性菌が出来ないように、3種類の薬を飲みますが、軽傷では6ヶ月、重傷型(病巣から菌が顕微鏡で見つかるもの)では2年間も飲まなければなりません。
次の週に別の病院へ行きました。
日本では毎年新規の患者さんは、1人以下しか見つかりませんが、タイではまだ300人も見つかるそうです。早期発見と早期治療が、家族への感染を予防するためにも大切と、流行地では、住民の教育、啓蒙活動を盛んに行っています。今回、我々はその専門病院を訪れることが出来、しかも患者さんたちが自ら我々に病巣を見せていただけ、感謝いたします。
感染しているアルマジロと培養のため、足にleprosy菌をうたれて培養されているヌードマウス人間以外にも、アルマジロという動物に感染し、甲羅の部分が腫れて、縞模様が帯状にしかなくなっている写真です。
leprosy菌は結核菌と非常に似ています。 しかし、未だに試験管内では培養できず、そのため感受性試験などが出来ません。かろうじて、ヌードマウスという、免疫抑制をされた実験用のネズミで四肢の皮下に植えると繁殖しますが、6ヶ月もかかります。どういう免疫力の低下が感染しやすいかも分かっておらず、AIDSの患者さんでも特に感染しやすいとは言われていません。耐性菌が出来ないように、3種類の薬を飲みますが、軽傷では6ヶ月、重傷型(病巣から菌が顕微鏡で見つかるもの)では2年間も飲まなければなりません。
次の週に別の病院へ行きました。
結核の人や、呼吸器感染症の専門病院; 空気の流れが一方通行になるよう工夫されている、明るく清潔な病棟。多くの公立病院では、エアコンは無く扇風機が主流でした。次の週には、呼吸器感染症の病院に見学に行き、特にHIVウイルス感染者で、免疫力が弱ってきた人に一番多く見られる日和見感染症が結核です。日本でも、HIV感染者の増加により結核の発症も増加傾向に有りますが、熱帯地方ではさらに多くの患者さんが居ます。未だに戦闘をしているアフリカの地域や栄養失調の国では、人口の30%が結核感染していると言います。実際の病状から判断すると、それほど数は多く有りませんが、実際に感染していてAIDSなどが発症すると、病状がはっきりして見つかります。結核も、実際に咳をしていて、その中に排菌のある人からしか感染しませんが、受け取る方も免疫力の低下した人が多い事が分かっています。 実際は、2週間ほどの薬を飲み終えた段階で患者さんからの感染力はほとんど無くなり、その後は治癒のために6っかげつほど薬を飲みます。現在世界中で危惧されていることは、途上国の貧しい国で、結核患者が多いこと、その人たちはお金が無いので薬をきちんと飲めないこと。治療途中で薬が切れてしまうと、耐性菌といって、薬の効かない結核菌が発生してきて、多いな死亡原因になり、またこれが世界中に広がる危険が高いこと。実際にその流行は、HIVと平行して広がっています。
「そんな事は今の日本の自分たちの事と関係ないわ」と考えていると、いつの間にか日本でも耐性結核が幅をきかせてしまいます。すでに、ヨーロッパ各国ではアフリカからの難民による持ち込みが多く、すでに日本にも入っていると思われます。感染症の世界中への広がりは、菌の持つ性質だけでは無く、法律を含めた人間社会での人々の習慣と、貧困から生じる免疫力の低下、早期診断、早期治療の遅れが非常に重大な要因となっています。