9月4日
よっしーです。
この日は、強行軍。カトマンズは盆地でマイクロバスで市外へ出ると言うことは、かなりの峠越えです。ポカラまで通常6-7時間の道、途中3時間ほど脇道にそれて、ベッサハール県、ラムジン県病院を訪れました。ネパールで唯一の、民間と国立の共同運営ですが、ほとんどHDCS (human development& community service キリスト教系のNGO)が運営しています。
外来の待合室風景
施設はきれいに掃除され、タイの県病院ほどではありませんが、ほとんどの基礎医療をこなせる設備、64名の職員を持っています。医師も5名おられ、看護学校の研修学生の指導、地域のヘルスワーカーの指導なども訪れたときにしておられました。
手作りの保育器
年間の分娩は700、10%ほどが帝王切開を受けて居ます。マラリアは少なく、呼吸器感染症、下痢など一般の病気、骨折、成人病関連が多いと聞きます。農作地のまっただ中ですから、農繁期には病院は暇になるそうです。ネパールでもお米を沢山作っていますが、タイのように3毛作などは出来ず、年間1回の収穫だそうです。
立派な証明を持っている手術室(日本では無影灯と行って何カ所からもライトが入りますが、そこまで行けるのは首都の大学病院クラス)
離乳食の作り方を教えるポスター
13名で院長先生を囲んで記念撮影
ここから、ポカラへ向かいましたので、着いたのはよるの7時前。トータルで休憩を含んで12時間弱のマイクロバスの強行軍でした。着いたのはもう日が暮れており、それでもきれいな湖が見えました。
夜は日本食やさんの桃太郎へ。そこには、親友の関先生が家族で待っていてくれました。彼は、東京の大学で教育学を専門に研究している方ですが、ネパールおよびアジア全域での英語教育の研究をされています。現在は、ポカラにある私立学校のアドバイザーもされており、色々な問題を抱えておられます。