DSC02696晴天、絶景のヒマラヤ山脈

9月5日

 

 朝7時に、ポカラから車で行けるサランコット展望台を訪れました。(ここから先の山道は歩くしかなく、数日、数週間かけてのトレッキングになります)9月の雨期としては、奇跡的に近い確率で、晴天のヒマラヤ山脈を見てきました。奇跡です。バンコックでは全く期待しないように自分に言い聞かせていましたが、お祈りが通じました。
 アンナプルナ・サウス
7219m、アンナプルナⅠ 8091m, マチャブチャレ fish tail 6993m (神の宿る山と言われ,今でも登頂禁止です), アンナプルナⅡ 7555m を一望しました。

 私は、2008年にダージリンからクンチャンズンガを見たときも8月の雨期でしたが、3日間待ちわびて、ようやく10分だけ雲の切れ目に見えただけでしたので、今回の幸運は本当に神様の祝福でした。雨期だと、一週間滞在しても一回も見られないことが普通のようです。
kawaokasisiter2川岡シスター
  

 その後,ポカラで病院ではない施設を回りました。最初は、Tosiko Kawaokaシスターが15年行っておられる、貧しい人の子供を預かる保育園 Christian day care centerです。シスターがこの仕事を始めたきっかけは、両親が働きに出る間、年少の子供を預かるのはその兄姉たちで、その子たちは子守をしないといけないので学校に行けなくなります。この子たちを学校に行かせて、明日のネパールを造るために少しでも手伝ええることでは無いかと始められたそうです。保母さんもネパールの人たちで運営され、忙しくなりすぎないよう、70名の幼児を預かっておられました。帰り際に、おみくじをどうぞと言われ、小さく巻いた紙を沢山用意され、一つづついただきました。そこに書かれていたのは、「知る力と見抜く力を身につけて、貴方の愛がますます豊かになり、本当に重要なことを見分けられる様になりなさい。ピリピ 1-9」と聖書の言葉が書き記されていました。マザーテレサのような穏やかな、70才くらいの日本人シスターの優しさが、深く心にしみこむ一時でした。

oekaki

子供たちのお絵かき、心がかたくなになった子供も、絵を着ていると,次第に仲間に溶け込んでいくと言われていました
roujinn老人ホームのおばあちゃん

 また、ポカラ在住の外国語教育を専門に研究している友人一家と出会い、彼らの紹介で、ネパール福祉団体が運営している老人ホームを訪れました。ここの方たちは、身寄りの無い方が多く、訪れる人が少ないため皆さん喜んでくれました。食事も定期的には食べられない事があり、市民の方の援助で食べているそうです。でも今は寝たきりの方は無く、みんなお互いにお世話をしあって生きています。日本のように、世話をする人が充実している場所では無く、老人たちがお互いを助け合って生きているようです。みんな笑顔で迎えてくれました。町で買って行った果物を喜んでいただけました。
 sekidoctorポカラ在住の友人と再会

 私たちは、観光客用の、最近美味しいと有名な洋食レストランでリッチな食事をいただきました。ネパールのオーガニックコーヒーも美味しかったですよ。
LakePhewaフェワ湖
 orimono手作りの織物

 午後は、地元の貧しい女性たちに、手織りのお土産物、衣料品、バッグなどを作ってもらい、これを販売しているNGOを訪れ、落ち着いた自然染料で染めたバッグなどを見つけ、お土産getしました。
 omiyageerabi
 自然の染料を使用しており色合いが良かったです。
utanojikannガールズホームでの一時

 最後に訪れたのも、キリスト教団体の支援するガールズホーム。少し町から離れますが、畑の中に立つ、かわいい作りのお家に、6才から13才までの少女たちが暮らしています。ネパールでは親が刑務所に入ってしまうと、貧しい人の子供は面倒を見てもらえないので、親と一緒に刑務所に入らねばなりません。そこでキリスト教関係者がこのホームを創設し、刑務所の外で暮らし、学校へ行けるよう世話をしています。世話をしているのは、この園を卒業した、19才くらい姉妹が二人、まかないの女性が二人いました。シスターはお出かけ中で、子供たちも今日は試験があり学校からの帰りが遅いため会えませんでしたが、面倒を見ている卒業生と、歌を交換して遊びました。

 疲れたあとの夕食時に、マヒドン大学の一年先輩が、この町でハンセン氏病の研究をしており、彼が駆けつけてくれ話が盛り上がりました。関先生、二人の息子さんも合流。

 明日はまた、6時間かけてカトマンズへ引き返します。