2008年に、あるNGOで活動し、アフリカの国で産婦人科医師として働いた経験はあるものの、熱帯に多いマラリアやコレラ、寄生虫などの病気については日本ではほとんど遭遇することが無く、現地で苦労したため、もう一度勉強し直して、また途上国へ働きに行くつもりで来ました。
2012年04月
2008年に、あるNGOで活動し、アフリカの国で産婦人科医師として働いた経験はあるものの、熱帯に多いマラリアやコレラ、寄生虫などの病気については日本ではほとんど遭遇することが無く、現地で苦労したため、もう一度勉強し直して、また途上国へ働きに行くつもりで来ました。
今日は、授業で、食物・水を媒介する感染症について、日本人グループ、日本以外のアジアグループ、ヨーロッパ・アフリカグループに分かれて、各国の現状などをプレゼンしました。
今年は日本人が多く、それだけで一つのグループになりました。
プレゼンの準備段階では、特にアニサキスに焦点を置こう、ということになりました。
日本には刺身や寿司など、魚を生で食べる習慣があるので、アニサキス症は身近な存在です。
でも最近はヨーロッパやほかのタイを含めたアジア諸国でも日本食の人気は高まっていて、アニサキスは世界中どこでも起こりうる病気です(タイに来て日本食レストランが星の数ほどあることにびっくりしました)。
そういう意味でぼくらがアニサキスをプレゼンするのはちょうどいいじゃないかというわけです。
日本における食物・水を媒介する感染症の一般的な説明をしたうえで、アニサキスの患者さんを診察して内視鏡で虫体を摘出する様子を劇で再現しました。笑いもとれて結構受けがよくて一安心でした。
僕自身は劇には直接かかわってませんが、準備に関わった皆さん、本当にお疲れ様でした!
他のグループも、写真をふんだんに取り入れ、自分たちの国の紹介も織り交ぜたプレゼンをしていて、見ていて飽きませんでした。中には感染症と全然関係ないことを話す人たちもいて、その自由な感じが面白かったです。
明日から1泊2日のクラスの親睦旅行。カンチャナブリに行く予定です。
またその様子もアップできればと思います。
はじめまして。授業が始まって4週間での初投稿と、ちょっと遅くなっちゃってすみません・・。
マヒドンの2012年度DTM&Hで勉強しているMASAです。
このブログでは、国際保健のこと、マヒドンの授業内容、タイの生活そのほかについて綴りたいと思います。今回の留学メンバーだけでなく、これから留学を考えている方にも役立つ情報を共有できたらいいなと思ってます。
まずは僕自身ですが、大学卒業後、研修医を終えて6年間小児科医として日本で働いてきました。昔から漠然と将来途上国で働きたいな~、と考えていて、色んなご縁あって今回その第一歩を踏み出したところです。
マヒドンのDTM&Hコースは、熱帯医学の知識を中心に基礎からいろいろと教えてくれるので、今後NGOなど現場でも働きたいと思っている自分にとってもメリットになるんじゃないかと思っています。
クラスメートもアジアのみならず、ヨーロッパやアフリカからも参加していて、インターナショナルな雰囲気に満ちています。英語も鍛えられるいい機会です。
あとはバンコクでタイ生活を楽しめるのも大きな魅力です。
ちなみに下の写真は朝食用にスーパーで買ったマンゴー。まさに今が旬です。タイでマンゴーを腹いっぱい食べるのが自分のささやかな夢だったので、早速叶ってちょっと嬉しかったりします。
今後もよろしくお願いします。
皆さん、はじめまして!
マヒドン大学熱帯医学教室 2012年度留学体験記へようこそ
バンコクのFaculty of tropical medicine, Mahidol University(Bangkok School of Tropical Medicine)http://www.tm.mahidol.ac.th/eng/index-eng.php
で学んでいる日本人留学生の体験記になります。
この大学院には毎年数名の日本人医師が留学しており、これまでも先輩方が留学記を残されています。
2012年度版として、ブログを立ち上げました。
国際保健に興味のある方への情報提供にもなればと思います^^
2012年度DTM&H(Diplama Tropical Medicine & Hygine Course)メンバーの出身国は、ベトナム、
計40名のうち、日本人は10名と例年より多めです^^
4月3日の授業開始から、早3週間が経ちました。
ブログの立ち上げが遅くなりましたので、まずは自己紹介とこれまでの経過も含めながら、同期みんなでブログを更新していきたいと思います
私はTomoと申します。
昨年まで宮崎県で総合医および小児科医として地域医療に従事してきました。
小学校の時にエチオピア飢饉が起き、漠然とですが途上国医療への思いがありました。これまで教わってきたことも生かしながら、熱帯医学を学んでいきたいと思います。
同期の皆さんっ!本当に素敵な方々と出会えたと、心から感謝しています^^
これから半年間、どうぞよろしくお願いいたします!