マヒドン大学熱帯医学教室2012

このブログは、マヒドン大学熱帯医学教室2012年度に留学中の日本人10名の体験記です。

2012年06月

HIVと人パピローマウイルス

wasizukuriバンコックにある王宮を訪れた時に体験させて貰った、和紙(タイ紙?)作り、花びらを浮かべて仕上げるのがタイらしいです。

 よっしーです。相変わらず、みんなが記事を書いてくれないので、一人で寂しく書いています。今日は、午前中お休みで、ようやく休息がとれました。 タイは貧しかった歴史があるため、風俗業への寛容が今も続いており、HIVの患者さんが多い国の一つです。 午後の病院見学はHIV(人後天性免疫不全ウイルス)の専門病院でしたので期待していましたが、集合時間が分からず遅れてしまい、先ほど帰ってきた友人から様子を聞きました。病院は、古い建物だったそうですが、清潔な施設と聞きました。若い入院患者さんについての詳しい検査などの話があったそうです。
 先週から、HIVの講義がひっきりなしに行われてきましたが、小児科領域で、母親から胎児新生児の時に感染した症例の話を聞きました。このとき、患者さんの状況を知って貰うための冊子ももらい、これを読みました。エイズという病気が、ライ病と同じように、人から人へ簡単に感染すると勘違いされ、偏見で避けられてきたのです。(ライも簡単には移りません)。今でも、HIVの知識は多くの方が持っておらず、患者さんは迫害を受けています。コンドームを使わないセックスや、血液を採取した注射針(麻薬の注射を含め)、母胎から子供への感染以外ではほとんど感染しません。 他の性病よりも感染率は低いくらいです。一端感染すると、非常に増えるのが早いため、そのたびに突然変異を起こす可能性が有り、薬を決まった時間に正確に飲まなければ、ウイルスが増えてしまいます。また、完全に治った人は、ごく少数と考えられており、特に貧しい国では死亡率が高いです。
 セックスで感染する死亡する病気と言えば、最近ワクチンが実用化された子宮頸がん(人パピローマウイルス)も同じです。こちらは幸い、母児感染が無いので、悲惨な子供患者は見られませんが、ワクチンさえ受ければ安心というわけには行かないので、今後も子宮癌検診は続けて受ける必要が有ります。
 HIVのワクチンも盛んに研究されていますが、突然変異が多すぎて、治療薬さえ間に合わないのが現状で、聖書に書かれている様に、不倫は大きな罪なのです。男女の関係でセックスは重要なものと思いますが、一番好きな人とだけしましょう。一番好きな人を探している間は、これです。
 condome
 母児感染で感染した子供たちの多くは、親もHIVの病気のために死亡する事が多く、迫害などもあるため、多難な生涯を送ります(自分が選んだ道では無いし、自分の失敗でも無いのに)。日本など、最新医療を持つ国でもHIVのウイルスの発育を抑える治療はなかなか難しく、エイズが発症した後には最新治療でも救命は困難です。ましてや、貧しい国(全地球人口の60%以上は貧しい国にいます)では、値段の安い薬を使うしか無く、一端その薬を止めると、数日で耐性が出来てしまい、次に使う薬は高額になります。これを、一生、時間を決めて飲まなければなりません。「個人のお金が無くなれば、その個人の生命が終わりだ」という常識は、世界では当たり前なのです。
child careマラリア、デング熱;いずれもタイでは多い病気で、子供に対する教育用の冊子と小児HIVの手記(日本語訳)

 HIVの病気の世界的蔓延を防ぐには、画期的な薬の開発を期待するよりも、貧しい国での耐性菌の発生を抑えることが非常に重要です。すなわち、診断もできずに性行為を続けている人が居る世界では、薬の効かないウイルスや菌がどんどん増えて行きます。今の国際流通時代では、この耐性菌はすぐに世界中に性行為を通じて広がるからです。自分たちの目を、自分の周囲だけに向けずに、世界規模で経済や病気を見ていくことがこれからは本当に重要です。隣で困っている見にくい人を、愛する勇気はなかなか持てないでしょうが、今それが求められている時では無いでしょうか。神様は、ノアの箱舟物語を再度行うことは絶対しないと約束して下さって居ます。しかし、愛する子供たちの未来のために、神の教えに忠実になる時間も必要では無いでしょうか。これは熱帯医学の最前線の課題の一つです。

HIVとタイ人気質?

ワットポー寺院1 サワディーカー

タイでの挨拶です。写真は、ワットポー寺院の大仏様。大きすぎるせいか、横に寝そべっておいでになります。
 東南アジアの中で、タイは途上国から新興国へ抜け出していますが、北のミヤンマー、東のカンボジアとの国境あたりは、未だ移民が多く貧しい避難民も多い地区です。この地区では 雨期にはマラリアも流行し、下痢をする寄生虫、サナダムシや回虫も見られます。中には、豚を生で食べる習慣のある地区も有り、以前紹介した納豆虫(ナットストミアシス)は消化管だけでは無く、脳や筋肉内にはいってきます。
 

sonnkuran
旧正月のソンクラン祭りの時のカオサン通り、水を掛け合う一年中で一番混み合う日でした。

 最近気がつきましたが、タイ人は歩くのが遅い。屋台などが多くて、広いはずの歩道はとても狭くなっています。タイの人は歩道を道幅いっぱいに広がって歩くのが流儀で、道が広いところでも必ず、道幅全体を使って時にアベックは手をつなぎ両側に広がって横を追い抜かせてくれようとはしません。急に立ち止まる人、携帯で話しながらゆっくり歩く人、前を向かずによそ見をしながら歩いている人、携帯でメールしながら向かってくる人、急に横のお店の商品を見るために立ち止まる人、エスカレーターでは必ず追い越せない様に2列に横並びをするのが当たり前。

 私は歩くのが速いほうで、どうもタイの道は歩きにくいし、多くの人とぶつかります。追い越しが出来ないので、急いでいる時は歩道では無く車道を歩いています。しかし車道の端は、頻繁に走るオートバイにひかれそうで危なく、何ともまどろっこしい歩道を、とぼとぼ人について歩かねばなりません。人が多いのであきらめれば良いのですが、最近どうも短気になってきて、車道に出て小走りに走って居る自分を感じながら、「そんなに急いで生きているのはどうしてなのか」問いかけています。

 雨期に入り、夕立がよく見られます。慣れてきて、いつも折りたたみ傘を持ってでかけますが、突然バケツをひっくり返した様な雨が強い風とともに降ってくるので、雨宿りしていないとかなりぬれてしまいます。何年もこうした生活をすると、慣れてくるのでしょうか?約束の時間に間に合わないことは当たり前の様になってくるのか、特に熱帯の人たちの時間感覚はゆっくりしています。ミヤンマーの同級生と話していると、5分間隔の新幹線が事故も起こさず時間通り来るのは信じられないと言っていました。世界の常識では考えられないほど便利すぎる国、それが日本かもしれません。
petwear

サンデーマーケットにあった、ペットの洋服屋さん。寄り道も大切かもしれません。 

condome
HIV感染予防のために行われている、タイでの100% コンドーム作戦キャンペーン

 
 昨日の授業では、急いでしゃべる先生に出会いました。HIVの超専門家らしく、ご自分ではすごく良く分かっておられるようですが、2時間の講義で、なんと中身の濃いスライドを162枚も紹介してくれましたが,あまりに速くて、スライドを読む時間も無く、おそらく誰も理解できずに、質問さえできませんでした。資料として残してくれたスライド原稿は、一冊の本みたいなもので、教科書よりも内容が濃いものになっています。あの先生には、休養が必要ではないかと心配してしまいました。しかし、HIVという病気、ウイルスが一番やっかいなのは、非常に増えるのが早く、そのため突然変異が多いことです。そのため、薬の耐性やワクチンの効かない種類がどんどん増えていきます。HIVの研究者は、この新幹線の様なウイルスと、かけっこをしながら競争している様に思えます。

 私も、少し休息しないと、この頃失敗ばかりをしています。お休みなさい。  

スパイシー!なお食事はいかがですか?

tomuyamukunnよっしーです。これは、タイ料理の基本であるトムヤムクンスープ。小エビとイカ、時に小さな貝が良く入っています。タイの人たちは、香辛料がとても好きで、新鮮な唐辛子をふんだんに使います。その辛さと来たら、近隣のベトナムなどから来た同級生たちも、辛くなく食べられるものが少ないと困っているほど。右は、天津飯のようなものですが、タマゴの中に魚介類や野菜を入れ、塩と砂糖が入ります。もちろん、この上からチリソースをかけていただきます。
 ラーメンの様なおそばでも、お好みの人はチリパウダーを大さじ三杯ほどかけていて、びっくりします。
 
 DSC06624学校の食堂で、お昼ご飯、ご飯におかずを三種盛りして貰いました。これで30B(90円ほど)屋台ではもう少し高くなり、レストランに行くと更においしくなりますが、高くなります。もちろん町に行けば、高級料理もありますが、意外とデパートの食料品売り場に、高級な寿司屋があったりして、特上にぎり1900B(5000円)という法外な値段までありました。美味しそうでしたが、1週間分の食費が跳びますので食べれませんでした。代わりに、190バーツのステーキをたべてきましたよ。
 お昼の定食でも、一人分の皿に4本ほどの新鮮なチリが形のまま入っており、ニンニク、ショウガ、香草、ネギでとてもスパイシーに仕上げます。
豚と鶏肉が多く、ソーセージや、魚肉の団子(油で揚げてサツマイモ状態)などをうまく利用して、ソテー、そば、焼きめしに、更にスパイスを追加して各自の味付けをしています。私の好きな焼きそばも、ここではほとんど乾燥麺を使います。中華鍋に油をそそいで、子エビを数匹炒めます。炒め終わると、一端エビを取り出し、エビのだしがきいた油で、乾麺(太さも色々選べますよ)を炒めながら水を加えて戻していきます。ほどよく戻ってきたら、溶きタマゴ、ネギ、もやし、ニンニク、ショウガ、唐辛子数本を加えて野菜がしゃきしゃきの内に、ナンプラー、砂糖、酢、酒???(透明の調味料)で味付けして、

エビを戻してできあがり。基本的にこの国の醤油はナンプラーといって、魚醤です。魚の内臓、身などを一端火を通し、塩をふんだんに入れてから、つけ込んで発酵させ、醤油にします。色々な味がある様で使い分けられます。日本にも九州のあご醤油など同じようなものが有りますね。味噌みたいなものは少ないです。

syouga左は焼きめしと、目玉焼き、右は焼き豚の炒め物に生野菜の付け合わせ、奥にあるのがショウガの煮物です。これで300円はしません。
 名物の椰子の実の外側の皮を薄くそいで作るサラダにも,ニンニク、ショウガ、チリを石臼の様なもので砕いてナンプラー仕立てのドレッシングと混ぜて投入します。生野菜にチリという取り合わせは辛さがとびきり。
 写真奥の、ほとんどショウガのみじん切りのみという料理も有り、飾りのエビ以外はショウガのみで、味付けはちょうど鳥砂ズリの生姜煮のような感じで、そうとう辛くて、翌日トイレにいったときは、期待通りの結果が見られました。これさすがの私にも,辛かったです。
  fiah白身の川魚で蒸してありました。
脂ものって、臭くなくおいしい一品でした。日本のポン酢も試してみましたが、やはり香辛料が必要で、
お酢のきいたナンプラー仕立てのタイ式ソースでいただきました。
 魚は多くは川の魚らしく、ほとんどが揚げてたべます。香辛料の良く効いた、フィッシュソースベースのたれを付けていただきますが、日本の川魚の様に川臭くなく、おいしくいただけます。辛さのおかげで、脂っこさも無く、大きな魚を一匹すぐに平らげてしまいます。高級デパートの食料品店へ行くと、サーモン、白身の魚、マグロ、たこ、ホッキ貝などお刺身も売っていますが、さすがに高くて日本で買う様な値段がします。輸入品のチーズや、生ハムなども日本で買う様な値段がしますが、なんとタイ製の自家製チーズやタイ製のドイツ味ハムは安いし朝ご飯にピッタシです。

 kousinnryouスーパーでは、お手軽に香辛料が楽しめるセットが売っています。これらを,深めの石臼に入れて、木のすりこぎ棒でたたきつぶして野菜や魚介類を混ぜていただきます。
 syokki
 町のフードコートや学校の食堂には、追加で注ぐチリソースが必ず置いてあります。また、スプーン、フォークは洗ってあるのですが、横に熱湯の入ったケース(これは電気釜)が置いてあり、使う前には食器を一端漬けて消毒します。水道水で食器も良く洗ってある、この様な清潔な食堂も有りますが、屋台では食器を洗う水も少ないのが現状で、食器には気をつけましょう。
  

カンチャナブリ実習旅行

education
 1回目のフィールド実習に行ってきました。今回は最初なので、医療と言うよりも、タイの田舎の現場を見る事と、現場での計画、グループワークに慣れると言う目的でしたが、スケジュールがタイトで、検便50検体の顕微鏡検査、地域の公民館の様なところで,健康診断を兼ねての採血、その検体からマラリアとフィラリアを探す顕微鏡検査、蚊の採取と識別、ネズミを捕まえてその蚤を探す、小学校での健康教室、おまけにサッカーの試合(先生組と学生組対抗)、夜のパーティーで各国のお国自慢紹介、その後深夜までの飲み会など、往復6時間の交通を含めて、3日間で成し遂げてきました。日本チームはみんなで衣装をそろえ、AKB48(会いたかった)を踊るという快挙で、コンテストでは2位に納まりました。 写真は小学校の集団での健康教育、みんなの気を引くために、日本人のマサ先生はバイオリンを演奏してくれました。日本で言う体育館みたいな場所で、周囲の壁が無いので開放的、子供の笑顔は世界中で一番の宝物ですね。 
 examine
みんな真剣に、うんこ(検便標本)を見ています。結構香りますよ。
 growing T trip2私たちのグループでは、血液標本で、32検体中に7人分の標本で、マラリア原虫を見つけました。また、小学生の便の中には50人中10人分の運この中に、寄生虫のタマゴを見つけました。結果は地域のヘルスワーカーというボランティアの健康管理者を通じて本人に通知され、病院へ行く様に手配されます。
 Flea40個のねずみ取りを仕掛けましたが、1匹のネズミと1匹のリスを捕らえたのみで、麻酔を抱えて耳の中と、毛の中から蚤を見つけました。蚤は3対目のあしが太くて跳びますが、この子は妊娠しており、おなかの中に黒いタマゴが並んでいます。さすがにAKB48の写真は恥ずかしくて載せられませんでした。明日は、実習後の結果発表会の準備で、授業の後からみんなでミーティングです。かなり忙しく、ふらふらになっていますよ。2週間後の3回目の試験まで、ラストスパートです。                           よっしー


   よっしー

タイの通信、交通事情

DSC06221Tower

よっしーです。
 殺風景ですが、寮の私の部屋です。窓からこんな景色が見えますよ。洗面所(キッチンとは言えない)、古いエアコン、トイレとシャワー(温水)がついています。東向きの11階で、キングサイズのベッドの大きさから見て幅も広いし、広さは十分です。家賃は今年から上がって12000バーツ、3万5千円くらいで、水道電気込み、週一回の掃除と、シーツ交換がついています。先日紹介した高層マンションなどのレンタルは高いのですが、15000バーツくらいでも、キッチンや日本製に近いエアコンなどがついているところもあります。バスタブ、キッチンが付くと超高級になるようです。タイ人の友人たちは、月5000バーツくらいでもエアコンついている部屋に住んでいると言います。実は写真に黄色いクレーンのアームが写っていますが、隣の公立子供病院の裏に新しいビルを建築中で、働き者のタイ人は夜中も工事を続けているので、少しうるさいのです。
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 生活必需品の基本食品(米、野菜、肉、タマゴ)などは日本の半分以下、輸入品のワインやチーズ、日本食品などは日本と変わらない値段がします。屋台が沢山有り、そこで食べなくとも、こうやってほとんどのおかずを持って帰れます。なんと、熱いスープも、タイ式のソバも(麺とスープ具を別々に入れてくれます)、持って帰れます。この方が、怪しい洗い方の食器を使わずに済みます。横にあるのは、初めて見た果物で、名前も分かりませんが、切ってみると柿のようで、香りはほどほど、食べると酸っぱい夏ミカンみたいでした。
 simm
 携帯電話は、広く普及しており、800バーツくらいの安いものからiphone4Gまでありあます。世界中でおそらく日本だけが別のシステムを使っており、内部にsimmと言う電話番号を決めるメモリーが入っていますが、外国ではこのsimmカードを町の携帯屋さんで買い求め、自分のいつも本国で使って居る携帯に挿入するだけで、その国の電話として使えます。カードは1000円くらいまでで、利用料金はその後コンビニで別のプリペイドカードを買って、そこに書いてある番号へ電話をかけると、払った料金がプリペイドとして追加されます。日本の携帯と同じようにEMSのメールを相手の電話番号に向けて送れますが、仮名漢字変換がないので(タイ語はあるのかも)、アルファベットのみのメールが送れます。しかし、日本の携帯へ向けて送ることは出来ませんでした。私の買った携帯は、このsimmが二個入れられます。「なぜにそんな複雑なこと?」 と買ったときは分からなかったのですが、通信会社によってつながらない場所があったり、今日見つけたのは、国際電話専用のsimmと言うものが有り(写真は外箱)、これを使うと1分1バーツでかけれる事が分かり、今日購入してきました(本体49バーツで49分の通話料がおまけでついてきます。追加の料金は同じように、コンビニで番号の書いたカードを買います)。ところが、日本で買う携帯本体は、このsimmを入れ替えても動作しません。ドコモ、AU、ソフトバンクなど各社でそれぞれ専用のプロテクトをかけて、他社のものが使えないよう出来ています。従って海外へ持って行ってもその国のsimmを受け付けてくれません。国際ローミングサービスはありますが、通信料金が全然違います。
 私は、日本でもまだスマートフォンを使っておらず、ipadも持っていません。日本を出るときに、google社の運営するandroidシステムで作動する、少し小さめのipadのようなものを買ってきましたが、初期不良かちっともうまく動きません。勉強資料を読むために、やはりipadを買おうと迷っていますが、ipadも3Gと言うインターネットに直接接続する装置を付属しているかどうかで値段が異なります。ついてないと、Wifiのサービスがある駅やホテル内、スターバックスコーヒーなどでのみしかインターネットに接続できないので、家庭では日本ではwimaxルーターと言うのを買って、携帯電話の電波を使ってインターネットと接続し、これをさらに家庭内に電波で供給してwifiと言う環境を作ります。もちろん光ファイバーなどを経由する方法もありますがタイにあるのかどうか???。このルーターや、3G装置のついたipad,iphoneにもsimmカードが必要ですが、日本国内で販売されているものは他の国のsimmを受け付けません。今年3月に発売になったnew ipad(ipad3)は、softbankのみが接続出来るsimmを供給する独占状況になっており、海外で3Gや新しい4G装置のついたipadを海外で買っても、日本では3G simmを外国製品にはソフトバンクが売ってくれません(法律で無線装置について規制があるため)。つい最近、日本通信という会社が、このsimmを販売することを決めましたが、実際は海外で買ったipadはwifi環境のあるところでしたインターネットにつながらないと言うことです。ドコモが4Gと言う、さらに速い通信環境を提供し出しましたが、 ソフトバンクは未だこれを提供できていません。バンコックもまだだそうです。従って、ipadをバンコックで買うとすれば、日本で使うことを考えると3Gはいらないと言うことになりました。反対に、海外へ持って行って使う事を前提とするなら、日本で買うより、遙かに便利なipadが安く買えることになります。(携帯電話も今後海外で使うためにバンコックで買いました)。この先数年のことを考えると、海外で半分生活しそうなので、ipadもこの国で買う方が良いという結論に達し、利用料金も安い(一ヶ月の通信料金は最高100バーツ、280円!!!)数千円する日本とドンだけ違うの?????と言う通信事情です。ルーターをどこかで見つけないといけません。(大学のwifi環境では一人のユーザーは一度に1台までしか接続出来ず、同時に使えないので)simm2内部のsimmはここに入っています。

 宅急便もバンコックに有り、バンコックの会社の宅急便ではタイ国内に翌日配達、100バーツくらいで通常の段ボールが送れます。日本のヤマト運輸がバンコックに入っており、日本からと日本向けの宅急便を送れます。が!!!!、荷物を送るときは、引き取りに来てくれますが、電話してずっと待たねばなりません。営業所に持ち込もうとすると、バンコックに1カ所しかなく(コンビニでは受け付けてくれません)、これではなかなか利用しにくいと思いました。ちなみに、引っ越しも、ヤマト運輸と日通が国際引っ越し便をしているそうです。
 通常のハガキ、手紙は日本から送るよりも安く、 封書が14B(¥37)くらいですが・・・・数回送ってみましたが、7日なら早い方で10日以上かかるときもあります。ちなみに軽い荷物をEMSで日本へ送ってみましたが、700Bもとられました。おそらく最低料金だったので割高だと思います。航空便で1kg650Bくらいなのですが、郵便局のホームページで一覧表をダウンロードしましたが、英語版がなく、タイ語のみ。これを寮の受付の人に読んで貰ったのですが、 タイ語 ネイティブの彼女たちも良く分からないとのことで、何とも広告の悪い国です。インターネットのホームページを探して、英語表記を選んでも、変わらなかったりすることが多いので、結局googleの日本語への翻訳を使ってタイ語のページを見る方が早いことに気がつきました。
 やっと試験が終わったのですが、日本人みんなで催しを企画しており、勉強より難しいある練習をしないといけないので、長くなりましたので終わります。お休みなさい。
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