1回目のフィールド実習に行ってきました。今回は最初なので、医療と言うよりも、タイの田舎の現場を見る事と、現場での計画、グループワークに慣れると言う目的でしたが、スケジュールがタイトで、検便50検体の顕微鏡検査、地域の公民館の様なところで,健康診断を兼ねての採血、その検体からマラリアとフィラリアを探す顕微鏡検査、蚊の採取と識別、ネズミを捕まえてその蚤を探す、小学校での健康教室、おまけにサッカーの試合(先生組と学生組対抗)、夜のパーティーで各国のお国自慢紹介、その後深夜までの飲み会など、往復6時間の交通を含めて、3日間で成し遂げてきました。日本チームはみんなで衣装をそろえ、AKB48(会いたかった)を踊るという快挙で、コンテストでは2位に納まりました。 写真は小学校の集団での健康教育、みんなの気を引くために、日本人のマサ先生はバイオリンを演奏してくれました。日本で言う体育館みたいな場所で、周囲の壁が無いので開放的、子供の笑顔は世界中で一番の宝物ですね。
みんな真剣に、うんこ(検便標本)を見ています。結構香りますよ。
私たちのグループでは、血液標本で、32検体中に7人分の標本で、マラリア原虫を見つけました。また、小学生の便の中には50人中10人分の運この中に、寄生虫のタマゴを見つけました。結果は地域のヘルスワーカーというボランティアの健康管理者を通じて本人に通知され、病院へ行く様に手配されます。
40個のねずみ取りを仕掛けましたが、1匹のネズミと1匹のリスを捕らえたのみで、麻酔を抱えて耳の中と、毛の中から蚤を見つけました。蚤は3対目のあしが太くて跳びますが、この子は妊娠しており、おなかの中に黒いタマゴが並んでいます。さすがにAKB48の写真は恥ずかしくて載せられませんでした。明日は、実習後の結果発表会の準備で、授業の後からみんなでミーティングです。かなり忙しく、ふらふらになっていますよ。2週間後の3回目の試験まで、ラストスパートです。 よっしー
よっしー