tomuyamukunnよっしーです。これは、タイ料理の基本であるトムヤムクンスープ。小エビとイカ、時に小さな貝が良く入っています。タイの人たちは、香辛料がとても好きで、新鮮な唐辛子をふんだんに使います。その辛さと来たら、近隣のベトナムなどから来た同級生たちも、辛くなく食べられるものが少ないと困っているほど。右は、天津飯のようなものですが、タマゴの中に魚介類や野菜を入れ、塩と砂糖が入ります。もちろん、この上からチリソースをかけていただきます。
 ラーメンの様なおそばでも、お好みの人はチリパウダーを大さじ三杯ほどかけていて、びっくりします。
 
 DSC06624学校の食堂で、お昼ご飯、ご飯におかずを三種盛りして貰いました。これで30B(90円ほど)屋台ではもう少し高くなり、レストランに行くと更においしくなりますが、高くなります。もちろん町に行けば、高級料理もありますが、意外とデパートの食料品売り場に、高級な寿司屋があったりして、特上にぎり1900B(5000円)という法外な値段までありました。美味しそうでしたが、1週間分の食費が跳びますので食べれませんでした。代わりに、190バーツのステーキをたべてきましたよ。
 お昼の定食でも、一人分の皿に4本ほどの新鮮なチリが形のまま入っており、ニンニク、ショウガ、香草、ネギでとてもスパイシーに仕上げます。
豚と鶏肉が多く、ソーセージや、魚肉の団子(油で揚げてサツマイモ状態)などをうまく利用して、ソテー、そば、焼きめしに、更にスパイスを追加して各自の味付けをしています。私の好きな焼きそばも、ここではほとんど乾燥麺を使います。中華鍋に油をそそいで、子エビを数匹炒めます。炒め終わると、一端エビを取り出し、エビのだしがきいた油で、乾麺(太さも色々選べますよ)を炒めながら水を加えて戻していきます。ほどよく戻ってきたら、溶きタマゴ、ネギ、もやし、ニンニク、ショウガ、唐辛子数本を加えて野菜がしゃきしゃきの内に、ナンプラー、砂糖、酢、酒???(透明の調味料)で味付けして、

エビを戻してできあがり。基本的にこの国の醤油はナンプラーといって、魚醤です。魚の内臓、身などを一端火を通し、塩をふんだんに入れてから、つけ込んで発酵させ、醤油にします。色々な味がある様で使い分けられます。日本にも九州のあご醤油など同じようなものが有りますね。味噌みたいなものは少ないです。

syouga左は焼きめしと、目玉焼き、右は焼き豚の炒め物に生野菜の付け合わせ、奥にあるのがショウガの煮物です。これで300円はしません。
 名物の椰子の実の外側の皮を薄くそいで作るサラダにも,ニンニク、ショウガ、チリを石臼の様なもので砕いてナンプラー仕立てのドレッシングと混ぜて投入します。生野菜にチリという取り合わせは辛さがとびきり。
 写真奥の、ほとんどショウガのみじん切りのみという料理も有り、飾りのエビ以外はショウガのみで、味付けはちょうど鳥砂ズリの生姜煮のような感じで、そうとう辛くて、翌日トイレにいったときは、期待通りの結果が見られました。これさすがの私にも,辛かったです。
  fiah白身の川魚で蒸してありました。
脂ものって、臭くなくおいしい一品でした。日本のポン酢も試してみましたが、やはり香辛料が必要で、
お酢のきいたナンプラー仕立てのタイ式ソースでいただきました。
 魚は多くは川の魚らしく、ほとんどが揚げてたべます。香辛料の良く効いた、フィッシュソースベースのたれを付けていただきますが、日本の川魚の様に川臭くなく、おいしくいただけます。辛さのおかげで、脂っこさも無く、大きな魚を一匹すぐに平らげてしまいます。高級デパートの食料品店へ行くと、サーモン、白身の魚、マグロ、たこ、ホッキ貝などお刺身も売っていますが、さすがに高くて日本で買う様な値段がします。輸入品のチーズや、生ハムなども日本で買う様な値段がしますが、なんとタイ製の自家製チーズやタイ製のドイツ味ハムは安いし朝ご飯にピッタシです。

 kousinnryouスーパーでは、お手軽に香辛料が楽しめるセットが売っています。これらを,深めの石臼に入れて、木のすりこぎ棒でたたきつぶして野菜や魚介類を混ぜていただきます。
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 町のフードコートや学校の食堂には、追加で注ぐチリソースが必ず置いてあります。また、スプーン、フォークは洗ってあるのですが、横に熱湯の入ったケース(これは電気釜)が置いてあり、使う前には食器を一端漬けて消毒します。水道水で食器も良く洗ってある、この様な清潔な食堂も有りますが、屋台では食器を洗う水も少ないのが現状で、食器には気をつけましょう。