水虫

2016年03月05日

水虫・爪水虫は、皮膚科専門医で早めに治しましょう5

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とびひ・水いぼ・あせも・水虫に関する、まひろ皮膚科クリニック「夏に向けて知っておきたい子供の皮膚病」の記事が掲載されました!

毎日を健康に暮らすために、普段から知っておきたい病気があります。
子供の皮膚病もその一つ。気温が上がり湿度が高くなるこれからの季節、かかりやすい皮ふ病と生活上の注意点について、まひろ皮ふ科クリニックの先生に伺ってきました。 

プラネッツ/夏、特に気をつけたい皮膚病はありますか?

山村先生/水虫ですね。白癬菌が原因で水虫になります。足水虫の症状ですが、夏に悪化することが多く、かゆみを伴うことが多いです。足の指の間が、カサカサしたり、白く皮膚がふやけたりします。また、足の裏や側面に、水ぶくれや膿を伴ったりすることもあります。爪水虫は、爪が白色や黄色に濁ったり、厚くなったり、変形したりします。皮膚や爪などに、白癬菌を確認することができれば、水虫の診断がつきます。3分程で確認できる簡単な検査です。

日本では、潜在的に足の水虫にかかっている人が、約20%いると推定されています。足の水虫にかかっていても、かゆみや炎症の症状などの自覚症状を伴わないことが多いため、治療せずに放置されているケースが多いようです。水虫というと、以前は男性の病気みたいなイメージがありましたが、最近では確実に、女性の患者さんも増えています。 ブーツなどの密閉性が高くてむれやすい靴をはく人が増えたり、素足で靴やサンダルなどをはく女性が増えているのが原因のようです。

足の水虫が発症するには、気温や温度、白癬菌が足についてからたった時間、足に傷があるかどうかなどの条件に左右されます。足の水虫菌(白癬菌)をもっている人から周囲の環境に白癬菌が散布されます。散布された菌が、健康な人の足に付着することを防ぐのは難しいですが、付着して24時間以内に洗い流せば感染を防ぐことが可能です。足の水虫は、菌をもった人が歩いたところを踏んで24時間以上そのままの状態で放置するとうつってしまうと考えられています。ですから、プール、ジム、温泉などへ行った際は、24時間以内に足を石けんで洗ったり、抗真菌剤をぬることによって水虫の感染を予防することが可能です。
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水虫の症状

水虫の症状は、大きく分けて、4つのタイプに分けられます。すなわち、A爪水虫(爪白癬)、B趾間型足白癬、C小水疱型足白癬、D角質増殖型足白癬です。

A.爪水虫(爪白癬)では、爪が白色や黄色に混濁したり、厚くなったり、変形したりします。水虫の症状を放置すると、爪の水虫にかかりやすくなります。

B.趾間型足白癬は、足の指の間にできる水虫のことです。皮膚が白くふやけ、カサカサしたり、赤くなったりします。かゆみを伴うこともあります。放置すると、皮膚がジュクジュクして痛みを伴うこともあります。

C.小水疱型足白癬は、足の裏から側面にかけて、水ぶくれや膿疱(膿を伴う)が多くみられます。かゆみを伴い、夏に悪化することが多いです。

D.角質増殖型足白癬では、足の裏全体、特にかかとの角質が厚くなることにより、足全体が硬くなり皮膚がはがれやすい状態になります。ぬり薬単独では治りが悪いため、水虫に効く飲み薬を内服します。

水虫の原因

画像白癬菌が原因で水虫なります。日本では、素足で家の中を歩く習慣があるため、足の水虫に感染する機会が多いと思われます。水虫にかかっている人の足からはがれ落ちた皮膚すなわち鱗屑(りんせつ)には、白癬菌が多くみつかります。白癬菌が存在する鱗屑(りんせつ)は、家庭内のスリッパや風呂場のマット、じゅうたん、畳などにまき散らされています。足がむれた状態で、靴下や靴を長時間はいてしまうと、水虫の症状がうつってしまいます。

水虫の検査・診断

白癬菌が皮膚や爪などにいないかどうかを、顕微鏡で詳しく見ます。3分ほどで確認できる簡単な検査です。白癬菌が確認できれば、水虫の診断がつきます。一見、水虫や爪水虫の症状に似ていても、実は別の皮膚病(接触皮膚炎、掌蹠膿疱症、爪乾癬)のこともありますので、皮膚科専門医を受診して必ずこの検査をうけるようにしましょう。

水虫の治療

基本的には、水虫にはぬり薬(抗真菌外用剤)がよく効きます。2週間ほどで何らかの効果が現れ、1か月ほどで症状がほとんど消失します。ただ、症状が改善したからといって、すぐにぬるのを中止すると、症状が再発する場合がありますので、2ヶ月ほど長めにぬるとよいでしょう。大人の場合、爪水虫や角質増殖型の足白癬は、ぬり薬の効きが悪いので、抗真菌作用のある飲み薬を併用します。

画像爪水虫によく効く飲み薬の内服方法には大きく分けて2種類の方法があります。
すなわち、A.イトラコナゾールのパルス療法とB.テルビナフィンの内服療法です。

A.イトラコナゾールのパルス療法 は、1週間集中してお薬を服用した後に、3週間は服用しないでお休みするということを3回繰り返す方法です。この方法は、飲み薬を合計3週間飲むだけで済みます。

B.テルビナフィンの内服療法は、毎日1錠ずつ6カ月服用を続ける方法です。

どちらの飲み薬もその薬効成分が爪に貯留しやすいので、服用を中止してからも爪の症状が改善して健康な爪に生えかわらせるという作用があります。薬を飲み始めてから早い人で、3ヶ月ぐらいで健康な爪が根元から生えてきますし、遅くとも半年から1年程で健康な爪に生えかわります。爪水虫を治療しないままでいると、足や手などの水虫が毎年再発する原因になります。当クリニックでは、ジェネリック医薬品も扱っておりますのでお気軽にご相談ください。ジェネリック医薬品でも、十分に水虫や爪水虫を治すことが可能です。 

日常生活上の注意点   

足の水虫は、白癬菌をもった人が歩いたところを踏んで24時間以上そのままの状態で放置するとうつってしまうと考えられています。ですから、プール、ジム、温泉などへ行った際は、24時間以内に足を石けんで洗ったり、抗真菌剤を塗ることによって白癬菌の感染を防ぐことが可能です。素足でなくても、ストッキングや靴下をはいても白癬菌が足に付着することがありますので注意が必要です。風呂場のマットやスリッパなどは、共用しないようにしましょう。床やじゅうたんなどは、こまめにお掃除をすることも重要です。

豊橋市のまひろ皮膚科クリニックでは、水虫によく効くぬり薬(抗真菌外用剤)や爪水虫によく効く飲み薬(イトラコナゾールのパルス療法やテルビナフィンの内服)の処方を行っておりますので、水虫や爪水虫の症状がございましたら、早めに当クリニックを受診しましょう。当クリニックでは、ジェネリック医薬品も扱っておりますのでお気軽にご相談ください!

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