2013年01月22日

幸福のひと

ノッティングヒルの恋人のジュリアロバーツの輝きにかなう光なんてあるんだろうか 、

童貞的娯楽映画の頂点のようなこのお話の瞬間瞬間がもう眩しくて眩しくて
一人で朝まで照れてしまった

さておき今日、友人と思われるひとから、あんまり笑わないよねと言われました。
悲しい顔ばかりしてるとも言われました。

そうか あまり鏡をみないからね、 わからなかったぜい


いつか 安らかなキモチでうたったり、鳴らしたり出来る日がくるのだろうか
言えなかったことや言わなかったことが積もった塵の山からやまびこのような声が時間差でかえってくる頃だ。

耳をすませば

とにかく今は 刺激で退屈をすりきりたいと真っ赤な目のお蛇さんがいうてる。


どこにむかうにしたって風を正面にかんじていたい

季節はちゃんと一秒間の永遠を知っている

  
Posted by mahito_ta at 08:26Comments(0)

2013年01月18日

げるぐぐの具合は

ずっと夢をみて安心してた ってダメじゃない ちゃんと覚めなきゃ、かなしくなるのわかってるじゃない

真珠を黒目にねじこんだ小学生の女のコが勃起した月を指さして言った

少女の薬指はしゃぶりすぎたのか半分溶けてつららのように尖端は細かった。

その薬指にはまる輪っかは、土星のまわりをまわる血尿でできた嘘だけだろう

水銀をのんだような顔面はゆで卵についた一点のシミのような この世の不幸を一身に背負ったような風情の月はえいえいおうと泣いた

もうそういう類いのはみたくないだよ。

わかった、今度から気をつける


もういいよ 別れよう


やだよ ちゃんとマサメちゃんの理想の男になるから



うざいよ ワタシ、しょうゆ顔より灯油顔が好きだからさ さよなら



ひどい! ガソリンみたいにキレイな裸足って誉めてくれたじゃないか


うるさいはね、割り箸で舌をひっこぬくよ


やってやってー

は  
Posted by mahito_ta at 05:53TrackBack(0)

2013年01月13日

東京ワンマン

ワンマンがおわった 。傷心、焼身したカラダは空っぽに。
別に客ののりがどうたらこうたら言うつもりはない。一度も強要したことはないし望んだこともないんだからどうにでもなれ。誰に褒められようが誰にけなされようがしったこっちゃないんだよ。
ただ赤いもん全部吐いたんだから空っぽになった。それだけのことだよね。

表にでれず楽屋にずっといたボクに、遅れて来た下津は「つづけるために鈍感になれ」といった。
とても的確な詩だし、同じ酸を舐めたことある人間の優しさだと感じた。
鈍感になって気づかないように注意を払って、空だけをみるではなく、落ちないように下に注意を払って

ボクにできるだろうか、

試されてるなあ。

大切なことは既に大切な装いをして転がっている。目配せするでもなくちゃんとすくいあげて、たましいがいるべき場所に深呼吸しながら押し込む。
そうやって生きてきたつもりだったんだけどな

ボクの行いの悪さなんだろうか
最近のまわりの好きな人たちからのカウンターには正直滅入ってる。
ことばの語尾、行間、音程 全部が鋭く研かれたアイスピックのように刺さる。なにを思い、皮膚の下ではなにを主張したいのか、オブラートにつつまれてても先端はドス黒く 素手でつかむには痛い 
血の色は青、匂いはガソリンのように鼻をさす。
そうか、すでに腐ってしまっている

鈍感になれ
鈍感になれ いきぬくために



遺書みたいな文だけども大丈夫。
これからその下津がうちにくるみたいだ、
ぼくは踊ってばかりの国をきいたことがないからアコギをもってきて歌ってもらうことにした。
音楽が好きになれないとその人の事好きになれないんだよ。
だから



  
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