その1からの続きです。
ええと、どこからでしたっけ…。
そうそう松岡さんがなんと校舎裏でキャンプしてたんですよ!折角のお化け屋敷が間に合わなくなっちゃいます!こりゃ大変です!
みんなが大騒ぎをしている間吉岡さんはこの危機を脱するため色々思案を巡らしています。
そしてこの事態に即座に対応できる準備のいらない究極の方法を見つけ出しました。それは…。
?
これの何が…準備?別に何も変わってないじゃん…?
と思ったら。
なるほど。これ怖いよね。なんか。
吉岡さんよく思いついたよ。その名も「時間停止ドッキリ」。
みっちゃんよく我慢してくれてます。って何でこんな時にコンニャク口にいれるかな全く…。
よくみたらSSS隊の面々までお付き合いしてくれてます。
ま、彼女達にとっては佐藤君を「合法」で見つめ続けることが出来るのですからこの案に喜んでお付き合いしたのでしょう。
他のみんなも手っ取り早く対象相手を怖がらせる良い方法だと吉岡さんに対し心の中で賛美を送っております。
しかし、松岡さんは慌てることもなく何故だか冷静に自分の席に座り静かに彼らのことを見続けるのでした。
なぜパニクらないんだ!?
一同あせりはじめます。
何時までたっても松岡さんはパニックにならず冷静に吉岡さんたちを見つめ続けています。
しかし、これはパニックを通り越していると見た方がいいのではないでしょうか。
予期しない物事が起きると案外冷静な態度をとってしまうと思うのです。
松岡さんの心の中では「早くいつものみんなに戻って!」と祈り続けているはずです。
泣きそうになるのをこらえて。
そして何が「いつも」と違うのか、なぜみんながこうなってしまったのかを見続けることでその原因を探し出せるのではないかと思うのです。ですから静かにならざるを得ないのです。
「ドッキリ」を始めてから20分程経ちました。
そろそろみんなも限界です。
みっちゃんなんて口を大きくあけっぱでしかも咀嚼中のこんにゃく入りときたもんですから多分よだれ駄々漏れ状態でしょう。
吉岡さんが主導して始めたこの状態。
彼女が「おわり」の号令をかけない限りなかなか自分だけやめるというわけにはいかないとみんな思っているのでしょう。早く終わりたいけど誰一人動こうとしません。
6-3。結束力の強い良いクラスじゃないですか。
そして吉岡さんは何時までもこの状態を続けるわけにはいかない、ということで次の行動を起こしたのでした。
みんなを解放しそして松岡さんも喜ばせる方法で。
それは時間停止能力という特殊な能力をもっているとカミングアウトするという形ででした。
ひとはも認めた吉岡さんの策&努力。
ひとはと吉岡さんは案外一対一での接点はあまり無いのですが、これをきっかけに何か別の絆を育みそうで楽しみです。
で負けって何?ひとはさん。やっぱり松岡さんのことを?
でも最後の最後でやっぱりひとはの方が一枚上手で…というか偶然そうなっちゃうのだけど。
結局松岡さんを驚かしたのはひとはというオチになりました。
ううむ。のりお先生。うまい。うますぎです。
でもこれでまた松岡さんの元気な姿が見れるということで(ま、入院している時も元気でしたが)
6-3も更ににぎやかになっていきそうですね。
松岡さんおかえりなさい!
【お詫び】
一部事実と異なると思われる、いやもしかしたら本当かもでもやっぱり推測の域を出ていないそのような箇所がございましたことをお詫びいたします。
☆今回のベストカット
今回は、すみません。2カットございます。
まず1カット目。
今回の吉岡さんはいっぱいいろいろ考えました。
彼女の成長が見られる回でしたね。
この時の彼女の頭の中は複雑極まりないものになっていたでしょう。
こういう吉岡さんもいいですね。
そしてもうひとつは。
「相関図」からのピックアップです。
「どうして私は三女に好かれないんだろ」とお悩みなそんな面持ちの宮下さん。
ちょっとかわいそうですね。
いつも意地悪してごめんね。
吉岡さん慰めてあげて><
P.S.
そういえば以前ひとはも今回の松岡さんと似た状況に置かれたことがありましたね。
松岡さん自身に。故意ではありませんでしたが。
その時初めて松岡さんのことを「さっちゃん」って言ったんでしたよね。
(12巻221卵性参照)
(おしまい)