September 2006

September 25, 2006

王 雅麗

私、今
王 雅麗 といいます。中国人ですよろしく。


知ってる人は、多分知ってると思うが
チベット自治区を旅するには2つの許可証が必要です。
とりあえずひとつはおいといて、今問題なのは入境許可証。
これがなければ、バスも列車もチケットが買えません。

もちろん、なくても闇バスといった、非合法な手段があるのだが。


いよいよ、ラサ入りしようと思って
どうにかその入り口になる町のひとつ西寧についた。

とりあえずラサ入りするために列車を使いたかった。西蔵鉄路。
まずは正規の方法で、と考え旅行会社にパーミットを依頼する予定だった。
が、取得に1週間かかる、と。1週間はさすがに困る。
1週間かかれば、ちょうど中国の長期休みにぶつかってしまう。
しかも私の中国ビザもきれてしまう。

さぁどうしよう、と思い、
しょうがない闇バスでと思った。
が、闇の業者が見つからない!
どのバスに聞いてもパーミットがなければだめだ、と。
どういうこと?????

そして一晩考えた。
チケットはダフ屋で割りと簡単に手に入る。
値段も100元(1500円)プラス程度。
そして、パーミットチェックがあるのは基本的には
チケットを買うときだ。後の問題は健康登記証の名前と住所。
でも、実際これってチェックなんてしないんじゃなかろうか?
ならば適当に書けば中国人としていけるんじゃないかと。

そう考え、その後、ダフ屋のおじさんの下へ。
彼は英語をしゃべれて、いろいろ手伝ってくれたんだけど
上記の考えを話したら、なら、にせのID(中国人はIDを持ってる) をつくるか?
と。

たぶん、なくてもいける気はする。が念のため。
そして、もしこの跡非開放地区に自力で行くとしたら
利用できる可能性もある!そう考えて、にせIDをお願いした。


てことで、私、今 
王 雅麗

なんとも雅な名前です。
今晩出発です。ばれないことを祈りながら
中国人に成りすましていきます。








mai_mo at 16:58
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チベタンのテント

に遊びに行った。

河南という、途中でであった中国人にさえ、どこそこ?
ときかれるような町。

でも、なぜか行きたかった。
そして、行ってよかった。

何もない町で、草原の上でボーっとしてたところ、
馬に乗ったチベタンのおじさんが向かってきた。
ヤクの様子でも見に来た見たいだった。
その後私のほうへ。

少し話しかけられて、あまりわからなかったけど、
写真を取っていいか?と聞いたら馬に乗せてくれた。

仲良くなって、お茶を飲みに来い!と。
ついていってみた。


おじさんの家は丘の上のテントハウス。
奥さんと娘さん、たぶんそのだんなと子供。
テントの中には、ど真ん中にヤクの糞を燃料にした調理台兼ストーブがある。
これが、めちゃくちゃ暖かくて、むしろ暑いくらいだった。

ここで初めてバター茶とツァンパをいただいた。
バター茶は私には案外普通に飲めた。
ツァンパもなにかクッキーのような感じで、
ジャムなん課があれば普通に食べられそうだった。

そしてちょうどお邪魔したときに作ってたのがソーセージ。
羊の腸に羊の内臓と血を詰めて大なべでゆでる。
それまでいただいてしまった。非常に野趣にあふれる味で
正直おいしい、という感じはしなかったが貴重な経験をさせてもらったと思う。


こっちの人のもてなし方はすごいね。
よってけよってけ、もっと食べろ、もっと食べろ!
チベット人のもてなしに触れるとこちらも優しい気分になれる。





mai_mo at 16:46
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鳥葬

もう10日くらい前

色達(セルタ)という町に行った。
目的は2つ

一つ目はラルンガルゴンパという
チベット最大の僧院に行きたかったということ

二つ目はセルタで鳥葬が見れる
という情報を聞いてうまくいけば見れるかも、と思って。


康定という町からセルタに行くまでに
ひとつ経由しなければならない町がある。
ダンゴというその町についたのが3時ごろ
そこで一泊しなきゃいけないだろうというところ
乗り合いタクシーが。

バスとほとんど変わらない値段で
セルタまで行けるとのこと。
結局その日のうちに向かった。


ラルンガルゴンパはセルタの町よりも20キロほど手前にある。
現在は外国人に対しては非開放地区となっているため
もしかしたら入れないかもと、思っていた。
とりあえず、セルタについてから方法を考えようと。


そうしたら、たまたまタクシーに乗り合わせたお坊さん
彼はラルンガルの高僧らしくて、ラルンガルの入り口に着いたところ
「ラルンガルに行かないのか?」と
「明日行く」と答えたら、
「明日じゃなくて今日来い、宿坊に泊まれるよ」
と。おもむろに電話を取り出し誰かと話て、OKだ!と
あっさり中に入れてしかも泊まれてしまった!

ラルンガルのあの巨大さには圧倒される。
多分これも見た人にしかわからないと思うけど、
お香のにおいとお経に包まれて、1000人前後の僧が一箇所に暮らす。
その僧坊群、そして、散歩でであった、はためくタルチョ(祈りの旗)
の中で目に見える形での祈りの多さに窒息しそうになった。

1泊して、ラルンガルの威容を体験した後
鳥葬についてたずねて回るが答えは没有!

仕方なくあきらめて、セルタの町のほうへ行くことにした。


そしてまた、ここで奇跡が。
セルタの町で泊まったホテル。
ちべたん経営のアットホームな宿だったけど、
ここの主人に鳥葬について聞いてみたところ

最初は意味が通じてなかったが、
通じた瞬間、
「見たいのか?なら明日俺が連れて行ってやる!」
とあっさりと。

旅をしてると時々思うけど
何か流れがある。今はそれがすごく順調に、
きれいに回っているときみたいだ。



鳥葬場はゴンパに程近い山の上。
でも自力ではきっと見つけられないだろうと思った。

車を止めて車道から、道も何もない丘の上をひたすら上っていく。
ただでさえ標高が3000メートル。
薄い空気の中あえぎながらたどり着いたその先に見えたものは

四角く平らな舞台のようなスペース。
その手前にチョルテン(白塔)タルチョ。

私たちが到着してまもなく一台の車が上ってきた。
そこから数人の人が降りてきて…
よく見ると一人の人が袋のようなものを背負っている。
多分それが今回鳥葬の対象になる人なんだろうな、と推測した。

最初に数人の人がタルチョの周りを何度も何度も回る。
たぶん魂を抜くため、の儀式なんだろうと思う。
何度も何度も何度も。お経とともに。

それが終わって、解体。
私の見てる場所は鳥葬場から50メートルくらい?
でも人の形ははっきりと見えた。頭、て、足。
それが、そがれる音、骨ごと砕かれて投げられる音、状態。
クリアーではないけども赤い血の色まで認識できる程度に。
解体職人は何種類かのナイフを使い分けて、もくもくと、着々と解体していく。

解体が始まってから、まもなく無数に鳥が集まってきた。
かざきり音を響かせながら集まって、丘の上で、解体が終わるのを待っている。
その光景もまたすごいとしかいえなかった。


解体が終わった。
職人が何か骨?を投げた。多分それが合図みたいで、
丘の上で待機していた鳥たちが一斉に舞台の上へ向かっていく。
多分300以上はいたと思う。それらが群がって。


時間にして、トータルで1時間30分くらい。
でも日が燦々と照る、緑の草原での出来事。
暗いじめじめしたイメージはなくって、
むしろ牧歌的にすら感じてしまった。


帰り道は別のところから降りた。
足元に頭蓋骨や、他の部位の骨が無造作にいくつも転がってた。









mai_mo at 16:33
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September 12, 2006

多分見なきゃ

わからない。

会いたい人のいる場所にもう一度行きたい
といったけど、会いたい風景というのもあるのか、と思った。

チベット、といっても
まだ西蔵自治区に入ってるわけではなく
チベット文化圏の東を回ってる。

でも、ディープなチベット世界と
泣きたくなるような景色に完全にやられています。

車窓から見える景色は写真にも取れない、
言葉で書いても書き表せない。

来るしかない、と思う。

シャングリラから郷城へ向かう途中
天気がよくなってからの景色。

道の方側には岩山、砂礫。
それがメタリックな光沢を放って太陽に輝く。
谷の向こうには旬洵の様な険しい山並み
そこに雲がかかって。

チョルテン、タルチョ。

ヤクの群れ、ヤギの群れ。

草原と、谷間に見える棚だと美しい村々。
白いチベタンハウスが輝く。


郷城から理塘へ。
まだ真っ暗な中。
身を切るような冷え込みの中
チベタンの遊牧民の白テントと黒テント。
そこから立ち上る白煙が風景に温かみを添える。

日が昇れば一面の草原。
草は緑というより朝日を受けて黄金。
白銀のしぶきを上げて蛇行するいく筋もの流れ
少し背の高い針葉樹や、転がる石がセピアの長い影を落とす。

それを過ぎると湿地帯。
水が太陽を反射して輝き、水溜りに青い空を映しこむ。


理塘は草原の町。

でも、初日晴れ、二日目雨、三日目に雪!

2日前に草原だった町が雪原に変わる!その景色がまた!
理塘から康定までは雪原と草原の混ざり合った幻想的な風景。



…口で言ってもきっと伝わらない。
ぜひ来てみてください




mai_mo at 20:21
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this is China !

シャングリラから郷城に向かう途中で乗り合わせたチベタンのせりふ。

カンボジアのダンシングロードなんて目じゃないです。
30センチ確実にはねました。
チベタンの石造りの家並が非常に興味深い。

天気は雨。
道はだんだんとひどく。

そして、
はまりました。とうとう。
わだちにはまって2度も動かなくなり、
1度は近くにいたトラックに牽引してもらい

2度目はみんなでおしたりひいたり。
さらにはわだちをうめて。

時間にして1時間。

その後のバスの中は非常に和やかなムードでした。
そして、チベタンの彼が言ったひとこと。


this is China !


ああ、と納得。


mai_mo at 20:06
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September 06, 2006

まとめていろいろ

ベトナムの南部から中部の小さめの都市に抜け、
ちょっとだけ心を安らがせる。

ハノイの大都会にて、あまりの胡散臭さに逆に開き直って大爆笑

北部の山岳地帯の少数民族の女の子たちと戯れて
いよいよ再び中国入り。

ああ、中国かぁという感じ。
英語が通じない。
床が汚い。道が汚い、バスが汚い。
でも飯はうまい(アジアはどこもうまいが。)

そう思って覚悟して入った国境の町、河口はよい町でした。
人がのんびり。何もない町ででも、くつろげる。
みんな朝から晩まで隣近所でマージャン、カード賭博。昼は、昼寝。
国境イミグレも立派だけど見掛け倒しで笑えた。

たぶん通過する人が圧倒的に多い町だけど
よってみることをお勧め。

その後訪れた世界遺産登録申請中の元陽。
棚田の美しさに心洗われた。
でも、ここにいくならば5,6月の田植え期にいくと
棚田が光って、夕日が映えてめちゃくちゃきれいなはず。

そこから、昆明は通過し、

大理 麗江と京都のように観光地化された町を通り


今、シャングリラ。

チベット自治区に入るまでにはもう少し時間がかかるけど
とりあえず、東チベットの地域を回る。

麗江からシャングリラまでの道のりからだんだん、
チベットらしさが見えてきた。

峠に位置するチョルテン、はためくタルチョ。
巨大なゴンパ。草原にヤギ、道路にヤクが歩き。
町にはチベタンらしき人々が。

シャングリラに入ってから天気が悪いが、
ベトナムから中国に入るにつれてだんだん空が青く、
空気が澄んできた。何この青さは!ってくらいのきれいさ。


明日は郷城。


mai_mo at 19:18
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