緒形のぼやき

茨城県の阿見町にある、まいあみ はり・きゅう接骨院の緒形です。
健康に関する豆知識や日々のちょっとした出来事をぼやいて参ります。

2015/8/26、27房総へ家族旅行しました。

6月にパリに出かけた時は、まだ通じていなかった圏央道と東関東自動車道がアクセスして千葉県との距離がますます近くなりました。
美味しい魚を食べに行こうと一泊程度の旅行を考えていましたが、ついに念願かない館山の「ペンション ケイコ」の予約が取れ母も一緒に行くというので3人で出かけました。
小湊鉄道「養老渓谷駅」の足湯目当てに10時30分頃到着。そしたら、電車(実は、ディーゼル)がすぐ来るから乗ってみるかとの駅長さん風のおばさまからのお誘い。
つい、うかうかと甘言に乗せられて里見駅までの往復切符を買ってしまいました。
だけど、こんなに楽しいなんて思いもよらなかった。
やって来たぞ!!!CIMG2065




















道中うかれてしまいました。
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車掌さんもいい感じ。CIMG2047



























うっかりストロボを焚いてしまって叱られました。はしゃぎすぎ・・・反省。
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案山子も歓迎してくれました。CIMG2075




















母も感激!!!CIMG2076 - コピー…茫然なの?




















「南総里見八犬伝」「里見駅」
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待望の「足湯」CIMG2077




















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養老渓谷「栗又の滝」 前日からの大雨で激流・濁流でした。
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館山市犬石海岸
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馬もいます。
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「ペンション ケイコ」CIMG2098




















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焼き蛤とイワシ料理「ばんや」
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猫もいるよ。CIMG2101




















母もご機嫌。CIMG2104




















「海の駅九十九里」 圧巻のイワシ3000匹の水槽
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タバコはすぐ止めよう!!こんなになってもまだ吸うの?

 私事で恐縮だが、私の兄はまだ63才だが認知症の所見がある。3回の脳梗塞の挙句、半身不随で杖にすがってようやく移動ができる状態である。その大事な杖を彼はいつも探している。いわゆる短期記憶障害である。認知症の初期に良く見られる症状である。
 認知症はアルツハイマー型が一番多いのであるが、脳血管障害によるものが2番目に多い。脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など脳のトラブルを原因とする認知症である。
 兄はこの10年の間に3回も脳梗塞で倒れそのたびに入院して治療をしていただいている。彼は、20歳のころからの愛煙家であり、最初の脳梗塞の時に私はこのままタバコを吸い続けると2回3回と脳梗塞を起こすぞ。タバコなんかすぐに止めろと強く警告した。残念ながら3度もの脳梗塞を経て半身不随になった今日に至ってもタバコを止めた形跡はない。
 完全なアホだ。

 タバコのリスクは、脳梗塞に止まらず心筋梗塞、喘息、口腔、鼻咽頭、肺、喉頭、食道、大腸、肝、腎、膵、尿管、膀胱、卵巣、子宮頚等の各種ガン。動脈硬化、高血圧、糖尿病、肺炎、ストレス、うつ病、バセドー、骨粗しょう症、骨髄性白血病、COPD(慢性閉そく性肺疾患)などなど
いいことなんて一つもない・・・・

 私も専門学校時代、解剖実習でたくさんのご遺体に触らせていただいたが、一番忘れられないのは脳梗塞を患われた方の脳だ。
 脳梗塞はずいぶん昔から脳軟化症とも呼ばれており血管が血栓で詰まってそこから先の脳細胞が壊死した状態までを呼ぶ。それはまるでペニョペニョのシフォンケーキのようでもある。他の原因で亡くなられた方の脳が空気をパンパンに入れたバレーボールのように強靭で弾力があるのに比べていかにも頼りなくて融けて消えてしまいそうな脆弱さを感じさせる。

 COPD(慢性気管支炎と気胸を合併している病態)が原因で、鼻にチューブを入れて酸素ボンベを引っ張っている方を時折見かけるが、大抵において愛煙家だったと聞く。
 血中酸素濃度が95%を切ると何をするにもシンドクて日常生活の質が極めて低くなる。風呂に入るのだって家の中を歩くのさえ息が切れてつらいのだ。
 皮肉なことにタバコのせいでそんなになっているのに、毎年10人位が、タバコの火が酸素に引火して焼死するという。そこまでしてタバコを吸いたいの?

 人間なんて本当に愚かで情けない生き物ですね。
 
で、タバコなんてイイトコ一つもないの。  
すぐに止めてください。

あなたはフィルターを通して完全燃焼した比較的安全な煙を吸っているからイイカモしれないけど周りは有毒な一酸化炭素の混じったクサくて気持ちの悪い煙を無理やり嗅がされているのです。

 6月にパリに行った時、15年前は少しも気にならなかったのに街を歩くかなりの人はタバコを吸っていました。(最近になって建物の中での喫煙が全面的に禁止になった結果だそうです。)
男も女も若いのも年寄りも。
道はポイ捨てのタバコの吸殻だらけで汚らしい。

 私と妻との毎朝の散歩でもひたち野うしくの駅前のポイ捨てのタバコが多くてとても残念に思う。
さわやかな朝の気分も100m先のアホが吸ってるタバコの臭いに台無しにされることが多い。そんなに吸いたきゃ食べればいいのに・・・・

タバコなんてダメ。 スグ止めて!!!

オスグット シュラッターについて(夏休み特別企画)

 八月も10日を過ぎて間もなくお盆を迎えようとしています。
子供たちも夏休みで真っ黒に日焼けして遊んでいることでしょう。せっかくの夏休みなので子供の成長痛にまつわるお話をいくつか紹介いたします。夏休みこそ絶好の治療のチャンスでもありますので・・・・

今回は「オスグット シュラッター」について。
 
 成長期の子供(特に10~15才の男子)で1年のうちに3~10㎝も身長が伸びるような子に好発します。
膝の下部(正確にはスネの骨;脛骨粗面と言います。)をとても痛がります。

 いわゆる「オスグット シュラッター」症候群です。

 Y太は中一のバスケット部員です。身長も170㎝近くなりプロバスケットプレイヤーになることを夢見ている笑顔のカワイイ少年です。

 右膝の痛みを訴え、整形外科を一度だけ受診しました。湿布と電療で治療されたそうですが特別な処置もなく、また日常生活での留意点の説明や自主管理の仕方などの指導もなくその日の治療は終了したそうです。
 結局、痛みの軽減はなかったと問診の時に言っていました。

 以前から腰痛治療で通院していた母親が、Y太を連れてきたのは夏休みが始まってしばらくしてからでした。

 たいていの場合、「オスグット」と認められるのはHHD(ヒップヒールディスタンス;うつ伏せに寝かして片方の膝を曲げて踵をお尻につけるテスト。大腿四頭筋、特に大腿直筋の長さを見るのを目的としています。短いと鼡径部あたりがクィッと持ち上がります)が、著明な陽性(お尻が持ち上がった状態)を示します。
 Y太の場合は、顕著な兆候はありませんでしたが、軽いストレッチを兼ねて膝の下をやや持ち上げてみると「ギャアー」という大絶叫。
彼は、元来筋肉は柔軟なのですが、股関節などの関節のストレッチや筋肉のストレッチを十分にしていなかったせいで、初期のオスグットの症状が出ていたようです。
実際、一回の治療で膝の痛みは消失しました。

 一般的に、オスグットの治療は「安静」と非ステロイド系の消炎鎮痛薬ということになっていますが、常識的な治療を重ねても良化を見ることはありません。大腿四頭筋のストレッチがかなり有効との感触を得ています。

ぜひ一度当院にご相談いただきたいと思います。

杞憂になれば幸いですが、非ステロイド系消炎鎮痛薬は、小児喘息を誘発したり、胃腸など消化器系に副作用をもたらすことがあるので服用にはご注意ください。
 
 
 
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