2009年01月

2009年01月12日

【卒業】

672444a1.JPG【卒業】/著:重松 清

4篇の短編集。
全ての話で誰かが死にます。すごく良かった、視点が違う「死」が集まってます。

《まゆみのマーチ》
この中で1番、私が好きな話でした。
内容は引きこもりの息子が祖母の葬式に行くまでの物語。
‘まゆみのマーチ’の歌詞がすごく知りたくなる!!
もちろん、歌詞は最後に明かされるんだけど…すっごく単純。だけど感動する歌詞、泣けます(;Д;)
好っき!!!!!!

《あおげば尊し》
息子も父親も教師。そんな父親が最後に小さな生徒へ「死」を教える授業。
父親が死に近づいているのが伝わる物語です。
現役の頃は頑固な教師だから生徒に嫌われていた父親。。
でも、告別式は教師らしい最期。卒業式なんだね。

《卒業》
これは、この本のタイトルにもなってますね。
自分が生まれる前に父親が自殺。生まれた娘も自殺未遂…
自殺でしか結ばれていない絆。
娘が立ち上げたサイトは不気味です…
携帯メールを頻繁に受信してるから「友達が多いのかな?」と思いきや、メールの内容が… せつない。
最後、家族の連携がほほえましい。

《追伸》
作家の男性のはなし。
実は自分が小1の頃に母親が亡くなっている。父は再婚して弟が産まれるが、やはり自分は「お母ちゃん」と呼べない。
そんなギクシャク感の物語。
でも、最後の方は感動です。ボケ防止とか言いながら… 血が繋がっていなくても「親子」なんです。子供が大事なんです。


maigo99 at 23:28コメント(0) この記事をクリップ!

【そのノブは心の扉】

b2169986.JPG【そのノブは心の扉】/著:劇団ひとり

【陰日向――】が面白かったので相当な期待をして購入しました。

しかし、これは「エッセイ」でした。
特別面白いことが書いてあるわけでもなく、劇団ひとりの日常で感じたことが書かれている。

この本を読み終えるのに3カ月かかりました。
なかなか読む気になれなくて…
内容も何が書かれていたのか印象にないです。
唯一、石に名前をつけていたことぐらいしか覚えていない…

なんで、この本を出しちゃったんだろう? と思うぐらい残念な感じでした。
処女作が売れたから、続けて出した感じなのかな?
あんまりオススメできない。。


maigo99 at 22:49コメント(0) この記事をクリップ!