2001年03月15日

<2001年3月のニュース復刻中>
マペイのオスカル・フレイレは、チームのことをサッカーで例えるとレアルマドリッド、バルセロナ、或いはマンチェスターユナイティッドのようだと言う。その心は?チーム哲学がしっかりしていること。そして、施設 設備が完璧であること。そんなマペイの状況をちょっと覗いてみた。

まずチームはイタリアにスポーツセンターを所有している。そこではあらゆる体力テスト、エアロダイナミック、機材の試験場を備えている。これらはチームの41人の選手や42人のスタッフらが優先的に使用できる。スタッフ内訳は、テクニカルスタッフ8人、メディカルスタッフ8人、マッサージャー13人、メカニック9人、事務員4人だ。そして、この施設は有料で外部の人も使用可能。更にマペイは遠くから来た選手用に、バンガローで構成される寮も所有している。ミラノ近郊のこの寮には、フレイレのほか、オーストラリアのロジャース、英国のウェゲリウス、ロシアのペトロフなどが住んでいる。

そして、チームの至れり尽くせりぶりは、フレイレに対する手厚い対応にも表れている。まだ治療の甲斐なく、腰の痛みが取れないフレイレのために、4つの座り方ができる「安楽椅子」と名づけられた椅子を特注した。また、メカニックは、フレイレの痛み対策のために、サドルの皺を取るなど、自転車に工夫を施した。

そう、フレイレの腰椎治療の状況は余り芳しくない。わき腹、臀部などの痛みが取れず、日常生活にも支障をきたしている。先日ACミランのサッカーの試合に招待されたものの、ずっと座りっぱなしが無理なので、招待を断ったほど。以下フレイレQ&A。
 

この状況で、なにが一番辛いか:「何度も治療法を試してみてみ、この痛みの原因が全くわからないのが一番辛い。マッサージは毎日やっているし、セラピスト通いもしている。最初は骨が原因かと思っていろいろ試したけど、今では炎症の可能性をチェックしているんだ。先日もエコーの検査をした。同じ寮の選手たちがレースから帰ってくるのを見る時もすごく辛い。レースに出ては、戻ってくる周りの同僚。僕は一人、寮に残り、全く状況は改善しないんだ。彼らが羨ましくて仕方ない。」

 

オチョアのニュースに接して:「あのニュースは電話で知った。誰が知らせてくれたのか忘れたけど。特に故郷から離れていると、そういったニュースは特にこたえる。僕たちはよく言うんだ。サイクリストは道路では、とっても弱い存在なんだってね。」

 

インドゥラインは、イタリアの運転手はスペインより自転車選手に敬意を表していると言ってたけど、フレイレ自身の感想は?:「そんなことはない。ミラノ近郊のせいもあるかもしれないけど、ここの状況はスペインと何ら変わらない。奴等は一切のものに敬意なんて示さない。狂ったようにハンドルを握ってる。道には路肩もなく、溝だらけ。運転手には、自転車なんて目に入らない、そんな感じでマナーは最悪だよ。

 

今後のことについて:-「今までのクラシックでの優勝をいつも思い出して、それらが完全に過去のものにならないように祈っている。早く復帰したいけど、今はとにかく完治のみを目指している。下手に中途半端なままレースに出てリタイヤするのは嫌だから。」(Source:EX)