2002年03月06日

ヤン・ウルリッヒの公式HPの中に、今回のドーピング疑惑の「誤報道」に関する見解が掲載された。イタリアのスポーツ誌ガゼッタの「誤報道」とは、例のジロ2001での警察の一斉検挙で、ウルリッヒがインシュリン・ドーピングを行っていたことが発覚した、というインターネットの記事のことだ。その後、ガゼッタは、あれは人違いであったと記事を訂正し、ウルリッヒの手元に、編集長じきじき、親展の詫び状が届いた。これについて、ウルリッヒのHPでは、今回の「誤報道」は 数ある誤報道の中の1つの例である、とした上で、過熱気味の報道に対して(彼の気管支炎の治療薬まで、疑わしい薬物であるかのような書き方をした記事もあった)、報道記事の的確さを求め、今後の報道のあり方に一石を投じる発言を行った。今までなら、こういった記事で一方的に泣かされてきた「書かれる立場」の者たちが、自分自身のWebサイトを持つようになり、一方的に書かれた記事に対して自ら批判の声をあげることができるようになったことは、最近の新しい流れだ。