2008年09月02日

今週の六十余州 その7「60. 筑後 簗瀬」

60図筑後(ちくご)の国は現在の福岡県南西部にあたる。
筑後川は熊本・大分・福岡・佐賀の4県を流れる九州第一の川で、日本三大暴れ川のひとつとして筑紫次郎と呼ばれることもある。
この川の名産は古来から鮎が知られ、上流から中流にかけて漁場となった。
この図で描かれているのは北岸(筑前側)の杷木町林田と南岸(筑後川)の浮羽町大石に挟まれたあたりです。
筑後側では川をせき止め梁(やな)をかけて鮎をとるので簗瀬(やなせ)と呼ぶ。一方、筑前側では竹や木で川に簀子(すのこ)を立て網を打つ方法をとるので、網渡瀬と呼んでいた。現在でも簗瀬による鮎漁は続けられています。(画像をクリックすると拡大します)
60図部分2川辺の人家や川を行き来する小舟、土手を歩く農民など情緒あふれる風景画となっている。

60図部分


歌川広重「六十余州名所図会」の紹介ページはこちらです。
(O)
mainichi_art at 10:23│Comments(0)TrackBack(0)今週の六十余州 

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