2008年10月07日

今週の六十余州 その12「67. 薩摩 坊ノ浦 雙剣石」

67図 にょっきりと天にのびた奇岩は、広重のデフォルメではなく、現在も鹿児島県の西南端に位置する南さつま市坊津(ぼうのつ)町にその威厳ある姿を残している。
坊津は古来から海上交通が盛んなところで、奈良時代の753年唐の僧侶・鑑真がたどり着いたのは坊津町の秋目というところです。
(画像をクリックすると拡大します)

 図を上下半分に割るように描かれた水平線が双剣石(そうけんせき)の威厳を際だたせている。水平線の左端に白い橋のように見えるのは、図中に「坊岬秋月洞」と書かれているが、秋月洞というのは現在の地名には残されていない。
 画中にはこの奇岩を間近で見ようという客を乗せた舟が行き交う。現在もグラスボートなどでの見物を楽しむ観光客で賑わっているところです。
67図部分坊津町の公式ホームページはこちらです。



歌川広重「六十余州名所図会」完全復刻版の紹介ページはこちらです。(O)


mainichi_art at 13:01│Comments(0)TrackBack(0)今週の六十余州 

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