2008年10月14日

今週の六十余州 その13「19. 上総 矢さしか浦 通名九十九里」

19図 上総の国は現在の千葉県の房総半島の北部にあたる。
 伝承に拠れば「矢さしか浦」というのは矢指浦で、古名は玉の浦というが源頼朝の命令で1里ごとに矢を指したので矢指浦の名が付き、またその矢が99本に達したことから「九十九里浜」と呼ばれるようになった。浜の中央、どちらから数えても49本目となる場所(山武市蓮沼)には箭挿(やさし)神社が今も残る。


19図部分 広重の画でも描かれているように、このあたりは地引き網が盛んで、鰯漁で栄えたそうです。海上で網を降ろしていく漁師達、網を引くひとりひとりの服装などもさまざまで、画面手前には揚がってくる魚を待つ魚屋や商人たちであろうか活気にあふれた作品となっている。


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mainichi_art at 10:00│Comments(0)TrackBack(0)今週の六十余州 

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