2008年10月21日

今週の六十余州 その14「36. 佐渡 金やま」

36図 時代劇などで佐渡に流された罪人が働かされているという印象の強い「佐渡金山」。江戸時代が始まったばかりの1601年に金脈が発見され、日本最大の金山として周辺の町も大変栄えたらしい。驚くことに平成になる最近まで採掘が続けられていました。

(画像をクリックすると拡大します)

 ところで佐渡金山の副産物ともいえる掘り出した土は酸化鉄を含んだ赤土で、江戸後期にはその土を陶土にした焼き物「無名異焼(むみょういやき)」が始まった。無名異焼は三浦小平二、5代伊藤赤水という二人の重要無形文化財保持者(人間国宝)を輩出、佐渡を焼き物でも有名にしています。

36図部分 広重のこの図には三つの舗口と呼ばれる穴道が描かれています。ひとつは出入りするためのもので、あとの二つは風通しと水抜きを目的としたものでした。手前にあるのは役所小屋と思われ、遠景に見える山は、佐渡最大の山で、金山の北にあることから名づけられた「金北山」とされています。

佐渡観光協会の公式ホームページはこちら


歌川広重「六十余州名所図会」完全復刻版の紹介ページはこちらです。(O)


mainichi_art at 11:29│Comments(0)TrackBack(0)今週の六十余州 

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