2009年06月09日

今週の六十余州 その45「35. 越後 親しらず」

35図越後の親不知の海岸といえば
キャンプなどでの怪談話で必ず出てきた場所で
鬼気迫った語り手が怖ろしげな形相で
「ここにいたあ!」と叫んで終わる。

現代まで伝えられるほどの北陸道最大の難所で
新潟県と富山県の県境近くの日本海に面した断崖です。
波が荒く、親も子も互いにかえりみる暇もないほど危険なところであったことから「親不知」の名が付いたそうです。
現在は国道8号線が走り
300メートルを超す断崖絶壁
洞窟、岩礁など雄大な自然景観が広がり
絶好のドライブルートとなっています。


36図部分広重の図でも
街道と呼ぶには頼りなげな波打ち際を旅人が先を急いでいる
人の大きさと比べると波の大きさが際立ち
いかにも難所であることをうかがわせる。



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mainichi_art at 14:24│Comments(0)TrackBack(0)今週の六十余州 

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