今から10年くらい前はSketchUpの全盛期で、3Dモデルと言えばSketchUpでした。

自分も8年位前、担当していた橋梁下部工事を3Dモデリング化して遊んでいましたね。
(エモい・・・笑)

とは言えまだまだ目的によってはSketchUpが活躍する場面も多く、例えばTrimbleSiteVISIONなどでMRを行う場合はSkpファイルが互換性も含めてスムーズです。

ただし、SketchUpは数学座標系で、原点(X=0、Y=0)であるので、公共座標を扱う扱う場合は難点だったりします。

が、Sketchup日本代理店の(株)アルファコックスさんから土木向けのアドオンツール座標スイッチが販売されています。

SketchUpの原点に任意の平面直角座標値を設定し、数学座標を測地系座標に切り替えて作図することが可能です。
(19系の平面直角座標に対応)

また測量(TSなど)で取得したCSVファイルをインポートし、座標値にガイドポイント付マーカーを配置することで、SketchUpで作成した3Dモデルや航空写真、点群データなどを適切な座標に配置することが可能となるようです。

注意事項として、点群データをSketchUpへ表示するためにはSketchUp Studioサブスクリプションライセンスに付属する「Scan Essentials」などその他プラグインソフトが必要という事です。

費用はサブスクですからお得ですし、原則CIM化を控えている今、一周回って注目だと思います。