ファンファンからのパリ便り-ブログ編

ブランドリサイクルショップ「メゾン・ド・ファンファン」2022年6月にて閉店いたしました。長年のご愛顧を賜りまして心よりお礼申し上げます。 フランスの日常をお伝えするパリ便りブログはもう少しの間続けさせて頂くつもりでおります。宜しくお願い致します。

ルイ・ヴィトン・ドリーム・ギフトショップ

4区のポンヌフ近くにあるヴィトン本社。
隣のヴィトン系列となって十数年ぶりに新装開店した
デパート・サマリテーヌの一角に2021年、五つ星高級ホテル
「シュバル ブラン パリ」がオープンしました。

そのスターシェフ・パティシエのマキシム・フレデリック監修
のチョコレートショップとカフェがヴィトンドリームの展示会の
上のフロアにありました。

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贅沢な空間が味わえます↓

https://www.obonparis.com/pt/magazine/louis-vuitton-cafe



ギフトショップが展示会場と同じ広さで展開していて、
とてもカラフルで可愛らしく、私にはこちらの方が「ドリーム」
夢のようなファンタジーな世界を歩いているような感じでした。

展示会場より、たくさん撮ってしまいました。
あとで思うとヴィトンのお店では撮影はできませんから、
貴重かも?


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広い窓から見えるのはデパート・サマリテーヌです。

この辺り・・・だけではなく最近のパリは
すっかりルイ・ヴィトン王国になっていますね。


住所 26 quai de la Megisserie 75001 Paris,




ルイ・ヴィトン・ドリーム

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写真を見ていると2月とは思えない青空ですね。
右手の建物はマレ地区にあるヴィトン本社です。

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ここで展示会「LV Dream」(ルイ・ヴィトン ドリーム)が
今年11月15日まで開催されています。

160年以上に渡る伝統とアーチストによる革新的な作品が
集められていました。

まだインターネットが普及していなくて、
ブランド雑誌で商品の情報を得ていた頃に
見ていたバッグがたくさんあって懐かしい気持ちで
見学していました。

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2019年のリゾートコレクションの愛らしい犬猫の映像が壁一面に。

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アライアがデザインしたヒョウ柄ファーのアルマバッグは
発表当時から今に至るまで、時代を超越して話題の作品です。

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引き出しがカラフルで新鮮!

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カラーモノグラムのトランク。

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バナナといちご、ユニークですね。

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この椅子のお値段が出ていましたが高級車と同じくらいで
びっくりでした。

ここまでがメインの展示場で,
ここからは確か階段を上がったと記憶しているのですが、
上のスペースがまた雰囲気が変わって、とても可愛いくて、
写真が多くなりすぎましたので次回に。


サイトをご覧頂くと展示場の雰囲気を
味わって頂けるかと思いますので是非!

https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/magazine/articles/lv-dream

入場料は無料ですが予約は必要です。
上記サイトから予約できます。
ルーブル美術館の近くで、一時間もあれば見られますので、
是非お勧めです。


ボン・マルシェでスケッチ水族館

左岸のデパート・ボン・マルシェのいつも華やかなデコレーション

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復活祭が近いので魚なのかな?と思いつつエスカレーターを
上がっていくと、催し会場に「チームラボ」によって手書きの魚を
泳がせたアート作品が展示してありました。

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「スケッチの水族館」です。

床にも写っていて、まるで深海の中にいるような気分になりました。

クレヨンと画用紙が用意されたテーブルが置いてあり、
子供達が思い思いの魚の絵を描いていました。

魚達に囲まれていたら、子供達の想像力もふくらみ、
2月の冬休みの良い思い出になりますね。


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この日、ボン・マルシェに来たのは
食料品館にあるパテ・ド・カンパーニュを買うためでした。

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以前はファンファン近くの肉屋さんで買っていたのですが、
魚屋さんになってしまって、それ以来、ボン・マルシェの
このパテを買っていました。

残念ながら日本には持って入れないので、
最後に食べておきたい。

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ファンファン近くの角のパティスリー、シリル・リニャックの
バゲットと一緒に。

あの美味しさはいつまでたっても忘れないだろうと思います。

先日、日本でも美味しいバゲットを見つけたので、
今度はパテを探さないと・・・

そして、ファンファンとボン・マルシェの間の
セーブル通りにあるチャペル・サン・ヴァンサン・ド・ポール
に立ち寄りました。

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ここは聖人サン・ヴァンサン・ド・ポールが眠る教会で、
南米から団体客がバスで訪れているのをよく見かけていましたので、
信者さんにとっては貴重な場所なのだろうと思っていました。

この前の道を何千回も通ったのに中に入った事がありません。

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美しいです。

ただ、随分昔にファンファンに来られたお客様から
「聖人の前に座っていると気持ちが落ち着くので時々祈りに来ます。」
と伺ったことがあり、信者さんであろう方々より近づくのは躊躇われて、
入り口から神聖な空間を眺めて来ました。

最後に中に入ってよかったです。

Saint -Vancent-de Paul chapel
95 rue de Sevre 75006 Paris




イタリアンレストラン・ピッツエリア・ポジターノ

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6区のサン・シュルピス教会近くの小道には
人気のイタリアン・レストランが数多くあります。

ドラマ「のだめカンタービレ」で主人公がピアノを弾いていた
イタリアンレストラン・サンタルチアも同じ通りにありました。
オーナーが定年になって閉店していますが、
10年ほど前、よく行っていた美味しいレストランで
いつも満席でした。

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カネット通りです。

昔の思い出がどんどん蘇ってきます。

20年ほど前になるでしょうか?
中村江里子さんが紹介されて一気に人気になったキラキラ
アクセサリーのお店「アラカ」があった通りです。
懐かしくて見に行きましたが、残念ながらここも
閉店していました。
私もまだ指輪を持っていて、今も時々つけています。


今回のレストランはピッツェリア・ポジターノです。

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帰国の前に親しくしていたフランス人夫妻と一緒に。
マダムの義理の弟さんが経営するレストランです。

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お昼のメニューは前菜とメイン料理または
メインとデザートで18ユーロです。

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お料理は夫妻におまかせしました。

前菜は大盛りのアンティパストと自慢のピザパン。

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もちろんピザも一枚、写真撮り忘れました。

そして、4人それぞれ別のお料理。
とても気さくな方々で初めてご一緒する食事ですが、
ピザも4品もシェアして頂きました。

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デザートはティラミスとパンナコッタです。

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どれも美味しく、楽しい時間で
お互いにもっと早くもっと親しくしていればよかった。。。
とハグしながらお別れしました。

ニュージーランドとフランスを行き来している彼らは
いつも日本経由だそうですから、近々再会できるかも?と
楽しみにしています。

Pizzeria Positano
01 43 26 01 62
15 rue des canettes, 75006 Paris

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レストランの名前「ポジターノ」は
アマルフィに行く船の乗り場があった街の名前です。
新鮮な海産物が食べられる海辺の素敵なレストランは
景色もお料理もあの時のイタリア旅行で一番印象に残っています。

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5月でした。

心地よい5月・・・。
と思っていたら、梅雨に入ってしまいました。





2月、窓から見えた風景

5月に日本に居るのは数十年ぶりです。

長い休みのある夏に帰国していましたので、
日本は猛暑のイメージが強くて、
こんなに良い季節があるのをすっかり忘れていました。

フランスの夏を思い出しました。
(フランスも最近は猛暑の予報に怯えながらでしたが・・・)

フランスの空が懐かしいな〜と、日本の5月の青空を眺めています。

2月のある日、ふと自宅のベランダから外を見ると、
まるで山の上から眺めるように下の方に雲が広がっていました。

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公園の池の方からどんどん流れて来て
あっという間に一面が覆われました。


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長く住んでいましたが、こんな現象は初めてです。

眼の前の公園だけに起こった自然の現象は
その広がりと同じように、すーっと消えて行きました。

その日は一日良いお天気で美しい夕焼けも。

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窓を開けていると、隣にあるオペラ座のバレエの寮から
レッスンのピアノの音色が聞こえていました。



パリも良い季節のようですね〜。

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携帯に残っているパリの天気予報と
アプリで日本でもリアルタイムで聞くことができる
フランスのFM放送・Radio classique(ラジオクラシック)で
帰国後もフランスを感じています。


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フランス時間24時から5時までは
ノンストップでずーっと音楽が流れています。
日本の朝の時間です。

そして毎時ジャストタイムから5分間の短いニュースも
聞くことができます。

しかも嬉しいことに、以前はなかったタイマー機能が付いて
上の小さな三日月マークをタップすると
15分,30分,45分そして自由設定も選ぶことができます。

毎晩、聞きながら眠っています。

遠く離れた日本にいて、
フランスに居るような気分になれる。

ありがたいな〜とつくづく。



パリ5区のヴェトナムレストラン・ボンジュールヴェトナム

左岸の学生街、パリ5区にある
Place Monge(プラス・モンジュ)へ行きました。

「プラス・モンジュ」若い人たちで活気あふれるところ、
なので私には御縁がなく、長いフランス生活でも
行ったことのない場所でした。

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ファンファンのお客様が経営するヴェトナムレストランへ。

すっかり日が暮れた夕食時、
想像していたとおり、雰囲気のある街でした。

メトロの駅がレトロです。

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レストランに行く前に少し散歩しました。
今は日が長くなっていて、昼間のような明るさの下、
若者たちが集まっているのだろうな〜。

そして、お目当てのレストラン・Bonjour Vietnam です。

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大学生の息子さんがファッションに興味があり、
いつもお母さんと二人で来て下さっていました。

お二人共いつも笑顔で、仲良く、
ほんわかした雰囲気が素敵な親子さんです。

ただ、マダムはファンファンでは全くフランス語を話さなくて、
いつも息子さんが通訳していらしたのですが、
ちゃんとフランス語で接客されていて、ちょっと新鮮でした。

なんで、あんなに話さなかったのかしら?

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お料理はお勧め品を頂きました。

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今まで食べた中でも、こちらのネム(ヴェトナム風春巻き)
はとても美味しく印象に残っています。

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ご飯が進むお肉料理。

バナナのベニエ

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バナナに粉をつけてフライにしたものにお砂糖がかかっています。
ベトナムや中華レストランの定番デザートを久しぶりに。
(他のフルーツもあります)


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「このジャスミンティーもとても美味しい!」
とお伝えしたら、お正月にヴェトナムにお里帰りされた
時に買ったという、貴重なお茶を頂きました。

レストランはあっと言う間に満席。
名残惜しくおしゃべりしていましたが、
いつか日本に来てくださいね、とお暇しました。

このあたりの賑わいは、
シャンゼリゼ、オペラ周辺やサンジェルマン界隈とは
ちょっと違っています。

こんなパリも素敵だな〜と思いつつ、
最後に行けてよかったです。


Restaurant Bonjour Vietnum
6 Rue Thouin, 75005 Paris,
+33 1 43 54 78 04
パンテオンの近くです。


2月のある日・シャンゼリゼのラデュレで

ウインタースポーツの話題が季節外れに思えるほど、
その日は15度まで気温が上がっていました。

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そんなお天気の良い2月にシャンゼリゼのラデュレで
軽いランチをしました。
お店は工事中で、営業しているのはテラス席だけでしたが、
外の空気が心地良く感じられる恵まれた冬の日でした。

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今年の冬は節電の為、テラス席の暖房が禁止されていました。
けれども用意された毛布を膝に掛けるだけで十分。


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お店は工事中でテラスだけの営業だったので、
メニューも少なく、フィンガーサンドイッチと
クリームとメープルシロップのプレーンなフレンチトーストの
軽いランチです。


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正面に写っているのはテーブル係の感じの良いお兄さん。

12時少し前に着いて15分程並びましたが、
食後にはいつものように長い行列ができていました。
(予約なしでランチに行く時は11時半頃がお勧めです)

5月のシャンゼリゼ、ラデュレのテラスには
心地よい風が吹いて、世界中からやってきた人々で
賑わっているのでしょうね。。。


Laduree  Paris Champs-Elysees
75 Avenue des Champs Elysees 75008 Paris
https://www.laduree.fr/laduree-paris-champs-elysees.html
(アクセント省略)


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パリ市庁舎近くのキオスクの前、
コロナ禍にはまばらにしか置いていなかった商品が
所狭しと並んでいました。

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こんなところにも活気が感じられました。

そして私も最後にマカロンのキーホルダーを購入。

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数年前、帰国時にお土産にして喜ばれました。
今回は私用の思い出に。


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ボンマルシェ近くの本屋さんの前を通るたび、
季節ごとに変わる入り口のコーナーを見て素通りできなかった
絵葉書も大事な思い出です。

マカロン、長いこと食べてないです。
シャルル・ド・ゴール空港のラデュレで買えばよかった。。。
と今頃後悔しています(笑)


光のアトリエ展 L’atlier des lumieres (アトリエデリュミエール)

もう一度行きたかったアトリエ・デ・リュミエール。
閉鎖された空間なので、コロナ禍では躊躇していたのですが、
そんな心配は無用、中はしっかり換気されていました。


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昨年後期は人気漫画タンタンがテーマで、
あまり興味が湧かなかったので、新作を待っていました。
そして帰国ギリギリの2月17日から
色鮮やかでファンタジーな作品が美しいシャガール展が始まりました。

シャガールのパリとニューヨークでの作品と
スイスの音楽家で画家のパウル・クレーのショートプログラムです。

2月中旬には出発までの大まかな予定が決まったので、
合間に行ってきました。

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この日は朝一番の10時に予約。
数少ない2階にある椅子席が空いていてゆっくり
見ることができました。
ここは180度見渡す事ができる特別な場所です。

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軽快な音楽と共にめくるめく美しい絵画に魅了されて何とも良い気分です。

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小さなお子さん達も多く。
こんな可愛い姿も。

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上部の斜めの線から下はコンクリートの地面です。
目まぐるしく流れる色の上に立っているとめまいがしました(笑)


引っ越し準備の合間の「気分転換」と言うにはもったいない
素敵な時間を過ごしました。


コロナ前、猛暑が続いた夏に、
「クーラーが効いていて暑さ凌ぎにいいですよ〜」と
お客様にお勧めしていたのを思い出しました。
フランスは今年も猛暑がやってくるのでしょうか?

先日、フランスのニュースを聞いていると
150年来の干ばつの恐れがあるとか・・・


L'Atelier des lumiere
38 Rue Saint-Maur 75011 Paris

シャガール、クレー展は2024年1月7日までです。

ttps://www.atelier-lumieres.com/fr
(ホームページの動画を是非御頂くと
素晴らしい空間を味わうことができるかと思います)



 

プラリネのブリオッシュパン

パリ4区のマレ地区

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どんどん変化する地区、古いアパートに奇抜な壁画が
描かれていました。

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ランビュトー通りにあるショコラティエ・ フランソワ プラリュス
でプラリネのブリオッシュを買いました。

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お店の中はチョコレートよりピンクのブリオッシュ
「La Praluilne・プラリュリーヌ」が一杯。

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丁寧に包んで頂いて、

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ヘーゼルナッツとアーモンド、ピンク色のプラリネを
たっぷり混ぜ込んだバターの風味が絶妙な
クセになる美味しさです。

フランソワ・プラリュス氏はリヨンのショコラティエ、
このプラリネのブリオッシュはリヨン名物で、
実はリヨン滞在中にも、街を歩いているとピンク色に包まれた
ウインドーを度々見かけました。

旅行の初日、実は寒さで少しましになっていた風邪がぶり返し
興味はあったものの、食欲もなく、ウインドーを眺めるだけでした。
すこし元気になった翌日(日曜日)はお店が休みで買えずにいたので、
たまたまマレ地区を歩いていた時、見つけて即買いでした(嬉)

あの心地よい甘さとナッツの香ばしさ、
しっとりしたブリオッシュの食感が思い出されます。

Pralus Rambuteau
35 rue Rambuteau 75004 Paris

T. +33 (0)1 57 40 84 55

月〜日曜日 9H30-19H30

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日本ではどこで食べられるかな〜?と考えていたら、
先日、友人がメゾン・カイザーのフランスパンが美味しいと。

そういえば、ファンファンの店の近くでカイザーがオープンした頃、
ピンクのブリオッシュが珍しくて、初めて食べたのを思い出しました。


日本のカイザーにあるかどうか?
一度行ってみないと。



リヨン旅行(2)

堂々としたたたずまいのリヨン市庁舎です。

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リヨンでは王様のような存在のポール・ボキューズ
インフォメーションセンターにあった銅像です。

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美食の街リヨン、せっかくだから星付きレストランで、
と以前なら楽しみの一つだったはずですが、
年齢を重ねて、フランス料理のフルコースはもう無理(悲)

ランチにリヨン在住の知人が案内してくれたのが、
郷土料理が食べられる老舗の地元人気レストラン・アベルです。

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一皿づつボリュームはあったもののカジュアルなお店なので、
シェアしながら食べることができて、名物料理を堪能しました。

前菜はリヨン風サラダ、サラダにクルトン、ポーチドエッグ、
カリカリのベーコンが入っています。

これは一品を5つのお皿に分けたあとの分量です。
最近パリは一皿の量が少なくなっているところが多いですが、
地方は今もボリューム満点!
大勢でわいわい頂くには嬉しい量です。

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メイン料理は3品
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牛肉料理と鶏のクリーム煮
そして名物料理のクネル
(川魚と牛乳、小麦粉などをソーセージ風にした練り物のような料理)

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パリのスーパーでも売っていて、時々買っていました。
私は焼いてマスタードを添えて食べていましたが、
本場のクネルは全く別物で、大きくふわっとして
クリームとの相性が良くとても美味しく頂きました。

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最後にリヨン特産のチーズ・Saint -Marcellin(サンマルスラン)
軽くてまろやかでミルクの香りにほんのりしたチーズの臭みが
忘れられない、やみつきになる美味しさでした。


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ところどころ雪が積もる冬景色、最後に広がった青空と
美しい夕日を名残惜しく車窓から眺めながらパリに戻りました。


そうそう、前の席にいた男性カップルが
それぞれミニチュア・ダックスフンドをバッグに入れて約2時間、
470キロをまるで幼い子をあやすように乗っていたのを思い出しました。

フランスの列車は一ヶ月以上前に予約すると
日本とは比べられないくらい安くて、
ファーストクラスも少し(1000円ほど)追加料金を出すだけですが、
日本の新幹線の普通車のほうが広々していて、
ワンちゃん達は身動きできずにクーンクーンと可愛そうでした。


一泊の短い旅行でしたが、フランスの地方を満喫、
最後の良い旅になりました。



1月下旬、リヨン旅行(1)

1月下旬、TGV(新幹線)に乗って
フランス第2の都市、リヨンに行きました。

前回リヨンに行ったのは20年ほど前でその時は7月、
40度まで気温が上がった暑い季節でした。
今回、盆地のリヨンは特に寒さが厳しくどんより曇り空の下、
前回行かなかった場所を観光しました。

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フルヴィエールの丘の上から眺めた美しいリヨンの街です。

世界遺産に登録されている歴史地区を巡りました。

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丘の上にあるノートルダム教会

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厳かで繊細な装飾が美しい教会でした。

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登るときはケーブルカーで、
帰りは階段で、途中で後悔しました(苦笑)
急な階段が約350段。

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スイスからリヨンを通り地中海に続くローヌ川です。

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旧市街には建物の中庭を通るリヨン特有の抜け道「トラブール」
があります。特産の絹織物を雨に濡れずに運ぶために、
また、戦争中には隠れ場所としても使われた小道です。

人が住むアパートの入り口から入れます。
迷路のようでした。

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トラブールの入り口の看板。


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そして旧市街から離れて坂を登るメトロに乗って見に行ったのは

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壁一面のだまし絵アートです。

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少し離れてみると、実際に居る人とだまし絵の中の人との
区別がつかなくなります。


数ヶ月経って、曖昧な記憶をたどって書いていますが、
街の中心を流れるローヌ川が印象的だったのを思い出しました。







2月のある日 ベーグル専門店・BAGELSTEIN

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パリに何店舗もあるベーグルのお店です。
いつも車から眺めていて、一度食べてみたいと
思っていました…今ごろ?ですけど。

ここはマレ地区にあるお店です。
何があって、どのように注文したらいいのかわからないお店は
時間と気持ちの余裕が無いと1人では入りにくい。

気になりながらも
いつも駆け足で通り過ぎていました。

でも、もうそんな迷っている時ではない(笑)

ちょうど空いていたので、
少々もたついていても大丈夫そうでしたし
思い切って入ってみました。

こんな事で大層、ですね。


まずは色々あるベーグルから選びます。

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ゴマのついているプレーンにしました。

そしてトッピングは

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無難にアボカドクリーム、ビーフ、モッツァレラ、
そしてサラダです。

なんとなく、パサパサしている勝手なイメージだったのが、
食べてみるとしっとりと柔らかい。

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昼食を済ませていたムッシュにもお裾分けすると、
お気にいったようで、数日後、もう一度行って、
ベーグルもトッピングも違う種類を2個買って
食べておけばよかった・・・悔いが一つ減りました(笑)


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Bagelstein

https://www.bagelstein.com/
住所 50 rue de Miromesnil 75008 Paris
   26rue des Capcines 75001 Paris
   9ter rue saint-Placide 75007 Paris
   2,rue de la Verrerie 75004 Paris

調べてみるとパリだけで12店舗もありました。
どおりで、あちこちで見かけたはずですね。

(このブログは2月のある日、携帯で書きました)

マレ地区散歩・サン・メリ教会

一年で一番寒くてお天気のすぐれない日が多い2月ですが、
ここ数年はこんな定説が変わりつつあって、
今年の2月も青空に恵まれました。

フランス生活最後の1ヶ月が冬の2月でしたから、
お天気が良いのは本当にありがたかったです。

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そしてこの日も、良いお天気でマレ地区を散歩していて
見つけたサン・メリ教会。

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以前は教会があっても素通りだったのが、
最近は時間がある時は中に入っていました。

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何気なく入った教会ですが、調べてみると
パリで最も美しいゴシック建築の教会の一つでした。

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パイプオルガンも立派でした。

ここでは毎週日曜日の15時半から18時まで
コンサートが開催されているようです。
HPに書いてあるのを見ました。
もっと早く調べればよかった・・・遅すぎました。残念です!

パリ散歩中に教会を見つけたら是非中に入ってみて下さい。
閉じられた扉を開けるのは少し勇気が入りますが、
一歩入ると案外気を使わずに歩けます。
中を見るのに5分もかかりません。

Eglise Saint Merry
76 rue de la Verrerie 75004 Paris
(入り口はSaint Martin 通りから)
月〜土曜日 8時〜20時
日曜日   9時〜13時
http:/saintmerry.org

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帰国するとフランスに居る時のように
教会を見て回ることができなくなるな〜と
残念に思っていました。

でも桜満開の4月に京都の醍醐寺で
静かな空間に佇む仏像に囲まれると
フランスの教会とは違ってはいるものの、
教会で感じた静粛さは同じでした。

これからはお寺巡り、ですね。

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シャンゼリゼのデパート・ラファイエット・カフェ

シャンゼリゼ通りにデパート・ギャラリー・ラファイエットがあります。
オペラ裏の本店に比べると、セレクトショップのようで、
私は買い物より、友人とゆっくりおしゃべりを楽しむために
よく地下のカフェに行っていました。


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地下にあるセルフサービスのカフェ「Joe &The Juice」です。

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昼食時以外は人も少なく
広々としたスペースでゆっくりくつろげます。

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冷たい物が飲みたい時はいつもこのいちごのスムージーを頂いていました。

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昼過ぎに予約した美術館に行く前に
簡単にランチをした事もありました。

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中身は色々選べます。
パンがサクサクしていて美味しいサンドイッチでした。

シャンゼリゼ通りに行かれる際のお手洗い休憩にもお勧め!
ここ(地下一階)にあるのが分かっていると安心です。
フランスでは珍しい日本式のウオッシュレットタイプで
掃除も行き届いていて、しかも無料です。

シャンゼリゼ通りにある唯一のデパート、
何かと便利に立ち寄れます。


Galeries Lafayette Champs Elysees
60 Av. des Champs-Elysees, 75008 Paris,
メトロ1号線George V駅とFranklin D Roosevelt 駅の間くらいです。
営業開始: 10:00 -21:00
無休(クリスマスや元旦はご確認ください)



2月半ば 最後の美容院へ

曇り空が続く2月半ば、
その日は最高気温が15度もあっって、
私もさすがに薄着で出かけました。

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30年以上お世話になっている美容院に行く最後の日。
椅子に腰掛けるとすぐに久しぶりの会話が始まり、
気づいたら何も言わなくても思い通りのヘアースタイルに 
仕上がっている。そんなお付き合いでした。


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最後の1階がきつい5階までの螺旋階段です。

子供達が小さい頃、バカンスになると一緒に行って、
まずは子供達がカットをしている間に
私はまた階段を降りて、その頃、近くにあった
イギリスのスーパー・マークス&スペンサーへ急いで行って
買い物を済ませて、また上がって最後に私の番。
若かったですね〜。 


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その日のマレのデパート、BHV のウインドーは
バレンタイン一色でした。

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あっという間に帰国まであと半月・・・
と思っていた2月半ばのある日です。


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帰国して、そろそろ美容院へ行きたいと思いつつ、
3ヶ月近くが過ぎました。
ようやくネット検索して近くの美容院を予約しました。

あまりに長い間おまかせヘアだったので、
不安な気持ちはあるのですが、
日本ですから、
多分ある程度の評判の良いところなら大丈夫かな?
楽しみです。



帰国して2ヶ月が過ぎました。

大変ご無沙汰致しました。

突然ネットが使えなくなり
ブログ中断のお知らせをしてから3ヶ月以上経ちました。

今まで、振り返る時はいつも「あっという間」
だったのが、今回はまだこれだけしか経っていない?
と思えるほど様々な事がありました。

片付けないといけない事が次から次へと山盛りで、
とにかく一つづつ順番に済ませるしかない
と過ごしていました。

閉店から帰国までの約一年、
この歳が限界だった・・・とつくづく思う毎日です。

どんな風に大変だったか?
あまりに多くてすぐには思い出せません(苦笑)

でも、最後のフランスでの楽しい思い出は次から次へと
思い浮かびます。

そして、2ヶ月以上経った今もフランスに住む友人と
「じゃあ、来週シャンゼリゼで待ち合わせね。」・・・なんて言えるような、
あの歩き慣れたパリの街は、一歩外に出たらすぐに行ける場所のような
そんな気持ちで、まだ遠く離れてしまった実感がありません。

これからは本当にフランスでの思い出ブログです。
どんどん薄れていくだろう記憶を少しでも鮮明に残したいと
今一度思い出しながら綴ります。

気まぐれな更新になると思いますが
お付き合い頂ければ幸いです。


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sakura

これは帰国直前の2月末、
ボンマルシェ近くのセーブル通りにあるイギリス系の学校の
扉が開いた一瞬に見えた桜です。

この桜は何年か前にも通りがかりに見たことがあり、
フランスではあまり見かけない染井吉野?のようで心動かされました。
その桜を最後にこんな風に見られてとても嬉しかったです。

この春は日本の桜を満喫しました。
日本は街中にこんなにも桜の木があるんだ!と驚きでした。

今、フランスはマロニエの花が満開だそうです。

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先日友人が送ってくれた写真です。

フランスのマロニエと日本の桜と
どちらの国も美しい春がやってくるのだな〜と
マロニエの並木道を思い出しています。
あ〜、やっぱり懐かしい。。。

PS:フランス在住中に、携帯で少しブログを下書きしていましたが、
  携帯で書いたブログはパソコンで上書きすると
  写真が調節できなかったり、今までとは違った形態になっています。
  私はどうにもできなくて、そのままで続けることにしました。
  ご了承下さい。
  今日はパソコンです。
  ブログの書き方覚えていて、ホッと(笑)




ネットが使えなくなり。。。

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今週から少し気温が下がり、
2月なのに素晴らしいお天気です。

ご無沙汰しております。

帰国が近づき、手違いで早々にインターネットを
切られてしまいました。
何とか電話だけは確保できてホッとしていますが、
苦手な携帯でしかブログを書く手段がありません。

残り少ないフランスを楽しんだ日々を
自分の思い出の為にも、ブログに残したいと
思っていますので、帰国後落ち着いたら
また続けさせて頂くつもりです。

今は、フランスを離れる郷愁の気持ちより、
帰国準備でいっぱいいっぱいです。

最後のご挨拶はもう少し後で、
帰国準備のバタバタが終わってからに。

桜の花が咲く頃?

中途半端で申し訳ございません。
こんなブログをご覧頂いていることに、
心から感謝いたします。

トリュフ入りブリチーズ

先日、イタリアンレストラン・L'Inconnu(ランコニュ)さんで
トリュフを頂いて
「この冬の初トリュフだ」と気づきました。

トリュフのシーズンになった頃に日本へ行って、
帰国疲れ?(美味しいものを食べすぎました)で
フランスに戻ってからもあっさりめの食事で済ますことが多く、
トリュフのことはすっかり頭から消えていました。

でもフランスを離れたら、そうそう簡単には口にできない事に気づいて、
真っ直ぐ、ランコニュさんの近くにあるチーズ専門店
「Quatrehomme・キャトルオム」へ。

冬場だけ販売されるトリュフ入りチーズです。

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とろけるブリチーズに入ったトリュフ、
写真ではつぶつぶに見えますが、
スライストリュフがふんだんに入っています。

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「フランスで一番食べておきたい物は?」
と以前友人から聞かれて、
「バゲットとチーズかな〜?」と答えたのですが、
やっぱりこれでした(笑)



Quatrehomme
62 rue de Sevres 75007 Paris
http://www.quatrehomme.fr/
(日本へはお持ち帰り用に真空パックにもしてもらえます)




レストラン・L'Inconnu(ランコニュ)

イタリアンレストラン・L'Inconnu(ランコニュ)さんに
お邪魔しました。

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官庁街にあるお店は静かな佇まい、
見逃さないようにご注意くださいね。

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ファンファンの閉店以来、久しぶりです。
いつの間にか半年以上経ちました。

私は心せわしい日々を過ごしていますが、
ランコニュさんは以前と変わらない落ち着いた雰囲気で、
この日もゆったりした気分で頂きました。

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繊細なバカラのグラスにサンペルグリーノの炭酸水と
フォカッチャです。

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温かいアミューズブーシュ(突き出し)を頂いて、

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前菜は帆立貝のクリーム仕立てと
パンチェッタ(豚バラ肉)を巻いたチコリ
繊細なお料理でした。

メインの前に特別に頂いたトリュフのリゾットです。

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口の中がトリュフの香りに包まれました。

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タラのアクアパッツァは予想と違うアレンジで
大根のスライスとクリームの取り合わせを美味しく頂きました。

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ホロホロ鳥のパスタです。

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とろけるようなクリームとさっくり薄いタルトのデザートです。

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コーヒーとミニ菓子。

どれも美味しく頂きました。

フロアサービスをされているシェフの奥様のお気遣いが優しくて、
一人でも気兼ねなく来られるお勧めのレストラン。
私のパリの思い出のレストランの一つです。


イタリアンレストラン L'inconnu (ランコニュ)
 4 Rue Pierre Leroux, 75007 Paris
電話: 01 53 69 06 03
http://restaurant-linconnu.fr/ja/


PICARDのチーズフォンデュ

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フランスは来週から少し気温が上がるようです。

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今朝のニュースで新潟の大雪が映っていました。
日本の皆様、どうぞお気をつけてお過ごし下さい。

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随分前に冷凍食品専門店のピカールで
箱の写真が美味しそうで思わず買ってしまったチーズフォンデュ。

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でも、チーズフォンデュをメインに食べると胃に堪えるかも・・・と
箱を開けるのも躊躇われていたのですが、
先日、寒い日に箱からだすと、

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こんな風に3センチくらいの塊で、
好きなだけ使えるようになっていました。
さすがピカール!ちゃんと考えてます(笑)
これなら、前菜として少しずつ食べられます。

スープやミートソースなどもこの形状で袋の中に入っているので、
我が家の冷凍庫の常備品です。

パンや野菜によく合う、癖のない美味しいチーズでした。

ファンファンから道路を隔てたところにあるPICARD(ピカール)は
本当に長い間お世話になりました、とつくづく。



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