2006年07月06日

アトピー戦記:第7回)30分で消えた肘の内側のかゆみ

さて、電気パルスを頭に通す事で脳を活性化する治療が始まりました。

それは特殊な通電液を含ませたスポンジのパッドを両耳に当てて、電気パルスを通すというものでした。

どんな仮説に基づいているのかは本で調べていましたから、特に不安はありませんでした。

とにかく最初の1回は無料なのです。ならば駄目で元々、試してみれば結果は出ます。

たとえ理論的に正しくても、自分にとって効果がなければ意味は無いのですから、最初の1回が無料というのはありがたい事でした。


治療をする前に、耳のあちこちに金属棒を当てて診断が行われました。

「耳のつぼ」を調べているらしく、これも今までにない体験でした。

ただ、一番驚いたのは、職員の態度の素っ気なさでした。

一般の医者以上に態度は悪く、出来るだけ事務的な事以外での関わりは持たないようにしようと思ったのを覚えています。


いよいよ、電気を通す時が来ました。

はじめは痛いかと思ったのですが、ほんの数分で不思議な感覚が出てきました。

なんというか、脳みそを優しくマッサージされているような感覚なのです。


肩こり等ではよくある事ですが、

疲れが溜まりすぎてしまうと、肩こりがあるという感覚自体が失われてしまって、しばらくマッサージしてもらってからでないと、「こっていた」事に気づくことさえ出来ません。


それと同じような感覚で、電気を通し始めてから数分して気づいたのが、

「自分の脳がこっている」

という事でした。


そして、30分が過ぎた頃、

驚くほど頭が軽くなっていたのです。

そのときに初めて気がついたのですが、

今まで私が「普通」だと思っていた状態が、実は「頭痛が続いている」状態だったという事でした。

常に軽い頭痛が続いているのが当たり前になっていて、軽い頭痛に慣れてしまっていたのでした。


もっと驚いた事は、痒くてどうしようもなかった肘の内側から、カユミが消えていた事でした。

赤く腫上がり、所々、あかぎれのような傷口まであったのに、それが普通の皮膚の状態になっているのには驚きました。

この話は今でも多くの方には信じてもらえませんし、私自身も記憶違いではないかと自分を疑いたくなる出来事ですが、事実です。


これだけの体験があったにも関わらず、その日は治療のチケットを買わずに帰る事にしました。

一回1万円の治療を30回という金額の問題もありましたが、

あまりにもすぐに効果が出たので、その後の副作用があるのではないかという疑いがあった事、

この1回の治療効果がどの程度持続するのか知りたかった事、

最後に、虫のよい話ですが、なんとか無料体験だけで済ませられないかと思った事、

この3点があったからでした。


結果として、副作用どころか、胃腸の調子まで良くなったように感じられ、その効果は1週間ほど持続しました。

ただ、残念な事に、無料体験だけでは効果を持続する事は出来ず、結局その後の治療を継続する為にクリニックに通う事になりました。


その後、25回も通いましたから、25万円を数ヶ月で使った計算になります。

しかし、その効果は絶大で、偏頭痛の発作から解放され、アトピーも完全に消えました。

本当はさらに5回通う予定だったのですが、進学の都合で東京を離れる事になり、状態が安定していた事もあって、そこで一旦打ち止めとなってしまいました。

クリニックでは30回受ければ一生効果が続くと言われていましたので、あと5回通いたかったのですが、これだけの効果が出る治療法がなくなるわけが無いと思っていた私は、再発したら5回受ければ良いだろうと思っていたのでした。

25万かけて、その後の8年間、アトピーから解放されるというのは決して高くはない買い物でしたが、あと5回を受けていれば、8年後の再発に悩まされる事は無かったかもしれません。

そう思うと、ちょっと残念です。

しかし、再発といっても軽い症状が続く状態で、偏頭痛の発作も発生頻度が半分以下に抑えられていましたので、やはりこの治療が無かったら、今のような生活は出来なかっただろうと思います。

<最後にご注意>

残念な事なのですが、私が体験した電気パルスの治療法は既に体験する事が出来なくなっています。

色盲や色弱を治すという、眼科医界にとっては非常識な治療を行っていた為に、マスコミなどに叩かれ、最終的には裁判などのいざこざがあまりに多くなりすぎたようで、このクリニックは活動を停止してしまいました。

確かに100パーセントこの治療で治るというものではありません。

治らなかった方が居たのも容易に予想されます。


妙な話ですが、

こうした常識はずれの治療法に対して、世の中は100パーセントの治療効果を求めてきます。

主流の医学療法であっても100パーセント治るなんてモノはありません。

少数でも常識はずれの方法で治った例があるのなら、それがなぜ治ったのかを研究した方が実りが多いと思うのですが……。

ですから、この治療法は既にこの世にありません。

再開するかどうかも分かりませんし、私自身、このクリニックとの関係は単なる患者としての付き合いでしたから、これからどうなるのかは全然わかりませんので、この件についてご質問にはお答え出来る立場にありませんので、ご了承ください。  

Posted by majilife at 07:21Comments(0)TrackBack(0)

2006年06月21日

アトピー戦記:第6回)受験の為の本がアトピー解放のきっかけに!

その本は頭を良くするというテーマの本でした。

記憶術に関連する本だろうと思っていたのですが、その内容は驚くべきものでした。

なんと、脳そのものを活性化する方法があるというのです。

つまり、脳の使い方で学習成果を出すのではなく、脳の働きそのものを向上させるというのです。


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Posted by majilife at 05:43Comments(0)TrackBack(0)

2006年06月11日

アトピー戦記:第5回)負けられない戦い

アトピーとの戦いは激しさを増していました。

受験を迎え、勉強をしなくてはならないのに集中力が続かない。

何しろ痒いのです。

痛いのです。

肘の内側、膝の裏側、首筋がひび割れ、眉毛が抜け、乾燥した肌が白い粉のようになってはがれ落ちていく。


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Posted by majilife at 05:04Comments(0)TrackBack(0)

2005年09月27日

アトピー戦記:第4回)原因不明と言われた頭痛も

アトピーになる前から医者には強い不信感がありました。

それは、私が抱えていた原因不明のもう1つの病……「頭痛」に対する医者の態度が原因でした。

中学の頃から頭痛が重くなり、とうとう半年に一度のペースで激しい発作が起きるようになりました。

発作が起きる前は、常に頭が重い感じというだけで、我慢すれば済むものでした。

ところが、ある朝のことです。

私は激しい頭痛で目が覚めました。

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Posted by majilife at 03:40Comments(1)TrackBack(0)

2005年09月22日

アトピー戦記:第3回)ステロイドの恐怖を知る

病院を替える事にしました。

しかし、どこに変えても「原因は不明」と言われ、薬は同じ。

最初は薬の劇的な効果に目を奪われていましたが、良く効く薬は副作用も強いのではないかと疑問が湧いてきました。

既に腕全体に広がっていた皮膚炎に、病院で貰った薬を指で線を描くように塗ってみました。

驚いた事に、ほんの数分で塗ったところだけ皮膚炎が治まったのです。

あまりの格差に驚いて、薬の内容を調べる事にしました。
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Posted by majilife at 13:27Comments(1)TrackBack(0)