まじめになっちゃだめだ

そのほうがうまくいくんだ

2019年08月

その昔初心者狩りされて「スト2なんてニ度とやらない」と思ってたガキが、 オッサンになってホークで1勝するまでの話 第8話

その昔初心者狩りされて「スト2なんてニ度とやらない」と思ってたガキが、

オッサンになってホークで1勝するまでの話

 

第8話 俺の人生にも一度くらい、こんな日があってもいいだろう

 

前回、連戦連敗するなか、「弾の予備動作を見て取る」ことに光明を見出したわたし。再度SFC版で練習を積みます。

 

しかし、どうしてもCPU相手だとパターンを知ってるせいか、見切った感じがしない。自分では練習してるつもりなんだけど、全然自信がついた気になりませんでした。

そんな中、次の対戦の機会がやってきます。

 

【第5戦:松戸ソニック】

この日は松戸ソニックに遠征。

平日夕方に行ったせいか相手してくれる人がいなくて、しばらく1人用エミュ台でCPU戦。

もう帰ろうかなと思ってたら対戦台でバイソンを操ってる方がいたのだが、バイソン怖いので避けました()

彼はその後、バイソンでエンディング見た後ガイルで再度CPU戦を始めたので、弾キャラだ!と思い乱入します。

 

結果、この日も勝てませんでした。34戦してもらったかな?

しかし、ソニックの予備動作見てコンドル、は上手くいきました!もちろん、ソニックは硬直短いのでコンドルはガード間に合ってしまうんですが、明らかに相手はソニックを撃ちづらい様子。

何度かコンドルでプレッシャーをかけると、そのうちソニックをほとんど撃ってこなくなりました。相手がソニック撃つのは、コンドルガード後ぐらい。

画面端で待ち続けるガイル。

相手がやることは中足と、立ちフェイクのしゃがみアッパーのみです。

ここで、しゃがみアッパーに大足を出したり、高打点コンドルで駆け引きできたりすれば勝ちも見えたかもしれないのですが、残念ながらそこまでの頭はぼくにはありませんでした。

しかし、「予備動作で弾に反応する」ということは上手くできたので、その点に自信を持てたことを収穫に、家に帰りました。

 

【相手を見る、ということ】

弾を見切ることを目指した結果、プレイ中の目の置き方も変わりました。

 

弾を見切るためには、相手を見なければなりません。相手を見る。当たり前のことですし自分もできていると思ってたのですが、残念なことに以前のぼくは、相手を見ている「つもり」でした。

どういうことかと言うと、ぼくは以前は、「自キャラの少し前方」に視線を定めていたのです。

しかし、それでは弾の予備動作を見切れませんでした。相手キャラをガン見しないと予備動作に反応できない。しかも、リュウケンならキャラの背中当たり、チュンリなら頭部付近、、にフォーカスを当てないと。

けど、そうすると、「自キャラは視界から外す」ことになります。いや、正確には視野の端にとらえてはいるんだけど、でも自キャラはなんとなくしか見えてない。

これが初心者には怖い。つまり初心者は、「相手を見ていない」んじゃなくて、「自キャラから目を離すのが怖い」んです。

しかし、これは克服するしかない症状です。自キャラの位置はレバーの感覚だけで、目に頼らずに把握する。視線は全て相手。おそらく上級者になるとまた少し違った視野でプレイできるのかもしれない。広い視野で、相手のモーション見つつ、自キャラの位置関係を把握して、、とか。でも、最初はこうするしかないように思います。

 

以上、視点の置き方の話でした。

 

そして、運命の第6戦です。

 

【第6戦:新宿西口セガ】

所用を済ませた帰り途、新宿西口セガに立ち寄りました。夕方の時間帯だったせいか、この日も対戦相手がおらず、ハイパー台でCPU戦を延々とやってました。

ホークでエンディング見て、その後、当時サブにしようとしてた本田でも遊びました。それでも対戦する人がいなかったので、よくわからないけど「おもしろそうだな」と思ってたキャミィで遊びます。

フーリガンわかんねえ

次死んだら帰ろう、と思ってた矢先、here comes a new challenger!の文字が。

オイオイ、こっちはキャミィ全然使えてないのに。

相手はターボケンでした。

ぼくがキャミィについて知ってることは、「中足が強い」「J小Kがめくりになる」だけです。なので、いっそ「できることしかしない」と割り切ることに。フーリガン狙わない、スパコンも狙わない、地上だけで行こう、と。

戦ってみると、アレ?意外とイケるぞ?中足もらってくれるし、足速いから投げ決まるし、めくれるし。

1ラウンド取ってしまい、「オイオイ初勝利がキャミィとかシャレならんぞ」と思ってたのですが、結局最後、火力不足で負けてしまいます。

 

もうすでに帰る方向に気持ちが傾いてたので一瞬迷ったのですが、せっかく対戦相手がいてくれたので、もう一戦お願いすることに。

当然ホークで入ります。

 

正直試合内容はよく覚えてません。3ラウンド目まで行ったこと、相手が弾を撃ちづらくなるようプレッシャーをかけたことは覚えています。

そして最後、戦いの中、相手のリバサが出ないことを知っていたので、安全じゃない飛び込みからタイフーン決めて初勝利!ついに勝ちをもぎ取りました。

勝った瞬間、とにかくほっとしました。肩の荷が降りた感じです。試合終了後に自分のプレイが継続するのも初めてです。

 

その後、おそらくメインキャラであろうDJが出てきて、負けます()

 

正直、相手のリバサが出なかったことにつけ込んだだけなので、勝ち方としてはなってないし、後に何も残らない勝ちだと思います。でも、とにかく自分のほしかった「1勝」が拾えたので、満足です。

 

【初対戦から変わったこと】

初勝利まで、初対戦から2ヶ月くらいかかりました。23週間に1回くらいのペースでしか対戦に行ってないので、もっと頻度を上げれば初勝利も早かったのかもしれないですが、でもやっぱり負けると心折れかけたりするし、自分としてはこのぐらいで精一杯だったのかも。

ただ、思ってたより初勝利は早かったと思います。初勝利に半年とか、1年かかる、っていう記事も読んだことあったし。あと、正確に数えてはいないですが、100敗する前に勝つことができました。

 

対戦始めた頃と、立ち回りも変わりました。

・隙の少ない技を使う

・相手キャラに視点を置く(自キャラを見ない)

・弾の予備動作モーションに反応する

ここまでの話に書いてきたことですが、上記の点は明らかに変わりました。

あと、対戦していくなかで、

 

・相手キャラの代表的な攻め方を知った

 

ことは大きかったと思います。例えば、リュウなら起き攻めは安飛び下中P下大K波動で攻めてくるな、とか、バソなら安飛び下段キャンセルオアーバックジャンプパンチ、とか。もちろん変化球もあるので(安飛び投げとか)気を抜けないのですが、相手が何をしたいかわかる、というのは大きいと思います。

 

【初勝利からその後】

弱いながらも対戦を楽しんでます。1日の戦績が240敗とか、330敗とか()。ほとんどゲーセンへのお布施です。今でも1勝もできずに帰ることもあります(さすがに凹む)。先日は、立川タイステでケン使いの方にしつこく連コインし(他に誰もいなかった)15試合くらいやってようやく1勝もぎとりました。相手からすると嫌だったかな。でも、ゲーセンが自分にとって「楽しい所」になったのは収穫です。

 

スト2を始めて、ゲームとはいえ、成長を実感することができました。

昔できなかったことができるようになりました。

だからと言って万人にオススメできるかどうかはビミョーですが、もしこれから始めてみよう!という方がいて、本稿が何かの肥やしになるなら、望外の幸せですね。




その昔初心者狩りされて「スト2なんてニ度とやらない」と思ってたガキが、 オッサンになってホークで1勝するまでの話 第7話

その昔初心者狩りされて「スト2なんてニ度とやらない」と思ってたガキが、

オッサンになってホークで1勝するまでの話


第7話 
泥沼

 

前回デビュー戦でボコボコにされたわたし。再び家で練習に励みます。

正直、課題はたくさんあります。ありすぎて整理できないほど。

ただ、まずは「転ばないこと」を最優先に考えました。そのために、相手をよく見て、ガードでしのぐ必要があるのでは。

大技の空振りも控えます。技を出すときは前に出て差しにいく。余計な技は出さない。

立ち回りについて再考し、3週間後、第2戦に向かいます。

 

【第2:hey

まずはこの日のメモから。

 

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バイソン、ベガ、サガット、ガイルと。1ラウンドも取れず。

ガード中心のおかげで時間をかけることはできたが、攻め手がやはりお願い前跳びしかない。あとバクチトマホーク。

起き攻めの精度、リバサ精度に課題。

サガットにコンドルは確実に反撃される。

バイソンのDGSが見えてない。バイソンのヘッド掴みにやられる(わかってなかった。)

ガイルはソニック出がかりつぶしができてない。

全体的に前へ進めず。打撃も当たる距離まで踏み込めてない。

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2戦も勝てませんでした。しかも1ラウンドも取れず。

今回、「転ばないようにしよう」とガードを固めるスタイルでやってみたのですが、逆に攻め手なくどんどん横押しされる始末。気づいたら画面端で、バクチ打つしかない状態。これじゃ勝てない。

しかも、バイソンには密着から起き攻めされる始末。要は、「どうせお前リバサ出ないだろ」というメッセージです。実際出なかったけど。

 

この日、ディフェンシブな戦い方をしてダメだったことで、正直、どうしていいかわからなくなります。

「きっと経験が解決してくれるんだろう」と開き直りましたが、「どうしたら良いか」はあやふやなまま第3戦を迎えます。

 

【第3戦:hey

再び3週間後。すげえ間が空いてますが、心を整える期間と思ってください()。秋葉原heyにて第3戦。

この日のメモ。

 

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リュウ2人と計5戦くらい。

1ラウンドも取れず。心折れる。

・リバサでない

・安飛びできない(昇竜で返される)

・相手が見えてない

 

大足が決まった。意外性と思われる。

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もうメモをとるモチベーションもなくなってきてます()

ガードで固まるだけでなく、ある程度攻めを考えるようになったのだと思われます。おそらく大足を使うことを覚えたのでしょうこの辺りで。しかし転ばせたのに安飛び失敗、死亡

たった5戦でギブアップしてます。

しかもこのあと、「気分転換しよう」とCPU戦をはじめて、1人目のキャミィに負ける始末。マジ何やってんのよ、対戦の聖地なのに

 

たぶんこの日がどん底でした。

 

「オレは勝負事に向いてないんじゃないか」と考えてたのもこの時期です。勝ち負けのある競争に、オレは向いてないんじゃないか。そういえば俺が勝ったことあるのって明らかに実力差があるときしかない。子供相手の相撲とか。どっちに勝ちが転ぶかわからない叩き合い凌ぎ合いの状態から勝ったこと、あったかなあ。そういえば柔道の試合で、相手明らかに弱くて、でも自分も仕留める技なくて、めんどくさくなって負けたこと、あったなあ、、。受験も、ギリのところは落ちたしなあ

 

心が下向きになってます。

家での練習も惰性になってる。よろしくないなあと思いつつ、「CPU戦で満足しとくべきなのかなあ」とか考えてる始末。

しかし、次の対戦の機会は存外早くやってきました。そして、ちょっとだけ、本当にちょっとだけ、明るい材料を掴みます。

 

【第4戦:西日暮里バーサス】

第3戦から数日後、たまたま山手線沿線に用があったので、バーサスに立ち寄りました。東西戦で有名な場所なので、一度見学してみたかったのです。

意外に狭い店内(失礼)。しかも暗い。エレベーターで上がったところにあるのに、アンダーグラウンドな雰囲気が漂ってます。

夕方の時間帯でしたが、リュウ使いがCPU戦をやってました。乱入します。

 

___

リュウと8戦。2ラウンドは取れたが、全敗。

・やはり前飛びしてる

・波動の処理ができてない。波動見てから中Pができてない。

(相手は小P打っての波動で、しゃがみモーションがなかった。うまい)

・ラウンドが進むにつれ対策される。最後は舐めプ(接近起き攻めされる)

NPタイフーンが1回決まった!超うれしい

 

・あと1歩の接近、だがこれが難しい

・そもそも相手が見えてない、よなぁ

・そもそも後退しないよねワタシ、、

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結果はこの日も全敗でした。正直、大変不遜な発言ですが、正直に言います相手はそこまでじゃなさそうと思いました。スミマセン素人がこんなこと言って。でも動きが硬かったように見えた。今日こそ初勝利かもと期待したのですが、ダメでした。大昇竜ガードの落ち際でなぜかK掴みを2度も失敗するという残念な戦いに。

実はこの日、N小Pタイフーンがはじめて決まりました。このことで、少しまた楽しさが復活したような気がします。

けれども、本当に大事なのはそこではありません。

 

実はこの日、相手の波動を食らいまくりました。なぜか波動が見えない!ガードもできてない。

帰り道、西日暮里から日暮里駅まで歩きながら理由を考えました。なぜ波動が見えないのか。実は、この日の相手は、立小P空キャンで波動を撃ってきました。そうすると、しゃがみモーションを見せずに波動を撃つことができます。そう、わたしは相手のしゃがみモーションを見て「波動だな」と判断し、飛んでいたのです。

どうりでこれまで相手のしゃがみフェイントにひっかかり対空食らってたわけだ。

で、この日はしゃがみが見えないから波動を油断してる食らう、というわけです。

 

【弾対策】

しゃがみで弾かどうかを判断してるうちは結局ギャンブルになる。そして、弾対策ができなきゃ一生横押しされる。コイツはマジで対策考えないといかん。

そう思っていろいろ調べてたら、

 

「弾の予備動作を見る」

 

って話題があって。

例えば、リュウなら波動を撃つのに11Fかかる。その際、「手を腰に溜めて後ろにヒジを突き出す」動作が入る。それが見えた瞬間に飛べば、弾出てから飛ぶより圧倒的に早く攻撃できる(てゆーか弾出たの見てから飛んでも間に合わないんだけど)し、「しゃがみ」みたいな不確かな動作で判断しなくても済む。

 

それか!

 

ぼくはさっそくshouryuken.comで各キャラの弾モーションのキャプチャを撮ります。すると、

 

▪️弾対策

波動後ろにヒジ出たら 6F

ソニック光の翼 5F

チュンリ手が上に出たら 3F

ヨガファイヤー腹が膨らんだら 7F

エアスラ後ろが光ったら 5F

サガット 胸を膨らませたら(前側の手が消えたら) 6F(上タイガーはわかりにくい)

 

しかもこれらのモーションは、他の動作(Pなど)とかぶってない!(サガットはパンチ動作と激似だけど。)だから、これらの動作が見えたら弾確定なんです。で、弾確定モーション見てコンドルすれば、、ダウン取れるじゃん!しかもホークは4Fで空中判定なのでかわしやすいし、(他キャラと違って)コンドルで急速落下できる。

 

よし!コイツを見て取れるようになってやる

 

と、ひさびさに鼻息荒くなったところで次回につづきます。

 


プロフィール

森田表計算の中の人と同一人物。
実物はスーパーキャットに似ているらしい。『パタリロ』の。

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