その昔初心者狩りされて「スト2なんてニ度とやらない」と思ってたガキが、

オッサンになってホークで1勝するまでの話


第7話 
泥沼

 

前回デビュー戦でボコボコにされたわたし。再び家で練習に励みます。

正直、課題はたくさんあります。ありすぎて整理できないほど。

ただ、まずは「転ばないこと」を最優先に考えました。そのために、相手をよく見て、ガードでしのぐ必要があるのでは。

大技の空振りも控えます。技を出すときは前に出て差しにいく。余計な技は出さない。

立ち回りについて再考し、3週間後、第2戦に向かいます。

 

【第2:hey

まずはこの日のメモから。

 

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バイソン、ベガ、サガット、ガイルと。1ラウンドも取れず。

ガード中心のおかげで時間をかけることはできたが、攻め手がやはりお願い前跳びしかない。あとバクチトマホーク。

起き攻めの精度、リバサ精度に課題。

サガットにコンドルは確実に反撃される。

バイソンのDGSが見えてない。バイソンのヘッド掴みにやられる(わかってなかった。)

ガイルはソニック出がかりつぶしができてない。

全体的に前へ進めず。打撃も当たる距離まで踏み込めてない。

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2戦も勝てませんでした。しかも1ラウンドも取れず。

今回、「転ばないようにしよう」とガードを固めるスタイルでやってみたのですが、逆に攻め手なくどんどん横押しされる始末。気づいたら画面端で、バクチ打つしかない状態。これじゃ勝てない。

しかも、バイソンには密着から起き攻めされる始末。要は、「どうせお前リバサ出ないだろ」というメッセージです。実際出なかったけど。

 

この日、ディフェンシブな戦い方をしてダメだったことで、正直、どうしていいかわからなくなります。

「きっと経験が解決してくれるんだろう」と開き直りましたが、「どうしたら良いか」はあやふやなまま第3戦を迎えます。

 

【第3戦:hey

再び3週間後。すげえ間が空いてますが、心を整える期間と思ってください()。秋葉原heyにて第3戦。

この日のメモ。

 

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リュウ2人と計5戦くらい。

1ラウンドも取れず。心折れる。

・リバサでない

・安飛びできない(昇竜で返される)

・相手が見えてない

 

大足が決まった。意外性と思われる。

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もうメモをとるモチベーションもなくなってきてます()

ガードで固まるだけでなく、ある程度攻めを考えるようになったのだと思われます。おそらく大足を使うことを覚えたのでしょうこの辺りで。しかし転ばせたのに安飛び失敗、死亡

たった5戦でギブアップしてます。

しかもこのあと、「気分転換しよう」とCPU戦をはじめて、1人目のキャミィに負ける始末。マジ何やってんのよ、対戦の聖地なのに

 

たぶんこの日がどん底でした。

 

「オレは勝負事に向いてないんじゃないか」と考えてたのもこの時期です。勝ち負けのある競争に、オレは向いてないんじゃないか。そういえば俺が勝ったことあるのって明らかに実力差があるときしかない。子供相手の相撲とか。どっちに勝ちが転ぶかわからない叩き合い凌ぎ合いの状態から勝ったこと、あったかなあ。そういえば柔道の試合で、相手明らかに弱くて、でも自分も仕留める技なくて、めんどくさくなって負けたこと、あったなあ、、。受験も、ギリのところは落ちたしなあ

 

心が下向きになってます。

家での練習も惰性になってる。よろしくないなあと思いつつ、「CPU戦で満足しとくべきなのかなあ」とか考えてる始末。

しかし、次の対戦の機会は存外早くやってきました。そして、ちょっとだけ、本当にちょっとだけ、明るい材料を掴みます。

 

【第4戦:西日暮里バーサス】

第3戦から数日後、たまたま山手線沿線に用があったので、バーサスに立ち寄りました。東西戦で有名な場所なので、一度見学してみたかったのです。

意外に狭い店内(失礼)。しかも暗い。エレベーターで上がったところにあるのに、アンダーグラウンドな雰囲気が漂ってます。

夕方の時間帯でしたが、リュウ使いがCPU戦をやってました。乱入します。

 

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リュウと8戦。2ラウンドは取れたが、全敗。

・やはり前飛びしてる

・波動の処理ができてない。波動見てから中Pができてない。

(相手は小P打っての波動で、しゃがみモーションがなかった。うまい)

・ラウンドが進むにつれ対策される。最後は舐めプ(接近起き攻めされる)

NPタイフーンが1回決まった!超うれしい

 

・あと1歩の接近、だがこれが難しい

・そもそも相手が見えてない、よなぁ

・そもそも後退しないよねワタシ、、

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結果はこの日も全敗でした。正直、大変不遜な発言ですが、正直に言います相手はそこまでじゃなさそうと思いました。スミマセン素人がこんなこと言って。でも動きが硬かったように見えた。今日こそ初勝利かもと期待したのですが、ダメでした。大昇竜ガードの落ち際でなぜかK掴みを2度も失敗するという残念な戦いに。

実はこの日、N小Pタイフーンがはじめて決まりました。このことで、少しまた楽しさが復活したような気がします。

けれども、本当に大事なのはそこではありません。

 

実はこの日、相手の波動を食らいまくりました。なぜか波動が見えない!ガードもできてない。

帰り道、西日暮里から日暮里駅まで歩きながら理由を考えました。なぜ波動が見えないのか。実は、この日の相手は、立小P空キャンで波動を撃ってきました。そうすると、しゃがみモーションを見せずに波動を撃つことができます。そう、わたしは相手のしゃがみモーションを見て「波動だな」と判断し、飛んでいたのです。

どうりでこれまで相手のしゃがみフェイントにひっかかり対空食らってたわけだ。

で、この日はしゃがみが見えないから波動を油断してる食らう、というわけです。

 

【弾対策】

しゃがみで弾かどうかを判断してるうちは結局ギャンブルになる。そして、弾対策ができなきゃ一生横押しされる。コイツはマジで対策考えないといかん。

そう思っていろいろ調べてたら、

 

「弾の予備動作を見る」

 

って話題があって。

例えば、リュウなら波動を撃つのに11Fかかる。その際、「手を腰に溜めて後ろにヒジを突き出す」動作が入る。それが見えた瞬間に飛べば、弾出てから飛ぶより圧倒的に早く攻撃できる(てゆーか弾出たの見てから飛んでも間に合わないんだけど)し、「しゃがみ」みたいな不確かな動作で判断しなくても済む。

 

それか!

 

ぼくはさっそくshouryuken.comで各キャラの弾モーションのキャプチャを撮ります。すると、

 

▪️弾対策

波動後ろにヒジ出たら 6F

ソニック光の翼 5F

チュンリ手が上に出たら 3F

ヨガファイヤー腹が膨らんだら 7F

エアスラ後ろが光ったら 5F

サガット 胸を膨らませたら(前側の手が消えたら) 6F(上タイガーはわかりにくい)

 

しかもこれらのモーションは、他の動作(Pなど)とかぶってない!(サガットはパンチ動作と激似だけど。)だから、これらの動作が見えたら弾確定なんです。で、弾確定モーション見てコンドルすれば、、ダウン取れるじゃん!しかもホークは4Fで空中判定なのでかわしやすいし、(他キャラと違って)コンドルで急速落下できる。

 

よし!コイツを見て取れるようになってやる

 

と、ひさびさに鼻息荒くなったところで次回につづきます。