**ひとりごち**

博多発 三児の母のひとりごと

2010年11月

散歩

急に冬が来たみたいに寒い日だけど、
秋晴れの大きな空に吸い込まれるように家を出た。
子どもたちと河原の道を散歩して、
すずは川の水に触れたり石段に私と並んで座ったり。
ソウはオケラやコオロギをつかまえ、メダカを狙い。
SAYAはいろいろな色の落ち葉を広いながら歩く。

子どもたちの向こうには、お日様にキラキラと輝く水面
どこかの家の柿の木がたわわに赤い実を付け
山は紅葉を始めている。

なーんだ。
簡単なことなんだ。
いろんなことが。
忙しい毎日に、自分を追い込んでいた様な気がする。
ネガティブな自分は格好悪いけど、そんな自分を
愛しく思えるようになったのは、私の成長。

何もいわなくて いいよ

高校時代の親友からはがきが届いた。
夏に5年振りくらいに会ってランチをしたのに
丁度私がトラブルを抱えていたもので、結局高校時代と同じ、
悩み相談みたいな再会になってしまった。
その後の近況報告とお礼を兼ねて、私が届けたはがきの返事。

今ではお互い主婦で母親で。
多忙な毎日を送っているので時々メールで連絡し合う間柄だが、
このことだけは昔の様に自分の文字で伝えたかった。
彼女も全く同じ事を考えていてくれた様で、忙しい合間をぬって
はがきを送ってくれた。
そのはがきのデザインが、「何も言わなくていいよ。ちゃんとわかるから。」
胸の奥に静かに染み渡った。

ずっと会わなくても、話さなくても、いつも繋がっていて
いつも応援してくれている。
みんなが間違っていると言っても彼女は
「あなたがすることだから、間違いない」って言ってくれた。

お陰ですっかり元気になりました。ありがとう。

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