2015年7月16日に発売された Wii U『ヨッシー ウールワールド』を実際にプレイした感想についてお届けしていきます。

 筆者はとりあえずワールド1をクリアした段階。過去シリーズ作品はスーパーファミコン『ヨッシーアイランド』、ニンテンドウ64『ヨッシーストーリー』、DS『ヨッシーアイランドDS』、3DS『ヨッシー New アイランド』をプレイしています。


 購入したのは上の写真の通り、あみぐるみヨッシーが付属した「amiiboセット」。筆者が利用した販売店では税込みで6,900円ぐらいでした。

 あみぐるみヨッシーは、ポテッとした丸いデザインで非常にカワイイです。筆者が想像していたサイズと比べるとだいぶちっちゃいのですが、それはまぁ良しとしましょう。他の 「amiibo」と同じぐらいのサイズで、旧3DSLLの半分ぐらいの大きさですよ。



【ゲーム概要】
 マリオシリーズの人気キャラクター「ヨッシー」を主人公にしたスピンオフ作品。毛糸で表現された温かみのある世界を舞台に、カメックの魔法によってバラバラの毛糸にされてしまった仲間たちを助けるために、毛糸のヨッシーが大冒険を繰り広げます。

 開発は、かつてKONAMIにおいて『がんばれゴエモン』シリーズを手がけていた元スタッフたちが中心となったゲーム開発会社「グッド・フィール」。Wii『毛糸のカービィ』も、同じくグッド・フィールが開発を手がけました。

○ココがGood! 
●毛糸のフワッフワな世界!『毛糸のカービィ』 を継承するデザインが秀逸 
 Wii『毛糸のカービィ』と同様に、 毛糸や布などで構成されたかわいらしい世界観は、Wii Uでさらに美しく表現されていました。 ヨッシーも毛糸。ヨッシーが生み出す卵は毛糸玉。敵を倒すと毛糸がほつれるようにバラバラになる・・・ちいさなお子さんも安心してプレイ可能ですね。

●収集アイテムは4種類も
 コース内に隠れた「フラワー」「コイン」「残りライフ」「毛糸」を探すコンプリート要素あり。集めれば特典もあり。一度クリアしたステージで獲得したアイテムは、再挑戦時にわざわざ取り直さなくてもOKなので、取れなかったアイテムだけを入手しに何度も再挑戦すればOK。

●「残機」撤廃でトライ&エラーがスムーズ
  「残機」(残り人数)という概念を撤廃して、何回でも自由にチャレンジ可能。 ステージ中にチェックポイントがいくつか設けられており、やられたら直前のチェックポイントからすぐにやりなおせるので、テンポが良くて快適です。

●「エンジョイモード」で、ダルくなっても安心
 プレイ中、ヨッシーが羽で空をパタパタ飛べる「エンジョイモード」に切り替えられます。何度もやられていると、羽に加えて、敵に当たってもダメージを受けない"無敵”状態になることも可能。これらの状態でゴールしてもちゃんとステージクリア扱いになるのでご安心を。

●「パワーバッジ」のおかげでもっとプレイの幅が広がる
 ヨッシーを強化できる「パワーバッジ」を使用すれば、ヒップドロップだけで画面中の敵を全滅させられたり、火炎や氷を吐くスイカを無限に使用できたり、穴に落ちても失敗扱いにならなかったり・・・色々なプレイスタイルが楽しめます。「このステージをクリア扱いにする」という禁断のバッジも・・・。

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×ココはBad…。 
●amiiboで呼び出すことができる「分身」ヨッシーの操作が難しい
 専用のamiibo(あみぐるみヨッシー)を使用することで、"分身”となるヨッシーを呼び出すことができるのですが、その操作が結構難しいのです。2キャラクターを同時に操る必要があるので、敵に当たってしまったり、穴に落ちてしまったり、間違ってもう一匹のヨッシーを食べてしまったり、かなりの慣れを要します。
 もう一度タッチパッドにamiiiboをタッチすれば消すことができるので、オススメの使い方は、「ギミックの操作をミスって、高いところにあるアイテムが取れなくなった時」などの限定された場面。分身を高いところへ飛ばしてアイテムを回収したら、すぐに帰ってもらいましょう。

●ステージ入場時にはやや長いロードが
 アクションゲームは、やはりテンポが命。ステージ中にやられても何度も復活することができるのはテンポが良くてかなり評価できます。ただし、ステージ入場時や、ステージをクリアしてマップに戻る時などは、ちょっと長めのロード時間があるので、気になる人は気になるかもしれませんね。

●ストーリーも、ボス戦も、かなりシンプル
 本作のストーリーは、正直ほとんど中身がなくて、ラスボスが悪さをした理由も良くわからないまま終わってしまいます。最終バトルを終えてスタッフロールが始まった時、「え?これで終わり・・・?」と、肩透かしを食らってしまいました。アクションゲームとはいえ、最低限のストーリー性は欲しいかも。ただ、これも人によって好みが分かれるところでしょうね。

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【総評
 操作性も初代『ヨッシーアイランド』に負けず劣らずの快適さで、敵キャラクターやギミックの配置、”毛糸”ならではの世界観を大事にしたグラフィックなど、本作ならではの魅力がたくさん詰まった『ヨッシー ウールワールド』。

 amiiboによる分身の操作が難しかったり、 ストーリーがシンプルすぎたりなど、細かい部分が気になるものの、アクションゲームとしての完成度が非常に高い作品でした。

 『ヨッシーストーリー』以降のヨッシーシリーズの出来の悪さに辟易としていた人にこそ、プレイしてもらいたいですね。

ストーリー 
  ★       
グラフィック:★ ★        
ミュージック:★ ★        
ボリューム :         
操作の快適さ:         

総合評価:84点/A
※★1つにつき2点で計算。