2006年09月13日
ジョシュアとスカイプ
1.昨日、ARMSでつながった感激の日記を書く
2.「お酒を飲む実験」の結果調停で面倒なことになった結果が出たばかり。
3.一階に引っ越してきた兄ちゃんが今朝肩を撃たれて救急車で運ばれた。新聞に載った。
以上が、最近の私のビッグニュースです。
人生ははからずも、何か大きな力で動かされているようです。
前回ARMSつながりで(・・・って、別に彼的にはアームスをメインに書きたかったわけじゃないんだろうけど)お手紙をいただいた博士号学生、ジョシュア君(仮名)の話の続きです。
ARMSにしか言及しない手紙を返信したので、もう返事が返ってくることはないなと思ってました。AIとかガン無視だったからね。
本日大学で授業していたら電話にメッセージ(MSNメッセンジャーから携帯に届く)があって、「誰だこりゃ?」と生徒が課題を解いている間に秒読。本文は
「君はARMSの支配を抜けきっていない」
というメッセージ。熱い、熱過ぎる。
講義中止して帰ろうかと思いましたが、給料貰っている身なので、そういうわけにもいきません。冷静さを欠いてなんとか講義終了。いつもだったら生徒からの質問に答えたりするのですが、「今ちょっと忙しいから、悪いけどメールするか電話するか後で私のオフィスに来て」と言い残してダッシュ。
私は日本語でも英語でも携帯でタイプするのが非常に面倒で大嫌いです。そういうわけで、オフィスに帰ってパソコンから返信します。
私「支配と被支配で考えるのではなく、『消化』の過程だという選択肢を考慮しないのは、君が支配されているからだ・・・って、あなた誰?」
ヤツ「現実の世は支配と被支配で構成されている。『消化』なんて幻を語るのは現実から目をそむけている証拠だ・・・はじめまして、ジョシュアです。返事くれた」
おいおい、どんなファースト・インプレッションだよ。
聞けば、このジョシュアとやら、日本の企業とAIについての実験をするために、かつて大宮に半年間住んでいたらしい。
「日本の人は人工知能を人間の形や動物の形に収めて、愛情を注いでくれる」から、自分がいつか理想とする人工知能ができあがったら、日本人にデザインしてもらいたいのだとか。
「入れ物のせいで後後までそれを支配しようと言う傾向が生じるんだ。自分の理想を体現するために命の息吹を感じられる外観にしたい」んだって。なるほどねえ。
しばらくして、私のいるオフィスに生徒が質問に来たので、スカイプに切り替えました。知らない人のために書いておくと、要するにオンラインのカメラ付き電話だと思ってください。
ジョシュアの側も、学校だか研究室だかなんかわからない場所に白衣とか着ているのですが、後ろに大量の空き缶が見える。やっぱり男子の研究室って散らかってるんだな・・・と思って深く考えずに生徒の質問に答えます。生徒がハケたところで、カメラの中を見ると、ジョシュアが研究室の人と歓談しながら何か飲んでいます。
おや?
それ、ビールでね?
「ヘイ、ジョシュ・・・って何飲んでる?」
「ん?これはバドワイザー」
「学校で?研究室で?」
普通に考えて、会社員が会社でビール飲んでるようなものですから。有り得ない。
「僕ビールしか飲まないんだ。家に帰ったら水も飲むけど」
「念のためもう一回言ってみて?」
「学校ではビールしか飲まないんだ。家に帰ったら水も飲むんだけどね」
彼の机の横にある冷蔵庫を開けてカメラに写してくれたのですが、そこは全部缶・ビンのビールのみ。
「コロナ、バドワイザー、ギネス、ハイネケン、サミュエル・アダムス・・・確かキリンもどっかにあったな・・・あ、ほら、キリンもあるよ」
「全部ビールなの?」
「僕はすごく集中力があってね。大脳がすごく糖分を使うから、普通の水と食事だと、すぐに糖分が不足してくるの。手が震えて仕方ないんだ」
え・・・・それって、アル中なんじゃ・・・?
「それは・・・アルコールの・・・中毒症状とかじゃないかなっ・・・って思ったりするんだけど・・・ネエ」
「でも、週末とか休日は全然飲まないよ。研究するときだけ。食事する時間とかないからさ。効率よくエネルギーを取らないとね」
ふーん・・・
昔、寮に住んでいた時に、試験前になるとマリファナを吸って「集中力が出る」と言って勉強する子がいたのを思い出しました。
秀才って、奇人が多いね・・・。
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2.「お酒を飲む実験」の結果調停で面倒なことになった結果が出たばかり。
3.一階に引っ越してきた兄ちゃんが今朝肩を撃たれて救急車で運ばれた。新聞に載った。
以上が、最近の私のビッグニュースです。
人生ははからずも、何か大きな力で動かされているようです。
前回ARMSつながりで(・・・って、別に彼的にはアームスをメインに書きたかったわけじゃないんだろうけど)お手紙をいただいた博士号学生、ジョシュア君(仮名)の話の続きです。
ARMSにしか言及しない手紙を返信したので、もう返事が返ってくることはないなと思ってました。AIとかガン無視だったからね。
本日大学で授業していたら電話にメッセージ(MSNメッセンジャーから携帯に届く)があって、「誰だこりゃ?」と生徒が課題を解いている間に秒読。本文は
「君はARMSの支配を抜けきっていない」
というメッセージ。熱い、熱過ぎる。
講義中止して帰ろうかと思いましたが、給料貰っている身なので、そういうわけにもいきません。冷静さを欠いてなんとか講義終了。いつもだったら生徒からの質問に答えたりするのですが、「今ちょっと忙しいから、悪いけどメールするか電話するか後で私のオフィスに来て」と言い残してダッシュ。
私は日本語でも英語でも携帯でタイプするのが非常に面倒で大嫌いです。そういうわけで、オフィスに帰ってパソコンから返信します。
私「支配と被支配で考えるのではなく、『消化』の過程だという選択肢を考慮しないのは、君が支配されているからだ・・・って、あなた誰?」
ヤツ「現実の世は支配と被支配で構成されている。『消化』なんて幻を語るのは現実から目をそむけている証拠だ・・・はじめまして、ジョシュアです。返事くれた」
おいおい、どんなファースト・インプレッションだよ。
聞けば、このジョシュアとやら、日本の企業とAIについての実験をするために、かつて大宮に半年間住んでいたらしい。
「日本の人は人工知能を人間の形や動物の形に収めて、愛情を注いでくれる」から、自分がいつか理想とする人工知能ができあがったら、日本人にデザインしてもらいたいのだとか。
「入れ物のせいで後後までそれを支配しようと言う傾向が生じるんだ。自分の理想を体現するために命の息吹を感じられる外観にしたい」んだって。なるほどねえ。
しばらくして、私のいるオフィスに生徒が質問に来たので、スカイプに切り替えました。知らない人のために書いておくと、要するにオンラインのカメラ付き電話だと思ってください。
ジョシュアの側も、学校だか研究室だかなんかわからない場所に白衣とか着ているのですが、後ろに大量の空き缶が見える。やっぱり男子の研究室って散らかってるんだな・・・と思って深く考えずに生徒の質問に答えます。生徒がハケたところで、カメラの中を見ると、ジョシュアが研究室の人と歓談しながら何か飲んでいます。
おや?
それ、ビールでね?
「ヘイ、ジョシュ・・・って何飲んでる?」
「ん?これはバドワイザー」
「学校で?研究室で?」
普通に考えて、会社員が会社でビール飲んでるようなものですから。有り得ない。
「僕ビールしか飲まないんだ。家に帰ったら水も飲むけど」
「念のためもう一回言ってみて?」
「学校ではビールしか飲まないんだ。家に帰ったら水も飲むんだけどね」
彼の机の横にある冷蔵庫を開けてカメラに写してくれたのですが、そこは全部缶・ビンのビールのみ。
「コロナ、バドワイザー、ギネス、ハイネケン、サミュエル・アダムス・・・確かキリンもどっかにあったな・・・あ、ほら、キリンもあるよ」
「全部ビールなの?」
「僕はすごく集中力があってね。大脳がすごく糖分を使うから、普通の水と食事だと、すぐに糖分が不足してくるの。手が震えて仕方ないんだ」
え・・・・それって、アル中なんじゃ・・・?
「それは・・・アルコールの・・・中毒症状とかじゃないかなっ・・・って思ったりするんだけど・・・ネエ」
「でも、週末とか休日は全然飲まないよ。研究するときだけ。食事する時間とかないからさ。効率よくエネルギーを取らないとね」
ふーん・・・
昔、寮に住んでいた時に、試験前になるとマリファナを吸って「集中力が出る」と言って勉強する子がいたのを思い出しました。
秀才って、奇人が多いね・・・。
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2006年09月12日
ARMSとか
先日、と言っても半年以上前に業界紙に掲載してもらった論文に対してある州のある博士号の学生からおとつい手紙をもらいました。時々メールなどで質問をもらったり、誰か似たようなことをやっている人から連絡をいただいたりするのですが、手書きの手紙をもらったのは初めてだったので、ちゃんと読んでみました。そこには驚愕の事実が。
この手紙、私が皆に知ってもらいたいのは、
最後の追伸の部分のみ
です。後は長いフリだと思っていただければ。
訳文を載せます。
----------------------------------------------------
モーヴーさん、はじめまして。●×△に掲載されたモーヴーさんの論文、大変興味深く読ませていただきました。特にインターネットのネットワークと東京の電車の路線は非常に興味深く、無限に拡張するシステムほど薄氷を踏むような偶然の重なりであり、「支配しようとしてはいけない。環境を整えるに留めるべき」にするのだという視点が、今後セキュリティ環境にどのように影響するのか非常に楽しみです。
僕は現在、人工知能のソフトウェアについて研究しています。まずひとつの劣勢な人工知能を用意して、いろいろな事を質問させ、こちらが答えていきます。それをランダムな時期にコピーして分化させていき、一億くらい作ります。その後、一番初めに作ったオリジナルに、繋げさせたり殺させたりします。そしてひとつの人口知能を作る、という作業をしています。
ですが、この作業を繰り返していくと、急激な進化の鈍化が始まります。なぜなら、最初のオリジナルは所詮劣勢の人工知能に過ぎず、兆を超えるオリジナルのコピーの情報を処理するのに時間がかかりすぎるのです。結果ハード面でエラーが発生します。オリジナルを優秀にしても、鈍化するまでの時間がかかるだけで、結局は同じことになります。恐らく、アメリカ全土を覆いつくすくらいの物理的ハードウェア量が必要になってきます。だからといって、中央処理を拡散すると、一貫性のない人格が出来上がってしまいます。いわゆる精神病みたいな人格です。
そこで、モーヴーさんの唱える「支配させない」ネットワークシステムというものに大変興味が湧きました。僕の方法では、「ひとつの人格」にこだわるあまり、支配させないといけません。ですが、人格の中に人格が「自然発生」させていくような状態を取れば、ただの「知性」ではなく、モーヴーさんの言うような「信念」を人工知能に発生させることが可能なのかもしれません。
今後の研究予定はどのようなスケジュールになっていますか?もしよろしければ、我が校の研究所にもお立ち寄りください。ご連絡をいただければ、ぜひご招待させていただきます。
追伸:僕は、この人工知能の開発を、「ARMS」という日本の漫画を読んで思いつきました。ナノマシン兵器と人間を融合させるという恐ろしい実験の結果生まれてしまった少年たちが「人間はARMSに負けない」という信念を育て奇跡と平和を勝利する物語です。僕はこれを読んで実験の失敗を乗り越えています。
--------------------------------------------------
(゚Д゚)!!
知ってます・・・。
知ってるに決まってるじゃないですか。
今でもハードディスクの中に入ってる。落ち込んだりヒマな日にはこれを読んでヤル気を出す、私にとってそんな漫画ですよ。
そして、読むたびに、テクノロジーがどこまで過剰になっても恐れることはない、テクノロジーは悩んだり迷ったりする人間の素晴らしさを超えることはできない、信念が起こす奇跡を越えることは不完全な個体にしかできないんだぜ!って、アツくなります。
私は、「一人でいる時は努力をする」と。なんでもいいから、バカバカしいことでもいいから、一生懸命やるんだと。そして「努力」という曖昧な存在を人生を使って実験してやるんだと。アメリカに来るちょっと前から、そう考えたりしてました。
もちろんそれが出来てるなんておこがましい事は思いませんが、論文を書く時やレポートはとにかく手抜きせず、もしも期日に間に合わなくても後から手を加えたり、とにかく緩慢な時間をなくそうと。そうやって出来上がった論文を見て、ARMSつながりの人から手紙をもらって、激感動。
こうやってARMSによるネットワークが一瞬でも形成されたということが奇跡で、私の論文を補完してくれてます。
なんかすげえ嬉しくて泣ける。
皆川亮二に感謝。
励ましのメールを出そうっと。
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この手紙、私が皆に知ってもらいたいのは、
最後の追伸の部分のみ
です。後は長いフリだと思っていただければ。
訳文を載せます。
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モーヴーさん、はじめまして。●×△に掲載されたモーヴーさんの論文、大変興味深く読ませていただきました。特にインターネットのネットワークと東京の電車の路線は非常に興味深く、無限に拡張するシステムほど薄氷を踏むような偶然の重なりであり、「支配しようとしてはいけない。環境を整えるに留めるべき」にするのだという視点が、今後セキュリティ環境にどのように影響するのか非常に楽しみです。
僕は現在、人工知能のソフトウェアについて研究しています。まずひとつの劣勢な人工知能を用意して、いろいろな事を質問させ、こちらが答えていきます。それをランダムな時期にコピーして分化させていき、一億くらい作ります。その後、一番初めに作ったオリジナルに、繋げさせたり殺させたりします。そしてひとつの人口知能を作る、という作業をしています。
ですが、この作業を繰り返していくと、急激な進化の鈍化が始まります。なぜなら、最初のオリジナルは所詮劣勢の人工知能に過ぎず、兆を超えるオリジナルのコピーの情報を処理するのに時間がかかりすぎるのです。結果ハード面でエラーが発生します。オリジナルを優秀にしても、鈍化するまでの時間がかかるだけで、結局は同じことになります。恐らく、アメリカ全土を覆いつくすくらいの物理的ハードウェア量が必要になってきます。だからといって、中央処理を拡散すると、一貫性のない人格が出来上がってしまいます。いわゆる精神病みたいな人格です。
そこで、モーヴーさんの唱える「支配させない」ネットワークシステムというものに大変興味が湧きました。僕の方法では、「ひとつの人格」にこだわるあまり、支配させないといけません。ですが、人格の中に人格が「自然発生」させていくような状態を取れば、ただの「知性」ではなく、モーヴーさんの言うような「信念」を人工知能に発生させることが可能なのかもしれません。
今後の研究予定はどのようなスケジュールになっていますか?もしよろしければ、我が校の研究所にもお立ち寄りください。ご連絡をいただければ、ぜひご招待させていただきます。
追伸:僕は、この人工知能の開発を、「ARMS」という日本の漫画を読んで思いつきました。ナノマシン兵器と人間を融合させるという恐ろしい実験の結果生まれてしまった少年たちが「人間はARMSに負けない」という信念を育て奇跡と平和を勝利する物語です。僕はこれを読んで実験の失敗を乗り越えています。
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(゚Д゚)!!
知ってます・・・。
知ってるに決まってるじゃないですか。
今でもハードディスクの中に入ってる。落ち込んだりヒマな日にはこれを読んでヤル気を出す、私にとってそんな漫画ですよ。
そして、読むたびに、テクノロジーがどこまで過剰になっても恐れることはない、テクノロジーは悩んだり迷ったりする人間の素晴らしさを超えることはできない、信念が起こす奇跡を越えることは不完全な個体にしかできないんだぜ!って、アツくなります。
私は、「一人でいる時は努力をする」と。なんでもいいから、バカバカしいことでもいいから、一生懸命やるんだと。そして「努力」という曖昧な存在を人生を使って実験してやるんだと。アメリカに来るちょっと前から、そう考えたりしてました。
もちろんそれが出来てるなんておこがましい事は思いませんが、論文を書く時やレポートはとにかく手抜きせず、もしも期日に間に合わなくても後から手を加えたり、とにかく緩慢な時間をなくそうと。そうやって出来上がった論文を見て、ARMSつながりの人から手紙をもらって、激感動。
こうやってARMSによるネットワークが一瞬でも形成されたということが奇跡で、私の論文を補完してくれてます。
なんかすげえ嬉しくて泣ける。
皆川亮二に感謝。
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2006年05月25日
財布を失くす
ものすごい自信がある事に限って、間違いを指摘されて恥ずかしい思いをすることが多いです。
外国の人は「日本でお財布をなくしても、帰ってくることがある」と思っています。でも、日本の人は「外国でお財布をなくしたら、絶対に帰ってこない」と思っているのではないかと思います。
私は日本で財布を落としてしまった時には、拾った主婦の方が親切にも電話をかけてきてくれたので、お菓子を持って取りに行きました。ちなみに、その電話があるまで、財布を落としていたことすら気がついてませんでしたから。昼寝していたら母親が「アンタの財布を拾ったっていう人から電話」というので、新手の詐欺か何かだと思ったくらいです。失礼この上ない。
そして、アメリカでも財布を図書館に置き忘れ、そのまま帰宅。その時は拾った男子がメールで連絡してきてくれました。やっぱり財布を落としたなんて夢にも思わない私は「バカじゃないの?」と思って、一応カバンを確認すると財布がない。慌てて連絡すると、その男子が家まで届けてくれました。私の名前は日本語の名前なので、財布の中にあるカードを見ても男性だか女性だかわからず、女性だとわかった時にはビックリしてました。「女性は財布は忘れないから」と言ってました。やかましいわ。
このように、疑い深いのと自らの不注意で、相手の親切をアダで返すどころか、「詐欺だ」なんて思ってしまう私ですが、今まで財布を無くしたことはありません。そして、今回またもや似たようなことがありました。
今回は5ドル程度のビーズの指輪を買った際、デビッド・カードで支払ったのですが、そのときにカードを受け取るのを忘れちゃったんですね。私はやはり気がつかずにそのまま帰宅。家に帰ってロンリーなディナーの準備をしていると、携帯電話に電話。
「もしもし」
「モーヴーさんはいらっしゃいますか?」
「私ですけど?」
「実はモーヴーさんのカードを預かっていまして」
「カード?クレジット・カードですか?」
「そうです。取りに来られます?」
最近カード詐欺の電話が多いので(カードの借金を返済しろと言って、カード番号を聞いたり、個人情報を得る)、なぜか新手の詐欺だと勘違いした私は、
「行けませんっ!」とピシャリと言うと、
「最近、カード詐欺の電話が多くて困ってるんですが、携帯電話に直接電話するのは法律違反だと知ってんの?」と説教始めましたから。
「いや、今日モーヴーさんが指輪を買った際に、うちの店にカードを忘れてるんですよ。もしもこれがモーヴーさんのものでなければ、破棄しますから・・・」
『指輪』というキーワードを与えられ、ひらめく私。
「あっ!ちょっと待ってください!」と財布をチェック。
ほらね、カードがない。
顔真っ赤っかにしてお店にカードを取りに行きました。
平謝りでカードを受け取って家に帰って、いつもよりもちょっぴりロンリーなディナーを済ませました。
どうして強気な時に限って自分が悪いんだろう。
私が眠っている間に誰かが嘘を丹念に吹き込んでいるに違いない。・・・ってまた人のせいにしたりする。
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外国の人は「日本でお財布をなくしても、帰ってくることがある」と思っています。でも、日本の人は「外国でお財布をなくしたら、絶対に帰ってこない」と思っているのではないかと思います。
私は日本で財布を落としてしまった時には、拾った主婦の方が親切にも電話をかけてきてくれたので、お菓子を持って取りに行きました。ちなみに、その電話があるまで、財布を落としていたことすら気がついてませんでしたから。昼寝していたら母親が「アンタの財布を拾ったっていう人から電話」というので、新手の詐欺か何かだと思ったくらいです。失礼この上ない。
そして、アメリカでも財布を図書館に置き忘れ、そのまま帰宅。その時は拾った男子がメールで連絡してきてくれました。やっぱり財布を落としたなんて夢にも思わない私は「バカじゃないの?」と思って、一応カバンを確認すると財布がない。慌てて連絡すると、その男子が家まで届けてくれました。私の名前は日本語の名前なので、財布の中にあるカードを見ても男性だか女性だかわからず、女性だとわかった時にはビックリしてました。「女性は財布は忘れないから」と言ってました。やかましいわ。
このように、疑い深いのと自らの不注意で、相手の親切をアダで返すどころか、「詐欺だ」なんて思ってしまう私ですが、今まで財布を無くしたことはありません。そして、今回またもや似たようなことがありました。
今回は5ドル程度のビーズの指輪を買った際、デビッド・カードで支払ったのですが、そのときにカードを受け取るのを忘れちゃったんですね。私はやはり気がつかずにそのまま帰宅。家に帰ってロンリーなディナーの準備をしていると、携帯電話に電話。
「もしもし」
「モーヴーさんはいらっしゃいますか?」
「私ですけど?」
「実はモーヴーさんのカードを預かっていまして」
「カード?クレジット・カードですか?」
「そうです。取りに来られます?」
最近カード詐欺の電話が多いので(カードの借金を返済しろと言って、カード番号を聞いたり、個人情報を得る)、なぜか新手の詐欺だと勘違いした私は、
「行けませんっ!」とピシャリと言うと、
「最近、カード詐欺の電話が多くて困ってるんですが、携帯電話に直接電話するのは法律違反だと知ってんの?」と説教始めましたから。
「いや、今日モーヴーさんが指輪を買った際に、うちの店にカードを忘れてるんですよ。もしもこれがモーヴーさんのものでなければ、破棄しますから・・・」
『指輪』というキーワードを与えられ、ひらめく私。
「あっ!ちょっと待ってください!」と財布をチェック。
ほらね、カードがない。
顔真っ赤っかにしてお店にカードを取りに行きました。
平謝りでカードを受け取って家に帰って、いつもよりもちょっぴりロンリーなディナーを済ませました。
どうして強気な時に限って自分が悪いんだろう。
私が眠っている間に誰かが嘘を丹念に吹き込んでいるに違いない。・・・ってまた人のせいにしたりする。
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2006年05月24日
卒業式のスピーチ
そういえば、卒業式のスピーチやるやるって言っていて、その後何も報告してなかったんですが、自爆しました。自爆っていうか、起きたら午後だった。当日の朝まで「爆発的でトラウマティックなスピーチを!」ってずっと考えていたら、目覚まし時計も聞こえないまま眠っていました。心の優しい方はスルーしてください。辛いから。
・・・という状況だったら、今回はなんと友人の結婚式6月の第二日曜日にまたもやスピーチを頼まれました。今度は寝過ごせないように、前日から友人の家に泊まりこみで、お手伝いです。アメリカで結婚式に参加するのは二回目なんですが、スピーチは初めてなので、今度こそ爆発的でトラウマティックなスピーチをお見舞いしてやります。
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・・・という状況だったら、今回はなんと友人の結婚式6月の第二日曜日にまたもやスピーチを頼まれました。今度は寝過ごせないように、前日から友人の家に泊まりこみで、お手伝いです。アメリカで結婚式に参加するのは二回目なんですが、スピーチは初めてなので、今度こそ爆発的でトラウマティックなスピーチをお見舞いしてやります。
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2006年05月20日
MI3 ミッションインポッシブル
今日見てきた(5月14日)よ。アクションの連続で、緊張してて終わった頃には疲れてた。
それにしても、インドの人って、体臭のキツイ人が多いね。斜め後ろに座った人がインド人だったんだけど、その人が時々両腕を上げて頭の後ろで組むんだよ。
その度にワキ臭大放出。目に滲みる、幼少の記憶がよみがえるほどの強烈なフレグランス。「コーション・コーション!」と頭の中で警戒音が鳴り響く。持っていたジャケットで顔を多い、なんとか中毒になるのを防ぐ。一緒に行った友人もジャケットの半分を使い、なんとか生存。二人で必死の存命をはかる。
そして、もう限界ギリギリ、退却しますか?と友人にアイ・コンタクトを求めると、そのインド人が両腕を下ろし、攻撃終了。ガスマスク(ジャケット)を下ろし、お互いの無事を喜び、映画に集中。映画は緊張の連続で、敵が斜め後ろに潜んでいることなんて、すぐに忘れてしまう。
でも、やっぱりインド人はまたもや両腕を上げ、攻撃開始。何か私たちに個人的な恨みでもあるのだろうか、執拗な攻撃を繰り返す彼。私たちはすかさずガスマスク(ジャケット)を装着、攻撃が終了するまで浅い呼吸をして耐え忍ぶ。そして攻撃終了。「シャバの空気は美味いぜ」とか言いながらジャケットを下ろします。
そして、映画に集中。映画のアクションにハラハラドキドキ。そしてまた攻撃開始・・・って、もういろんな意味でハラハラドキドキ、いろんな意味でミッション・インポッシブル。そんなわけで、まったく落ち着くことない映画鑑賞でした。もうトータルでハイに陥った。やっぱり映画は映画館で見るに限るぜ。
余談なんだけど、「イーサン・ハント」っていうのがトム・クルーズの役名です。それがさ、「イーサン!」って誰かが呼ぶたびに「井」という名前の人を思い出して、「イーさん」って聞こえるんだよ。
「イーさん」のほうが、「Ethan」なんかよりもよっぽど器用そうだと思いませんか。思いません?ああ、そうですか。別にいいよ。ふんだ。
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それにしても、インドの人って、体臭のキツイ人が多いね。斜め後ろに座った人がインド人だったんだけど、その人が時々両腕を上げて頭の後ろで組むんだよ。
その度にワキ臭大放出。目に滲みる、幼少の記憶がよみがえるほどの強烈なフレグランス。「コーション・コーション!」と頭の中で警戒音が鳴り響く。持っていたジャケットで顔を多い、なんとか中毒になるのを防ぐ。一緒に行った友人もジャケットの半分を使い、なんとか生存。二人で必死の存命をはかる。
そして、もう限界ギリギリ、退却しますか?と友人にアイ・コンタクトを求めると、そのインド人が両腕を下ろし、攻撃終了。ガスマスク(ジャケット)を下ろし、お互いの無事を喜び、映画に集中。映画は緊張の連続で、敵が斜め後ろに潜んでいることなんて、すぐに忘れてしまう。
でも、やっぱりインド人はまたもや両腕を上げ、攻撃開始。何か私たちに個人的な恨みでもあるのだろうか、執拗な攻撃を繰り返す彼。私たちはすかさずガスマスク(ジャケット)を装着、攻撃が終了するまで浅い呼吸をして耐え忍ぶ。そして攻撃終了。「シャバの空気は美味いぜ」とか言いながらジャケットを下ろします。
そして、映画に集中。映画のアクションにハラハラドキドキ。そしてまた攻撃開始・・・って、もういろんな意味でハラハラドキドキ、いろんな意味でミッション・インポッシブル。そんなわけで、まったく落ち着くことない映画鑑賞でした。もうトータルでハイに陥った。やっぱり映画は映画館で見るに限るぜ。
余談なんだけど、「イーサン・ハント」っていうのがトム・クルーズの役名です。それがさ、「イーサン!」って誰かが呼ぶたびに「井」という名前の人を思い出して、「イーさん」って聞こえるんだよ。
「イーさん」のほうが、「Ethan」なんかよりもよっぽど器用そうだと思いませんか。思いません?ああ、そうですか。別にいいよ。ふんだ。
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