2007年06月02日

ミツバ鬼石工場・CO2削減へ屋上緑化

kan自動車電装部品メーカーのミツバ(桐生市広沢町、日野昇社長)は、藤岡市浄法寺の鬼石工場に屋上緑化システムを導入した。コンクリート製の屋上に芝生を張って昼間の表面温度を下げることで、冷房に使う消費電力を節約する。同社では、少なくとも年間0.67トンの二酸化炭素(CO2)の排出量削減を見込む。温度を測定するなど屋上緑化の効果を把握し、同社の他の工場でも導入を検討する。

他工場も導入検討

屋上緑化を導入したのは、自動車のウォッシャーポンプや燃料ポンプを製造する西側の工場棟。異物混入防止のため、窓は閉め切り状態で、室内空調は冷暖房機に依存している。
緑化システムは古河産業(太田市藪塚町)が群馬大などと共同開発した「フォレストエコマット」を採用。コンクリートに防根・保水シートを敷き、その上に土壌をを注入した袋状マットを設置して芝生を植えている。
広さは190平方メートル。5月初めから工事に着手し、24日に完成した。従業員が下地づくりなどに協力し、導入コストを削減した。
温度センサーを取り付けて芝生とコンクリート部分の温度を比較できるようにした。温度は社内パソコンでリアルタイムに確認でき、データ蓄積や社内啓発に役立てる。
これまでの測定では、正午から午後2時まの最も暑い時間帯で、芝生の温度がコンクリート部分より20度ほど低く抑えられているという。逆に気温の下がる夜間は芝生の温度の方が7〜8度ほど高く、冬場の暖房節約効果も期待している。
同社は2010年までにCO2の年間排出量を90年比で7%削減する計画を策定。会社を挙げて省エネに取り組んでいる。だが、生産拡大に伴い目標達成が厳しい状況が続いており、改善策の一つとして屋上緑化の導入を決めた。
同社環境管理室は「一般家庭よりも集中的にエネルギーを使う企業は省エネに取り組む義務がある。今後も可能な部署に広げていきたい」と強調している。

緑化システム導入前の鬼石工場屋上

ue sita導入後は鬼石を代表する冬桜や三波石も配置した

2007年6月2日(土)上毛新聞掲載



maki36 at 11:02│Comments(0)TrackBack(0)clip!

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔