July 2008

July 07, 200800:47らくみ通信08年七夕号 〜からだにもエコ〜
Vol.64
                                 2008/ 7/7
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┃\/┃  らくみ通信  七夕号  〜からだにもエコ〜
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今日は七夕様、天の川は見えそうでしょうか?
こちら北京はつい先日まで熱帯のように連日雷雨、
雨上がりにも大気汚染なのかすっきりとした青空をのぞめず、
最近はお星様はおろかお月様にもお目にかかってません。
 
美しい満月や三日月、お星さまを見たいなぁ、と思い出すのは
昨年秋旅行で出かけた北海道道北のとある田舎町。
過度な灯かりもなく、ひんやり澄んだ空気の向こうには満点の星空。
10月初旬にもかかわらず空一面の天の川!
毎日私たちは色眼鏡をかけて空を見ているんだなぁと思わされました。
 
さて、そんな自然のたっぷり残る北海道で今日から洞爺湖サミットが開幕。
地球温暖化対策、エネルギー需給問題、アフリカ問題、食糧問題・・・
山積する難題にどう道筋をつけるのか。
 
中でも力を入れている地球温暖化対策、
中国インドが参加しないのでは意味が無い、とアメリカは消極的ですが、
かくいうアメリカの排出量は<総量>でも<一人当たり>でもダントツの一位。
やはり彼らが積極的に取り組み、先進国が一丸となって主導権を握り、
2位の中国を牽引していかないことには、と思わされます。
 
毎日排気ガスなんだかなんだか、よどんだ空気の中で生活していると、
ことさら早く対策を!と叫ばざるを得ません。
空気と水は必須なだけに、これらが汚いということがいかにつらいか、
毎日の生活で自然環境保護の大切さを切実に実感する毎日です。
 
が、中国人は「今度は自分たちが発展する番だ、
環境問題を理由に発展を制限される権利はない」と主張しています。
これから著しく変化発展するであろうインドやアフリカ諸国ほかに指針を示し、
ともに協力体制をとっていくためにも、国や企業任せにせず、
わたしたち一人ひとりが真剣に取り組まねばと、背筋が伸びます。
 
さて、というわけで前回の地震対策に引き続き、
今回は温暖化対策ほかエコ活動について少し触れてみます。
だんだんお灸の話が遠のいてしまいますが・・・
 
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「チームマイナス6%」なるプロジェクトが環境省呼びかけの下、始動しています。
ご存知の通り、97年に採択された京都議定書で
「1990年を基準年に、2008年〜2012年の間に先進国全体で−5%、
 日本は−6%を排出削減目標」とされているからです。
 
が、実際は2001年時点で減少するどころか、プラス5%の増加!
2012年までのわずか4年間でどうやって11%排出削減するのか・・・
産業界の排出量は企業努力により横ばいから減少に転じているものの、
対照的に家庭からの排出量はまだまだ増加中。
 
環境税を課したドイツは経済状態を悪化させることもなく、
家庭、個人の大幅排出量削減が功を奏し、すでに21%の削減に成功!
日本ではこのまま個人の排出量が増え続ければ、
−6%+−5%=−11%は到底達成できません。
 
家庭での排出順は
?自家用車31% ?照明・家電製品30,6% ?冷暖房15,2%
?給湯12.2% ?ごみ5.5% ?キッチン3.3% ?水道2.1%
 
これらに沿って、順にできることを考えてみましょう。
 
?なるべく公共の交通機関や自転車などを活用する。
→電車を動かすための電気は要るものの、
 それでも必要量発電時に発生する二酸化炭素は車の1/10以下。
 近いところなら、お天気のよい日は自転車や徒歩で。 
 運動習慣のない人には絶好の機会です。
  
 車に重いものを乗せたまま走らない。タイヤの空気不足もガソリンを浪費。
 アイドリングストップ、急発進・急ブレーキ、エンジン空ふかしストップ。
→原油高により、幸か不幸か、ようやく車のコスト意識が強く出てきました。
 経済的理由がやはり一番パンチになりますねぇ・・・
 
?こまめにコンセントを抜く
→これだけで5%削減。
 癖にしてしまえば意外に面倒でないもの、使い終わったら抜く、を基本に。
 
 いない部屋の電源は消す!バックミュージック代わりならテレビOff。
 トイレや玄関の灯り、つけっぱなしでは?
 
 PCのつけっぱなしを避ける
→ネットつなぎっぱなしのセーブモードは、意外にもCO2を大量放出。
 寝る前はもちろん、お風呂やお料理の間、ちょっとした間にも切りましょう。
 
?設定温度は1℃上げる。タイマー設定にする。
 冷暖房と扇風機の併用で部屋の空気を循環させる。
 衣服や食べ物(下記?で詳細)で調節も。
 暑い夏こそ辛いものを食べて汗をかく=体温を下げる。
 またはからだを冷やす性質のあるナスやウリ科の植物を活用する。
 冬なら身体を温める根菜類や汁物を摂り、湯たんぽなどで芯からぽかぽかに。
 
?シャンプーや身体を洗う間はシャワーを止める。残り湯を洗濯に使う。
→なまじ水が豊富な日本、水道代とガス代があがるともう少し
 意識があがるのか・・・?
 
?詰め替え製品を活用。包装の少ないものを買う。
 まとめ買いして野菜などを腐らせない。
→生ゴミ焼却には普通のものを燃やす以上のエネルギーを必要とします。
 
?お鍋ややかんの底の水滴は拭いてからガス台へ。
 なべ底からはみ出すほどの火はムダなだけ。
 お湯をわかすなら給湯器のお湯を沸かしても大丈夫。
 地産地消=遠くのものより近くで採れたものを、ハウス栽培より旬のものを。
 「フードマイレージ」知っていますか?
 
→夏に採れる旬のきゅうりと冬のハウス栽培のきゅうりでは生産に必要な
 エネルギーが5倍以上も違います。
 その分値段も高く、栄養価も低い、身体にとってもよろしくない。
 本来暑い夏には身体を冷やす食べ物(きゅうり、なす、トマト、スイカなど)
 が採れ、冬には身体を温める食べ物(大根、おいも類、かぼちゃなど)が
 採れるように出来ており、旬の食べ物を食べていれば自然に陰陽を、
 健康を保てるように出来ているのです。
 ところが、一年中トマトやきゅうりなどサラダに便利な野菜や
 イチゴやみかんなどが随分早くから店頭に並ぶようになりました。
  
 季節だけでなく、遠くから来た野菜には生産エネルギー以外にも
 輸送コスト+二酸化炭素が上乗せされています。
 これに関しては最近、「フードマイレージ」という言葉が登場、
 「今日食べたものはどこから来たのかな?」をキャッチフレーズに、
 近くで採れたものを食べることでCO2を減らそうと呼びかけています。
 参考URL : 
http://www.food-mileage.com/ 
 
 近くで採れる旬の野菜を選ぶこと、が自分の身体のためにも、
 地球のためにもなるのです!
 バランスの取れた健康な食生活、は意外と簡単。
 今手に入りやすい、安いものを適量買って調理しさえすればいいのです。
 
?歯磨きや洗顔の間は水を止める。皿洗いは効率的に。
 合成モノより自然派の石鹸や洗剤を選ぶ。
 
上記?の地産地消に関して加えると、日本の食糧自給率はわずか39%!
(平成18度農水省統計による、カロリーベース)
昭和40年度 73% → 平成10年度 40% → 18年度 39%
 
主な先進国と比べると、
アメリカ128%、フランス122%、ドイツ84%、英国70% となっており、
我が国の食料自給率は主要な先進国の中で最低の水準となっています。
 
国産のものを買っても、飼料や加工食品の製造過程で発生する輸入品率を
加味すると、純国産品はお米や野菜、果物などごくごくわずか。
自分が今口にしているものはどこから来てるのか?意識することで、
食材選びにも違いが出、テレビの中の話題がぐっと身近になり、
ひいては自分の、家族のからだを守ることになるのです。
 
便利な今だからこそ、身近な生活から振り返って、
からだにも、自然にもやさしい生活を始めてみませんか?