July 2009

July 31, 200923:52らくみ通信文月 〜食べ合わせの妙〜
Vol.73
                                 2009/ 7/31
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┃\/┃ らくみ通信 09年 文月 〜食べあわせの妙〜
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梅雨も明け、暦の上でも大暑、名実ともに夏到来にもかかわらず、
ぐずぐずとしたお天気が続いています。
日照不足から一部野菜の生産に影響が出ている様子、
自給率の低い日本で農業が打撃を受けるのはキツイですね・・・
そして、昨年に引き続いての「ゲリラ豪雨」。
山口県、北九州地方の皆さま、災害お見舞い申し上げます。
身近で大きな被害のなかったことをお祈りするばかりです。
 
それ以外の地区の方も、油断禁物!
報道各機関で口すっぱく言われてはいますが、
レジャーで出かける機会も多い今、
突然の雨には十分に警戒され早目の行動を心がけてください。
 
地震だけでなく豪雨に対しても備えあれば多少は憂いなし。
全国を網羅するアメダスサイト、
パソコンからは「防災情報提供センター リアルタイムレーダー」
ケータイからは「川の防災情報 レーダー雨量」
どちらも都道府県単位ではありますが、最新のアメダス情報を確認できます。
 
特に出かける予定もないわー、ひたすら仕事仕事!
はたまた、人混みは避けて、おうちでゆったり、という方、
しっかり食べて英気を養いましょう。
体の基本は食から、
ということで、昨年も夏の食べ物について書きましたが、
少し違う角度から書いてみたいと思います。
 
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本日7月31日は二の丑!うなぎの日。
私は一の丑、19日にしっかり頂きました^^v
授乳中は脂の強いものを食べると
お乳がごんごんに張って泣く羽目になるのですが、
半年以上経ち薄まってきたはず、もう大丈夫だろう
と、大きなお重の中にしっかり2段!
(母乳ダイエットもそろそろ終わりか・・・気をつけねば)
ふっくらした身に焦げた皮、甘めのタレがまた最高♪
幸せなひと時でした^^
 
と、思い出したのがうなぎと梅干の食べ合わせ。
江戸時代に広く読まれた貝原益軒の『養生訓』に
記載されたことで定着したようですが、
現代では梅干は胃酸を濃くして鰻の消化を助けるからむしろオススメ、
とか?!
食生活が今よりも質素だった当時の人たちの消化能力では
たまのご馳走うなぎと梅干の強い酸がけんかしたのかもしれません。
 
うなぎと梅干は迷信だとしても、
理にかなった食べ方もあります。
 
夏の定番、冷奴や夏野菜の代表、きゅうり・なす。
いずれも口当たりが冷たく食べやすいだけでなく、
食べ物そのものに体を冷やす効果があります。
このメルマガでもよくお伝えしているように、
旬の植物・食物にはその季節を乗り切る力があるのです。
かといってそればかりでもバランスを崩してしまいます。
そこで登場するのが、薬味。
 
冷奴のお伴、しょうがやねぎ。
いずれも体を温める効果があるので、
体を冷やす効果の強いお豆腐による冷えすぎを防いでくれます。
ナスやきゅうりも同様。
麻婆ナスにすればしょうが、ねぎ、唐辛子が、
きゅうりで酢の物を作る時におろししょうがを加えれば、
体の芯や消化器官の冷えすぎを防いでくれます。
 
つるつると口当たりのよいそうめんやひやむぎにも、
ねぎにしょうが、みょうが、のり、ゴマをそえたり、
はたまた沢山の野菜と和えてサラダそうめんにしてみたり・・・
美味しく食べれば栄養的にもグー、
面倒だからといわず、たっぷり薬味を用意して頂きましょう。
 
また、冷えとは関係ありませんが、同じく食材の妙をいくつか。
 
ほうれん草のおひたしに欠かせぬ名脇役、かつお節。
ただ美味しいだけかと思いきや、
ほうれん草に多く含まれ、摂取しすぎると腎・尿管結石の
元になる?シュウ酸カルシウム?の吸収を抑える、
という立派な役割がありました!
昔からの組み合わせには何か隠されているんですね。
添え物だから別にいいや、と言わず
その一手間が美味しさ、健康の秘訣。
 
ちなみに、このシュウ酸カルシウム、
お酒のおとものゴールデンコンビ、カシューナッツとチョコレートにも
沢山含まれますから、これはちょっと要注意です。
大の大人の男性でもうなり声を抑えての七転八倒の苦しみよう、
気をつけてくださいね。
 
その他、お味噌汁の具の定番、わかめと豆腐。
わかめに多く含まれるカリウムはお味噌の塩分を流してくれますし、
お豆腐はわかめに多く含まれるヨードの摂り過ぎを防いでくれる、
というトライアングルゴールデンコンビ。
発酵食であるお味噌は美肌にも一役かいます。
一杯のお味噌汁は金の皿。
お食事に是非取り入れましょう。
 
また、食後のお茶、女性はできれば緑茶でなく、お番茶やほうじ茶、
この季節なら麦茶にしましょう。
緑茶中に含まれる苦味成分タンニンは鉄分の吸収を阻害してしまいます。
焙じてタンニンやカフェインをとばしたほうじ茶・番茶、
もともとそれらの成分を含まない麦茶なら大丈夫。
緑茶はおやつの時間、食間に心身をリラックス&しゃっきりさせるために
頂くことにして、食後は茶色いお茶を頂きましょう。
ただし、麦茶は体を冷やす作用がありますので、
夏の終わりごろには飲みきって下さいね。
お子さんやご年配の方、病人の方にも緑のお茶より茶色いお茶。
特にお番茶は万能茶。
 
お番茶に梅干とおしょうゆ少々を落としたお薬的飲み方など、
食材をお薬に変えてしまおう!シリーズはまた次号でお伝えします。
 
ではでは、不安定なお天気ではありますが、
夏のど真ん中、この季節にしか味わえない楽しみを満喫しましょう。
の前に!今日は二の丑、美味しくうなぎ食べてくださいね!