【2022年11月4日金曜日】

札幌の夜。
金曜日ともなれば多くの地元民、観光客で賑わう飲食店。
以前はインバウンドが押し寄せて、すすきの 界隈でしたが有名なお店は全席予約済みなんてこともありました。
要するに夕食難民です。

予約をするにも、お一人様ですと気が引けるなんて経験は無いでしょうか。

北海道の幸を頂けて、気軽にWEB予約出来る店を見つけました。
それは回転寿司で有名な根室花まる、今回は回転しない花まる、四季花まる北口店を事前に予約して訪問しました。
他の花まると違うのは、北口店だけWEB予約が出来るのです。
同じく四季花まるでも時計台店は電話予約は可能ですがWEB予約は出来ません(2022年11月現在)。


四季花まる北口店さんは宿泊先のJRタワーホテル日航札幌からJRの高架橋の下を潜って直ぐ、500mなんて無い250mくらいの距離にあります。
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今は北海道新幹線札幌延伸で、建設中の現場が彼方此方で見掛けられました。
1年前には無かっただろう光景です。
待ち遠しい反面、首都圏からなら飛行機の方が圧倒的に早いので、出来上がった時に乗車する方がどのくらい居るかが不安になります。
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高架橋を抜けて札幌駅から直ぐのセブンイレブンに差し掛かります。
このセブンイレブンは利用したことがありました。
札幌駅から本当に近い。
南区の真駒内に住んでいたせいか、北口は余り来たことが無いので、土地勘が全くありません。
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セブンイレブンの先の交差点を渡ると四季花まる北口さんはあります。
ビルの地下1階になりますので、階段を降りて店へ向かいます。
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予約した時間は19時ジャスト。
先にお客さんが入店して行きました。
店の前には北海道の銘酒、北の勝の酒樽が飾られていました。
そりゃそうですね、今頃気付きましたが北の勝は根室が蔵元でした。
根室市の照月旅館でも浜中町のくりもと旅館でも頂きました。
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店内に入りますと落ち着いた雰囲気。
同じ四季花まるでも店の造りが違う気がします。
すすきの店や時計台店、今は閉鎖になった駅直結のPASEO店はお寿司屋さんですが、この北口店は店名の前に『寿司と炉端焼き』の冠が付いていますので、イメージを変えているのかも知れませんね。
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席はカウンター席。
今だけかも知れませんが、かなり広いスペースを利用出来ました。
テキパキ働く職人さん。
花まるさんの共通した元気だけど、うるさく無い素敵な雰囲気を北口店でも感じます。
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さて、注文したいのでメニューを・・・
花まるさんお得意の直筆の力が入った手作りのメニューが何枚もありますが、食べたいジャンルを纏めていませんので正直言って判り辛いです。
事前にある程度調べていましたが、時間が掛かりそうなので先ずは普段飲まないビールを注文しました。
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先ずはサッポロクラッシック
これはお約束でしょうね。
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直ぐ出来るだろう、と思ってお通しの代わりにたちぽんを注文しました。
たちぽんって、方言が入っていますね。
タラの白子がたち。
ポン酢で食べるからたちぽん。
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真だちのたちぽん
このタラの白子は小さくて細いもの有れば、写真のように大振りなものがあります。
私は大振りのものが好き。
湯通しして冷蔵庫に仕舞っていたのか、茹でたてを氷でサッと締めた時の様なクリーミーさはありませんが旨い。
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茶碗蒸し
店員さんに茶碗蒸しの中身は何ですか、と尋ねたら「季節のモノが入っています」との返答がありました。
なるほど、いくらと海苔です。
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じゃがバター
芋は男爵いも。
バターはたっぷり目です。
一人で食べるには量は多めで飽きて来ますので、別注文で塩辛辺り等を添えた方がチビチビ食べる酒の肴としては良いかも知れません。
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活貝の握り 5貫
右から。
アワビ
ほたてのヒモ(恐らく)
ほたて(1枚)
つぶ
ホッキ
これはご褒美クラスの酒の肴です。
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途中でサッポロクラッシックをお代わり。
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名物、二階建てほたての握り
函館で旨いほたてに巡り合わなかったので、ほたてには絶対の信頼を持っている花まるさんで注文しました。
剥きたての繊維が舌で判るタイプのほたて。
非常に贅沢な酒の肴です。
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締めは角ハイボール
ビール2杯では満足出来ません。
酒の肴も残っていませんが、とりあえず注文してしまいました。
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締めの肴はほたて
酒の肴は二階建てほたてのニ階部分をチビチビと頂きました。
お会計も6千円弱。
高くは無いけど、決して安くは無い値段。
ほどほどな感じです。
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地下にある店から地上に上がると、今日の宿泊先であるJRタワーホテル日航札幌が見えます。
札幌随一のノッポビルですから、何処からでも見えますが、この四季花まる北口店さんからは目の前といった感じです。
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ホテルに歩いて近付いて行くと10月末で営業を終了したモントレ札幌さんが見えました。
今は全ての灯が消えて何だか寂しくなります。
一回宿泊しましたが、外観もさることながら、内装も凝っていました。
レトロ調な雰囲気で、ザ・ヨーロッパ風と言った感じでした(拙い経験ですが、設備はヨーロッパのホテルより格段に上でした)。
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そんな思いは束の間。
迂回路を通ったり、工事中でチョットだけ歩きにくいですが、JRタワーホテル日航札幌の入口は直ぐそこです。
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北海道の札幌、函館を巡りますと、必ずどちらかで1回は花まる系のお店に立ち寄ることが多くなりました。
実際に昨夜は函館の花まる函館キラリス店でテイクアウトしています。
ですから、今回の旅では2回目の利用となります。

それは無難だからと言う消極的な理由では無く、四季折々の道産の新鮮な食材を提供して頂けるので間違いが無いのです。

以前は回転寿司の形態でしたが新千歳空港にも出店されていました。
その時は時間の許す限り利用していました。
今は別の函館出身の有名店が入っていますが、1、2回訪問した後は訪れておりません。

提供する食べ物の品質が高くて、値段はビックリするほど高く無いのが、花まるクオリティなのでしょうね。

※追伸
本日(11月末の平日)東京駅にある花まるKITTE丸の内店に開店2分前に訪問しました。
回転寿司のお店でテイクアウトも経験がある馴染み深い店ですが・・・
開店前なのに長蛇の列。
経験上、1時間以上待ちを悟りました。
断念して新宿でラーメンを食べて帰宅しました。
素直に花まるさんの繁盛に嬉しいと思います。