ジャンプ最新号(262話-2)の内容が含まれますので、
未読の方はご注意下さい。

休載開けということで、どんな感じなのかと少々身構えていましたが、
263話ではなく、262話-2ということで、ページ数も13ページ。
前回の7ページと合わせて、1話分になるので、
もしかすると、今週分も、ネームくらいまでは、休載前に出来ていたのかも。
そして、今週のハイライトは、何と言っても彼の登場。

狗巻くんキタ━ヽ(゚∀゚ )ノ━!!!!  でも、3文字で退場。・゜・(ノД`)・゜・。

相手が宿儺ともなると、「動くな」だけでも、
血反吐を吐くほどのダメージが跳ね返ってくる、ということですね。
そうそう、狗巻で思い出しましたが、芥見先生って、もしかすると天才かも、
と思った最初のきっかけは、“おにぎりの具しか語彙がない”、という設定だったようなw

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少なめなページ数ですが、新たに判明した事もいくつかありました。

・リカが、魂ではなく肉体の方に憑くことを、乙骨は承知していなかった。
・乙骨は、羂索の「肉体を渡る術式(で乗り移った五条の無加減呪術)」と、
 コピー術式の同時使用は出来ない。


まずは、バトルの流れですが、
引き続き、小さい領域の中で、乙骨と宿儺が、肉弾戦を繰り広げています。
両者は殴り合いながら、それぞれ、相手の持ち札について推理していますが、
左腕を失って以来、世界を断つ斬撃を使っていないことから、
今の宿儺には、無下限呪術を破る手段は、展延以外ない――乙骨は、そう判断します。

一方、宿儺は、今の乙骨には、無下限以外の手札はない(他のコピーした術式は使えない)、
と判断しますが、この時、重要なことに気が付きます。
「肉体を渡る術式」が終了した後、乙骨には、五条の肉体を維持できる保証がないのだ、と。
つまり、乙骨は初めから、先のことを考えていない――ここで、死ぬ覚悟でいる、
となれば、無制限かつ、完全詠唱の「茈」を使ってくるに違いない、と。

完全詠唱の虚式「茈」、その凄まじい破壊力を、身を以て経験している宿儺としては、
その発動だけは、絶対に阻止したいところ。
乙骨が、“九綱”、“偏光”、と詠唱を開始すると、すかさず展延パンチを繰り出し、妨害します。
このように、「茈」の発動にはタメが必要ですが、五条は宿儺戦において、
別々に発動した「蒼」と「赫」をぶつけ、後追いで詠唱することで、欠点を克服していました。

このことを、乙骨は理解出来ていないのかと、宿儺は一瞬、勘違いしたわけですが、
宿儺の判断には、もう一つ、大きな穴がありました。
確かに、乙骨個人には、無下限と他の術式の、同時使用は不可能ですが、
高専で戦える術師は、乙骨一人ではない。
同級生の狗巻が、結界のすぐ側まで、ボイスレコーダーを持ち込んでいたのです。
(狗巻の居場所ですが、足元に外構用のタイルが描かれているので、
現在の戦場、新国立劇場=東京オペラシティ前の広場まで、本人が来ていると思われ)

262.5
宿儺の焦り顔が心地よい。

乙骨が「蒼」で、結界内にボイスレコーダーに引き込むと、
「動くな」という狗巻の呪言が流れ、耳元でこれを聞いた宿儺は、動けなくなります。
直後、喉を潰した狗巻は血を吐きますが、同級生による、連携プレーは成功。
“九綱”、“偏光”、“烏と声明”、“表裏の間”・・・・
かくして、完全な詠唱を経て、乙骨は虚式「茈」を、宿儺に向け放つ。

・呪言は、電子機器を用いて録音したものでも有効。
 再生して対象者に聞かせる際に効力が発揮されるが、反動もその時にくる。


と判明したところで、以下次号。
長らく謎とされたてきた伏線、「ありがとう、使わせてもらうよ」が、
ボイスレコーダーのことだったのには、少なからず肩透かし感もありましたが、
気になるのは、乙骨の“呪力が雑”だと、今号でも五条に指摘されていること。

2度目ともなると、確実に、今後の展開に係わってきそう。
例えば、今回、乙骨が放ったのは、無制限ではなく、指向性のある「茈」ですが、
レーザーのように直線的な五条と異なり、呪力が雑なため、散弾のように拡散してしまい、
結果、宿儺に致命傷を負わせることが出来なかった、とか。
もとい、物語的にも、乙骨が宿儺を葬ってしまうと、虎杖の出番がなくなってしまうので、
そういう流れになろうかと。

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ということで、バトルそのものも面白かったのですが、
それ以上に、今回は、戦闘中の乙骨のモノローグが、いちいちツボでした。

「入れ替え修行の時も思ったけど、五条先生、変に手足長いんだよ」

そこは“変”ではなく、せめて“妙”とか“無駄”とかにして欲しかったw
高専2年時の乙骨は、身長180cmとされ、五条とは10cm位しか違わないはずですが、
その10cm分が、全部足の長さだったりして。 
リーチも、一般的に長い方が有利ですが、急に長さが変わっても困ると。

「『大丈夫、僕、最強だから』。そう言い切るまでに、どれほどの・・・・」

無下限呪術の扱いづらさを体験したことで、五条の努力の程が分かったのは良いのですが、
反転も使えない頃から、五条が「俺たち最強」と言ってきたことを、乙骨は知らないw
最強などと軽々しく口にするのは、五条がそういう性格だからで、
乙骨がいくら五条先生のことが好きでも、これは贔屓の引き倒しというものでしょう。

262.6
うるっと、感極まったこの顔、とてもイイ! 
顔かたちは五条でも、表情が乙骨なんですよね。

「ひとつひとつ丁寧に・・・・五条先生の肉体の記憶を読むんだ・・・・」

乗り移った相手の肉体の記憶は、やはり、一気に流れ込んでくるわけではなさそう。
逆に、知りたい記憶を、積極的に読みに行くことは可能だと。
いずれにしても、もし、乙骨が五条の肉体で生き続けるとすると、最終的には、
五条の記憶の全てを掌握することになりますが、知らない方が良いこともあるはずw

262.4

反省する気の全くない五条先生と、乙骨を庇う同級生。みんなカワイイ! 
小さなコマでも情報量が多いのは、『呪術廻戦』ならではですね。
現2年が4人揃っていますが、五条が包帯じゃないし、皆の髪型も『0』の時と違うので、
百鬼夜行後、乙骨がアフリカに行く直前くらいの時期、ですかね。