上野の国立西洋美術館で、
「西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで
サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館」

という長いタイトルの展覧会を見てきました。

サンディエゴ01

タイトルの通り、西洋絵画の歴史に沿って、
サンディエゴ美術館と、西洋美術館の所蔵品が組み合わせて展示されていて、
たとえば、3点並べられていたルーベンスの板絵は、
左の「永遠(教皇権の継承)の寓意」が、サンディエゴ美術館、
中央「眠る二人の子ども」と、右「豊穣」が、西洋美術館の所蔵品といった感じ。

ルーベンス01 ルーベンス02 ルーベンス03

今回、特に鑑賞価値が高いと思われるのは、
サンディエゴ所蔵の、ゴシック~ルネサンス~バロック期にかけての絵画。
古い時代の絵画は、昨今の過激な環境活動からの防衛策として、
ガラス越しで観賞せざるをえないのかな、と思っていたら、さにあらず。
さすがに、ジョットやフラ・アンジェリコはケースの中に収まっていましたが、
大半の作品が素で見れました。

写真も取り放題でしたし、お得感が半端ない。
西洋絵画好きは必見の、お薦め度★★★★★です。

サンディエゴ02

グッズは、ポストカード類以外で購入したのは、
フランシスコ・デ・スルバラン「神の仔羊」をモチーフした布のブローチ。
カワエエ。(1,100円)