『機動戦士ガンダム ジークアクス』のことばかり書いてきましたが、4月開始のアニメでは、他にも、『アポカリプスホテル』と、『ウマ娘 シンデレラグレイ』を視聴していました。
どちらも満足度が高かったので、ガンダムと合わせて、今はちょっとロス状態ですね。
簡単に感想など。
◆『アポカリプスホテル』

私は小説でもドラマでも、基本的にミステリーが好きなのですが、先の読めないオリジナル作品には、同じような醍醐味がありますね。面白いオリジナル作品は、加点すべき対象です。
で、『アポカリプスホテル』ですが、ガンダムと同日に放送されていたせいか、翌日になってからまったりと鑑賞して、そのちょっと不思議な世界観にニヤニヤしていたわけですが、11話のヤチヨが休暇を取る回で、いきなりメンタルに来た!
どう見てもホテルニューオータニな場所が廃墟になっていて、ヤチヨと同型のホテリエロボットが、ついこの間まで稼働していたかのような綺麗な状態で、バタッと倒れているんですよ。
人類がいなくなって長い年月が過ぎ、同僚のロボットの多くが壊れていったとはいえ、ヤチヨの銀河楼は、廃墟化を免れたのみならず、近年では、宇宙からの顧客で賑わうようになってすらいる――なのに、ニューオータニでは、最後に残ったホテリエロボットが、為す術無く、ホテルが徐々に朽ちていくのを、たった一人で見守るしかなかった、と。
思うに、銀河楼とニューオータニの運命の分かれ道なんて、旅人宇宙人やポン子のような有用な宇宙人が、たまたま訪れたか否か、だけだと思うのですが、では、彼らはなぜ、銀河楼を訪れ、ニューオータニを訪れなかったのか? 規模の大きさからいったら、ニューオータニの方が上空から見つけやすい気もするのですが。
で、ふと思ったのは、銀河楼のモデルが、銀座の和光ビル(1932年完成。旧服部時計店、現セイコー)だということ。つまり、紀尾井町のニューオータニとは、立地に差があったと。
(路線価格が示す通り)銀座4丁目、最強かよ~~!

あと、10話の宇宙人の死因って、結局何だったの?
最終話で、有害なウィスルはすでに無くなっていることが分かっているので、となると、その宇宙人にだけ致命的な毒になるような、食べ物、飲み物を、知らず知らずに摂取していた、ということですかね。永遠の謎ですね。
◆『ウマ娘 シンデレラグレイ』

オグリキャップはたぶん、人間以外の動物で唯一、私の人生に影響を与えた存在でしょう。
引退後は、優駿スタリオンステーションに会いに行ったこともありました。なつかしい。
『シンデレラグレイ』は、そのオグリキャップの話だと聞いて、「ウマ娘」を久しぶりに視聴したのですが、大変楽しませていただきました。
何年か前に「ウマ娘」を見た時は、サイレンススズカが登場していて、どうなってしまうのかドキハラものでしたが、その点、オグリキャップは安心して見ていられますね。
今作は、オグリキャップの熱量を、アニメでどう表現するのかが、ポイントだったと思われます。
現役時代を知っている人は感覚的に分かると思いますが、オグリキャップという馬は、走りそのものが、とてつもなく“熱い”んですよね。
それが、人間の方にも、あれだけの熱狂を呼んだ理由と思われますが――その辺りが、非常に良く表現されていたと思います。期待以上の出来でした。
10月からの第2クールでは、中央の一流馬との対決が描かれるはずなので、超楽しみ。
ちなみに、私がオグリキャップのレースで好きなのは、有終の美を飾った有馬記念も然る事ながら、その前年のジャパンカップ。
ホーリックスの2着に破れたレースですが、当時の芝2400の世界レコード(2分22秒2)での競り合いには、堪らないものがありました。負けてもドラマチックなのが、オグリキャップなんです。
※余談
偶然ですが、『アポカリプスホテル』と『シンデレラグレイ』は、どちらも「CygamesPictures」の製作ですが、その親会社「サイバーエージェント」の社長の藤田晋氏は、リアル馬主です。
彼は現在、フォーエバーヤングという、滅茶強い馬を所有しておりまして、今年2月には、世界最高賞金額のサウジカップというレースで優勝、1着賞金1000万ドル(約14億4千万)をゲットしています。
「ウマ娘」で稼いで、リアル馬でさらに稼ぐ、羨ましいにも程がありますって。
どちらも満足度が高かったので、ガンダムと合わせて、今はちょっとロス状態ですね。
簡単に感想など。
◆『アポカリプスホテル』

私は小説でもドラマでも、基本的にミステリーが好きなのですが、先の読めないオリジナル作品には、同じような醍醐味がありますね。面白いオリジナル作品は、加点すべき対象です。
で、『アポカリプスホテル』ですが、ガンダムと同日に放送されていたせいか、翌日になってからまったりと鑑賞して、そのちょっと不思議な世界観にニヤニヤしていたわけですが、11話のヤチヨが休暇を取る回で、いきなりメンタルに来た!
どう見てもホテルニューオータニな場所が廃墟になっていて、ヤチヨと同型のホテリエロボットが、ついこの間まで稼働していたかのような綺麗な状態で、バタッと倒れているんですよ。
人類がいなくなって長い年月が過ぎ、同僚のロボットの多くが壊れていったとはいえ、ヤチヨの銀河楼は、廃墟化を免れたのみならず、近年では、宇宙からの顧客で賑わうようになってすらいる――なのに、ニューオータニでは、最後に残ったホテリエロボットが、為す術無く、ホテルが徐々に朽ちていくのを、たった一人で見守るしかなかった、と。
思うに、銀河楼とニューオータニの運命の分かれ道なんて、旅人宇宙人やポン子のような有用な宇宙人が、たまたま訪れたか否か、だけだと思うのですが、では、彼らはなぜ、銀河楼を訪れ、ニューオータニを訪れなかったのか? 規模の大きさからいったら、ニューオータニの方が上空から見つけやすい気もするのですが。
で、ふと思ったのは、銀河楼のモデルが、銀座の和光ビル(1932年完成。旧服部時計店、現セイコー)だということ。つまり、紀尾井町のニューオータニとは、立地に差があったと。
(路線価格が示す通り)銀座4丁目、最強かよ~~!


あと、10話の宇宙人の死因って、結局何だったの?
最終話で、有害なウィスルはすでに無くなっていることが分かっているので、となると、その宇宙人にだけ致命的な毒になるような、食べ物、飲み物を、知らず知らずに摂取していた、ということですかね。永遠の謎ですね。
◆『ウマ娘 シンデレラグレイ』

オグリキャップはたぶん、人間以外の動物で唯一、私の人生に影響を与えた存在でしょう。
引退後は、優駿スタリオンステーションに会いに行ったこともありました。なつかしい。
『シンデレラグレイ』は、そのオグリキャップの話だと聞いて、「ウマ娘」を久しぶりに視聴したのですが、大変楽しませていただきました。
何年か前に「ウマ娘」を見た時は、サイレンススズカが登場していて、どうなってしまうのかドキハラものでしたが、その点、オグリキャップは安心して見ていられますね。
今作は、オグリキャップの熱量を、アニメでどう表現するのかが、ポイントだったと思われます。
現役時代を知っている人は感覚的に分かると思いますが、オグリキャップという馬は、走りそのものが、とてつもなく“熱い”んですよね。
それが、人間の方にも、あれだけの熱狂を呼んだ理由と思われますが――その辺りが、非常に良く表現されていたと思います。期待以上の出来でした。
10月からの第2クールでは、中央の一流馬との対決が描かれるはずなので、超楽しみ。
ちなみに、私がオグリキャップのレースで好きなのは、有終の美を飾った有馬記念も然る事ながら、その前年のジャパンカップ。
ホーリックスの2着に破れたレースですが、当時の芝2400の世界レコード(2分22秒2)での競り合いには、堪らないものがありました。負けてもドラマチックなのが、オグリキャップなんです。
※余談
偶然ですが、『アポカリプスホテル』と『シンデレラグレイ』は、どちらも「CygamesPictures」の製作ですが、その親会社「サイバーエージェント」の社長の藤田晋氏は、リアル馬主です。
彼は現在、フォーエバーヤングという、滅茶強い馬を所有しておりまして、今年2月には、世界最高賞金額のサウジカップというレースで優勝、1着賞金1000万ドル(約14億4千万)をゲットしています。
「ウマ娘」で稼いで、リアル馬でさらに稼ぐ、羨ましいにも程がありますって。