2015年01月01日

準備をはじめたプロデューサーたち ミリオン2ndライブ 電池式ペンライト編

▼市販品を選ぶときに知っておくべきサイリウムの制限

サイリウムについては公式から使用できる制限が発表されるのが通例です。
公式コンサートライト、公式サインライトなどの公式品を使うなら問題ないですが、
市販品を使うのであれば公式からの制限の発表を待ってから購入でもよいと思います。

しかしここ近年のアイマスライブでの電池式サイリウムの制限内容については、
「ボタン電池を使用したもの」、「長さが25cmを越えないもの」、
ということで、ほぼ確定していると思います。
ケミカルライト(ポキッと折って光らせるやつ)についても、
「長さが25cmを越えないもの」で落ち着くと思います。

逆で考えると、使用不可のものがあるということです。
単4電池などの乾電池式のペンライトは使用不可です。
また、「市販の」と書いてある以上、自作したものはNGと考えるべきです。
※どこまでの改造が自作にあたるかは線引きはないので常識の範囲ということで

▼キンブレ

「キンブレ」とは「キングブレード」の略。
ルイファンジャパンから発売されている電池式ペンライトのブランド名です。
ブランド名であって、商品にはいろんなものがあり、
アイマスライブでは使えない電池式のものが有名ですが、
アイマスにあわせて開発と思われる「キングブレード iLite」というボタン電池式があり、
これが今の公式品のベースになっている商品です。

▼サイリウムの選択肢

通常はメイン装備となる電池式ペンライトか長時間のケミカルライトを使用し、
特定の曲でウルトラオレンジ系を使うのが基本です。
じゃあ、メイン装備って何にしたらいいのかしら?

今のアイマスライブのメインストリームはこの3つ。

・多色の電池式ペンライトを1〜2本使う。
・単色の電池式ペンライトを各色そろえる(公式も含む)
・長時間のケミカルライトを各色そろえる。

では、そこのところを実際の製品を紹介してみます。

※紹介できている製品は、まこTが実際に手に取ってみた製品です。
昨今は、アイマスライブ仕様にあわせたペンライトもいろんな製品が販売されているので、
他に自分にあったものがあるかもしれません。


電池式ペンライト紹介

電池式ペンライトは大きくわけて2種類に分かれます。
単色しか光らないものと、切り替え操作で光の色を変えられるもの。
アイマス公式は単色の製品をライブグッズで販売していますが、
アイマスライブではいろんな色を同時に持つのがスタンダードになってます。

まずは代表的なものを一覧表にてご紹介。

▼電池式ペンライト(多色)

電池式ペンライト(多色)は「ミックス・ペンラ-PRO」ほぼ一強になっています。
多色ペンライトの良いところは1本ですむことから、
なにより安価でたくさんの色をカバーできることです。
1本でいいので荷物の量を減らすことができます。
持ちかえしなくていいから、サイリウム交換の手間を省くことにもなります。
ちょっとでもステージから目を離したくないよね。
ただし、色の変化はボタンを押すごとに切り替わっていくものが多く、
曲が変わるたびに「カチカチ」と一生懸命色あわせをすることになる。
色の確認は当然目視です。

色の切り替えの出来るペンライトはたくさんありますが、
ほとんどが「乾電池」ということでアイマスライブの制限にはひっかかっていました。
現在のところボタン電池式をクリアしているのは
ターンオン社の「ミックス・ペンラ-PRO」「カラフルプロ110」、そして「シナモンブレード」です。

「カラフルプロ110」の上位機種が「ミックス・ペンラ-PRO」で、2014年7月27日に発売されました。
「カラフルプロ110」にあった弱点を克服してきたのが「ミックス・ペンラ-PRO」ですので、
どちらかを選択なら間違いないなく「ミックス・ペンラ-PRO」です。
「シナモンブレード」は現行バージョンは完売です。

全員曲では好きなアイドルの色を同時に持つのがスタンダード。
いろんな色を何本も持つ楽しみは単色ペンライトの特権だろう。
多色ペンライトを複数本持つのは、色の切り替えが逆に手間になるだろう。
あって、両手に1本ずつか。

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ターンオン社から2014年7月27日に発売された「ミックス・ペンラ-PRO」シリーズ。
現時点でアイマスペンライトの決定版といえます。

お値段1,998円(消費税8%込み)で、真(ブラック)以外をカバーしますのでコストパフォーマンスにすぐれます。
光の発色も満足できるものなので、
アイマスライブのサイリウム代金がそれほどかけられないならば、
ケミカル式よりもこっちが一番候補です。

バリエーションがそれなりに多いです。

・ホワイト ワイド
・キラキラ ワイド
・ギラギラ ワイド
・ホワイト
・キラキラ

それぞれに長さがMとSがあるので、全部で10種類の筒があると思ってください。

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筒の太さの違い。
ワイドが直径30mm。
ノーマルが直径26mm。
直径30mmというと、キンブレX10と同じ太さです。

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ホワイト、キラキラ、ギラギラの3種類の違いはこうなる。
新型のギラギラはミラーボールのような発光がポイント。
派手な光り方が自己主張強いです。

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ギラギラはミラーボールみたいですので、
まわりにこのような光の影響があります。
実際には、前の人の背中がミラーボールみたいになっていることでしょう。
特にこれが悪影響かというとそうでもないと思いますので、
好みで選択ということで。

写真比較は無いですが、もち手から筒先までの長さは、Mは全長214mm、Sは193mm。
満足感はMだと思います。

「ミックス・ペンラ-PRO」に良く似た名前の「ミックス・ペンラ-HB」がありますが、
こちらは乾電池使用ですので、アイマスライブではNGアイテムです。
購入の際には間違えないようにしよう。

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「ミックス・ペンラ-PRO」の操作はボタン2つ。
オン・オフ、色の切り替えはボタン2つで「順送り」と「逆送り」ができます。
ボタンの押し応えもよく、作りもしっかりしてるし、なにより光が綺麗。
使った感じは「これはいい!」でした。
細かいテクニックとして、ボタン長押しで点灯させると必ず赤色になり、
ボタン短押しで点灯させると消灯させた時の色になります。
他にもメモリー機能がありますが、それは使い込んだ人向け。
17色を使い分けるのでアイマスライブでは強力な武器になります。

旧世代機にあたる「カラフルプロ110」はさらに弱点があります。
黄色がオレンジっぽい発色なので、パッションの黄色が出せないのが致命的である。
別で黄色を用意する必要がある。
白色も純白ではないという不満もある。

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上記は黄色と白色について
上からミックス・ペンラ-PROの「ホワイト」の筒、
ミックス・ペンラ-PROの「キラキラ」の筒、
カラフルプロ110になります。
カラプルプロ110が出せない色の比較であり、
また筒の「キラキラ」と「ホワイト」の違いもわかるかと思います。

多色ペンライトは予想外の色が必要になった時などに対応できるのは強みなので、
1本持ってるといいかもしれない。
持ってれば、今後、別のライブで活躍する時もあるだろう。

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ボタン電池LR44を6個使います。
連続点灯時間は2.5〜8時間。
使用する色によって変わってきます。

電池については消耗してくると
色のバランスが崩れます。
1回のライブで点けっぱなしだと電池の減りも早いですが、
実際には電池の消耗が少ない他の色に切り替えたり、
途中でスイッチを切ったりするので電池の消耗はもっと抑えられるはずです。

まこTの感想では連続使用で6時間が目途です。
ですので、2〜3時間級のライブ1回で使い物にならなくなることはないと思います。
多色ペンライトをサポート的に使ってる人ならなおさらです。
しかし、4時間越えのライブとなると、
ミックス・ペンラ-PROや110をメインに使っている、という人なら
2デイズ使うならば、2日目は新品の電池にしておきましょう。
1本でカバーしてるので、この1本が電池切れしたらサイリウム終了です。

ミックスペンラPROはストラップをつけるのも有効だと思います。







ミックスペンラPROはデコレートすることもできます。

ミックスペンラPROにワイドがくわわりました

▼電池式ペンライト(単色)

(1)アイドルマスター公式コンサートライト(公式、LED式、ボタン電池使用)

アイマスライブが開催されるたびに新規に販売されて
しっかりと売り切れる公式コンサートライト。
ミリオン1stでは持ち手が黒色でバッグに入れると何色かわからず困りものでしたが、
2ndから持ち手に色がつき、形状が変わった新型になってます。

今の公式コンサートライトは、ルイファイジャパン社の「キングブレードiLite」とのコラボ品。
使い勝手はよく、申し分ない商品だと思います。

公式は「公式品」という絶大なるステータスがある。
幸せな気分で使える満足感がとても大きい。


改良型とはいえ、市販品のキンブレiLiteと扱い勝手でそれほど違いはなさそう。、
公式コンサートライトの使い勝手についてはキングブレードiLite(アイライト)で紹介。

公式リウム


(2)アイドルマスター 公式サインライト

公式サインライトは冬フェス&8thライブで販売されたルミカ製品。
今から手に入る機会はないかと思います。

ルミカ製品の公式サインライトはコンパクトなサイズで多本数を同時に扱うのに向いてました。
だが、使用した感触は「もろい」でした。
筒先や筒の根元をテープで補強するなどした方が良いです。
この2ヶ所は使用中に取れて飛んでいくと会場では見失うことでしょう。
SSAでも何個か落ちているのを見ました。
これが取れるとレーザーポインターのようになるので迷惑になりかねないですし、
筒の根元からぽろっと取れるのも同様。
セロハンテープで取れないよう補強するのが良いと思います。
ボタン電池の取り出しも難しい。
ライブ会場での交換はほぼ無理で、事前にすませておこう。
割り箸の先に取り付けた磁石でくっつけて取り出すなんて工夫がいいらしい。

過去のライブでは、ライブ終了後に気付けば1本どっかに行ってしまった話はかなり多く聞いている。
また、破損した時の悲しさも大きい。

公式コンサートライト、公式サインライトは公式品としての満足感は高いものの、
高額で購入したのに次のライブですぐに新製品が出ます。




(3)THE IDOLM@STER × TOWER RECORDS LED式ペンライト 星井美希タワー限定ver.
(正規許諾品、ボタン電池使用・緑色)
写真右。リアル765プロ企画で美希をイメージガールにして販売されたもの。(販売終了)

(4)7周年ライブ 公式うちわ&サインライト
(公式品、LED式、ボタン電池使用・ピンク色)
写真左。7thライブグッズで「みんなといっしょに」の文字が入っている。(販売終了)

歴史的資料として掲載。
この2つは単色での販売でした。

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(5)市販のLED式ペンライト(単色)(ボタン電池使用、25cm未満のものに限る)

市販の製品もLEDでボタン電池で25cm未満がSSAでの制限でした。
でも、市販品もいろいろあるのでどれがいいのかは目移りするところ。
どんなのがいいのかはまこTも過去にいろいろ買ってみたのでその経験でご紹介します。

まずは単色のもの、つまり1本につき1色の光のものを紹介します。

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(A)ルイファン・ジャパン キングブレードiLite(アイライト)

写真右から5本がキングブレードiLiteです。
2013年12月26日に発売の新製品。
ミリオンライブ公式コンサートライトのベースとなってる商品です。
市販品は価格が819円ぐらいで、この価格でこの性能は優秀だと思います。
上の写真では左に比較となる別のペンライトを置きました。
本体部分の太さは一番左のターンオン製品と同じぐらいなので太いという部類。
しかし、片手に複数本持ち(バルログ)を可能にするためにファイターグリップという細い持ち手が付けられます。
このファイターグリップは見た目以上に硬くてなかなか折れません。
ノーマルグリップと付け替え可能ですが、
ライブ中に付け替えする余裕はないと思います。
あと、使用しないグリップは無くしやすい部品です。
点灯はボタンでオンとオフだけ。
つけやすく、消しやすいです。
ボタン電池LR44を3つ使用です。

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※撮影のために手袋をつけているだけで、実際は使いません。

ファイターグリップでのバルログ。
3色であればバルログは問題なかろう。
ファイターグリップでのバルログはどうしても重心とのバランスが悪いので、
4本以上になるとテクニックが必要です。
あと、ファイターグリップは指が痛くなる傾向にあります。
バルログ持ちに力が入りすぎる人、
ライブ中、全部バルログでがんばっちゃうような人は、
指を怪我するまでありえるので気を付けましょう。

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一本持ちとしてはかなり優秀。
ファイターグリップ部分が小指、薬指部分にかかるので持ちやすさが増します。
ノーマルグリップでの使用は必要ないと思います。

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社長持ちしてみた。
手の大きさにもよりますが、3本なら社長持ちはできる。
無理にバルログにこだわる必要はないだろう。

ストラップについては基本的には必要ないと感じています。
持ち替えが前提のアイマスライブではいちいちストラップに腕を通す余裕はありませんし、
腕に通さないとブランブランするので邪魔になる感じもあります。

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ストラップを別のものに変えてみたがまったくの失敗であった。
金属部品がチャラチャラ音を立てるのは致命的だった。
ストラップを使用なら純正にしておこう。

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キンブレiLiteの色のバリエーションは10種類。
ブラックまでカバーしてるのでめぐみーはっぴーも安心です。
恵美の黒はゴールドブラックなのでちょっと違う感じですけどね。

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ターコイズという色が出てますが、写真の左のような色で青緑色です。
ターコイズブルーオーバードライブが青緑波紋疾走なので、
青緑が光って当然ですよね。
響とは違う色です。

キンブレiLiteは大電光・改より太い筒ですので、
OHPシートに印刷して筒の中に入れてみたり、
外側にシールを作って貼ったりすればオリジナルの応援サイリウムも作れたりもできます。
(改造にあたらない程度でお願いします)



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OHPシートでデコレートした城ヶ崎姉妹ブレード。

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こちらはシールを外側に貼って作ったしまむらブレード。
根元にはS(mile)ingのコール部分もシールで貼りつけたので難しいコールにも対応できるようにした。
ピンクの発光なので文字が黒であればライブ会場でもしっかり読めました。

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アイマスお菓子やアイマスお茶の包みも
光を通しますので、
うまく使えばデコに使えます。
作り方は以下のリンクを参考に。

OHPフィルムに印刷して筒の中に入れる場合

シールを貼って作った時の話(スク水)



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マルチバッグに入れてみました。
キンブレiLiteやミリオン1stコンサートライトは持ち手が全部同じ色なので探しにくい。
本数が増えればますます探しにくくなります。
ミリオン2ndコンサートライトは持ち手に色がついて楽になりました。

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カバンの中を照らすための白サイリウムを用意すると便利です。
自分がメインで使うサイリウムとは別形状のものを用意するといいでしょう。

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カバンに入れる向きを逆さまにする。
単純なことですが、筒には色がついているのでこの方が探しやすいです。
特にコンサートライトに手を加える必要もないのもポイント高いです。
この方法の弱点はストラップがついていると邪魔になること、
しまう時と取り出す時に逆さまなんでちょっと手間なことです。
探す手間よりははるかにマシ。

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まこTがやってみたのはこれ。
ファイターグリップにラベルで色を貼りつけるという作戦です。
ラベルを付けたことでかなり探しやすくなり、
取り出すのもしまうのも早くてかなり良かったです。

写真では「のびるラベル」に印刷(年賀状ソフト使用)してみました。
ファイターグリップは曲面ですので円形シールでは綺麗に貼るのは難しく、
このように横長にしてみました。
でも、ひっかかりがあれば使用中に剥がれるかもです。
剥がすと糊が残るし、1日の使用でラベルはぼろぼろになります。
きれいに使いたい人にはおすすめできないですが
ちょっとでもリウム交換を早くしたいのなら。

そしてぜひ考えて欲しいのは、
カバンの中に入れる公式コンサートライトの色はできる限り少なくした方が探しやすいこと。
21本から1本を探すのと、15本から1本を探すのでは手間がぜんぜん違います。
ならば出演がない色は別のところにしまっておいて、
いざという時は出せばいいんじゃないでしょうか?

照明用白サイリウムとか、別用のチョークバッグとか、
準備にお金がかかるなぁ・・・・という気持ちはあるかもですが、

すべては少しでもアイマスガールズを見る時間を増やすためです。




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(B)
ルミカLED大電光改。(1個あたり30g)
キンブレiLiteと並ぶ選択候補になります。
コンパクトで、使いやすいですし、光る部分がキラキラ入ってて綺麗です。
持ち手も色がついているのが良い。
赤、青、白、緑、ピンク、黄色、バイオレット、エメラルドグリーン、オレンジの9色で、
定価は840円ですが、楽天通販なんかでは500〜700円くらいで売っていますので、
キングブレードiLiteより安価で買えます。
同じ色を何本も持ちたい場合も、コスト的にいい。
コンパクトなので初心者さんにはいいかな、と思ってます。
エメラルドグリーンは765プロの誰にも使えません。
響用の浅葱色がないのが残念なところだ。

最大の弱点は壊れやすいことです。
ライブ中に壊れる可能性はけっこうありますので、
逆に言えば壊れてもいいお安めの消耗品ともいえます。
僕は多色ペンライトを予備として装備しています。


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大電光改の弱点がここ。
電池カバーは針のようなもので押すと開く仕組みですが、、
これが緩んだ製品だとカバーが浮きます。
カバー浮くと、通電しないので光りません。
ですので、ここをテープで巻いて補強も重要かもです。

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筒の先端にはプラスチックのパーツで光を止めている。
取れやすい部品ですが、
大電光が大電光・改になったことで取れにくくはなりました。


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大電光・改とキンブレiLiteとの比較をしてみましょう。

色の発色ですが、キンブレiLiteは筒先まで光が届いて均一的ですので、
キンブレiLiteの方がきれいに思えます。
大電光・改は根元の方の光が先端まで届かない。
大電光・改だけなら気にしないかもですが、比較すれば気にしちゃうよね。

黄色の発色は両者に違いがあると感じます。
キンブレiLiteは濃い黄色、
大電光・改はクリアーな黄色です。

部品の耐久性の面ではキンブレiLiteの方が安心感があります。
というより、大電光・改の耐久性の不安感が大きく、
使ってて点灯しなくなるケースは多いです。

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大電光・改がリードしているのは、
細くて複数本持ちがしやすい、扱いやすいということ。
手で持つ時の負担は少ないです。
キンブレiLiteにはファイターグリップがありますが、
ファイターグリップは指への負担はそれなりに大きいです。
ずっとバルログをするのは大変です。

大電光・改の点灯はひねる形式なので点灯しやすいです。
キンブレiLiteは側面のボタンなのですが、
でっぱりではなくへこんだボタンですので、
手にして一瞬探しにくく感じる人もいると思います。

グリップに色がついているので、バッグから探しやすいのも大電光・改の利点。
グリップが白のキンブレiLiteは光らせてみないと探しにくいか。
もっともフタ付のカバンの中でもずっと点灯させておくという手段もあります。
公式サイリウムバッグはその点ですごく優秀です。
気持ち的には消したくなりますけどね。

そして大電光・改は値段面で安いです。
定価は同じくらいですが、大電光・改は店頭での値引き率が高いです。
楽天フェスティバルプラザであればついに500円をきる価格になってるようです。
何本も同じ色を持つにはいいですよね。

とにかく扱いやすいというのはすごく重要で、
曲が変わった時にサイリウムを探す手間に時間をかけていると、
大切なガールズを見る時間を削ってしまうことになります。
忘れもしない、仁後さんがゲンキトリッパーの登場でしりもちをついてしまった時。
あの時、僕はUOの準備で目を離して見ることができませんでした。

というわけで、コンパクトさで大電光・改、
色の発色と部品の耐久性ではキンブレiLiteという選択かなと思います。
キンブレiLiteの扱いについては慣れでカバーで。

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(C)ターンオン社製品(単色)
ターンオン社の製品は大電光・改よりずっと太いのが特徴です。
きらりんにのっかっている青は今井麻美さんのライブで販売されたペンライトですが、
これもターンオン社でしょう。

点灯のスイッチでいろんなバリエーションが出ています。
右2本は持ち手が白、つまみをひねると点灯します。
大きさはいいけど、つまみがちょっと邪魔だったりしないでもない。
左の2本はグリップをひねるとつくタイプで、こっちが使いやすい。
現在はボタンで点灯させるタイプも発売されている。

ターンオン社は筒にバリエーションがあります。
長さの違い、キラキラしてるもの、してないもの。
アイマスならキラキラしている「キラキラスティック」(左の2本。1個あたり50g)でいいでしょう。

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今井麻美さんや水樹奈々さんのライブで販売されたペンライトで、
ターンオン社のキラキラスティックだと思われます。(キラキラしてないものはネオンスティック)
アイマスSSAでも水樹奈々さんのペンライトを使ってる人は何人か見かけまして、
大切に使ってるんだなぁと感じました。
キラキラスティックは、大電光改やサイリュームクラシックと比べて太くて
筒も太いし光の量もキラキラ感も申し分なくかなり実践的です。
持ち手が指の間に挟みやすいです。
それなりにでかいカバンが必要。(公式マルチバッグで良い)

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ミンゴスライブのミンゴスブレード。
よく見ると太いのがわかります。
ミンゴスのライブは曲によってサイリウムの色が違うよ。

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ターンオン社の新型であるプロ110 キラキラスティック。(単色もの)
ボタン電池6個使用なので、通常のキラキラスティックよりもハイパワー。
点灯スイッチはボタンの長押し(1秒)で行うので、通常のひねるタイプとどっちが使いやすいか。
写真は水樹奈々さんの2013年ライブツアーのペンライトです。


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カラーラインナップに黒があるのも特筆ものだ。

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黒は光の3原色を組み合わせても作れない色ですが、
黒っぽいカバーをつけることで表現しています。

そのほか、ターンオン社にはアクアブルーなど微妙な色違いがあり、
使いわけ候補になりそうです。


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(D)
オムニグロー社のサイリュームクラシック。
一昔前のLED式といえばこれで、まこTも初期アイマスライブでお世話になりました。
光量が他のものに比べるとかなりおとなしく、
時代の流れで、さっきの大電光改の光には勝てないところ。
900円弱で買えます。
余談ですが、8thライブツアーのブルーレイの映像の中で
このサイリュームクラシックが使われているのを見てまだ生きてるのかとびっくりした。

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(E)
真ん中がルミカ社のルミスティック。
右がオムニグロー社のLEDスティックスタンダード。
いつの間にかアイマス仕様電池式サイリウムは戦国時代に突入していた。
どちらもまだ認知度が低いかもですが、人によっては気に入るかもしれません。

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大電光改とともに並べてみました。
真ん中のオムニグロー社LEDスティックスタンダードは、手元のスイッチでオンオフするタイプ。
右のルミスティックの底のスイッチでオンオフをします。
長さをみるとルミカスティックが極端に短いのがわかります。
なんかチョークみたい。

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※撮影のために手袋着用

手にしてみるとルミスティックの短さがよくわかります。
このコンパクトさがお好みであれば選択するかもですが、ちょっと小さすぎる?
レッド、グリーン、ピンク、ブルー、オレンジ、イエローを確認しました。
1本525円。


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オムニグロー社LEDスティックスタンダードは筒がこのように透明なのが特徴。
キラキラ系の筒が並ぶ中で、この透明の筒は新鮮かもしれない。

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発光させるとビームサーベルのような感じになって
他の電池式ペンライトにはないイメージ。
ケミカルサイリウムに近いかもです。

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オムニグロー社LEDスティックスタンダードは、おしむらくも筒の先からレーザーポインターのように光が漏れる。
なにかしら遮光処理がいるかもしれない。
LEDスティックスタンダードはレッド、ブルー、グリーン、オレンジ、ピンク、イエローゴールド、ホワイトを確認。
ブルーについては、水色っぽく見えます。
714円。

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大電光改、LEDスティックスタンダード、ルミスティックを点灯比較。
キラキラがない右の2つはまた違ったイメージです。



続いて、大電光・改、ターンオン製品、サイリュームクラシックを点灯させてみます。


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こんな感じ。
多少、左右の色が干渉しているのはご勘弁。
やっぱり左から5,6本目のサイリュームクラシックは大人しい感じ。
右から2,3本目はターンオンのネオンスティックでキラキラしてない筒です。


で・・・・

ここにケミカル式のウルトラオレンジ(写真では大閃光オレンジ)を放り込みます。
※ウルトラオレンジについてはケミカル式のところで詳しく説明。

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ウルトラオレンジがハイパワーすぎる。

そうです。電池式ペンライトよりもウルトラオレンジなどの方が明るいのです。
自分REST@RTなどのここ一番の曲ではウルトラオレンジ系が使われるのです。
ステージ最前列なんかのライトが強いところでも
電池式のサイリウムは光に負けてしまいます。

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ウルトラオレンジ系は短命です。
わずか1曲の半分くらいで明るさがなくなってきます。

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そこで曲の途中でウルトラオレンジ系を追加で1本使用するという技になります。
業界用語で「追い炊き」と呼んでます。




電池式の最大の弱点ですが、

電池切れor破損したらおしまいです。

なにを当たり前のことを、ですが、
今回はじめての購入ならともかく、過去のライブで使用したものを使う場合、
電池の消耗も考えられます。
力を入れすぎて使ったり、カバンにぎゅっ詰め込んだら壊れるかもです。
実際のところ何の前触れも無く使えなくなります。

ライブ会場で、その場で電池交換はほぼ不可能です。
バネで止めるように電池が入っているので取り外しはを会場で行うのは無理です。
以前に買ったものを使う方は電池の交換をしておいて良いかもです。

実際に、まこTは上の二つの失敗をやってますし、
かなりあせってライブに集中できなくなります。





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アイマス公式サインライトにより複数本同時持ちが浸透したアイマスライブ。
写真は7th開幕のREADY!!ですが、これを見ちゃうと1本じゃものたりなくなるか。
どうするかはご判断におまかせします。

多色ペンライトは他にも「キングブレード」シリーズでボタン電池対応のものが予定とはきいています。
それとアイマスPがアイマスライブのために制作、市販までやってのけた「シナモンブレード」があります。
しかし多色ペンライトは売ってるお店が限られますので、
そうでない地区の方は通販で手に入れましょう。


▼電池式ペンライトの電池交換

電池式も実際のところいきなり電池切れになるわけではない。
電池が弱まると光の強さも弱くなる。
弱った電池の弱った光はやはり不満なところがある。
何回のライブで使えるかはわからないが、ある程度の周期で電池交換しよう。

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ターンオンキラキラスティックで使用されている電池がLR44。
大電光改の電池を取り出してみるとこっちには357Aと書いてあります。
どっちも同じ大きさに見えますが、あれ、一緒?それとも別物?
LR44という電池はよく売っていると思いますが、
357Aという電池を店頭で探してもなかなか見つからないと思います。

357Aに相当するのはLR44なので同じ電池、というのが結論です。
ボタン電池は同じ規格でもメーカーや生産国によって型番が違います。
単1や単2といった規格ではないのね。

このLR44を大手家電店で買おうとすると、1個あたり100円以上するかと思います。
しかし、これをamazonで探すと20個500円ぐらいで買えます。
(送料かからないところを探すのがポイント!)
秋葉原の秋月電子なら1粒10円クラスなのだ。
外国産かもしれないけど、問題は無い・・・・・でしょう?
ライブまで時間のある間に通販で買って間に合わせましょう。

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まこTもamazonで50個を1000円弱で購入。
(送料無料)
単価20円を切ればいいでしょう。

古い電池をペンライトにずっといれておくと、
白い粉を吹いているかもしれません。
それはあなたの汗ではなく、液漏れの可能性が高いですので交換しておきましょう。
交換する際には粉には触れない方がいいでしょう。


▼大量のボタン電池が重なり合うと爆発したり、引火したりする。

アイマスライブに行く回数が増えた人に発生する事項、
それはボタン電池の大量購入と入れ替えです。
なんせアイマスは13本の公式サインライトとか出ていますので、
全部交換すれば1回で50個近いボタン電池を入れ替えることになります。

電池式サイリウムのボタン電池は全部使い切るまで使うことは少ないかと思います。
電気量が減ってこれば電池式サイリウムの色も元気が無くなるので、
満足を得られるものではなくなります。
電気を全部使い切る前に交換する方は多いかと思います。

しかし、大量に発生した使用済みボタン電池には思わぬ危険があったりします。

ボタン電池爆発


大量に入れ替えしたボタン電池を
ごそっと袋に入れてあったのですが、
それを確認してみたら写真のようになっててビックリ!
ボタン電池の内のいくつかが爆発しているではないですか!
いったい何事ですか!?

調べてみたらパナソニックで事故事例が掲載されていました。

事故事例から学ぶ家電安全生活

理屈としては、
ボタン電池を袋に大量に入れたりなどすると
電池と電池が重なり合い、
偶然にも電池と電池が導線の役割となってショートしてしまうというものだ。
ボタン電池は構造上、全体が電気を通す状態なので、
ショート回路に簡単になってしまうということだ。

写真のボタン電池の数々はSSAライブから時間としては1ヶ月ぐらいの間のことで、
その短い期間で、いくつものボタン電池が爆発していたのだ。
幸いにも事故にはいたらなかったが、
これが燃えやすいものに引火してれば・・・・・
ゾッとする話である!

ボタン電池の処分について調べてみれば
ボタン電池にセロテープなどを巻いて、
絶縁してから保管、処分などをしようとなっている。
一つ一つをテープで巻く作業をするのもなかなか大変である。
(それか幅広のテープの上にちょっと離して並べて、上からテープを重ねればいいのかな?)
使用済みボタン電池は早期に処分をするなどして、
火災事故などが無いようにしたいところです。

ボタン電池を処分するまでがアイマスライブ!

私流格言その3ぐらいとして実践してみてもよいのでは?と思います。



▼複数色の過剰な同時持ちは危険

安定しないので落とします。

NEC_3263

公式サインライト13本を一度に使う技を「キサラギ」と言います。

俺が名づけた。
バルログを越えるのは無尽合体キサラギだ!

これをやると落っことす可能性があるのである程度は自重したほうがいいかも・・・・
と思いつつ、8thライブではこれをマスターしてる人間が何人もいました。
人間は成長できる、してみせる!

たくさんもってると無くしやすい

ライブが終わってから、「公式コンサートライトが1本見つからない」という人が
けっこうたくさんいたかと思います。
13本も扱うのですから、1本まぎれて落っことしても気付かないんですよね。

同様に「蓋だけどっかに飛んでった」という人もたくさんいました。
大電光改は無くしても買えばいいやですが、
公式サインライトは無くしたら悲しいのです。
気をつけて、としかいえないですけどね。
蓋は無くさないためにも補強しておきましょう。


▼公式サインライトを間違えて折らないように

ウルトラオレンジと間違えてボキっとやると泣けるぞ!

実話だぞ!!


▼公式ルールの遵守はプロデューサー仲間としてもくれぐれもお願いします。
特に乾電池を使ったペンライトは使用しないようお願いします。
乾電池仕様は重くなりますし強度も強くなリますので、
Wiiのリモコンが飛んでいくぐらいの破壊力があります。
おそらく照明程度は割れてしまうでしょうし、
カメラが破損すればブルーレイの制作が危ういです。
人に当たれば凶器になります。
強すぎる光はまわりの観客、時には出演者の目に入れば危険でしょう。
具体的には乾電池式キングブレード(キンブレ)などがNGです。

何より、乾電池式は、周囲のわかる人にはわかります。
当然、ルールを守らないことはまわりに負の感情を抱かせることにはなります。

みんなといっしょに

7thライブで送られたメッセージですので、
プロデューサー一同、ルールを守って楽しみましょう!



※本当に余談というか推測の域でしかないですが、
サイリウムに制限があるのは、過去に機材が破損したことがあるからとされていますが、
まこTの勘ではアイマスライブを映像商品とするためにも、
客席に過剰な形態のサイリウムが存在するのを防ぐため、という意図があるんじゃないかと考えています。
実際に6thライブのブルーレイでは異様な形態のサイリウムが映っており、
これを営業側が問題にしたのではと推測しています。
過去には、春香のSTARTの「四葉のクローバー」の歌詞にあわせて四葉型サイリウムを使ってみたり、
貴音のフラワーガールにあわせてお花を出してみたり、
ウルトラオレンジを組み合わせて星形を作ったりなどがあり、
映像商品の中でも良い感じに扱われたケースもありますが、
何がいいのか、何が悪いのかの線引きは難しく、今の制限で落ち着いていると思います。


ケミカルライト・ウルトラ系編

makotcollection at 20:00│Comments(0)TrackBack(0)clip!アイマス2014年上半期 

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