今の若い衆に言っても、「はぁっ?」ってなもんだろうが、写真(もちろんフィルム)に撮った日付が焼き込めるようになった時には、実に画期的なことができるようになったもんだと大いに感動した。
当然、それ以前は自分でメモるか何かしないと、いつどこで撮ったもんか、わからなかったわけ。
だから、古い映画とか見ると、写真プリントの裏に、「昭和○○年△月□日、××ちゃん?歳」とか書いてあるんだ。
ところが、写真がデジタルになって、焼き込まなくても撮った日付が「データ」として記憶されるようになり、使ったカメラ、絞りやシャッタースピードなどのデータも記録されるようになって、ますます便利に……ただし、アリバイには使えなく……なった(^_^;)
そして今度は、カーナビや携帯電話などにも使われている「GPS」システムが内蔵され、どこで撮ったのか……まで記録できるカメラが登場し始めた。
先日購入した「SONY Cyber-shot DSC-HX5V」がまさにそれ。
というわけで、今日はいいお天気だったし、いい季節だから、桜の名所としても有名な神戸市立王子動物園に行ってきた。
まずは正門。
普通に撮ってるように見えるかも知れないけど、一応、「逆光補正HDR」という機能を使用。全体的に少し明るくなったようだけど、この状況ではあまり変化はないかな。
続いて、当動物園のスター、ジャイアントパンダのコウコウ!
光学10倍ズームなので、少々離れてても、ここまで大きく撮れる。
ジャイアントパンダが出たら、やっぱりこれ! レッサーパンダ!!
これは、連写の中の1枚。最大1秒10コマ撮影可能。
レッサーパンダは動きが速いんで、この連写機能は便利。撮影した後で、ベストショットを選べる。
次は、やっぱりこの時期だから、桜の花をマクロ撮影してみた。
コンデジとしては大きめのレンズだし、これだけキレイにバックがぼけてくれたら使えるね。
とにかく、桜はキレイだった。まさに満開!! 強風が吹けば花びらが散るという、一番の見頃だった!!
さて、ここらで最初の話題、「位置情報」のテスト。
帰宅後、PCにインストールした写真管理ソフト「PMB」(Cyber-shotに付属)で写真データをPCに取り込み。
同ソフトの「Map View」機能を利用して、地図に位置情報を貼り付けてみた。
さっき言い忘れたけど、このカメラ、場所だけじゃなく、電子コンパスを利用して、カメラの向きまで記録できる。
地図上の赤いピンマークから出ている扇形の印が、カメラの向き。きっちりとカメラが向いてた方向を示してる。
地図に航空写真を重ねてやると、よりわかりやすい。
今回みたいに、もう何度も何度も行った場所でも、撮影した場所とか方向とか、イマイチ思い出せない時があって困ることもあるけど、地図上にこれだけキッチリ表示してくれると、すぐにわかる。
ちなみに、この機能を使う場合は、まずはPCがインターネットに繋がっている状態でカメラをPCに接続して、「GPSアシストデータ」なるデータをダウンロード、カメラに転送しておいた方がいい。
これがどういう類のデータなのかはちょっとわからないけど、有効期限は1ヶ月間で、その間に更新しておく必要がある。
このデータが入っていると、位置情報の捕捉が非常に早くなる。
実際に使ってみた結果、最初に電源を入れた時こそ捕捉に数分かかるものの、以後は空が開けている場所であれば、電源を入れてからほぼ10秒以内に捕捉できる。
被写体やアングルを決めているウチに捕捉できるというわけ。実用には問題ないレベル。
今後、初めての場所とか、どうしても覚えておきたい場所で撮影する場合には大いに役立ちそう。
というわけで、王子動物園をあとにして、メリケンパークへ。
ここでは「スイングパノラマ」機能をテスト。
これはビデオでパン(ティルト)撮影するように、カメラを左右(上下)に動かしてパノラマ写真を撮影しようという機能。
最初はビデオのパン撮影のように、カメラをゆっくりと動かしてしまい、失敗。「速く動かせ」という意味のメッセージが出てきたので、今度は素早くスイングさせてみる。
撮れた写真がこれ。是非とも画像をクリックして、拡大して見て欲しい。
メリケンパーク一帯がパノラマ写真で撮れた!
どう活用するかは難しいかもしれないけど、面白い機能ではあるので、山とかに行った時にはついつい使っちゃいそう。
とりあえず、今日試した静止画撮影の機能はこんなとこ。
で、これまたこのカメラの目玉、AVCHDフルハイビジョン動画撮影機能!!
主なハイビジョンビデオカメラで使われているAVCHD方式のフルハイビジョン動画が撮れてしまうというんだから大したもの。
まずは、王子動物園のカバ親子の映像を。
ほとんどフルオートなんで、作品作りにはちょっと厳しいけど、普段使いのカメラとしては充分すぎる画質。
ただ、いくつか弱点もあって……。
まずは画面の歪み。
神戸に向かう電車の窓から、併走する線路を撮ってみた。
見事に歪む(^_^;)
静止画撮影ではほとんど出ない症状だが、これはちょっと残念なところ。
それから、音声収録用のマイクが、液晶画面側から見て左の上、ちょうど左手の人差し指をのせるあたりにあって、ついついマイク穴を塞いでしまいがちなので、特に動画撮影の時のホールディングには注意したい。
メモリーカードについては、ソニーお得意のメモリースティック系だけじゃなくて、SDカードも使えるようになったのは、色んな意味で便利。
ただし、あまり大容量のメモリーカードを入れても、実際にはバッテリーが持たない。
今回は、静止画、動画併せて2.6GB位の撮影だったけど、フル充電のバッテリー2本を、ほぼ完全に使い切った。
特にフルハイビジョン動画撮影をするとバッテリーは急激に消耗する。
動画を含めて撮影するなら、バッテリーは予備も含めて3本以上あった方が安心して使える。
結論。
このカメラは使える!
とにかく、色んなモードもあるし、特に旅行やレジャー、動物園などでは大活躍しそう。
作品作り用のカメラとは別に、普段使い用のカメラとして、末永く使っていきたいと思った。
あ、それから最後にカメラケース。
下記に紹介しているケースでいいと思う。
レビュー文では、「きつい」という意見が多いようだが、実際に使ってみて、確かに初めて入れた時には少々きつく感じたけど、3~4回出し入れするうちにちょうどいい加減になってきた。
本革製なので柔軟性があるようだ。使い込むうちに革独特の風合いも出てくると思うので、「アクセサリーは純正」派の方々には、少々高いけどオススメしたい。
ただ、内側にあるメモリー収納部は、少し小さいので、SDカードには少々キツい。MS Duo専用と思った方がいいかも知れない。
※各写真は、サイズのみ変更の上、アップロードした。
当然、それ以前は自分でメモるか何かしないと、いつどこで撮ったもんか、わからなかったわけ。
だから、古い映画とか見ると、写真プリントの裏に、「昭和○○年△月□日、××ちゃん?歳」とか書いてあるんだ。
ところが、写真がデジタルになって、焼き込まなくても撮った日付が「データ」として記憶されるようになり、使ったカメラ、絞りやシャッタースピードなどのデータも記録されるようになって、ますます便利に……ただし、アリバイには使えなく……なった(^_^;)
そして今度は、カーナビや携帯電話などにも使われている「GPS」システムが内蔵され、どこで撮ったのか……まで記録できるカメラが登場し始めた。
先日購入した「SONY Cyber-shot DSC-HX5V」がまさにそれ。
というわけで、今日はいいお天気だったし、いい季節だから、桜の名所としても有名な神戸市立王子動物園に行ってきた。
まずは正門。
普通に撮ってるように見えるかも知れないけど、一応、「逆光補正HDR」という機能を使用。全体的に少し明るくなったようだけど、この状況ではあまり変化はないかな。
続いて、当動物園のスター、ジャイアントパンダのコウコウ!
光学10倍ズームなので、少々離れてても、ここまで大きく撮れる。
ジャイアントパンダが出たら、やっぱりこれ! レッサーパンダ!!
これは、連写の中の1枚。最大1秒10コマ撮影可能。
レッサーパンダは動きが速いんで、この連写機能は便利。撮影した後で、ベストショットを選べる。
次は、やっぱりこの時期だから、桜の花をマクロ撮影してみた。
コンデジとしては大きめのレンズだし、これだけキレイにバックがぼけてくれたら使えるね。
とにかく、桜はキレイだった。まさに満開!! 強風が吹けば花びらが散るという、一番の見頃だった!!
さて、ここらで最初の話題、「位置情報」のテスト。
帰宅後、PCにインストールした写真管理ソフト「PMB」(Cyber-shotに付属)で写真データをPCに取り込み。
同ソフトの「Map View」機能を利用して、地図に位置情報を貼り付けてみた。
さっき言い忘れたけど、このカメラ、場所だけじゃなく、電子コンパスを利用して、カメラの向きまで記録できる。
地図上の赤いピンマークから出ている扇形の印が、カメラの向き。きっちりとカメラが向いてた方向を示してる。
地図に航空写真を重ねてやると、よりわかりやすい。
今回みたいに、もう何度も何度も行った場所でも、撮影した場所とか方向とか、イマイチ思い出せない時があって困ることもあるけど、地図上にこれだけキッチリ表示してくれると、すぐにわかる。
ちなみに、この機能を使う場合は、まずはPCがインターネットに繋がっている状態でカメラをPCに接続して、「GPSアシストデータ」なるデータをダウンロード、カメラに転送しておいた方がいい。
これがどういう類のデータなのかはちょっとわからないけど、有効期限は1ヶ月間で、その間に更新しておく必要がある。
このデータが入っていると、位置情報の捕捉が非常に早くなる。
実際に使ってみた結果、最初に電源を入れた時こそ捕捉に数分かかるものの、以後は空が開けている場所であれば、電源を入れてからほぼ10秒以内に捕捉できる。
被写体やアングルを決めているウチに捕捉できるというわけ。実用には問題ないレベル。
今後、初めての場所とか、どうしても覚えておきたい場所で撮影する場合には大いに役立ちそう。
というわけで、王子動物園をあとにして、メリケンパークへ。
ここでは「スイングパノラマ」機能をテスト。
これはビデオでパン(ティルト)撮影するように、カメラを左右(上下)に動かしてパノラマ写真を撮影しようという機能。
最初はビデオのパン撮影のように、カメラをゆっくりと動かしてしまい、失敗。「速く動かせ」という意味のメッセージが出てきたので、今度は素早くスイングさせてみる。
撮れた写真がこれ。是非とも画像をクリックして、拡大して見て欲しい。
メリケンパーク一帯がパノラマ写真で撮れた!
どう活用するかは難しいかもしれないけど、面白い機能ではあるので、山とかに行った時にはついつい使っちゃいそう。
とりあえず、今日試した静止画撮影の機能はこんなとこ。
で、これまたこのカメラの目玉、AVCHDフルハイビジョン動画撮影機能!!
主なハイビジョンビデオカメラで使われているAVCHD方式のフルハイビジョン動画が撮れてしまうというんだから大したもの。
まずは、王子動物園のカバ親子の映像を。
ほとんどフルオートなんで、作品作りにはちょっと厳しいけど、普段使いのカメラとしては充分すぎる画質。
ただ、いくつか弱点もあって……。
まずは画面の歪み。
神戸に向かう電車の窓から、併走する線路を撮ってみた。
見事に歪む(^_^;)
静止画撮影ではほとんど出ない症状だが、これはちょっと残念なところ。
それから、音声収録用のマイクが、液晶画面側から見て左の上、ちょうど左手の人差し指をのせるあたりにあって、ついついマイク穴を塞いでしまいがちなので、特に動画撮影の時のホールディングには注意したい。
メモリーカードについては、ソニーお得意のメモリースティック系だけじゃなくて、SDカードも使えるようになったのは、色んな意味で便利。
ただし、あまり大容量のメモリーカードを入れても、実際にはバッテリーが持たない。
今回は、静止画、動画併せて2.6GB位の撮影だったけど、フル充電のバッテリー2本を、ほぼ完全に使い切った。
特にフルハイビジョン動画撮影をするとバッテリーは急激に消耗する。
動画を含めて撮影するなら、バッテリーは予備も含めて3本以上あった方が安心して使える。
結論。
このカメラは使える!
とにかく、色んなモードもあるし、特に旅行やレジャー、動物園などでは大活躍しそう。
作品作り用のカメラとは別に、普段使い用のカメラとして、末永く使っていきたいと思った。
あ、それから最後にカメラケース。
下記に紹介しているケースでいいと思う。
レビュー文では、「きつい」という意見が多いようだが、実際に使ってみて、確かに初めて入れた時には少々きつく感じたけど、3~4回出し入れするうちにちょうどいい加減になってきた。
本革製なので柔軟性があるようだ。使い込むうちに革独特の風合いも出てくると思うので、「アクセサリーは純正」派の方々には、少々高いけどオススメしたい。
ただ、内側にあるメモリー収納部は、少し小さいので、SDカードには少々キツい。MS Duo専用と思った方がいいかも知れない。
※各写真は、サイズのみ変更の上、アップロードした。