メリークリスマス!
皆さんはどんなクリスマスをおすごしだろう?
NORADの追跡によると、今年もサンタクロースは順調にプレゼントを配達中。
この時間、日本はすでに配達を終えているので、お手元にプレゼントが届いていない人は、サンタさんが「悪い子」と判断したからなので、今日から悔い改めて、「良い子」になるように(^^)
さて、「サンタクロース」、最近は小さな子供でも親や周りの大人たちから「実在しない」と教えられているので、「サンタさんに何お願いした?」って質問しても、「サンタさんなんか、おれへんわ!!」とのたまう始末……。
恐らく皆さんも、「サンタさんは実在しない」と思っておられるだろうが、実はボクは1度だけ、サンタさんに会ったことがある。
その時のお話を……。
皆さんはどんなクリスマスをおすごしだろう?
NORADの追跡によると、今年もサンタクロースは順調にプレゼントを配達中。
この時間、日本はすでに配達を終えているので、お手元にプレゼントが届いていない人は、サンタさんが「悪い子」と判断したからなので、今日から悔い改めて、「良い子」になるように(^^)
さて、「サンタクロース」、最近は小さな子供でも親や周りの大人たちから「実在しない」と教えられているので、「サンタさんに何お願いした?」って質問しても、「サンタさんなんか、おれへんわ!!」とのたまう始末……。
恐らく皆さんも、「サンタさんは実在しない」と思っておられるだろうが、実はボクは1度だけ、サンタさんに会ったことがある。
その時のお話を……。
あれはボクが幼稚園年長さんの時。
当時ボクはミニカー遊びにはまっていて、20数台のミニカーを持っていた。
普段はお菓子の箱か何かに、ゴチャゴチャっと入れてあったのだが、さすがにそろそろガレージのおもちゃが欲しくなった。
一番欲しかったのは、電池で動く、立体駐車場のおもちゃ。
ところが、当時としても非常に値段が高く、買ってもらえるはずはなかった。
もうこの頃になると、ボクも「サンタさんは実在しない」とわかっていて、父と共に阪神百貨店にプレゼントの下見に行くことになった。
でもボクは「電動の立体駐車場」が欲しいとは言い出せず、手動の2階建てガレージが欲しいと父に告げた。
父も快く了解してくれた。
そんなクリスマスちょっと前の夜、いつもボクを眠りの世界に誘う「眠りの天使」の代わりに、「大人の天使(?)」が現れた。
大人の天使は、 ボクに「クリスマスプレゼントは何が欲しい?」と尋ねた。
ボクは「ミニカーの2階建てガレージが欲しい」と答えた。
すると大人の天使は、「嘘をついちゃだめだ。本当は何が欲しい?」と尋ねたので、
ボクは素直に「ミニカーの電動立体駐車場が欲しい」と言った。
大人の天使はニッコリと微笑んで、 「わかった。お父さんに言っておいてあげるよ」と言ってくれた。
ボクはすぐにピンと来て、「 サンタさん? サンタさんなの??」と尋ねたら、
大人の天使は大笑いして、「さあそれはどうかな? とにかく、クリスマスの朝、楽しみにしておいで」と言いながら姿を消した。
そしていつものように、「眠りの天使」の誘いで、ボクは深い眠りについた。
12月25日の朝、ボクが目を覚ますと、枕元には、大小二つの包みが置かれていた。
小さな包みには「手動の2階建てガレージ」が、そして、大きな包みには……なんと、喉から手が出るほど欲しかった「電動立体駐車場」が入っていた。
飛び起きて階下に降りてみると、父が朝食をとっていた。
父に、「何でボクの欲しいもんわかったん?」と聞くと、
笑いながら「サンタさんに聞いたんや」と言った。
ボクが「やっぱり!」と思って目を丸くしていたら、父は、
「嘘や嘘や。山田君(父の同僚)が2階建てガレージ買うてくれる言うたから、パパは立体駐車場にしたんや」と言った。
ボクはその時、あの「大人の天使」こそが、サンタクロース本人だと確信した。
真実は判らない。
ただ、ボクが本当に欲しかった物は、誰にも一言も言っていない。言ったのは「大人の天使」にだけだ。
でも実際にクリスマスの朝、ボクの枕元にはそれは置かれていた。
あの大人の天使……いや、サンタクロースがテレパシーか何かで父にその事を教えてくれたに違いない。
それ以来ボクは、「サンタクロースは実在する」と信じている。
ちなみに、ボクの前にサンタクロースが現れたのは、その時1度キリだった。
その姿は、赤い服も着ていなかったし、白いひげも生やしていなかった。
気配だけ……というか、実体のないふわふわした存在だったと記憶している。
これは、「眠りの天使」も同じ。
とにかく、 サンタクロースは実在する。
ただし、本当に「良い子」のところにしかやってこない。
そういえば、あの年のボクは、とても良い子だったなぁ……。
当時ボクはミニカー遊びにはまっていて、20数台のミニカーを持っていた。
普段はお菓子の箱か何かに、ゴチャゴチャっと入れてあったのだが、さすがにそろそろガレージのおもちゃが欲しくなった。
一番欲しかったのは、電池で動く、立体駐車場のおもちゃ。
ところが、当時としても非常に値段が高く、買ってもらえるはずはなかった。
もうこの頃になると、ボクも「サンタさんは実在しない」とわかっていて、父と共に阪神百貨店にプレゼントの下見に行くことになった。
でもボクは「電動の立体駐車場」が欲しいとは言い出せず、手動の2階建てガレージが欲しいと父に告げた。
父も快く了解してくれた。
そんなクリスマスちょっと前の夜、いつもボクを眠りの世界に誘う「眠りの天使」の代わりに、「大人の天使(?)」が現れた。
大人の天使は、 ボクに「クリスマスプレゼントは何が欲しい?」と尋ねた。
ボクは「ミニカーの2階建てガレージが欲しい」と答えた。
すると大人の天使は、「嘘をついちゃだめだ。本当は何が欲しい?」と尋ねたので、
ボクは素直に「ミニカーの電動立体駐車場が欲しい」と言った。
大人の天使はニッコリと微笑んで、 「わかった。お父さんに言っておいてあげるよ」と言ってくれた。
ボクはすぐにピンと来て、「 サンタさん? サンタさんなの??」と尋ねたら、
大人の天使は大笑いして、「さあそれはどうかな? とにかく、クリスマスの朝、楽しみにしておいで」と言いながら姿を消した。
そしていつものように、「眠りの天使」の誘いで、ボクは深い眠りについた。
12月25日の朝、ボクが目を覚ますと、枕元には、大小二つの包みが置かれていた。
小さな包みには「手動の2階建てガレージ」が、そして、大きな包みには……なんと、喉から手が出るほど欲しかった「電動立体駐車場」が入っていた。
飛び起きて階下に降りてみると、父が朝食をとっていた。
父に、「何でボクの欲しいもんわかったん?」と聞くと、
笑いながら「サンタさんに聞いたんや」と言った。
ボクが「やっぱり!」と思って目を丸くしていたら、父は、
「嘘や嘘や。山田君(父の同僚)が2階建てガレージ買うてくれる言うたから、パパは立体駐車場にしたんや」と言った。
ボクはその時、あの「大人の天使」こそが、サンタクロース本人だと確信した。
真実は判らない。
ただ、ボクが本当に欲しかった物は、誰にも一言も言っていない。言ったのは「大人の天使」にだけだ。
でも実際にクリスマスの朝、ボクの枕元にはそれは置かれていた。
あの大人の天使……いや、サンタクロースがテレパシーか何かで父にその事を教えてくれたに違いない。
それ以来ボクは、「サンタクロースは実在する」と信じている。
ちなみに、ボクの前にサンタクロースが現れたのは、その時1度キリだった。
その姿は、赤い服も着ていなかったし、白いひげも生やしていなかった。
気配だけ……というか、実体のないふわふわした存在だったと記憶している。
これは、「眠りの天使」も同じ。
とにかく、 サンタクロースは実在する。
ただし、本当に「良い子」のところにしかやってこない。
そういえば、あの年のボクは、とても良い子だったなぁ……。