2007年12月30日

私の父親(川村エッセイ)

fd2f96ed.jpg病と闘っていた父親が、12月12日に亡くなった。

享年72歳だった。

25年前に脳内出血で倒れ、それからの人生ずっと不自由な体に不平を言わず一生懸命生き抜いて来た父親は、最後の息の一つまでをも真剣に、そして私達親子の元からとても静かに旅立って行った。

25年前にはもう駄目ですとDrに首を振られ、だが父親は陸上の選手時代に体を鍛えており、強靭な心臓だったのが幸を奏し、当時は奇跡的に助かったのである。

父親がいる事をごく当たり前に、私も日常を送って来た。

父親がいなくなって、改めてどんなに大切な存在だったのかという事を、今しみじみと思い知らされている。


父親は、何物にも替えられない大切な物を私に置いて行ってくれた。

それは、我が身を持って教えてくれた「生命力」である。


私は今、その父親の一生懸命だった人生を心の糧に、そして指針にして生きて行こうと思っている。


「お父さん、12月12日が旅立った日なんて、お父さんらしいね。

まるでマラソンしながら旅立ったみたいだね…

お父さん、今までありがとう。

私はお父さんの子供で本当に良かった…。

お父さんへ」



父親がいつ何時どうなるかも分からず、当日、もしくはその後1週間、カウンセリング業務を急にキ

ャンセルをしたのにも関わらず、皆様には快く事情を承諾して頂きまして、誠にありがとうございま

した。

お蔭様で、父親の最期を心行くまで看取る事が出来、そして見送る事が出来ました。

皆様にはこのホームページ上で、心より御礼、そして感謝申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました。

   川村 芳枝


Posted by makotoroom at 23:25