11月14日の自主勉強会の発表に備えて、問題解決のためのフレームワーク思考に関連する書籍を読んでいます。

昨日に続き今日も、「イシューからはじめよ~知的生産の「シンプルな本質」~」安宅和人著(英治出版)から気になる箇所を書きたいと思います。

テーマは、「イシュー特定のための情報収集」です。

(※イシューの定義は10月26日のブログ参照下さい)

考えるための材料を入手するという目的で情報収集をする。以下のような情報収集のコツを説く。


1.一次情報に触れる

→本だけなどの二次情報だけで「イシュー」を特定するのは危険。現場に出向いた肌感覚を大切にし、あるがままの情報の全体を捉える。

2.基本情報をスキャンする

→自分の思いだけで決め打ちせず、イシューに関わる業界の常識や基本的なことをある程度固まりとして、ダブり・もれなく押さえる。

3.集め過ぎない・知り過ぎない

→情報を集め、知ることに比例してある程度までは、知恵が出るが、知り過ぎると逆に知恵が出なくなると警告する。いわゆる「専門バカ」になってしまう。

また、情報を集め過ぎでも、実効的な情報にならないとする。世の中には、答えが出せない問題がたくさんあると筆者は説く。答えが出せないなら、問題として取り組む価値が無い。

また、イシューを特定するに当たり、以下の5つのアプローチ方法を紹介している。

1.変数を削る

2.視覚化する

3.最終形からたどる

4.「So what?」を繰り返す

5.極端な事例を考える



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