東京都立中央図書館には、WEB上で
サービスが受けられるシステムがあります。
利用者が登録をすれば、都民に限らずサービスが受けられます。
サービスのなかで、ひとつ、したいことがあり登録しました。
「Eメールレファレンス」です。
先日、都立図書館をたずねたとき勧められました。

たとえば、直接、都立図書館に行って
レファレンスで聞いても、その場での回答となるようで。
また、電話でのレファレンスは
1時間程度の調査で回答をだすとのこと。
それも「どの資料のどこに、その記述がある」と
細かに提示してくれるのではなく
「こういう資料がある」と教えてくれるだけなのだとか。
その資料に質問の答えが載っているか
確認するまで分からないのです。
とり越し苦労に終わる可能性もあるのです。

いままで、利用した長崎市立図書館なり、
さいたま市立図書館、埼玉県立図書館、
港区立図書館では、そのようなことはありませんでした。
最速で1週間、長いときには1か月以上もかかって
恐縮しながら調べてくれていました。
ちゃんと資料のなか、回答がのっているページを示してくれました。

都立図書館では、直接の依頼にしても、電話での依頼にしても
調査期間が短すぎるような気がしてなりません。
そこで、都立図書館の総合案内にて相談し
紹介してくれたのが「Eメールレファレンス」だったのでした。
都民でない利用者は、東京都に関することならば
質問に答えてくれるといいます。
質問は、東京都のこと。まさに、うってつけでした。
期間は1週間。1週間後には、なにがしかの
回答を提示するというのです。それは、よしとします。

ただです。問題がひとつありました。
「Eメールレファレンス」とあるように、
質問はメールでしか受け付けていないのです。
こちとら、機械でなく生身の人間です。
直接、窓口の職員さんにお会いして
顔を付け合わせ目をみて、質問を投げかけたいのです。
悩んでいる状況を、からだ全身にみなぎっている質問を
受け止めてほしいのです。
でも、メールとなると、打ち込んだ質問文章がすべてとなります。
本当に伝わっているか、真意をつかんでくれているのか
皆目見当がつきません。見えてきません。
ぬくもりが伝わったかどうか知り得ません。
それに、文章力の至らなさが、どれだけ先方に伝わってしまうか。
もし、意図したことと違った回答が返ってきたら、二
度手間、三度手間になりかねません。

おそるおそる、メールを送りました。
1週間後が、待ち遠しいです。
いや、不安で不安で、なにも手につきません。
少し大げさです。

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