こんにちは、minminです。
今週はガイド陣が全員揃いました。
一時的ではありますが、チーフガイドの一子が復帰!
さらに賑やかになった今週のトリップの様子をお届けします。
そんなガイド陣の盛り上がりとは裏腹に
なんだかすっきりしない空模様。
今週はいくら雨季だからってそんなに降らなくてもと
文句を言いたくなってしまうぐらい、雨に降られました。
幸いポイントがつぶれてしまうような嵐には当たらず
潜ってしまえば静かなもんです。
初日は風が強かったので、環礁移動はせず
北マーレ環礁でゆっくりと遊びました。
ゆっくりとか言いながら、海の中はさーっと潮が流れる場面も。
お花が咲き乱れるように、ソフトコーラルがポリプを開いてとっても素敵。
無理かな~と思っていたパウダーブルーのポイントにも行けたので
順調なスタートとなりました。

Photo by Endo

Photo by Okiyama

Photo by Tomi
翌日、ここで予期せぬビックプロブレムが。
イクエーター号のメインエンジンが突然まさかの故障…
北マーレから動けなくなってしまいます。
僕らは止まっているわけにはいきません。
幸運にもすぐに代わりの船が手配できました。
ご乗船されている皆様には、大変ご迷惑をおかけしましたが
イクエーター号とはここでお別れして、みんなでお引越ししました。

Photo by Endo
お引越し先はイクエーター号の姉妹艇であるアトールチャレンジャー号。
船の造りはすごく似ていて、過ごしやすかったです。
オープンエリアの寛ぎスペースが充実していて、快適でした。
もう一つの船を楽しもう!前向きな気持ちで、トリップを進めます。
この日のダイビングは北マーレで2本、お引越しした後は南マーレへ移動しました。
朝のダイビングはゆる~い潮でお魚がかなり密集!
30匹を超えるカスミ&ロウニンの群れがクマザサハナムロに突っ込んでました。
マンタポイントでマンタを狙うも、この日はハズレ。
ひょろっと泳いできたレオパードシャークに救われました。

Photo by Okiyama
夜は船の前の方に素敵な宴会スペースが。
ジャグジーのなくなったイクエーター号もいずれ屋根を伸ばして
こんな感じにしたいと考えております。お楽しみに。

船のいたる所に張り巡らされているチューブ、そしてレストランフロアには
気になるボールが天井に付いています。
「これはなんだー!?」
「電気つけろー!」
と酔っ払って、盛り上がった勢いでつけてもらうとこんな感じに。

くるくるカラーライトの予想外の盛況っぷりに僕らもビックリ。笑
よし、イクエーター号にもつけてもらおう!
3日目、朝のダイビングは外洋からのいい感じの潮。
ギンガメ・クロヒラアジの群れやグレイリーフシャーク、
マダラトビエイなど大物ダイビングを楽しみます。
このポイントでいつも見ているモンツキカエルウオ。
今週はいつも以上の可愛さを見せてくれました。

Photo by Nishiyama
おっきい子を見ていたら、同じ穴からピョコっともう一匹!
あまりの可愛さに興奮していたチーフガイドの一子ですが
久し振りに見たせいか、魚の名前がでてきません。
「あの~なんだっけ??あのギンポ??」と本人も笑いながら言ってました。笑
さあアリ環礁に渡って、午後からはジンベエを狙います。
目撃情報も多く、さっくっと見たいところでしたが悪天候で捜索が難航。
ジンベエ探しは次の日へと持ち越します。
次の日は朝から狙っていきます。
朝一のダイビングでは、ジンベエはでませんでしたが
マンタがここで登場!
僕らの横をすーっと泳いでいきました。
ボートに戻り、船の上から探します。
またしても雨風に邪魔されてしまいますが、
苦戦しながらもなんとかジンベエを発見!!
この子だけは逃すまいと、母船を近づけスノーケルをつけてジャンプ!

Photo by Tomi
飛び込んでみたら、なんたる幸運!
この個体を30分近く、誰一人ディンギーに上がることなく
追いかけることができたのです。
みなさまこれには大満足!
ここからは潜りながら環礁を北へと向かっていきます。
アリ環礁でのダイビングでは、魚影が濃いのはもちろんのこと、
今週はこんなシーンも。

Photo by Tomi
昼間見るのは久しぶりな気がするおっきなナースシャーク!
環礁内での移動中、船長がなにやら素敵な釣り竿を持ってきました。
魚がかかると「ジー!!」っと音が鳴るやつです。
トローリング開始。
始めて10分もしないうちに、「ジー!!」と魚のかかった音が!?
船を止めて全員バックデッキに集合。
どんな大物がかかったのかと、ワクワクしながら見学します。
必死にリールを巻く船長&クルー。

長い戦いの末、上がってきたのは巨大カマスサワラー!!
写真で見るよりはるかにおっきかったのでみんな大興奮!

Photo by Okiyama
今日はお刺身か??なんて喜んでいましたが
クルーが引き上げようとした次の瞬間…「ああー!!」
逃げたー!!
針が外れて消え去りました。
逃がした魚はデカイです。
魚は食べられませんでしたがこの一連の騒動、かなり面白かったです。
シャーミーと一緒にカオリータ社長に「あの釣り竿を買いましょう!」と
お願いしてみました。
僕らのお給料が少なくなっていないといいですが。笑
ジンベエも無事見れたところで、この夜はマンタ狙いで停泊します。
マンタが来たら潜りに行こう!!
と気合を入れてみんなでお酒を我慢しました。
いつも通りなら、きっと来てくれるハズ。
キャサリンやサチコを待ちました。
ところが、大量のプランクトンは集まるも一向に来ないマンタ。
お隣に停泊しているサファリボートの所に1枚いるとの連絡が。
ご厚意で船の後ろに潜らせていただけるお話もあったのですが、
そのマンタもすぐにいなくなってしまったようで
残念ながらナイトダイビングは中止。
グラスを並べてジンベエ祝いの乾杯です。
お酒を飲みながら海水をすくって、恒例のプランクトン観察。
この夜も色々な生き物がでてきました。

Photo by Nishiyama

Photo by Nishiyama
オトヒメエビと思われる小さなエビ、
まるでシラスウナギみたいな透明なお魚などなど。
ぞくぞくと渦を巻くように集まるプランクトン達。
なんでマンタは来ないんだー!!
トリップは5日目に突入。
アリ環礁でのダイビングを楽しみます。
かなり久しぶりにニシキフウライウオのペアを発見!!
手のひらサイズの極小マダラトビエイをみたりと
大物から小物まで充実のダイビング。
スマガツオの群れが一斉に逃げ回り、グレイリーフがその
群れにまじって泳いでいくという迫力あるシーンも見られました。

Photo by Tomi

Photo by Tomi

Photo by Endo
この日の夜はちょっとしたスペシャルディナー!
モルディビアンディナーということで、沢山のお花とキャンドルで
彩られたテーブルにはモルディブ料理が並びます。


本当ならこの日にライトアップする予定だった様々なライト。
最初の日に盛りあがって付けてしまったのでちょっぴりサプライズ感が
なくなってしまったというハプニングも。笑
どの料理もとても美味しかったです!
最終日はダイビングされる方がお1人でしたので
ガイド貸切がっつりマクロダイビングを楽しんで頂きました。
ハーバーへ戻ってくると修理を終えたイクエーター号が待っていました。
お客様が下船された後、再び荷物を戻して
今はイクエーター号でトリップをする準備ができている状態です。
今回ご乗船の皆さま、本当に迷惑をおかけしてしまいました。
重ね重ねお詫び申し上げます。
そして次回は、青空の下イクエーター号でお待ちしております。
どうもありがとうございました!









































































