Maldivian Stars☆

Maldivian Stars のスタッフからのダイビングレポートをお送りします。
by maldivianstars

2014年11月

2014/11/23~2014/11/29


初日は風が強く吹きましたが、日が経つにつれて風もおさまり天気も良くなっていきました。

雨は夜に少しだけ降るという感じで比較的過ごしやすい1週間だったと思います。

海の中でも船の上でもにぎやかだった今週の様子をカオリがお伝えしていきます!


初日、環礁の中でも場所によっては船が揺れてしまうほど、風が強く吹きました。

モルディブは環礁なので、海が荒れてしまってものんびり潜れるポイントが必ずあります。

ということで風下!+のんびり潜れる場所!になるのは今週で3週連続トライしているマンタのクリーニングステーション!

ステーションで待っているとマンタが登場!!タイミング良く太陽も出てき始めました。
 違う個体がかわるがわるクリーニングしに来ていました。
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(Photo by Hiroshi) 

2本目はソフトコーラルが素敵なポイントへ潜ります。

潮が弱かったのですが、綺麗に咲いていてくれました。

そしてヨスジフエダイとのコラボレーション♪
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(Photo by Hiroshi) 

大きなナポレオンも目の前まで泳いできました。
今日はパウダーブルーも狙っちゃいます!

まずはフセインと私がシュノーケリングでリーフを捜索。。。

結構な距離を泳いだのですが見つからず、ドーニーで待つ皆様『シーン。。。』

気を取り直してもう1度、潮上から今度はシャーミーも加わり等間隔に並んで探します。

2度目の捜索からは時間もかからずに見つけることができましたが

等間隔で泳いでいたはずなのに、なぜか3人同じところで手を上げドーニーを呼んでました(笑)

パウダーに吸い寄せられた!?

集まりもよくここ最近のなかでは1番良い!!というくらい大きな玉でした。
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(Photo by Hiroshi)

 次の日の朝は前日に潜ったところとはまた別のクリーニングステーションでマンタを狙います。

来てくれるまでの間は砂地でハゼを見ながら待っているゲストもいましたが。あれ?皆さんマンタ待ちというのに見ているのは下。。。(笑)
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(ドラキュラシュリンプゴビー) (Photo by  Sao)

すると、大きな影がみんなの上を通過。そこでやっとマンタがきたのに気がつきました。(笑)
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(Photo by Sono) 

しばらくの間ステーションにいてくれたので今日も朝からマンタでお腹がいっぱいでした。
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(Photo by Sono)
 

風もおさまったところでアリ環礁へ移動します。

毎週のように行く、ワイドでもマクロでもどっちでも楽しめるポイント。

ですが最近はワイドが狙えない潮が多かったり、狙える潮なのにいなかったり、ハゼやブレニーを見ることが多かったポイントでもあります。

でも、今日は違いました。カレントチェックの時点ではワイドが狙える潮!

久しぶりに??っとガイド陣の期待は増すばかり、そして裏切らなかった!

リーフの上を5匹の大きなグレーリーフシャークが私たちの目の前で何度も回遊してくれました。
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(Photo by Sao) 

みんなでカレントフックをかけここでダイビングの大半を過ごしました。

他にはナポレオンがいたり、ギンガメアジが溜まっていたり、マンタを見たチームもいました。

安全停止の時には久しぶりにバラクーダの群れも見れました。

意を決してマクロレンズに取り替えたゲストもいました。すみませんでした!

それでも素敵なお写真を。
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(Photo by Hiroshi) 


もう少し南へ移動し、1本潜った後はビールを我慢し夜に備えます。

最近調子が良いマンタナイトですが、今宵は???

なんと6時に2枚登場!!でも早すぎです。プランクトンがまだライトに集まっていませんよー。

っとプランクトン待ちをしていたら、マンタはいなくなり変わりに来たのが大量のグルクマ。

そのおかげでマンタがそれから現れることはなく、ライトの下には大量のグルクマ。

悔しさと憎しみのあまりMinminさんが取り出したのは、『網』

「全部すくってやる。」 全員(失笑)

でもそこでやってくれるのはさすがです。先輩。。。
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(Photo by Sao) 

奇跡的に1匹網に入ってくれたので、一口ずつですがみんなで大事にいただきました。

さばいた頭や骨に反応したのかどこからかナースシャークも現れました。

そして夕ご飯を食べてから隣の船にマンタを借りて、ナイトマンタ♡

照らしている水中ライトにもたくさんのプランクトンが集まり、

それを食べに私たちまでパクっとされてしまうんではないかというくらい近くまでマンタが!!
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(Photo by Sao) 

2枚の大きなマンタが今週も私たちを楽しませてくれました。

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(Photo by Hiroshi)


次の日の朝は「フィッシュヘッド」に潜りました。

流れは比較的穏やかで根周りにはグレーリーフがぐるぐると回っていました。

いつもムレハタタテダイの量に感動してしまうのですが今日は潮上でぎゅっと集まってくれていたのでいつにも増して素敵でした。
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(Photo by Hiroshi) 

そこに大量のクマザサハナムロが上から降ってきます。
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(Photo by Sono) 

根の上にはベンガルスナッパーとキンギョハナダイ。

360度。どこを見てもお魚いっぱいです。

南下しながらもう1本潜り、ジンベエエリアへと向かいます。

さあ!今週もジンベエザメを見よう!!

雨が降りそうな雲行きですが、風はなく外洋はフラットに。

しかも午後からの捜索だったので探しているボートは私たちと数セキだけ!

ここで出たら貸し切りかも!!なんて思ったのがいけなかったんでしょうか、

ダイビングでも狙って見ましたがこの日はノーチャンスでした。

明日こそ見るぞー!!


今日の朝は環礁内にある根に潜ります。潮が最近の中では流れていましたが、

透明度がとても良かったです。

ヨスジフエダイの群れも潜るごとに数が増えているように思えます。
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(Photo by Hiroshi) 

そうそう今週もフセインがカエルアンコウを見つけてくれました♪

根の上にボテっとしている黒ーい丸い子。
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(Photo by Sao)
外人さんも写真を撮るほど人気者でした。

今日こそジンベエ見ましょうか!っと朝ご飯を食べ終えてから捜索を続けましたが

シュノーケリングでもダイビングでも残念ながらノーチャンスでした。

非常にジンベエザメの出が悪い。

他の多くのサファリも諦めてジンベエエリアを離れているなかで、最終日のプランをゲストの皆様とご相談しました。

結果、今週はここでジンベエを諦めて南マーレの環礁に移動することにしました。

いったいどこにいるんでしょうね。。。残念です。
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(Photo by Sso) 


1本目はアリ環礁で潜り、2本目からは南マーレへ移動し潜ります。

潮が速く流れていたので全チーム潮上でつかまり、お魚を見ます。

クマザサハナムロに大きなイソマグロとロウニンアジがアタックをかけるシーン。 

いったんぎゅっとなったクマザサが今度はばらばらに中層へ戻る時、

その中にマダラトビエイも加わります。
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(Photo by Sao) 

潮が速いのなんてわすれてしまうほど迫力あるシーンが見れました!

ポイントから母船へ移動している時にイルカの大きな群れに遭遇!!
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(Photo by Sono) 

水路の中を行ったり来たり、ドーニーの目の前でジャンプしてくれたり。

ドーニーをしばらく止めて観察してみます。

いなくなる気配がなさそう??だったのでシュノーケリングへ行くことに!

ハシナガイルカだったので遊んでくれることはないだろうな。。。

そして入ったとたん、大きな群れは遥か遠くへいってしまい、やっぱり難しいかーっと思っていたら。

ドーニークルーが(もう少しそっち!!)と言うのであきらめず泳いでいると、なんとイルカが私たちの方に向かって来てくれました!!

私たちの足下をたくさんのイルカが通過してくれたので入った全員がイルカを見ることができました♡

3本目は潮がピタっと止まったので、2本目は潮が早くて狙えなかった、コラーレバタフライフィッシュとムスジコショウダイの玉を見ようともう1本同じポイントで潜りました。

ソフトコーラルが満開でお花畑状態。ハナダイも数が増え根の先端がにぎやかに。
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 (Photo by Hiroshi) 

根の上には期待通りの玉ができていました!
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(コラーレバタフライフィッシュ) (Photo by Hiroshi)
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(ムスジコショウダイ) (Photo by Sono) 

このポイントで良く見かける大きなカメが今日は2匹並んでハマサンゴの横にじーっとしていました。
 近くによっても逃げない貫禄あるカメでした。
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(Photo by Satoko) 

夜、何人かのゲストの方はのんびりマクロダイビングもしました。

昼はどこに隠れているんだろうか?たくさんの小さなエビやカニを観察しました。

はさみをシャキーン。
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(Photo by Sao) 
 

色がナイトバージョン。
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(クマザサハナムロの若魚) (Photo by Hiroshi)
 
今夜はみなさん最終日。リクエストにお応えしてシャーミーのマジックショーも開催しました♡

(不定期開催なのでぜひ見たい!という方はシャーミーに交渉を。笑)


皆様沢山のお写真どうもありがとうございました!

そしてジンベエをリベンジしにまた是非いらしてくださいね!!

来週はドーニーのメンテナンスのためトリップがおやすみとなりますので次のブログ更新は再来週になります。

お楽しみに♪


2014/11/15~2014/11/22

こんにちは。minminです。
今週の海の様子をお伝えしたいと思います。
スタートした時のお天気はかなり良く、青空を拝めました!
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Photo by おとうさん
後半になるにつれて雨に降られるシーンもありましたが、風強くなかったのでまあまあといった感じです。

トリップの前半はマンタが本当に良く当たりました。
初日には有名なマンタポイント「ランカン」でクリーニングシーンを観察します。
ずっーっと当たりが良くなかったので、しばらく行ってなかったのですが
ここ最近はマンタが出ていると聞いて2週連続で狙っています。
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Photo by おとうさん
1度に見れたのは2枚!ポイントにはそれ以上のマンタがうろうろしていました。

北マーレのソフトコーラルの綺麗なポイント。
タイミング良く入れたのでソフトコーラルが満開の場所もありました。
今週は至るポイントで巨大なナポレオンを見かけます。
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Photo by Toshie
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Photo by Miyuki
パウダーブルーの玉は今週も絶好調です。
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Photo by おとうさん

さらに翌日にはもう1本マンタを狙って潜りました。
朝はポイント貸し切り状態で僕らのチームだけ。前日よりじっくりマンタが見れたかな?
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Photo by Miyuki
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Photo by Toshie
浮上直後にはマンタが「バーン!!」と水面を飛び出してジャンプしました。
大きな個体だったので大迫力です!


北マーレからアリ環礁へと移動して、北から南へと回っていきます。
2本目のダイビングではイルカも登場!!
エントリーのタイミングが良かった幸運なチームは、エントリー直後5匹のバンドウイルカを目撃したそうです。
僕も見たかった~。どうやら日頃の行いが悪いそうです。笑

3本目は沈船ポイントでまったりダイビング。
この日はナイトマンタを狙って停泊しました。

ヨーロピアンのシーズンが始まっているので、船の数が増えてきた最近はナイトマンタの停泊場所も大人気。
この夜も沢山の船が集まっていました。
マンタがどこの船に、何匹集まってくれるかはマンタの気分次第?でしょうか。
自分の船に来てくれなくても、どこか別の所に来てさえくれれば、お邪魔させてもらったりもしていますが、できればればウチに来てほしい。
なんて思っていたらちょー早い登場!!
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Photo by Miyuki
まだ暗くもなっていないのに2枚もいっぺんに来てくれました。
マンタが落ち着いたのを確認してからダイビングへ。
全部で4枚のマンタが捕食ショーを見せてくれたようです!
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Photo by Miyuki

3日目。朝のダイビングはソフトコーラル狙いで西側のポイントに向かいます。
ところが潮の流れが早いこと早いこと。
あまりに早いので、ソフトーコラルは断念して穏やかなポイントへ。
2本目はフィッシュヘッドへと向かいます。
またまたタイミングが良かったのか、ここでもポイントが貸し切り状態。
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Photo by Miyuki
根の上が何やら騒々しい雰囲気。
それもそのはず、グレイリーフシャークが捕食で盛り上がっていたからです。
僕が目撃できたのは、根の上から下を見下ろしていた時に数匹の、それもちょーデカイヤツらが
ヨスジが群れている辺りでお口をバクバクしているシーンでした。
その後も興奮した様子で根の上を泳ぎ回るサメ。
そんなに近寄っちゃダメ~!!笑
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Photo by Toshie
3本目はお魚に囲まれて潜りました。
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Photo by おとうさん


先日発売したマリンダイビングに、ゲストのお写真をお借りして記事を書かせて頂きました。
記事の中で「ジンベエの遭遇シーンはトリップによって様々です」とお伝えしています。
そしてジンベエの遭遇にはドラマがあるのです。
今週もドラマティックな展開が僕らを待っていました。

4日目、この日は朝からジンベエを狙っていきます。
ですが船の上から探しても、海の中に潜ってみてもまるでチャンスがありません。
前日も出が悪かったようで、沢山のサファリがジンベエを探していましたが、
とうとう影も見れないままこの日は終わってしまいます。
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Photo by Toshie

トリップは最終日に。
移動もありますので、午前中がラストチャンス。
朝1本目のダイビングは通常のポイントでまったり遊んだ後、ジンベエエリアに向かいます。
この日は前日とは少し様子が違っていました。
ジンベエ情報多数!
どうやら同じ個体が上がったり沈んだりしていたようでした。
ジンベエがでたらすぐに準備して現場へ向かうのですが、いなくなるのがちょー早かったです。
ゲストの方も素早い準備で待機してくれたのですが、なかなか飛び込めません。

「ジンベエが上がってきて、場所が分かったタイミングで潜ろう」とシャーミーがいいます。
ドーニに乗り換えて準備を進めていると、さっそくジンベエを発見した船がありました。
様子を見に僕が飛び込んでみると、やっぱり深いところに。
ダイビングの準備をすすめて、進行方向先でエントリーします。

エントリー中に外洋へと向かってしまうジンベエ。
シャーミーを先頭に飛び込んで必死で向かいます。
エントリーが早かった数人のゲストは間に合いましたが、全員で見ることは叶わず。ダイビングを続けます。
すると外洋側からシャーミーの「リンリン」の合図が!?

慌てて外洋側へ全力で向かいますが、シャーミーも向かいところにいるし、ジンベエはもっと深い。
遠目になんとか見れたかな、といった感じです。
浮上して時計を見るとタイムリミットが迫っています。
「もう少しだけ探してみよう」
とリーフの方に目をやると黒い影が!?
「ジンベエー!!」
これが本当にラストチャンス。
急いでスノーケリングの準備をして飛び込みます!!
水面近くまで上がってきていたので、飛び込んで目の前にジンベエ!
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Photo by Miyuki

ウェットスーツを脱ぎかけで飛び込んでいたゲストもいたり、
気持ちが慌て過ぎて溺れてないのに「溺れる~」と叫んでいるゲストもいたり、
てんやわんやでしたが全員でバッチリ見ることができました。笑
めでたしめでたし。
笑顔でアリ環礁を離れ、南マーレへと向かいます。

ラストダイブは潮通しの良いポイントで、なんて思っていましたが予想以上の激流。
しんどい思いをして楽しめないよりはと穏やかなポイントでまったりダイビングをしました。
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Photo by Toshie
今シーズンはあまり見かけなかったニシキフウライウオも南マーレのポイントに住み着いています。

1泊長い日程でいらしているゲストの方達の6日目のダイビングも盛りだくさんです。
外洋のリーフの深場ではハナヒゲウツボやアケボノハゼを見たり、
潮通しの良いポイントでは本当に沢山のお魚に囲まれました。
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Photo by おとうさん
さらに北マーレのポイントで、こんな可愛い子さんが見つかります。
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Photo by Toshie
黒地にオレンジの点々のクマドリカエルアンコウ!
僕もまだ見たことが無いので、いなくなる前に見に行きたいと思ってます。


次週は通常ルート、アリ環礁へいってきます!
ジンベエザメとはどんなドラマティックな出会いが待っているのでしょうか??
お楽しみに~!!




モルディブへ来てくださ~い!

12月6日~、13日~、20日~、1月3日からのツアー、まだ空きがございます!
お得なプライスでお待ちしております!


http://stworld.jp/tour_search_f2/?mode=d&tc1=MV&tc2=1EA1&tc3=36&dyear&dmonth&dday=1&homenG=IO&homen=MV&city=MV3&p=%E5%B8%AD%E6%95%B0%E9%99%90%E5%AE%9A&matching=1&brand_cd=DV&sw=main&dep=NRT&gid=53

2014/11/08~2014/11/15


こんにちは!カオリが今週の様子を書かせていただきます。

今週は写真家「古見きゅう」さんによるフォトセミナーツアーでした!

古見さんのフォトセミナーは今回が最後になります。

ゲストの人数にも余裕があり、プロカメラマンにかなり密着できる濃厚なツアーでした。

沢山お話もできたんじゃないでしょうか?

さて、一週間の成果は!?

ブログの中でゲストの写真を紹介していきたいと思います。


トリップのダイビングの合間に開催されたフォト講座。

生き物へのアプローチの仕方からカメラの設定や構図のお話まで、沢山のことを教えてくれました。

1日に2つくらいのテーマについてお話があり、ちょっとした課題も毎日出されていきます!

何も考えずにただ撮るのではなく、意識して撮る。

その目的のために少々難しい課題もあり、眉間にシワができている方もいましたが(笑)

みなさん先生の課題を意識してシャッターを切る様子が何度も見受けられました。

みなさん写真がお上手になっていくはずですよね!

夜、時間のある時には古見先生がお手本写真や、その日にみんなと同じポイントで撮った写真も紹介してくれました。

教わってすぐに海で実践出来る。失敗してもアドバイスを受けてまたすぐにチャレンジするチャンスがある。

たっぷりと時間のあるクルーズフォトツアーの最大の魅力だと思います。

ではトリップの様子を見て行きましょう。


初日は3本とも潮のないのんびりしたポイントで潜りましたが、

2本目にはマンタを見て、3本目はパウダーブルーサージョンフィッシュの玉を見て、

好調なスタートを切れた気がします!!

パウダーは発見も早く、さらに潮もうねりもなく天気は晴れ!!

ご飯を食べ終えると、サーっといなくなってしまうこともありますが、

今回は私たちが見ている間は動くことなくいてくれたので、皆さんのんびり写真を撮りやすかったのではないでしょうか?

2日目は北マーレでもう1本潜り、2本目からアリ環礁へ移動して潜ります。

1本目はマンタがいるのを確認し、マンタのクリーニングステーションへ。

根で待っていると、1枚からどんどん枚数は増えていき、最後は5枚になりました。

そしてラッキーなことに潜ったのは私たちだけだったので貸し切りでした!

5枚のマンタが目の前を行ったり、来たり、最初から最後まで楽しませてくれました。
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(Photo by SAITOH) 

あっそうそう、最近見かけなくなったウミテング、サイズが大きくなっていて、

色も変わっていましたが、まだいました!

皆さんそれどころじゃないくらいマンタに夢中でしたけどね。(笑)

2本目はワイドチームとマクロチームに分かれて潜りました。 

ワイドチームはマダラトビエイや大きなナポレオンを見て、

マクロチームは45分間ハゼダイブをしました。

とっても小さくてたまたま??目に飛び込んできた((トールフィンシュリンプゴビー))
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(Photo by SAETON) 

同じドラキュラシュリンプゴビーでも小さい子やちょっとラインが赤い子。

一人暮らししてる子、二人暮らししてる子いろいろいます。

各自好きな個体をゆっくり撮っていただきました。

3本目はのんびりと潜り、夜のナイトマンタに備えます。

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(Photo by KIMI) 
船の後ろにライトを準備、いつもなら来ても良い時間。

あららでもライトに来たのは大量のグルクマだけです。

マンタはどこにいったのかしら??

同じファルに停泊している船にはマンタは来ているのに、、、

ということで夕ご飯を食べてからお隣の船にお邪魔し、マンタを見に行きました。
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(Photo by KAZU) 

入ってみると4枚のマンタが集まっていました。

カメラにぶつかってきてしまうほど近くを何度も何度も通過してくれました。
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(Photo by KAZU) 


次の日、朝1本目はお魚いっぱいのポイントへ潜ります。

潮上につかまっていると、目の前にはムレハタタテダイの壁ができ、そこへ大きなグレーリーフシャークが現れます。

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(Photo by SAETON) 

根のトップではカメがごはんをむしゃむしゃ。。。

じーっと見ていると水面へ息継ぎへ行ってしまいました。
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(Photo by SYOKO) 

2本目はソフトコーラルがとってもとってもすごいポイントへ潜ります。

しかし、珍しくと言っていいほど潮がなかったため、予想していたような満開のソフトコーラルを見ることができませんでした。

3本目も潮の流れが穏やかなポイントへ潜ります。

ここのポイントの根についている海綿やホヤはキイロやブルー、アカ、ミドリといったようにカラフルな壁になっているところが多いので特に背景を気にして皆さん撮影していたようにおもいます。

根のトップは浅めなのでハナダイやクマノミを撮るのに夢中になるゲストも。
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(Photo by ビール王) 


4日目の朝はチャネルで1本潜ります。

大きなオーバーハングがあり中は暖色系のソフトコーラルが咲いていました。

他にはオニハタタテダイやヒメフエダイが群れていました。

流れが今週の中では1番に流れていたので、皆さん写真を撮るのには苦戦したかもしれません。

浅いところまで流されると大きなナポレオンとマダラエイが!!

どちらも近寄っても逃げないでくれました。
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(Photo by ビール王) 


今週こそは見るぞ!!とジンベエエリアへ移動します。

ちなみにこの日は私の20歳の誕生日でした♡

みんなからバースデージンベエ頼むよーっと言われ。。。

「これで見つけたら私持ってるなー」っと自分の心の中でちょっとにやにやしながら、

何度か入るジンベエの目撃情報も頼りに探していると水面に黒い影を発見!!!←見つけたの私です!!!私!!笑

「私、持ってるかもしれません!!(笑)」

急いでディンギーに乗り換えてジンベエのもとへ!!

ディンギーで少し先回りして目の前でエントリーできました。少し深場でジンベエが泳いでいたので、

水面まで来てくれないかなーっとがんばって後をついて泳ぎましたが、

そのまま深場へ姿を消してしまいました。。。
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(Photo by SAITOH) 

気持ちを切り替えジンベエ狙いのダイビングへも行きました。

最後に水面で確認できたところから先回りし、入ってみると、

深度を落としてすぐにジンベエが現れました!!!

全力で泳いで泳いで泳いでシャッターを押して押して押して撮った写真。
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(Photo by SAITOH) 

3本目潜りに行く前にも捜索し、もうそろそろあきらめて潜りに行こうか。

なんて話していると、近くで出ていると情報が入り急いで向かいます。

1回目より水面近くまで来てくれたのでいっぱい泳いだかいがあったシュノーケリングとなりました。
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(Photo by SAITOH) 

3本目は今、ヨスジフエダイが熱いポイントへ。

いつもより深場で群れていましたが、集まりが良く、潜る度に数が増えているように思います。

皆さんゆっくり撮れる被写体なだけに粘りに粘って写真を撮っていました。


今日はほとんどの方がダイビングラストの日。

朝1本アリ環礁で潜り、2本目から南マーレへ移動します。

2本目に潜るポイントは私たちが毎週のように行くポイント。

潮がいい感じに根にあたり、ソフトコーラルは満開に♪

その上にはキンギョハナダイがたくさん群れていて、本当にカラフルな光景が広がっていました。

前回よりキンギョハナダイの数が増えていたように思います。

潮上でつかまっていると。マダラトビエイが7枚現れ、グレーリーフが目の前で回ってくれました。

3本目はのんびりとマクロダイブしました。

ハゼに集中するチームとカエルウオやウミウシなどを撮るチーム。

よく見るとドラキュラが3匹、ヒメダテハゼが2匹写っています!!
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(Photo by ビール王) 

セミナーの成果でしょうか!!

実は今週は日の丸禁止!!が課題の中に含まれていました。

カエルウオなどはどうしても日の丸になりがち?ですが、こちらは!!
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(Photo by KAZU)    ((カラーブレニー))

この日の夜にはゲストの皆さんから写真を頂いてみんなで発表会!

いくつかの写真はブログの中でも紹介させて頂きましたが、とても素敵な写真ばかりでした。


6日間ともお天気は良く、風も吹かないことが多かった今週。

最終日の朝は本当に水面がペタペタでした。

南マーレでは前日に潜ったポイントへ2本潜ります。

1本目はワイド!!潮が昨日とは逆だったためソフトコーラルいっぱいの方へは行けませんでしたが、

大きなイソマグロがハンティングしていたり、ギンガメアジが川のようになっていたり、オオメカマスも大群で現れました。

コラーレバタフライフィッシュは前日より玉になっていました!!

2本目はマクロに切り替えます。

ニシキフウライウオがいたり、ハゼをゆっくり狙ってみたり、浅場でカエルウオを撮影したりマクロ三昧なダイビングをしました。

ラストダイブは北マーレにある初日に潜ったポイントへもう1本行きました。

ここでもマクロ!!モルディブトリプルフィンやカエルウオ取り残しのないように45分間撮り続けました。


最後にななななんと古見先生からもブログ用にお写真を頂きましたのでご紹介させていただきます。
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古見さん、1週間どうもありがとうございました!

ゲストの皆さん、素敵な写真をどうもありがとうございました!


来週も晴れてくれますように♪


2014/11/01~2014/11/08

こんにちは、minminです。
今シーズン2回目のバア環礁トリップ。
先々週マンタ玉に大当たりしたこともあって期待して行ってきました!
さてその結果は!?
今週のトリップの様子をお伝えします。


少し荒れ模様だった風波予報。
多少風が吹いた日もありましたが、毎日青空の広がる予想以上に良いお天気でした。

初日はサファリがハニファルを狙える日でしたので、北マーレでダイビングはせずに
バア環礁へ直行。ついてすぐにハニファルの状況を確認します。
マンタは集まっておらず、ということだったのでダイビングへ。

先週不発だったマンタのクリーニングステーションが今週は大当たり。
ちょー浅場のクリーニングステーションで、良い感じにお日様の光が入り込みます。
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Photo by かみちゃん

それ以上に衝撃的だったのがそこで目撃したマンタの行動でした!!
_MG_1100
Photo by かみちゃん
ビックリしたのが最初に現れた2枚のマンタがピッタリとくっ付いたまま泳ぎ周り、ぐるりと回ったのです!

繁殖?行動なのでしょうか?
モルディブで何年もマンタを見てきましたがこんなラブラブなシーンは初めて。
もちろんカオリータもシャーミーも初めてだったので、みんな水中で「うわー!!」と声をあげていました。

これだけでも相当すごいシーンに巡り合ったのですが、さらにこの後「うわー!!」な出来事が!
2匹のラブラブシーンが終わったあと、クリーニングステーションに残った1枚のマンタが腸洗いを見せてくれました!
と言っても僕がいた側からは見れなかったんですが、カオリータが言うには
何やら黒いものが飛び出て来て、アレがばーっと広がって、お魚がどばーっと集まってきたそうです。

1本目から凄いシーンに盛り上がっていたのですが、ハニファルはこの日ノーチャンスで終了。
2日後に期待して次の日は通常のポイントで遊んでいきます。


2日目は前回発見した固有種のアゴハタを探してみたり、マンタのクリーニングステーションを狙ってみたり、
透明度の良い場所に移動して遊んでみました。
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Photo by Tamarin

アゴハタを見ようと前回見た場所に行ってみると、あれいない!?
カオリータが「あれ~おらんなった~!」とあたふたしていると
シャーミーが「そっちじゃない、こっちだよ」と
さくっと別の場所で見つけていました。
水深も深い中、そんなすぐによく見つける事ができますよね。
シャーミーのお手柄でスノーフレークソープフィッシュのペアをゆっくりと観察できました。


この日は余裕もあったのでナイトダイビングも行っちゃいました。
大きな根でまったりダイビングです。
眠っているお魚を観察したり、小さな生き物を探したりして遊びました。
フローダイビング用のライトも持っていってみると、黄色く光るサンゴのステージの上にはオトヒメエビ。
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Photo by Asami
オトヒメエビはどうやら光らないようですね。


トリップは3日目。
今日が本番とばかりに、早朝からシャーミーとフセインがハニファルの様子を確認しに行ってくれました。
しかしながらマンタは無し。
1本近くのポイントにダイビングに行き、帰ってきてからまたハニファルを確認しに行きます。
するとシャーミーから「少しマンタが集まってきているよ」と連絡がありました。
「行ってみよう!」
前回のように増えてくれる事を期待してドーニでハニファルへ向かいます。
ハニファルのすぐ近くへ着くとシャーミーがディンギーで戻ってきました。

「もうマンタいなくなったよ」
まさかのオンリーワン。
集まりだしたかと思えば、あっという間にいなくなってしまったのです。
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Photo by Asami
マンタが集まるタイミングや、いなくなるタイミングを完全に把握することはできません。
なかなか思うようにはいかないですね。
悔しながらこの時はボートに戻ることにしました。

2本目のダイビングは初日に当たったマンタのクリーニングステーションへ。
するとクリーニングマンタは絶好調!
潜ってすぐに5枚以上のマンタがクリーニングにやってきていました!
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Photo by かみちゃん
1本丸々マンタづくしで1時間近く潜っちゃいました。
これにはふなっしーもガッツポーズです。
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Photo by Asami
アヒルはよくお見かけしますが、ふなっしーは初めてでした。笑


ハニファルが不調なので、3本目までの間ハニファルからちょっとだけ離れて
アウトサイドリーフなど他の場所でマンタやジンベエを探してみることにします。

母船でずーっとリーフを見ていると、少し離れた所にマンタがいっぱい!!
それこそ全部で30枚以上いたと思うのですが、バラバラに広大な範囲に広がっています。
10枚近く集まっているところを見つけて、ここでスノーケリングに行きました。
PB041250
Photo by Asami
PB041296
Photo by Asami
まるでハニファルのような大量のプランクトン!
プランクトンの多いところで待っているとあっちからこっちからマンタがやって来てくれるので
ゆっくりと遊ぶことができました。


「マンタはバア環礁にいる!」
この事実に期待して、最終日のギリギリまでマンタを狙っていきます。

4日目は前日スノーケリングをした場所を確認しつつ、
ダイビングを少し雰囲気を変えたポイントを選んで潜ります。

朝潜ったとある島のハウスリーフは、とてもソフトコーラルが綺麗なポイントでした。
ずーっと続くオーバーハングの天井や壁にはイエローのソフトコーラルが沢山!
PB051908
Photo by Tamarin

ソフトコーラルを眺めているとシャーミーの目の前にウミウシが落ちてきました。
PB051906
Photo by Tamarin
普段見たことのないウミウシだったのですが、僕らの泡ではがされてしまったのか
次から次へとポコポコ落ちてきます。笑
住みやすい環礁だったんでしょうね。

さらにはもっさもさにムチヤギが生えているエリアも!
PB051368
Photo by Asami
こんなにわしゃわしゃ生えているのは見たことがなかったので驚きです。


3本目には環礁の一番西側に行ってみました。
ここはシャーミーでさえ潜った事のない初めてのポイント。
僕がシャーミーから聞いた生物情報は「お魚いっぱい。サンゴいっぱい。」この2つ。
色んな意味でドキドキしながら潜ってみました。
_MG_6914
Photo by かみちゃん
透明度はさすがこの時期の西側ということもあって、今週一番の透明度!
エントリーして潮に乗って泳いでいくと予想をはるかに越える壮大な光景が広がっていました。
_MG_6920
Photo by かみちゃん
巨大な根の内側はオーバーハングやキャニオンの様な地形が続き、
壁やオーバーハングにはソフトコーラルが沢山付いていました。
シャーミーの言っていたサンゴとはソフトコーラルの事だったみたい。

ツムブリの群れがやってきたり、マダラエイが寝ていたり、大きなバラクーダがいたり。
お魚の数は大量!って程でもなかったのですが、また潜りに行きたくなるような気持ちのいいポイントでした。
また来年のお楽しみですね。

ダイビングを終えてハニファルエリアへと戻り翌日に備えます。
トリップ最終日、マンタ玉は当たるのでしょうか!?


5日目、いつものように早朝からマンタの様子を確認にいきます。
「朝はダメだ」とカオリータ。
ハニファルにはマンタは1枚もおらず、ダイビングへ向かいます。
近くのポイントで潜り、戻ってすぐにまたハニファルの確認へ。

するとシャーミーから朗報が。
「7枚くらいいるよ」
集まりだした感じがあります。
続いて来た連絡ではマンタが15以上に!
最後のチャンスをものにすべくスノーケリングに出発しました。
ドーニから2チームに分かれてディンギーに乗り換えてハニファルへ。

先発隊がマンタの所に到着した時は2週間前のような良い感じに!
マンタが一斉に僕らの方に向かって泳いできました。
_MG_6982
Photo by かみちゃん
_MG_7144
Photo by かみちゃん
PB061695
Photo by Asami
プランクトンも沢山あって、泳いで行ったマンタが戻ってくるぞと
ウキウキで待っていると、あら、あらららら…なかなか戻ってきません。

パラパラと戻ってはきたのですが、最初のような密集感はなくバラバラになっていきました。
しばらく数匹のマンタとスノーケリングで遊ぶ事は出来ましたが、次第に数が減っていき、とうとういなくなってしまったのです。
プランクトンは沢山あったのに…無念です。

2本目は僕らのダラバンドゥーアウトへ。
決して僕らのポイントではないのですが、今週のマンタ率100%のスーパーポイントでマンタの見納めとなりました。

スノーケリングで時間がおしてしまったので、この日はバア環礁で3本目のダイビングをして
停泊しました。

今回のバア環礁ツアー。
1週間を通して沢山のマンタを見れましたし、ゆっくりとマンタを観察することができましたし、
面白いシーンに遭遇することもできました。
それはそれで凄く楽しかったのですが、ハニファルのマンタ玉を見れなかった事は本当に残念でした。
それを楽しみにいらしゃったゲストの皆さま、
来シーズンも僕らは懲りずにバア環礁に行きたいと考えております。
是非また狙いにいらして下さいね!


さて次週は写真家「古見きゅう」さんによるフォトセミナーツアーです。
ゲストの撮った素敵な写真をブログでもご紹介したいと思っています。
お楽しみに!!




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