こんにちは。今週のブログは今シーズンから本採用となり、ご乗船させていただいております、たっちゃんこと川田龍輝が担当させていただきます。初めてのブログなので至らぬ点も多々あるとは思いますが、何卒よろしくお願いいたします。
では、早速今週のトリップについてお伝えしていきます。
雨季となったモルディブ。残念ながら最終日は雨となってしまいましたが、トリップ中は天候に恵まれ、たまに降るスコールが作る涼しい風により過ごしやすい一週間でした。
今週は先週とは反対周りの北マーレ、南マーレ、ヴァーヴ、アリという順で回って行きました。
初日は北マーレにて。
1本目、マーギリロックでのチェックダイブ。
いつもは穏やかな流れのマーギリですが、この日は強めの潮。
潮のおかげか、クマザサハナムロの群れが一面に。そしてチャンスを伺いながら回遊するイソマグロやカスミアジ。普段とはまた違う一面を見られたダイビングでした。

Photo by Aoki
カメさんに挨拶を済ませ、2本目へ!
2本目はオーバーハングのソフトコーラルがとても綺麗なポイント。
ナッシモティラ。
潮あたりも良く綺麗に咲いた色とりどりソフトコーラル。その下にはヨスジフエダイの群れ。まるでお花見をしているように、まったりと過ごしている感じ。

Photo by Akihide

Photo by Tomomi
その一方ではロウニンアジやカスミアジが今日のご飯をゲットすべくアタックアタック。
とてもアグレッシブな光景でした。
こんな両極端な生活スタイル。皆様ならどちらを選びますか?笑
3本目は魚加工工場の目の前にあるフィッシュタンクというポイント。
入るとすぐ一面に広がるムレハタタテダイ群れ、世にも奇妙なコバンザメの団体さん、そしてエイの皆様からのお出迎えを受け、ゆっくりと泳ぐことが出来ました。

Photo by Akihide

Photo by Motoki

Photo by Masumi
1日目から早くも沢山のお魚達。ですがまだまだ!!
ここからまだまだ行きますよー!!
2日目は北マーレから南マーレ、そしてヴァーヴへ移動。
南マーレではナギリティラでダイビング。
潜降していくとサメの影。グレイリーフシャークの皆様がお散歩中。
するとその前を「僕もいるよー」と言わんばかりにマダラトビエイ君の登場、目で追った先にはなんと、カスミアジやギンガメアジの群れ!いえ、大群が!!
入って10分でこのサプライズ。ガイド陣も大興奮でした。
やっぱり大好きです!ナギリティラ。
ポイントは違うのですが、紹介させていただきます。

Photo by Tomomi
モルディブトリプルフィンという固有種です。起しの際は是非探してみて下さい。
3本目はヴァーヴ環礁。
ナースシャークを求めアリマタハウスリーフでのサンセットダイビング。
入水すると、まるで出待ちをしていたかのようにナースシャークが次々と集合。

Photo by Tomomi

Photo by Masumi

Photo by Nishiyama
まだまだ眠いのか寄り添いながら寝転がる子達。
大きなあくびをしております。
中にはお腹を大きくした子も。見ている僕らもほっこりする光景が見られました。
安全停止中もナースシャーク達からのお見送り付き。
ありがとね!元気な赤ちゃん産むんだぞー!
翌日の早朝はミヤルカンドゥーでのチャネルダイブ。
決して多くはありませんでしたが、ホワイトチップやグレイリーフが右から左からと回遊。
やっぱり、この迫力はチャネルダイビングの醍醐味ですね!!
足元にはなんとアケボノハゼ!!

Photo by Aoki
そして2本目は皆さんお待ちかねのジンベエサーチ!!
気合入れて行きましょうー!
まずは母船からの探索。
そしてドーニに乗り換え再探索。すると水面に何やら黒い影…
ジンベエ出ましたー!すぐさまエントリーしてシュノーケル。
皆さん本気でダーッシュ。が、社交的でないのか、すぐに深場へ。お世辞にも満足とは言えない…ということで再びドーニから探します。そして、そろそろ水中からの狙いに。
と、その時!!ジンベエ再び!海へジャンプ。
Photo by Aoki
先ほどの子より大きな体をした子。全く深場に行く気配はありません。まるで一緒にシュノーケリングを楽しんでいるかのように。と思ったのですが終始、お口開けながら泳いでいたのでお食事中だったようです。

Photo by Masumi
やはりジンベエは何度見ても興奮しますね!!来週も一緒に泳ごうね!
そして3本目へ。
興奮冷めやらぬまま向かった先はクダラティラ。
ここの魚影もやはり凄いです。
特に潮上のオーバーハングの中には溢れんばかりのヨスジフエダイ!!

Photo by Akihide

Photo by Motoki
4日目の朝はブルーティラにてまったりとダイビング。
クマノミや固有種を見ながらのダイビングでした。

Photo by Masumi
2本目はマンタを狙ってマヒバドゥーロックへ。
このトリップで一番の透明度!!!

Photo by Masumi

Photp by Tomomi
クリーニングステーションの周りにはヒメフエダイの群れや固有種のお魚も多いポイントなので辺りを散策。
勘の鋭い方は御察しついているかもしれませんが…マンタ現れず。
しかし!!今夜はナイトマンタです。奇跡は起こるのか…
マンタを見られなかったのは残念でしたが、気を取り直して次のポイントです。
この日の3本目はアリ環礁の中でも有数のビッグポイント!フィッシュヘッド。
ムレハタタテダイやクマザサなどタカサゴ系のお魚の数もさることながら、ここのポイントは何といってもベンガルスナッパーの大群です。
トップリーフ一面に敷かれた黄色い絨毯は圧巻の一言です。

Photo by Masumi

Photo by Tomomi

Photo by Tomomi
最後はお食事中のカメさんに別れを告げて浮上しました。
そしてこの日のラストはナイトマンタ。
6時半になり先に食事をしていると、バックデッキに居たクルーが「マンタ来てるよー」と叫びました。一目散にバックデッキへ。いました!マンタが来てくれました。
食事を済ませ、いざ出陣!とバックデッキへ行くと、びっくり。なんと4枚に増えているではありませんか。ゲストの方たちもガイド陣も大興奮でエントリー。水中では大きな口を開けたマンタ達が上から右から左からビュンビュン飛んできます。さすがに4枚ともなると凄い迫力。と思いきやなんと6枚に増えていたのです!!

Photo by Akihide
Photo by Masumi
Photo by Masumi
6枚のマンタに囲まれながらのナイトダイビング。この日を締めくくる最高のダイビングでした。
翌日は1本目と2本目マーヤティラ
グレイリーフシャークの回遊を見た後、根の上でクマノミやハナダイ、固有種のお魚を見ながらのまったりダイビングでした。

Photo by Motoki

Photo by Akihide
そして安全停止中!一部のチームではありますが、なんとイルカに遭遇。
さすがモルディブ!最後まで何が起こるかわかりません!
※一瞬だったため、写真はございません。ご了承下さい。
3本目はラスドゥーマディヴァル。
潮が弱めだったので、砂地でインド洋固有のハゼやリーフ沿いでハナダイを見ながらのまったりダイビングでした。

Photo by Masumi

Photo by Masumi
そして最終日のラストも前日と同じく、ラスドゥーマディヴァル。
早朝はハンマーヘッドシャークが狙えるポイントのため、外洋でのエントリー。
しかしエントリー後、あいにくの雨。水中への光が遮られてしまったため、リーフへ戻りました。リーフ上では、ギンガメアジがまるで川のように。マダラエイは朝からデート中でした。

Photo by Masumi
羨ましいなーなんて思っていたその時!視界に飛び込んできたのは20枚を超えるモブラ御一行様!距離はあったもののその迫力は凄いものでした。

Photo by Masumi
最後の最後までモルディブ!!
ラストダイブに相応しい、そして無限の可能性を感じられるダイビングで幕を閉じました!

Photo by Masumi
この調子でモルディブ全開、今シーズンも皆様宜しくお願いします!!!
最後に。
まだまだビギナーで皆様から、色々と支えられながらになってしまうと思いますが、皆様と一緒に楽しく潜り、そしてこのモルディブの魅力を伝えていけるよう精進致しますので、今後とも宜しくお願い致します。皆様とお会いできる日を楽しみにしております。
川田龍輝






















