モルト侍

池袋のショット・バー、ジェイズバーのバーテンダーが、大好きなシングル・モルトを斬る。

2007年08月

今日だけ。

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
TWE ボウモア16TWE Bowmore 1990 16Yo
ウィスキー・エクスチェンジのボウモア。今日だけ¥1400。
何故なら、今日で8月が終わるから。
ちょっぴり嫌な予感の8月末日の金曜日。たくさんのお客さんにお集まりいただきたい。
だから今日だけ¥1400。安い!天気も悪そうだし。

上品な滑らかさはこの瓶詰業者の製品の共通する特徴だろうか。非常に好感が持てる。キラキラとした華やかさに、チャラチャラとした下世話な匂いを感じるなら、このボウモアを華やかとは言えない。落ち着いた艶っぽさがこのウィスキーの身上だ。以前、TWEのブナハーブンを指して「エロい」と言わせていただいた侍であるが、このボウモアの方がスレンダーなボディ。ブナハーブンほどには熟していない。とは言え、このボウモアにもフルーティな果肉のねっとり感は存在する。

ジェイズ・バーでももう既に売り切って終売となったが、以前にもウィスキー・エクスチェンジのボウモアを扱ったことがある。1995年蒸留の11年熟成。こちらの方がよりシャッキリした印象であったが、今回のボウモアは「プラス5年分」、妥当にしなやか。

TWE カリラ2本このTWEという瓶詰業者はラベルのデザインの違うシリーズも手掛けている。ギリシャ文字のラベルが特徴的なデザインのボトル。そちらの方はどことなく「乳酸菌」のニュアンスを感じることも多い。ふたつのラベルの違いをそのように区別する侍である。
得意の思い込みか?人気ブログランキング



シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

ロナック考(5)

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
シングル・モルトとシングル・カスクの定義はこちらに簡単に説明がある。他の蒸留所のシングル・モルトを混ぜることは許されないが、通常は同じ蒸留所ではあるが樽の違いものを複数混ぜられるのがシングル・モルトである。また、そこに加水をして度数を調整することまで含めて許されている。ただ、複数の樽を混ぜた時点でシングル・カスクではなくなる。しかし、それでもシングル・モルトではある。

マクダフ-2同一の蒸留所の「A」という樽のアルコール度数が39%、「B」という樽が40%、「C」という樽が42.8%であったとしよう。仮定の話であるのでA,B,Cの樽の容量は同じと考えて欲しい。それぞれ200Lの容量としよう。3つの樽を混ぜて瓶詰をすると、合計600L分のシングル・モルトができる。700MLのボトルに瓶詰すると、約850本分の瓶詰されたシングル・モルトが出来上がる。そしてそのボトルには、アルコール度数「40.6%」の「シングル・モルト」とラベルに表記することが可能だ。しかし、混ぜているのでシングル・カスクではなくなる。

さて、A,B,Cと3種類の樽があるのだから、それぞれシングル・カスクで瓶詰したいと思ったとしよう。200Lづつのシングル・モルトが3種類瓶詰できると思った訳だ。しかし、その目論見が失敗するであろうことにすぐに気が付く。「A」という樽はアルコール度数が39%しかないのだ。それではラベルに「ウィスキー」とは表記できない。

その(かつての)ウィスキーがどんなにおいしいものであっても、そのラベルには「ウィスキー」と表記することが許されない。あなたなら、どうするだろう?ウィスキーであると説明することを許されない、ウィスキーのような液体。もちろん、中身の品質に問題がある訳ではない。いや、それ以上に中身がとてもおいしいことにあなたは自信を持っている。

あなたにはその製品を市場に送り出す勇気があるだろうか?

あなたが瓶詰業者の責任者であったとして、あなたは責任を持ってその製品を出荷できるであろうか。もちろん、ラベルには「スコッチ・ウィスキー」と表記することはできない。「立ち小便」とは違うのだ。その行為が運良くおまわりさんに見つからずに済む可能性は恐らくないだろう。だとしたら、ラベルに「スコッチ・ウィスキー」と表記せずに瓶詰するしかないのだ。

果たして、その瓶詰されたウィスキーのような液体は売れるのであろうか。あなたのその製品は市場で物議を醸し出すかもしれない。「伝統を打ち破る真の改革者」と賞賛されるかもしれない。あるいは、「スコットランドの誇りを汚す犯罪人」呼ばわりされるかもしれない。

嘘、偽りなく、真っ当な仕事を積み重ね、丹精の限りを尽くしたウィスキー。年月を重ねた分だけ天使に分け前を奪われ、結果としてアルコール度数が40%を切ると、その蒸留酒はウィスキーと呼ぶことができなくなる。40%を下回るアルコール度数のウィスキーは邪悪な存在なのだろうか。40%以上のウィスキーは正義を実現しているのだろうか。

法とはそういうものだ。それで良いと思う。
人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

ロナック考(4)

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
「ロナック」倫理観や道徳観を持ち生きるのが人だが、僕らの日々の暮らしは法によっても守られている。その良し悪しは別にしても、合法と違法の境目に線を引いてしまうのが法でもある。自分の店の扉に「立ち小便」をされたなら怒り心頭に発する侍であるが、酔っ払って物陰で「立ち小便」は許して欲しいと思うのも侍である。もちろん、ご都合主義とは自分でも思うが、迷惑を掛けた訳ではないのだから、と言い訳がましい侍である。

ただ、いかなる場合でも「立ち小便」を軽犯罪法違反としてしまうのが法だ。その放尿が便器に向かうか否かで法は線を引いてしまう。おまわりさんに見つかれば罰せられるのが「立ち小便」なのである。かく言う侍もおまわりさんに「立ち小便」を見つかったことがあるが、「コラ!やめなさい」。「いえ!止められません」の押し問答。長く続いた放尿の真っ最中のやり取りである。その気恥ずかしさに既に罰せられた感あり。「これからはトイレでします」とその場を立ち去った若き日の侍であった。

まぁ、そんな話はどうでも良いのだが、「40%以上であるか否か」で線を引いてしまうのが、ウィスキーに関わる法である。39.9%の蒸留酒はウィスキーとして認められない。熟成を重ね、その味わいをより複雑に奥行きを深くおいしいものにしようとも、天使に分け前を奪われ、結果としてアルコール度数が40%を下回ってしまったら、「それはウィスキーではない!」としゃしゃり出てくるのも法である。

60%を超えるウィスキーが必ずおいしい訳ではない。40%のウィスキーが必ずまずい訳ではない。アルコール度数の高さとそのウィスキーのおいしさに、確定的な相関関係などないことは皆さんご存知の通りだろう。熟成を重ね、その味わいを複雑で奥行きの深いものにさせていくことと、アルコール度数を低下させてしまうことはトレード・オフの関係にある。むしろ年月とともに天使に分け前を与え、アルコール度数を下げることでおいしくなるのもウィスキーだ。

30年を超えるほどに熟成を重ね、ゆっくりとそのおいしさを増していくウィスキー。昨年まで例えば40.6%であったアルコール度数が今年40%を下回ってしまったなら、そのウィスキーは一気にまずくなるのだろうか。もちろん、そんなことはない。40%を切ることとウィスキーの極端な品質低下に因果関係はない。ただ、法がそれをウィスキーと認めないことだけは確かだ。

法は40%とそれ未満の蒸留酒をウィスキーであるか否かに線を引いてくれるだけだ。あなたの好みに合致するかどうかまでは保証してくれない。アルコール度数が40%未満の(かつての)ウィスキーがおいしかったとしても、それは想像に難しくない。ただ、一般的にそのような蒸留酒が瓶詰されて市場に出回ることは今後もほとんどないだろう。ラベルに「ウィスキー」と表記できなくなった時点で、その蒸留酒は一気にその商品価値を失う。一気に品質低下を招く訳でないにも関わらず。

「複数の樽を合わせた」結果、「40%ギリギリ」であるならば、中には40%を切る樽があったと予測することは可能ではないだろうか。アルコール度数が40%を下回ってしまったなら、その蒸留酒を瓶詰しラベルに「ウィスキー」と表記することは許されないのだから。それらの樽の救済策として、この「ロナック」というシリーズは存在しているのかもしれない。昨日はそう言わせてもらった。

樽の中で熟成を重ねアルコール度数が40%を下回ってしまったら、その樽だけで瓶詰をし「シングル・カスクのシングル・モルト」として販売することは許されない。しかし、同じ蒸留所の違う樽のシングル・モルトとミックスして、アルコール度数が40%以上であれば「シングル・カスク」ではないが「シングル・モルト」として瓶詰することは可能だ。まさか、他の蒸留所のシングル・モルトと合わせることは不可能だが、同じ蒸留所の樽であればシングル・モルトである。

僕の示した可能性が事実であったとするなら、それは、正義に反する行為なのだろうか?
人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

ロナック考(3)

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
「ロナック」「複数の樽を合わせて瓶詰」した結果、「40%ギリギリのアルコール度数」であるならば、そこに作為が存在すると判断するのが妥当ではないだろうか。

僕は詳細を知る訳ではない。だから当然、僕の言うことは憶測の域を出ない。ただ、目の前に突然現れた得体の知れないものを、良く見て、そしてできれば手に取って触り、一体何者であるかに思いを巡らすことは、既に僕の日常的な振る舞いとなっている。「見当違い」の謗りを受けることも多いが、「藪を睨む」ことを僕は止めないだろう。

シングル・カスク、つまり、単一の樽であることの方がその商品の価値を高められるだろうに、「複数の樽を合わせて瓶詰」されたシングル・モルト。それが事実であるならば、そこに作為が存在すると判断するのが妥当ではないだろうか。シングル・カスクで瓶詰できなかった理由があるのではないだろうか。

マクダフその理由に思いを巡らすことが、僕にとっての「藪を睨む」行為となる。
結果として瓶詰されたシングル・モルトは「40%ギリギリのアルコール度数」なのである。写真のマクダフは40.6%。「複数の樽を合わせた」結果、「40%ギリギリ」であるならば、中には40%を切る樽があったと予測することは可能ではないだろうか。アルコール度数が40%を下回ってしまったなら、その蒸留酒を瓶詰しラベルに「ウィスキー」と表記することは許されないのだから。それらの樽の救済策として、この「ロナック」というシリーズは存在しているのかもしれない。

もちろんそれが、「ロナック」ブランドの本質であるとは思わない。それもひとつの側面であると申し上げたい。僕の示した可能性が事実であったとしても、瓶詰されたシングル・モルトが「好きか嫌いか」より以上に重要なことはない。


さて、昨日は飲み過ぎた。ブログの更新が遅くなって申し訳ない。
集金に来た刺客殿。すまぬ。
人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

ロナック考(2)

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
「ロナック」先週金曜の続きである)
市場にリリースされたばかりの「ロナック」シリーズの仕入を見送った侍である。明確でロジカルな判断力を伴った訳ではない。だからこそ、それは「躊躇」なのであろう。買うべきか、買わざるべきか、ためらったまま決心が付かない。ぼんやりと嫌な予感がしてしまう。そして僕は「ロナック」を仕入れなかった。しかし、躊躇である以上「仕入れない」と即断した訳でもない。当然、ためらいながら心が揺れる程度には魅力的であったのである。

「おいしそうに飲むお客さんの顔が思い浮かばなかった」。
ひと言で言ってしまえばそういうことだ。もう少し詳しく説明をするなら、「40%ギリギリのアルコール度数」と「複数の樽を合わせて瓶詰」。その点に心が引っ掛かる。正確に言うなら、このウィスキーは飲み手を選ぶ可能性がある。

法によるウィスキーの定義は、アルコール度数を「94.8%未満、40%以上」と定めている。つまり、40度以上ないとその蒸留酒をウィスキーとは呼べないのだ。ウィスキーはその樽の中での熟成の工程により、年月とともにそのアルコール度数を低くさせていく。熟成を重ね、その味わいを複雑で奥行きの深いものにさせていくことと、アルコール度数を低下させてしまうことはトレード・オフの関係にある。天使に分け前を与えることでおいしくなるのがウィスキーだ。

熟成30年以上をそのコンセプトとする「ロナック」シリーズである。30年も寝ていれば、多くの分け前を天使に与えざるを得ない。当然、アルコール度数は低下する。さて、結果として瓶詰されたウィスキーは「40%ギリギリのアルコール度数」である。それでは何故、「複数の樽を合わせて瓶詰」なのであろうか。

シングル・カスクのウィスキーが流行の昨今である。シングル・カスク、つまり、単一の樽であること(複数の樽を合わせないこと)は、その商品の価値を高められると認知されているようであるのが、今時のシングル・モルトなのである。であるのなら、何故、わざわざ「複数の樽を合わせて瓶詰」なのであろうか。

「複数の樽を合わせて瓶詰」した結果、「40%ギリギリのアルコール度数」であるならば、そこに作為が存在すると判断するのが妥当ではないだろうか。

下降気味、人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

ロナック考

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
「ロナック」ダンカン・テイラー社が「ロナック」というブランドを立ち上げた。もう既にちょっと前の話になる。グレンリベット、グレングラント、グレンロセス、キャパドニックなどが「ロナック」のブランドで瓶詰されたウィスキーをリリースされている。同社の所有する長期熟成の樽から選ばれたシングル・モルト。それらのリストを眺めるなら、どれも魅力的なオファーに見える。

商品リストを眺めた時の魅力と、実際に「仕入れるべし」と決断を下すまでには、やはり若干のタイムラグがある。そのオファーが、如何に魅力的であっても、だ。どんな商品であろうとも、そのタイムラグの間に僕の中に訪れるのは「躊躇」である。素敵な言い方をさせていただくなら、それは「モルト侍としての危機管理能力」であるかもしれない。やはり、売れない酒は仕入れてはならない。

危機管理能力を発揮したおかげで無駄な買い物をせずに済むこともあれば、勝機を逸したと地団駄を踏むこともある。しかし、長い目で見れば、その繰り返しは侍を鍛えてきたのだろうとも思う。日々精進であり、日々鍛錬である。目利きであることは侍の仕事の重大な一部であるし、「お前の目は節穴か」と言われるなら恥じ入るばかりだ。

ダンカン・テイラー社の「ロナック」のリストを初めて眺めた時、僕の中の「躊躇」はなかなか消えなかった。消えなかった故、グレンリベット、グレングラント、グレンロセス、キャパドニックなどの商品の仕入を見逃した。買い逃した結果、「ロナック」ブランドで瓶詰されたそれらの蒸留所のウィスキーは、ぼちぼち市場から姿を消し始める勢いだ。

そう、ひと言で申し上げるなら「ピンと来なかった」のである。ピンと来ない理由をもひと言で申し上げるなら、「おいしそうに飲むお客さんの顔が思い浮かばなかった」のである。

ダンカン・テイラー社は非常に豊富な在庫を所有している。しかもそのポートフォリオは長期熟成の樽に(良い意味で)偏ってもいるだろう。同社が何故そのような在庫を持つのかはこちらに簡単に説明してある。1960年代に蒸留されたウィスキーを飲む機会など、今後ますます失われるだろうことを考えるなら、それだけで十分に魅力的な内容だ。

「ロナック」ブランドの瓶詰コンセプトはこちらをご覧いただきたい。簡単に言うなら、30年以上熟成のシングル・モルトを加水せずに瓶詰ということ。もちろん、複数の樽を合わせて瓶詰という点も見逃してはならない。そして、ありがたいことにそのどれもが「そこそこに低価格」。リーズナブルであること自体がコンセプトである。30年以上熟成であるし、そしてその結果60年代蒸留ということも多いだろうが「そこそこに低価格」。無理矢理な価格設定をしなかったことには、もちろん感謝をしたい。

「おいしそうに飲むお客さんの顔が思い浮かばなかった」理由のひとつは、そのアルコール度数。リリースされたシングル・モルトのそのどれもが40度ギリギリなのである。

樽の中のウィスキーは年月とともにそのアルコール度数を低くしていく。「天使の分け前」などと言われるが、熟成期間中に樽の中のウィスキーは蒸発する。長期熟成ならなおさら、ゆっくりとそのアルコール度数を低くして行くのである。そして、それが40度を下回ると、その液体はウィスキーと呼べなくなるのである。

人気ブログランキング
マクダフ

シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

ホワイト&マッカイ(3)

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
マッカイ ダルモア昨日で終わりにすると申し上げたホワイト&マッカイに関する記事であるが、昨日、明治屋の営業さんからご連絡をいただき、面白い話を聴いたので続きである。

本国である英国では既にニュー・ホワイト&マッカイは発売済みの様子。アジアでも台湾やタイでは市場に登場したようだ。好評であるとの話だ。調べてみれば、気の利いたウェブ・サイトを作っている。

トップページ

商品のラインナップ

おまけにゲーム

このライオンを打つゲームに少しはまった。最高得点は615点であった。実は現在、世界レベルで5位の成績。「malt samurai」の名をハイスコアの欄でご確認あれ。便乗企画であるが、このゲームでモルト侍よりも上位の成績を出した方、ジェイズ・バーにてホワイト&マッカイの12年を1杯プレゼントしよう。もちろん、ちゃんとあなたの名前を載せて下さい。

人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

ホワイト&マッカイ(2)

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
自身の不勉強を恥じ入らねばならない侍である。日頃、シングル・モルトに対する興味は尽きないが、正直なところブレンデッド・ウィスキーには絶大な関心があるとは言えない。開き直るつもりはない。お恥ずかしい限りであると申し上げておこう。

そんな侍に酒販業界の営業さんは各種情報をもたらしてくれるありがたい存在でもある。今回も知らないことを教えていただいた。

マッカイ ダルモア実はホワイト&マッカイがそのラインナップも新たにリニューアルされ、改めて新発売となるようだ。現在、年数表記のないスタンダード品と12年、18年、21年、30年というカタチに整えられた商品を展開しているホワイト&マッカイである。12年以降の商品に関してはオフィシャルのダルモアとボトルを共用している。つまり、同じ形である。見た目にも、ホワイト&マッカイの原酒にダルモアが使われていることがわかる。

リニューアルされた今回からスタンダード品である「スペシャル」の上が13年、さらに19年、22年と続き30年。「スペシャル」に関しては年数表記がないが、13年、19年、22年はそれぞれに「プラス1年」ということがその意図のようだ。12年、18年というとウィスキーの熟成年数として、一般的な年数と思うが、あえて、13年、19年、22年というラインナップに揃えたようだ。

マッカイ13Yoこれもリチャード・パターソンの意向なのだろうが、「13」というのはアチラでは不吉な数字であろうに、そこを「どうしても13年に!」としたのであれば、それも意気込みと見るべきであろうか。要するに「プラス1年」分、おいしければ文句はない。とリあえず、早く飲んでみたい侍であるのだが。

先ほど、リニューアルされたのが「今回から」と申し上げたが、それは「次回から」と訂正した方が良いかもしれない。実はこの商品はまだ日本ではリリースされていない。噂では既に入港済みのようだが、日本の酒屋さんの棚にはまだ並んでいないようだ。予定通りなら9月の上旬には日本市場に登場するだろう。

さて、現行の12年、18年、21年のホワイト&マッカイであるが、慌てることはない。しばらくの間はニュー・ホワイト&マッカイとの併売となるだろう。リニューアルの報を受けて、現行品を買い求めに酒屋さんに走ることはない。新旧ホワイト&マッカイはどちらもしばらく酒屋さんで手に入るだろう。旧ホワイト&マッカイもまだ豊富に在庫があると思う。

新発売を楽しみにしようと思う。
入荷次第、皆様にお知らせをしよう。
人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

ホワイト&マッカイ

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
頑張れW&M夏休み特別企画、好評であります。まだ、お試しでない方、是非とも飲んでみて下さい。しっかりしたウィスキーが好きな方にはダルモアが好評。甘く柔らかく、儚いウィスキーを飲みたい方にはフェッターケアンをお薦めする。さらに、ホワイト&マッカイは水割りで。しかも、A4版10ページの資料まで付いて、何とお値段¥4,000である。

夏休みに遠方から来ていただいたお客様。本当にありがとうございました。とても嬉しい限りです。わざわざ、ジェイズ・バーに来ていただくことだけが旅の目的ではないでしょうが、どうせならと、池袋に宿を取った方も多かったようです。本当に感謝です。大切に、愉しそうに、お酒を飲んでくれるお客様の姿を見るにつけ、自分のこの仕事の幸せを噛み締めます。

もちろん普段のお客様も多くお試しいただいております。前回の企画同様、「楽しみにしてました」なんて声をかけられると、次は何にしようかと思いを巡らせたり。苦労が報われた気がします。

資料では、現状と今後の動向に僕なりの見解を示したつもりです。当然のごとく、それは私見の域を出ませんが、ご一読いただければ幸いです。

実は来ていただいたお客さんはそれだけではなかった。ホワイト&マッカイの正規輸入代理店である「明治屋」さんの営業の方が、ご挨拶に来ていただいた。話を聞けば、このブログ「モルト侍」を目にして今回の企画を知り、気になって来ていただいたそうだ。

夏休み特別企画の記事を書いた時にも少し触れたが、ホワイト&マッカイ社がインドの会社に買収されたことが、今回のこの企画を立てるきっかけになった。長く続いたこの「ホワイト&マッカイ」というブランドの行方が気になるし、この買収劇をきっかけにそのブランドの価値が壊されるようなことになるのを見るのは忍びない。

その背景にどんな事情があるのか?買う側にも売る側にも、それぞれに都合も事情もあるのだろう。その事情を考えることはこれからのウィスキー業界の将来に思いを廻らせることでもある。日頃、憂慮していることと重なる部分も多く、今回はそれをひとつにまとめて資料にした。

資料にはひと言も出てこないが、ホワイト&マッカイと言えば、マスター・ブレンダーである「リチャード・パターソン」の名を思い出す方も多かろう。彼なくしてホワイト&マッカイは成り立たないと言わせるほどの人物である。

さて、侍は思う訳である。ここは素直に聴いてみようと。
せっかく目の前にいるのだ。明治屋の営業さんに聴くのがイチバン。
(侍→モルト侍、明→明治屋の営業さん)
侍:「リチャード・パターソンは今回の買収でやる気がなくなったりはしないのか?」
明:「そんなことはありません。まったく変わらず、淡々と仕事をこなしています」。
侍:「買収先がインドの会社という点に、何か影響はあるのか?」
明:「リチャード・パターソン本人も、インドの資本と自分の仕事に関係はない。と、そう申しております」。

ならばまずは一安心。
しかし、続いて出て来た営業さんの話に、何と驚愕の真実が・・・・・・。
まだ、ご存じない方も多かろう。

次号に続く(ご心配なく。次号で終わる)。
人気ブログランキング



シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

カリラ 2000 / 6YO / ジンファンデル・フィニッシュ / マーレイ・マクダビッド

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
MMカリラ「えなりかずき」的である。
若いのにしっかりしている。見た目の若さに驚くほどのその中身である。じっくりと話を聞いて、納得をさせられることも多いのだが、その顔を見ればまだ若い。いやしかし、もう一度繰り返し語り合うならば、やはり、若さがにじみ出る。所詮は6年熟成の若造か。とは言うものの、なかなかに気が利いたことをするじゃあないか。

そんなカリラである。2000年蒸留、6年熟成のカリラ。ひと言で言えば、「えなりかずき」的なカリラである。そんな言い方がテイスティング・ノートとして通用するとは思わないが。

それにしても、カリラは早熟なのであろうか。値段が高いばかりで、長期熟成のカリラには何度も痛い目に合わされている。僕の中にはぼんやりと「カリラのピークは15年位かな」と、そんな思いもある。15年も寝かせると十分に旨いのもカリラではないだろうか。

バーボン樽で寝かされ、ジンファンデルの空樽でフィニッシュ。若干の塩っぽさあり、ピートもほど良く。その辺りはカリラらしさが、よろしいほどに表現されている。好印象。加水された46%というアルコール度数が適切なのだろうか。あるいはちょっとした酸味が効いているからだろうか。ジンファンデルの仕業か?爽やかに夏っぽい。うるさくないのが嬉しいカリラ。

「夏こそ、カレー!」的なカリラではない。
「やっぱり夏は、冷やし中華ね」。そんなカリラである。汗かきたくないし。

「ちょい甘」がいい。ピーナツ・バターを感じたが、確かにそれは大袈裟か。「アーモンドっぽいですね」というお客さんのコメントに妙に納得。

隙間を埋める1杯。
えなりかずきのお値段。1杯¥900でどうですか?

暑さのせいで、文章が散らかる侍である。
ちょいとピンチ。皆様、よろしくお願いします。人気blogランキング

シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

夕方、お会いしましょう。

営業時間内、接客中にも関わらず居眠りをしてしまった侍である。
夏は暑いですな。今年の夏はなおさら。昼間なぞ、暑くて眠れん。
しかも、エアコンが苦手な侍である。

そこの浴衣美人。あなたの膝を貸しておくれ。
その膝枕で眠りたい。
そして、涼しげに微笑んでおくれ。
ゆっくりと、うちわで扇いでおくれ。
ぐっすりと眠りたい。

営業中の居眠りに、何故か餃子の夢を見た。
夕方、お会いしましょう。
夏休み特別企画のお話でもいたしましょう。
人気ブログランキング

イチローズ・モルト・カード・シリーズ スペードの3、ダイヤの6

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
イチロー S−3 D−6さて、半年振りのカード・シリーズである。
今回はスペードの3とダイヤの6。ご安心くだされ。今回は共に数札からのリリース。価格もお手頃。今までと同様に、赤と黒のカードから1枚づつが選ばれたようだ。

ウィスキー・マガジン(日本版)の8月号にイチローさんのウィスキーの特集の記事があり、そこでインタビューにも答えているのだが、「カードの記号(スペードやダイヤなど)に意味はあるのですか?」との質問にイチローさんは「いえ、何も!」と返事をしている。まぁ、どこへ行ってもそんな調子で答えるイチローさんである。ジェイズ・バーのカウンターで、お客さんとこんなやり取りをしていたことを以前記事にしたのは、皆様も覚えているかもしれない。

赤いカードは「万人受けする方向」へ、黒いカードは「飲み手を選ぶ方向」へ。などと言っていた侍に大恥をかかせてくれるイチローさんである。

とはいえ、それでも自説を曲げぬ侍である。「イチローの話しなぞ、聞かんでよろしい!」。侍の話を聞け!今回も同様である。赤いカードは甘い。黒いカードはクセっぽい。非常に乱暴だが、そう言ってやる。

いやしかし、この侍もあまり鼻息が荒いと、またイチローさんに恥をかかされるかもしれぬ。気を付けた方が良かろう。赤でも黒でも構わないが、甘く柔らかいしみじみと落ち着いたシングル・モルトも好きだが、クセっぽくても飲み応えのあるシングル・モルトも飲みたい。

さて、詳しいテイスティング・ノートを書き記したいのだが、実は昨日今日と少々自爆気味の体調不良である。また改めてご報告させていただきたい。

お詫びと言ってはなんだが、この写真の左奥のカード・シリーズ。何だかお分かりだろうか?実はまだ1本残っている。ボチボチ出そうか?
人気ブログランキング
イチロー S−3 D−6 AND...


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

駒ケ岳 1986 20Yo 60.5%

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
駒ケ岳本坊酒造信州工場発、マルス・ウィスキー。シェリー・カスク。
お客さんのリクエストもあって仕入れた。購入するには少しリスクが高過ぎるような気もしていて、躊躇していたが買ってみて正解。若干酒質が軽いと思うが、その香りはドライフルーツのよう。
1杯2400円。本日はこれにて。

人気ブログランキング



シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

今起きました。

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
おはようございます。
飲み過ぎましたね。今朝はこのブログの記事を書けませんでした。
失礼しました。

久し振りに、愉しく飲みました。
お付き合いいただいた皆様。ありがとうございます。

さて、本日はちょっとしたお知らせを。
まず、昨日から始まった「夏休み特別企画」、大好評です。
本当にこんなにもおいしいフェッターケアンはまずめったに飲めない。
お早目に。

それから、本日イチローズ・モルト・カード・シリーズが入荷の予定。
入荷次第、封を切る予定です。
比較的熟成の若い、ふたつのウィスキー。

人気ブログランキング
頑張れW&M







シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

本日より、夏休み特別企画

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
頑張れW&M企画のタイトルがまだ決まらない。今のところ(仮)「頑張れ、ホワイト&マッカイ」にしようと思っている。しかしそれは、(仮)「負けるな、ホワイト&マッカイ」になる可能性があるし、(仮)「それ行け、ホワイト&マッカイ」かもしれない。よもや(仮)「ホワイト&マッカイ。どうする?」にはなるまいが。

企画を立てたのはもう3ヶ月も前になるが、ゴールデン・ウィークの頃。知人からホワイト&マッカイに関する知らせを受けたことがきっかけ。慌てた僕はインターネットで情報をあさり、例えばこんな記事を見つけるのだが、要するに、英国の老舗スコッチウィスキーメーカーのホワイト&マッカイがインドの会社に買収されたということだ。

知らない間にそんなことになっていて、僕は本当にびっくりしたのだが、思えば僕もホワイト&マッカイのことは随分長い間、放ったらかしにしていたなと少し後悔。昔はちょっと気の利いた感じのするカッコいいブレンデッド・ウィスキーだったのに、他のウィスキーに現(うつつ)を抜かしてる間にこんなことになってしまったようだ。僕がもう少し面倒を見てあげれば良かったのかもしれない。

で、企画のタイトルが決まったかもしれない。
(仮)「ごめんよ、ホワイト&マッカイ」

ホワイト&マッカイはブレンデッド・ウィスキーである。キーモルトはいくつかあるが、僕の思う重立ったものはやはりダルモアとフェッターケアン。

企画の内容についてお知らせしておこう。
・ダルモア 1980 22Yo 60.8%
・フェッターケアン 1972 30Yo 53.6%
・ホワイト&マッカイ 12Yo
・モルト侍渾身の資料「買収劇の背景を思う」

ダルモアとフェッターケアンは申し訳ないがそれぞれ20mlづつ。ホワイト&マッカイは水割りで飲んでみてはどうだろう。更に、前回の企画と同様、文責モルト侍にて資料を作った。今回の買収劇の背景を皆様に知っておいていただきたい。やはりそこには、売る側と買う側の事情がある。

実はまだ、その資料が出来上がっていない。
これから仕上げます。夕方には出来上がると思うが、できなければ寝ないで仕上げる。

今回のダルモアが旨いのは皆様も想像できると思うが、さて、旨いフェッターケアンを飲んだことがある人がいるだろうか?「フェッターケアンって、何だかねぇ」とか、「フェッターケアンなんて知らない」なんて人がいたなら、度肝を抜かれる。そのくらい旨いフェッターケアン。

飲んでみ。上記4点セットで¥4000なり。
人気ブログランキング



シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

Laphroaig Impressive Cask

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
昨日のお約束どおり、本日はニュー・リリースを、インプレッシブ・カスク ラフロイグ / 1996 56.6%。

以前、ジェイズ・バーでもインプレッシブ・カスクのアードベックをリリースさせていただいたが、今回もそれと同じラフロイグである。実は撮った写真のメモリーカードを店に忘れて来てしまった。明日また改めてご覧いただこう。

インプレッシブ・カスクの名でいくつかのシングル・モルト(あるいはシングル・グレイン)がリリースされているようだ。僕が飲んだことがあるのは、前回のアードベックと今回のラフロイグ。今回もアイラ・モルトではあるので、シリーズ全般の特徴や傾向というほどのところまで語る資格は持たないと思うが、前回のアードベックと今回のラフロイグについて、そのふたつに共通した特徴を思いつくままにお話したい。

瓶詰業者がひとつのシリーズを構成し、いくつかの蒸留所のシングル・モルトをリリースして来るということは、その背景に何某かの意図があるだろうと、僕は予測してしまう。誰かがシリーズを構成し、そのブランド名を設定し、どの蒸留所かを選び、選ばれた蒸留所の中からまた樽を選ぶのである。様々な制約があることは前提だろうが、数あるものの中から何かを選ぶのである。選ばれたものに何か共通する特徴があってもおかしくない。

瓶詰されたウィスキーを味わいながら、前回のアレと今回のコレに何か似たところはないものか?などと思いを廻らせグラスを傾ける。シングル・モルト飲み、至福の時である。シングル・モルトを愉しむ上で欠かすことのできない遊びである。たとえ選ぶ人に「意識された明確な意図」がなかったとしても、選ばれたウィスキーはある程度同じ方向を向いているであろうと、僕などは勘ぐってしまう。

僕がこのふたつに感じるのは、ナイフで斬られるような痛さではなく、拳で腹を殴られたような飲み応え。そして、共に非常にコクがあること。そのくせ意外なほど丁寧で雑味が少ない。綺麗に灰汁をすくった印象すらある。また、アイラ・モルトらしくピーティではあるのだが、「モハッ」とスモーキーな感じである。で、ちょっと肉っぽい。スモーキーな印象と重ねると、バーベキューのロースト・ビーフのような味わいなのである。

実は1週間ほど前に封を切った。で、あと半分しか残っていない。
お早目に、1杯1600円。

週末を乗り切るためにも応援していただきたい。人気ブログランキング



シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

一筆啓上、シングルトン(27)

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
シングルトン僕にシングル・モルトを考えさせるきっかけとなった、「ひとつの樽」を意味する「ザ・シングルトン」。飲み易さを保ちつつちょっぴり個性的で、しかも他人に自慢できそうなこのシングル・モルトは、バブルの時代にそれなりのセールスを上げた。派手な広告はほとんど見かけなかったが、輸入代理店はプロモーションに躍起になっていたはずだ。

この手の商品はバーのカウンターに置いてあるだけで宣伝になる。ウィスキーに説明を施すバーテンダーは、優秀なセールスマンでもある。当時、僕が勤めていた店にも営業さんが足繁く通ってくれた。お客さんの名前を直接刻印したボトル・キープ用の「ネームタグ」なんかも作ってくれていた。各種イベントも華やかに開かれていた記憶がある。バブルの時代の話である。

「デザイナーズ・ウィスキーに過ぎない」と揶揄されたこのシングル・モルトは、少なくともバブルに沸く日本では、「ちょっとカッコいいウィスキー」と見られたかもしれない。その洗練されたボトルのデザインもそれまでのシングル・モルトとは「ちょっと違う感じ」を演出していた。確かに、このシングル・モルトが「オスロスク」という名で売られていたなら、「野暮ったいウィスキー」と思われたかもしれない。

どこか取っ付き難い表情のそれまでのシングル・モルトに比べ、僕らに新たな選択肢を与えた「ザ・シングルトン」は、どこか誇らしげでカッコ良かったのだと思う。(今でもさほど変わりはないが)、常に「伝統」を売り物として来たシングル・モルト・スコッチ・ウィスキーが、ほんの少しくだけてくれた印象を僕らに与えたのだろう。

我慢して良く働き、世界に誇れるほどの経済発展を成し遂げた僕らは、もう少し個人の暮らしを豊かにできて当然だろうと思ったのだろう。でも、個人の快楽だけを求める姿に、まだどこか恥ずかしさを感じていた僕らに、「重厚な伝統」を押し付けるかに見えたそれまでのシングル・モルトは、ほんの少し煙たかったのかもしれない。

そんな流れの中にシングルトンは登場し、そして売れた。少なからず、シングルトンを通してシングル・モルトに至った人はいると思う。シングルトンというシングル・モルト。かく言う僕もシングルトンを通じてシングル・モルトについて物思うようになったのである。シングルトン以降、僕はシングル・モルト全体を部分に分けて考えるようになったのだ。森であり、林であり、木である。

単一の蒸留所で作られたウィスキーというシングル・モルトの定義を、多くの日本人に認知させるのに成功したかに見えたシングルトン。その尖兵となって日本市場に切り込んできたが、数年前にその役割を終え市場から引退をした。「単一」であることがシングル・モルトの特徴であることを訴えて成功したシングルトンは、より「単一」であるものの登場をきっかけに退場したのである。シングル・カスクの登場と、ボトラーズ・ブランドの成功はシングルトンを市場から押しやった。

それでも僕はシングルトンを愛して止まない。グレンフィディックの1%でも売れてくれるシングル・モルトであったなら、シングルトンはなくならなかったかもしれないのにと嘆いている。もちろん、「ありがとう」と感謝の意は伝えたい。
人気ブログランキング

先週末、「次週で最終回」と断言してしまったが、あと一回だけ書かせて下さい。明日はニュー・リリースの記事を書く予定。
あと一回だけだから・・・。OK?人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

一筆啓上、シングルトン(26)

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
シングル・モルトの父、マイケル・ジャクソンは改訂版の「ウィスキー・モルト・コンパニオン」でこう言っている。
「数年間、このウィスキーは外国人を誘惑することを期待して製品名をザ・シングルトンとしてきた。この言葉はしばしば、シングル・カスクを指すために使われる。」

マイケル・ジャクソンの指す「外国人」が、主に日本人であることに僕は疑いを持っていない。日本人には発音し難いと判断された「オスロスク」という蒸留所名は、あえて商品名にはされず、一般的な慣行を無視して「ザ・シングルトン」と名付けられた。また、彼が「数年間」としているように、1986年から日本の市場に出回ったこのウィスキーは既に生産されていない。

オスロスク蒸留所の設立は1974年。仕込水に「ドリーの井戸」と呼ばれる泉を使用しているが、ウィスキー作りに理想的な良質な軟水であるとのこと。この地に蒸留所設立を決めた理由のうちの大きなものであっただろう。良質な軟水から作られるウィスキーは繊細な特徴を持っている。当初、その繊細なウィスキーはブレンデッド・ウィスキーであるJ&Bの原酒として使用される目的であったようだ。もちろんその特徴は「ザ・シングルトン」にも受け継がれていた。

「ザ・シングルトン」を指して、「ちょっとだけ個性的なグレンフィディックのようだ」と感想を述べるお客さんが多くいたのを覚えている。複数のお客さんのそのような感想に、僕もとても共感する。そこに存在する「微かなクセ」のようなものが、市場に出回り始めた「ザ・シングルトン」に支持を与えたのだろう。アイラ・モルトのような「強烈な個性」を必要としない顧客に、「ザ・シングルトン」は別の形の回答を示したのだ。

あえて注釈を付けさせてもらうが、「ちょっとだけ個性的なグレンフィディックのようだ」と感想を述べたそのお客さんの多くは、グレンフィディックがシングル・モルトであることを良く理解していない。当時、滑らかな飲み易さを持つグレンフィディックというシングル・モルトは、ブレンデッド・ウィスキーのように飲まれていたのではないだろうか。1990年前後の話である。

「ザ・シングルトン」は僕らに新たな選択肢を与えたのだ。凡庸でなく、かと言って個性に偏り過ぎず、しかし、繊細で飲み易く、シングル・モルトらしく特徴がある。当時の酒屋の棚に並ぶ商品群からすれば、それこそが「ザ・シングルトン」だったのではないだろうか。僕と同じように「ザ・シングルトン」の登場をきっかけに、シングル・モルトについて思いを巡らせた人は多かったのではないだろうか。「蒸留所の数だけ個性があるのがシングル・モルトなのではないだろうか」。少なくとも僕の中にそんなインスピレーションが沸いたのは事実だ。

「ひとつの樽」を意味する「ザ・シングルトン」という商品名のオスロスク蒸留所のウィスキーは、僕にシングル・モルトを考えさせるきっかけとなった。単一の蒸留所のウィスキーがシングル・モルトであるなら、その全体はどのようなものだろう?全体はどのくらいの数の蒸留所で構成されているのか?そして、そのそれぞれに蒸留所ごとの違いはあるのか?「ザ・シングルトン」をきっかけに、僕の思いはそのような方向へ向かったのだと思う。

マイケル・ジャクソンの言葉を借りるなら、「外国人を誘惑することを期待して製品名をザ・シングルトンとしてきた」のがこのウィスキーである。そして、その目論見どおり、「ザ・シングルトン」は僕らの心を誘惑し続けた。比較的長い間、「ザ・シングルトン」は好調なセールスを続けたのである。蒸留所名が商品名とならないこのウィスキーは当初、懐疑的な人たちに「デザイナーズ・ウィスキーに過ぎない」と揶揄されたようでもあったらしいが、結局はその味わいを認知されるようにもなっていった。しかし、どうやら英国市場ではあまり流通していなかったのだろう。マイケル・ジャクソンはこのように嘆いている。

「なかなか面白いこのスペイサイド・モルトは、主として日本に出荷されているが、もっと入手しやすくするだけの価値がある。」(モルト・ウィスキー・コンパニオン・2000年版)

好調なセールスをベースに、恐らくは「ひと儲け」したであろう「このスペイサイド・モルト」である。英国で売るよりも、日本で売ることが望まれたのであろうか?
人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

一筆啓上、シングルトン(25)

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
目の前の1本の木を見つめ、森全体に思いを寄せる。1枚の葉を見つめ、その木のすべてを感じる。思えば僕はそんなことを繰り返して来たのだと思う。個を見つめ全体を考える。目の前に現れたひとつの個は、全体の中のどの位置に存在するのか。僕がいつでも考えてしまうのはそんなことだ。

目の前のこの木は、森の中のどの辺りにあるのだろう。
地べたに落ちたこの1枚の葉は、この木のどの枝に付いていたのだろう。

全体の中の部分。部分の中の個。僕は全体を思い、それを単位に還元してきた。その繰り返しが僕の中でのシングル・モルトの歴史だ。キーワードは「シングル」。つまり、単一ということである。

シングル・モルト、単一の蒸留所。
シングル・カスク、単一の樽。

オスロスク蒸留所のシングル・モルト、「ザ・シングルトン」。蒸留所の名がそのまま瓶詰された商品名に使用されることの多いシングル・モルト・ウィスキーの中にあって、特別な商品名が付けられるのは稀なことではある。オスロスク蒸留所の名はスコットランド人以外には発音が難しすぎるとの配慮から「ザ・シングルトン」の名が付けられた。

スコットランド人以外の人に、彼らは配慮をせざるを得なかったのである。そして、彼らが配慮せざるを得なかったのは、日本人なのである。

シングル・モルトの父、マイケル・ジャクソンの話を借りよう。
「なかなか面白いこのスペイサイド・モルトは、主として日本に出荷されているが、もっと入手しやすくするだけの価値がある。」(モルト・ウィスキー・コンパニオン・2000年版)

オスロスク蒸留所の設立から10年ちょっと、1986年に熟成を重ねたそのウィスキーは「ザ・シングルトン」という商品名で、日本市場に向けて出荷された。日本人には発音し難いと判断された「オスロスク」という蒸留所名は、あえて商品名にはされず、一般的な慣行を無視して「ザ・シングルトン」と名付けられた。

その戦略は功を奏したのだろうか。バブルに沸き始めた日本でそのウィスキーは売れた。その戦略に見事に引っ掛かった者のひとりとして、僕も正直に告白をした方が良いだろう。シングル・モルトの気になり始めた僕に、シングルトンというその商品名は心の琴線に響いたのである。
人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

一筆啓上、シングルトン(24)

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
シングルトン「ザ・シングルトン」というシングル・モルトの登場を機に、僕の中でスコッチ・ウィスキーは分裂を始めた。それ以降、僕の解釈の中でのスコッチ・ウィスキーは繰り返される分裂の歴史だ。キーワードは「シングル」。シングルトンであり、シングル・モルトであり、そして今や、シングル・カスクの時代である。

僕はシングル・モルト全般をひとつの森と理解している。シングル・モルトをひと括りに考えることは誰にとっても自然なことであろう。森にはひとつの生態系があるのだ。適者生存は常である。弱者は淘汰され、強者は次世代へと命を繋ぐ。生き残りを賭けた闘いの果て、今のような森のカタチが存在するのだ。

80年代、それまで未分化であった森は、「ザ・シングルトン」の登場を機に、僕の中にある種のひらめきをもたらすことになる。森を林に、林を木に、そして木は幹から枝分かれしてその先に葉を付けた。森はシングル・モルト全般であり、林は地域区分であり、木は蒸留所であり、葉は樽に詰められたウィスキーそのものである。僕はウィスキーをそのように理解するようになった。

僕らの眼差しはまず、森へと向かってしまう。それは不思議なことではない。目の前の森に圧倒的な魅力が存在しているのだから。森の魅力に気付いた僕らは、吸い寄せられるように森へ近づく。しかし、森の入口で躊躇してしまう。近づいてみると、森は魅力的であるのと同時に、人を寄せ付けない畏怖すら持っているのだ。森の入口で僕らは、森の大きさに気付く。気付いてしまった森の大きさは、そのまま畏怖の大きさでもある。

もしもあなたが、森の入口に誰かに連れて来られたのなら、その人と一緒に森へと入るのが良いだろう。その人はきっと良い案内人になってくれるだろうから。良い案内人を伴わない人は、本屋で良いガイドブックを買うのもひとつの手だ。地図を持たずに森へ入るのは心細いだろうから。

80年代に僕はひとりで森へと入っていった訳だが、もちろん僕の周りに良い案内人はいなかったし、本屋には良いガイドブックは置いていなかった。当時の僕はとても視野が狭くて、森がこんなにも広大であることに考えが及ばなかった。だからこそ入って行けたと考えるなら、それこそは幸運であったかもしれない。少なくとも残念なことではない。だけど、無駄に歩き回っていただけかもしれない。

既にお話をしたが、もうひとつ幸運だったのは「グレンフィディック」の存在だろう。森のその木の存在を知らなかったら、僕は森へと入って行けたのだろうか。僕は今でもそのことを思い出す。

森という大きな全体を、僕はそれぞれの部分という単位に分けるように考え始めた。歩き疲れて僕がマッカランの木の前に座り込んで動かなくなった頃の話だ。森全体を考えるには疲れてしまって、僕はもうお気に入りの木の前から動きたくなくなってしまったのだ。面倒臭く、もうどうでも良くて、木の幹に寄りかかって一生マッカランを飲み続けてやろうなんて、その頃の僕は思っていた。全体を部分に分けて考えてみてはどうかと思い、僕はまた腰を上げて森を歩き始めた。

全体を部分という単位に分ける。分けられた単位をまた分ける。森は林に分けられ、林は木に分けられ、木は枝分かれして葉を付ける。今のところ、僕の解釈の中での最小単位は「葉(つまり樽)」であるけれど、この先、「樽」を「ボトル」単位にまで分けなければならない時代は来るのだろうか。

「森」→「林」→「木」→「葉」という分裂を繰り返して来たのが、僕の中でのシングル・モルトである。だけど、すべての葉を集めて並べたら、それは森になるのだろうか。僕の中でそのイメージは圧倒的な力を持っている。すべての葉の並んだ姿は森の面積を軽く超えてしまう。それは完璧に森を凌駕してしまうのである。

全体は部分の総和より以上である。
部分についての理解が深まるほど、そう思うようになるのである。
人気ブログランキング



シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

一筆啓上、シングルトン(23)

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
シングルトン木の集合体として森が存在するのであれば、何より重要なのは木であろう。木なくして森は成り立たない。しかし、森が大きく育ちその意味の大きさを増していくと、森は木の存続にさえ影響を与え始める。1本の木の影響が森を変化させることもあれば、平均への回帰を求める森は木を枯らすこともある。

木はそれぞれ個別にバラバラな場所に存在していても、森は全体として機能しない。1本1本の木がそれぞれに魅力的であることに変わりはないかもしれないが、木は森の中にあってその輝きを増すのだ。お気に入りの木が森の中のどの位置にあるかを知ることは、僕らに大いに愉しみを与えてくれないだろうか。

木は同じ森の中にあることで互いに共鳴し連係し、時に競争をして成長を重ねる。木は森の中で個性を主張するのだ。そうでなければ生き残れないのが、今どきのシングル・モルトの森のようだ。1本の木に何かの魅力を感じた僕らは、「そこからは見えないけれど、近くにある場所」にもっと素敵な木を見つけられるかもしれない。

そんな予感にワクワクさせてもらえるのも、それが森であるからだ。片道8時間を超えるような場所に「隣の木」があっても、誰も歩いて行ってみようとは思わない。それは最早、散歩の領域を超えている。

1本のお気に入りの木の前から絶対に動こうとしない態度は、安全ではあるが愉しみをそれ以上に増やさない。もちろんそれを愚かだとは思わない。「木の魅力こそが、シングル・モルトの愉しみ」。当然、僕もその意見に反対はしない。しかし、森を知れば木の魅力が更に増すことを僕は知っている。森の中の木。木が集まり森をなす。それを知る者は森を上手に歩いて行くことだろう。

全体は部分の総和より以上である。
複雑で複合的であるから森は愉しいのだ。常に成長し変化を遂げる森は永遠に固定しない。確定的な理解も解釈も絶対に受け付けない。だから、ひと言で済まされる説明は意味を成さない。様々な立場の人がそれぞれの視点でものを語れば良いのではないだろうか。唯一確実なのは、今あなたの目の前にあるできごと。それだけだ。僕らはそれを自分の言葉で語れば良い。現在の森のすべての事情を僕らは知ることはないのだ。

僕の言う「木」が蒸留所を指し、「森」がシングル・モルト全体を指すことは皆さんご存知の通りだと思う。およそ20年余りの「僕のスコッチ・ウィスキー史」の中で、シングル・モルトを森と捉える視点が生まれたことを意識したのは比較的最近のことである。しかし、思えば分裂を繰り返してきたのが「僕のスコッチ・ウィスキー史」であることはお伝えした。

その視点に立ち、凄まじいスピードで分裂を繰り返すウィスキーを意識して眺めるようになった僕に、ある種の加速度を付けさせたのが「ザ・シングルトン」の登場ではなかっただろうか?僕はそう思っている。「ザ・シングルトン」をきっかけに、僕は全体の中の部分を、木の集合体としての森を意識してシングル・モルトを考えるようになった。

来週は遂に最終回を迎える。人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

マッカラン 1998 8Yo 54.7% / エクスクルーシブ・モルツ

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
マッカランEM旨味の強い食べ物や飲み物を指して、僕ら日本人は「甘い」と言ってしまうことが多いが、このマッカランはその言葉の本来の意味で「甘い」。どのように甘いのだと問われれば、「砂糖のように甘い」と申し上げておこう。

牛乳を練り込んで芳ばしく焦がされたお菓子のような甘さである。いつものように大袈裟だが、芳ばしく焼かれたクレーム・ブリュレのようである。しかも、である。そのクレーム・ブリュレを口の中に放り込むと、ブリュレの中に赤い玉が入っていて、その赤い玉の部分がまたさらに甘い。そんな感じのマッカランである。

色など見えぬのに、何故、赤い玉なのかは侍にも不明。でもさ、その赤い玉が甘いんだよ。
クレーム・ブリュレとの大袈裟な表現にクレームは受け付けない。

後半ちょいと、スパイシー。
これは真実である。
人気ブログランキング

こちらにあったと思ったが、もう売切れか?


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

結果の出せなかった侍である。

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
結果の求められた侍であったが、結果の出せなかった侍である。
次なる闘いのためにも総括と反省は必要であろう。

問題Aの選択肢は以下の通り
1. バルミニック
2. グレンダラン
3. グレンリベット
4. ロホナガー
5. コールバーン
6. クライネリッシュ

この中から侍はバルミニックを答えに選んだ。見事に正解。


問題Bの選択肢は以下の通り。
1. アードベック
2. ベンリアック
3. ポートエレン
4. アードモア
5. ラガブーリン
6. カリラ

この中から侍はアードモアを答えに選んだ。正解はアードベック。
正解のアードベックに対してアードモアを選んだ侍であったが、「アード」まで合っている。アードベックかアードモアか、ある意味惜しい!

これがアードベックなのか?というのが素直な感想だ。アードベックならも少し「太さのある味わい」があっても良いのではないだろうか?薄っぺらで軽薄な印象であった。この問題Bに「ダシの旨味」など感じなかった。だからこそアイラ・モルトではないだろうと思い、1,3,5,6は解答から外したのだが。

嫌いなアイラ・モルトを指して「ダシはひいていないが、薬味だけ効かせたスープ」と言うことの多い侍だが、正直に言わせていただくなら、これはそんなアイラ・モルトである。26年という長期熟成に耐え切れなかったのであろうか。

アイラ・モルト以外ならという立場でこの問題に取り組んだが、ベンリアックならもう少し「おいしいだろう」と思ったのが事実だ。ピーティなベンリアックには「ハチミツ唐辛子」のようなニュアンスを感じることが多い。結果として残ったベンリアックを解答にしたが外してしまった。

忍者殿、まだ今なら間に合う。真実を語られてはいかがだろう。
本当はアードモアだったんでしょ?

アードベッグとアードモアって似てるからね。単純なタイプミスということなら、皆さん許してくれると思うが、いかがだろう。

問題Cの選択肢は以下の通り。
1. グレンモーレンジ
2. グレンオード
3. マッカラン
4. トマーチン
5. グレンリベット
6. バルヴェニー

この中から侍はグレンモーレンジを答えに選んだ。正解はトマーチン。
正解発表の前、侍もこのブログで「ツンと来る感じはトマーチンの可能性もある」と申し上げていたが、香りの第一印象を信じてグレンモーレンジとした。口惜しいことこの上ないが、これも勝負である。致し方あるまい。とはいえ、この手の香りに侍は「グレンモーレンジ的なるもの」を感じるようだ。今後要注意である。

問題Dの選択肢は以下の通り。
1. ハイランド
2. スペイサイド
3. アイレイ
4. アイランド
5. キャンベルタウン
6. ローランド

この中から侍はキャンベルタウンを答えに選んだ。正解はスペイサイド。
常々申し上げているが、シングル・モルトの個性の最小単位は「樽」である。同じ蒸留所であっても、樽が違うだけでその味わいも大きく異なることがある。それを思えばなおさら、地域ごとの「ハッキリした特徴」を明確に語ることは非常に難しい。しかし、だからこそ、意地でも当てたいのが問題Dである。結果として忍者と互いに裏の読み合いになりがちなこの問題Dであるが、今回ばかりは非常に素直な問題を出して来た忍者である。

感想をひと言で言うなら、「裏の裏は表である」ということか。
こちらも素直になれば良かったかもしれない。この問題がスペイサイドであることは認めよう。しかし、このスペイサイド・モルトは侍の好きなスペイサイドではない。この手のシングル・モルトが好きな人がいることは十分に認めるが、侍の好きなスペイサイドとしては認めない。

などと言いながら、また再び恥をかいた侍である。
懲りない。人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ
ツイッター
Counter
UL5キャッシング
QRコード
QRコード
Archives
  • ライブドアブログ