モルト侍

池袋のショット・バー、ジェイズバーのバーテンダーが、大好きなシングル・モルトを斬る。

2007年11月

ローズバンク!

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ローズバンク1本日はとても眠いので、簡単な記事で失礼。
その代わり写真を三枚。
何だか、久し振りに「らしい」ローズバンクに出会った気がする。このローズバンクは「らしさ」を伴なったローズバンクである。




ローズバンク2シトラス系のフルーティな香り。しっとりと落ち着いて、過ぎるほどに華やかでないところが良い。ゆっくりとバランス良く甘く、そして、フィニッシュは素直に消える。

閉鎖され、今後もう再開する可能性は恐らくないであろうと思われるローズバンク蒸留所。飲み切ったら、今後もう再会することは恐らくないだろうと思われるこのローズバンク。

うまいな。
飲み切ったグラスの底にバニラ・アイスクリームの香り。
来週詳しく。人気ブログランキング。

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ローズバンク3

ブラッカダー ロウカスク / リンクウッド

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RC リンクウッド昨日に続いて本日もニュー・リリースのご紹介。
イチローさんのギンコーの記事を書いていたら、本来優先すべきニュー・リリースがおろそかになってしまった。ちなみに明日もニュー・リリースの記事を書く。

1989年蒸留、2007年瓶詰、17年熟成。アルコール度数56.0%。Cask No.5626のシェリーバットから496本のボトリング。

仕入れもニュー・リリースもアイラ・モルトに偏ってしまう傾向にある。お客さんの要望に合わせると、当然仕方のないことなのだが、きちんとスペイサイド・モルトも紹介せねばと思い仕入れたのがこのリンクウッド。インパクトがありシャキっと切れ上がりの良い華やかなシングル・モルトをと思い、久々にロビンのロウカスクの封を切った。

もちろん、このリンクウッド。「期待ハズレ」ではないのだが、しかし、ちょっとした意外な展開に少々驚いたのは事実だ。今年の2月、同じヴィンテージの16年熟成のロウカスクをリリースしたことがある。侍は当然、その後継として、そのニュアンスを踏襲したリンクウッドをと思い仕入れたのが今回のリンクッドなのであるが、これがなかなか意外な展開。

日頃から、シングル・モルトの個性の最小単位は樽であると申し上げている侍である。同じ蒸留所の同じ蒸留年のシングル・モルトでも、樽が違えばその味わいは同じではない。そんなことは分かり切っているつもりである。

今回のリンクウッドはひと言で申し上げれば「じっとり」。ロウカスクらしく味の濃い目のインパクトのあるウィスキーには違いない。しかし、じっとりと甘いシングル・モルトである。ズドンと重たいがシャープと言えるほどのものではない。少なくとも前回のリンクウッドに比べたら。

エレガントで華やか。滑らかなボディ。シェリー由来の渋味と苦味。じっとりと甘く、その重たさが心地良い。予定通り濃厚。子供の頃に飲んだ風邪薬のよう。予想を裏切るカタチでおいしい。

1杯¥2,300でお願いします。

ロウカスクの後ろ姿が好き。
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RCリンクウッド 後ろ姿

ジャン・ボワイエ社 ベスト・カスクス・オブ・スコットランド / カリラ

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ジャン・ボワイエ カリラニュー・リリースというのもおこがましいのだが、先週封を切って、実はもう3分の2ほど売ってしまった。本日ご紹介するのはフランスのボトラーズ、ジャン・ボワイエ社のベスト・カスクス・オブ・スコットランドのカリラである。1995年蒸留、2006年瓶詰。アルコール度数は58.2%のカスク・ストレングス。

まずはちょいと文句を言わせてもらいたい。このボトルラベルの貼り方が雑だ。ところどころ空気が入ってラベルが浮いている箇所があり、写真からも分かるようにしわができているところもある。まぁ、中身が良ければご愛嬌というところだろうが。雑な仕事はフランスならではなのだろうか?

もちろん、カリラと聞いて飲めば納得のウィスキーであるが、キリキリと痛いシングル・モルトではない。当然飲み応えはあるが、シャープという印象よりはずっしりと重たい。奥行きのある底の厚いウィスキーだ。

切れ上がりの鋭さだけではない飲み応えを身上とするシングル・モルトである。侍にはある種の噛み応えとしても旨さを感じる。当然、個人的な感想の域を出ないが、その味わいにどこか「レンコンの煮物」を連想する。レンコンの持つ灰汁っぽさ、だし汁で炊いた様子、そしてあの歯ごたえ。冷やの日本酒が飲みたいと思った。侍は腹が減ったのであろうか?

これこそが確かな「おフランス」の証だろうか?アルコール度数を表記する小数点が「.」ではなく「,」(カンマ)なのである。じっと見つめていると何だか不思議な気分になる。

1杯¥1,300にてご提供しております。
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ジャン・ボワイエ カリラ 度数

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ギンコー?(7)

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ギンコー2もしも、あなたの周りに日本のウィスキーに詳しくない外国の方がいて、「薦められる日本の代表的なウィスキーは何か?」と問われたなら、是非とも「ギンコー」をご紹介願いたいと思う侍である。あなたはその方がウィスキーを飲む姿をじっくりと見つめれば良い。その顔に満足と納得の表情が現れるのを知るだろう。

もう既に日本のウィスキー市場は、画一的な少数の商品のみでは成り立たなくなるほどに豊かではある。多品種小ロットという商品展開は国産ウィスキー・メーカーも、その流れを汲んでいる。昔しか知らない方が「日本のウィスキーはつまらない」とか、「日本のウィスキーはニセモノである」などとおっしゃるなら、ぼちぼちその認識を改めていただきたい。

「ギンコー」という名のこのウィスキーの旨さは「たまたま」でも「偶然」でもない。このウィスキーには複数のメーカーを横断するカタチでその原酒が集められている。つまり、どのメーカーのウィスキーも、最低限より以上の安定したクオリティを持つことを結果として証明しているのだ。


イチョウという樹木は日本からヨーロッパに渡った。17世紀末のことだ。それまでヨーロッパにイチョウは生息していなかった。それを機にイチョウはヨーロッパに広がる。その起源は中国であるが、イチョウは「日本発欧州」でもあるのだ。ヨーロッパにイチョウを持ち帰ったエンゲルベルト・ケンペルはイチョウと共に日本を紹介した人物とも言える。ただし、彼はある意味間違った形でイチョウをヨーロッパに広めた。

さて、日本語の「イチョウ」の名の由来について説明をしたい。そもそも中国原産の「イチョウ」。あちらではその葉が鴨の足の形に似ていることから「鴨脚(YaJiao ヤーチャウ)」と呼ばれたらしい。そして、日本に渡りそれは「イチョウ」と発音されるようになったとされる説が有力だ。

日本語の「イチョウ」は漢字で「銀杏」と書く。また、イチョウの実である「ギンナン」も漢字で「銀杏」。銀色の杏(あんず)であろうか。イチョウの実に銀色の杏(あんず)と名付けるセンスが素敵だとは思うが、「銀杏」というその実の名は、やがてその木自体を指すようになったのだろうか。

「銀杏(イチョウ)」はやがて日本を出てヨーロッパに渡る。
日本を出る時に「銀杏(イチョウ)」には「Ginkgo(ギンコー)」と訳語が付けられる。

お気付きだろうか?
「銀杏(イチョウ)」を「Ginkgo(ギンコー)」としたことには、ある種の勘違いが存在する。「銀杏」の漢字二文字をバラバラにしよう。「銀」と「杏」である。つまり、「ギン」と「キョウ」。続けて読めば「ギンキョウ」である。「イチョウ」は「銀杏」であり「ギンキョウ」なのだ。

「銀杏(イチョウ)」を「ギンキョウ」と誰かが発音し、それを聞こえたままに「Ginkyo」(*注:KYO)と書いて、それを「Ginkgo」(*注KGO)と間違って書き写し綴ってしまったのだろう。以来、「イチョウ」は「ギンコー」と発音されるようになる。それが、日本を出てヨーロッパに渡った「イチョウ」の顛末である。

日本を出てヨーロッパに渡った「イチョウ」は、不注意なヨーロッパ人によって間違って理解されてしまったのである。そして、そのままヨーロッパに広がった。

「ボチボチ私がその誤解を解こうではないか」。
イチローさんの思いはそこにあったのではないだろうか。
だから、このウィスキーにイチローさんは「ギンコー」と名付けた。

ギンコーのボトルを目の前に、グラスに鼻を突っ込みながら、侍は今夜ももの思いにふけるのである。酒飲みの戯言で構わない。
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ギンコー?(6)

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さて、侍は思うのである。
日本のウィスキーはおいしい、と。

またまた怒られそうなので名前は出さないが、かつて、日本にもあまりおいしくもないのに値段ばかり高い国産ウィスキーが売れていた時代があった。侍はそれらのウィスキーにお世話になったクチでもあるので文句は言わない。世代的にはそんなウィスキーに育てられた人間だ。ウィスキーを飲むことでカッコが付いた時代の話。要するにウィスキーなら何でも良かったのかもしれない。

巷には粋な調子のウィスキーの宣伝広告が溢れ、僕らはそのイメージを追いかけるようにウィスキーを飲んだ。もちろん、ウィスキーを飲むだけで僕らがカッコ良くなれる訳もなく、飲んでるウィスキーもしみじみ旨いと思っていた様子でもないようで、今思えば随分とトホホな気分の思い出も多いのだが、それでも僕らはウィスキーを飲んだのだ。

さて、皆様どうだろう?侍と同じ程度には歳の行った方なら、今時のテレビのコマーシャルでウィスキーの宣伝は減ったとお思いでないだろうか。ひとつの商品を取り上げ、ドカーンと広告を打って、一気に売り上げを立ててしまおう。なんて時代は終わったのである。消費者は「気分」でウィスキーを買わなくなった。だから、テレビCMは意味を失った。でも、それは素敵なことではないだろうか?

「気分」だけでウィスキーを買う人は少なくなったのだろう。だから、ウィスキーの需要は不安定であるだろうし、供給サイドのメーカーには迷惑な話かもしれない。気の利いた広告さえ打っておけば、用意した商品が売れるなんて時代が終わってしまったのだから。目論見が外れるのならば在庫はリスクとなる。でも、それは悪いことではない。

選ぶ側である消費者はちょっぴり面倒かもしれない。「これ買っときゃ、いいんじゃない」っていう商品がないのだから。「テレビでやってるアレね」っていうやつである。
「これしかない」っていう状況ではなく、「あっ、これ知ってる」ということでもなく、「どれが良いんだろ」っていうのが今の時代だ。

僕らはその面倒を「コスト」と考えてはどうだろう?
「コスト」を支払うなら「ベネフィット」は返って来る。

もちろん、ウィスキーの広告のすべてがなくなることはない。しかし、国産ウィスキーメーカーは広告のクオリティを上げることだけに躍起になる競争から降りた。広告の質を上げるだけではウィスキーが売れないことを知ったのである。つまり、そこに過剰に金を突っ込むことをあきらめたのである。意味がないことを彼らはやらない。

(昔にくらべたら)おいしいウィスキーが売れる時代になったと思う。ただ、その代わりウィスキーの商品の数は増えた。様々なものの中から好きなものを選べるような時代になった。多品種小ロットの時代である。しかし、選ばなければ見つけられない時代になった。あなたはそれが面倒だろうか?だったら、ひとつの商品が市場を寡占するような時代に逆戻りすることを望むだろうか?

昔は良かった?
侍はそう思わない。
だって、国外から様々なウィスキーが輸入され、安価で販売されるようになり、僕らがその味を知り、僕らがおいしいウィスキーを望んだ結果、日本のウィスキーはおいしくなったのである。

「好まれるものを作らなければ、ウィスキーは売れない。」
侍はウィスキー・メーカーにそのような真っ当な危機感を持っていただきたいのだ。
もちろん、それをイチローさんにも求める。求め続ける。飲み手である僕らがウィスキー・メーカーに馬鹿にされる筋合いはない。

日本のウィスキーはおいしい。
イチローさんもそう思っているはずだ。侍よりもそのことを知っているはずだとも思う。だから、イチローさんは日本のウィスキーの良さを知ってもらいたいという気持ちが強いはずだ。イチローさんのその情熱は形になった。1本のウィスキーになった。日本のウィスキーはうまいか?という命題にイチローさんは「ギンコー」という答えを出したのだ。

イチローさんはとても素敵な答えを出したと思う。
日本のウィスキーを誤解している外国の方がいるなら、ぜひこのウィスキーを飲んでもらいたい。あなたの周りに「日本のウィスキーなんて、どうせマズイんでしょ」、なんて外国の方がいるなら「ギンコーを飲みなさい」と言えば良い。

侍はこのウィスキーが好きだ。
心を溶かし、誤解を解く。
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本日の営業

大変申し訳ありませんが、本日は貸切のため、
通常営業を11時30分からとさせていただきます。

11時30分からはいつものように普通に営業をしております。
ギンコーもあります。
是非とも皆様のお越しをお待ちしております。

よろしくお願いします。人気ブログランキング

ギンコー?(5)

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ギンコー「ジャパニーズ・ブレンデッド・モルト/ギンコー」の知らせを受けた時、「ジャパニーズ・ブレンデッド・モルト」にも「ギンコー」に対しても侍の頭の中には「?」が浮かんだ。「日本のブレンデッド・モルトだって!?」。そして、「ギンコーって何さ?」。

今まであり得ないと思っていた「ジャパニーズ・ブレンデッド・モルト」が瓶詰されたのだ。各ウィスキー・メーカーを横断する形で原酒が集められ、それら複数のモルトが1本の瓶にまとめられた。これは実に快挙だ。目の前にそのボトルがあり、その立役者のひとりがイチローさんともなれば、それは嘘ではない。「ジャパニーズ・ブレンデッド・モルト」は紛れもなく瓶詰されたのだ。

さて、「ギンコーって何さ?」と侍は思った。その時まだ、侍は「ギンコー」の意味を知らない。「ギンコーって銀行じゃないよな?」。なんて、そんな調子だ。

酒屋からの案内を読めば、「ギンコー」が銀杏(イチョウ、あるいはギンナン)の意であると書いてある。その時「ギンコーとはイチョウのことであるのか」と侍は知ったのである。なるほど、「Ginkgo」を辞書で引けば「イチョウ」とある。イチョウと言えば中国原産の樹木。朝鮮半島を通じ日本に渡ったのであろう。現在の日本では広く栽培されている。並木道と言えばイチョウを思い出す人も多いのではないだろうか。ちなみに東京都の木はイチョウだ。

そんなイチョウだが、ヨーロッパに渡ったのはどうやら日本からのようである。17世紀末、長崎にいたドイツ人医師ケンペルが持ち帰ったらしい。ちなみにケンペルは博物学者でもあり、当時情報の少なかった鎖国中の日本をヨーロッパに紹介した「日本誌」の著者であることで知られる。その「日本誌」は後に広がる「ジャポニズム」の流れへと続く。

「日本発ヨーロッパ」。ある意味それがイチョウなのである。「ヨーロッパに大きく広がれ。イチョウのように!」。イチローさんのそんな願いが込められたのが「ギンコー」なのだろう。このウィスキーを飲めば、その願いが叶うであろうことは想像に難しくない。

さて、「ギンコー」の名はイチローさんのそんな願いを込められて付けられた。

もちろん、それは間違いではないだろう。ただ、侍はそれだけではないと思っている。
あなたならどう思うだろう?もしも、日本国内で「イチョウ」と名付けられたウィスキーが発売されたなら。「何でイチョウなの?」。そう思わないだろうか?「ギンコー」と名付けられたこのウィスキーを、侍は素直に「突拍子もない名前を付けやがって」と思ってしまう。突拍子もない以上、何か意味があるだろうと考えてしまう。意味があるのなら、「日本発ヨーロッパ」だけの意味ではあるまい。それ以上の意味があるのではないだろうか?

ご存知のように、これは侍のお遊びの範疇である。解なき問いにひとつの論を立てようという、いつものお遊びである。ギンコーのラベルを見つめ、グラスに鼻を突っ込み、そんなことを考えている。

キーワードは「誤解」ではないだろうか?背景に動機として存在するのは「日本のウィスキーの素晴らしさを伝えたい」ということだと思う。「不当な評価を覆したい」と言っても良いかもしれない。

続きは来週とさせていただく。
お楽しみに、人気ブログランキング


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昨日は失礼いたしました。

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ホントにすみません。昨日はこのブログの更新をお休みさせていただいた。呆けておりました。
実は昨日、お休みをいただいた。北海道のオッサンと飲みに行った日以来だから、振り返れば2ヶ月ぶりの休みということになる。

で、まぁ、飲んでしまいますな。休みともなれば。一晩飲みました。グルグルと方々を廻り、おでんを喰い、豚肉の鍋をつつき、ビールと日本酒とウィスキーを飲んだ。久し振りに楽しい一夜を過ごした。カウンターに並んで酒を飲みながら、人生に仲間といえる人たちがいるならば、ここに並んでいる連中のことを指すのだろうかと、そんなことをふと思った。

そして昨日は目が覚めて、しばらく呆けていたのである。
失礼いたしました。

さて、明日からまた「ギンコー」のことを書こうかと思う。大好評に付き1本目は完売。2本目を開けたばかりだ。お約束どおり1本目は1杯¥700、2本目は¥800にて販売。つまり、現在は¥800である。くどいが何度も行っておこう。うまい。

「ギンコー」はジャパニーズ・ブレンデッド・モルトだ。こんなウィスキーが世に出ることこそ快挙だ。日本の複数のウィスキー・メーカーが原酒を提供したということだ。それらが混ぜられたウィスキーが1本のボトルに詰められ商品になった。侍はまだ良く理解していない。いや、理解はしているのだが事情が飲み込めない。そんな心境だろうか?でも、嬉しいのだ。

どこの蒸留所の原酒が使われているかは明らかにされない。いつものあの「商標権の問題」というヤツである。使われている原酒の蒸留所名を特定されないようにすることを条件に、各ウィスキー・メーカーが原酒を提供したのだろう。

侍は予測を立てた。中身は羽生、軽井沢、白州、余市ではないかと。当っていてもいなくても、どちらでも良いと思っている。この世に正解を知る人は少ない。そして、正解を僕らが知ることはないだろう。ただ、侍はウィスキーを飲みながらあれこれ考えるのが好きだ。「答え合わせ」ができない問題を解くのは切なくないのかと、先日お客さんに言われた。そんなことはない。あれこれ考えるのは愉しい。

「ギンコー」について、もうひとつ書きたいことがある。
イチローさんは、何故、このウィスキーを「ギンコー」と名付けたか?

さて、それも「答え合わせ」ができない問題である。
明日に続く。人気blogランキング


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ギンコー?(4)

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ギンコー実は本日もデジカメの調子が悪かった。非常に情けないが、ケータイで撮った写真を皆様にご覧いただこう。分かりづらいがイチョウの葉のデザインされたラベル。「ginkgo」と綴ってある。金曜日からリリースしたが、実はもうほとんど完売の状態。もちろんご安心くだされ。3本仕入れたので、まだ2本残っている。

好調な売れ行きがしめす通り、非常にうまい。驚くほどうまい。それほど売値の高いウィスキーではないので、その味わいも「そこそこ」くらいかと思ったら大間違い。これはうまい。イチローさんの気合いの入りようがうかがえる。

昨日は1本目を売り切るまで¥700。2本目からは通常価格と申し上げたが、本日侍は気分がよろしい。なので、残り少ない1本目は当然¥700。2本目からは¥800とさせていただく。それでも安いと思うぞ。ぜひ、飲んでいただきたい。

このウィスキーは本当に売れると思う。いや、売りたい。このウィスキーを多くの人に知って欲しいと思う。だから、是非とも飲んで欲しい。珍しいとか、面白いとか、ただそれだけのウィスキーではない。珍しいのも確かだが、面白いのも確かだが、うまい。

本日は短めに話を進めよう。

先週、ブレンド銘柄の明らかにされていない「ギンコー」の中身を、羽生蒸留所と軽井沢とその他の何かであろうと言わせていただいた。羽生蒸留所と軽井沢だけではないと思うので、その他について推理をさせていただきたい。

侍は他に2つの蒸留所の原酒が使われていると考えている。
白州と余市。
違うだろうか?

何故?ということについてはジェイズ・バーにて話に花を咲かせたい。
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700円

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写真を見せられないのが残念だが、先日までご紹介していた「ギンコー」。
1杯¥700でどうですか!
デジカメがまた壊れました。

今回3本仕入れたが、金曜に最初の1本目の封を切った。
1本目がなくなるまで1杯¥700。
2本目から通常価格に値上げ。

お早目に。
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本日入荷!

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あくまでも予定であるが。
本日入荷予定。

ぜひとも飲んでくれ。
続きは来週。「人気ブログランキング」

不幸なことが怒らない限り、飲んでくれ。

本日飲み過ぎ。


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ギンコー?(3)

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これを快挙と言わずに何と言おうか。
ジャパニーズ・ブレンデッド・モルト、「ギンコー」である。

中身は日本のいくつかの蒸留所のシングル・モルトを混ぜ合わせた「ブレンデッド・モルト」。アルコール度数は46%。つまり、加水したウィスキーということになる。瓶詰の総数は6,000本。そのうちの半分である3,000本を日本国内に向けて出荷するという。

気になるのはその中身。ブレンデッド・モルトである以上、複数の日本の蒸留所の原酒が使われている。しかし、「商標権の問題」でそれは公には明らかにされない。毎度のことながら切ないばかりだ。まぁ、嘆いてばかりもいられない。推理ゲーム、お遊びの範疇を超えないように中身が何か考えてみよう。もちろん、侍はこの時点でまだ飲んではいない。

公表されているのは、まず、羽生蒸留所の原酒が使われているということ。イチローさんが手掛けたウィスキーであるのだから、むしろそこに羽生蒸留所のシングル・モルトが使われていることは当たり前であろう。そして、さらに「複数の蒸留所のものが含まれている」とのことなのだ。つまり、「羽生+2」以上ということである。可能性だけを考えるなら、山崎、白州、余市、仙台、御殿場、軽井沢、本坊酒造の信州工場。そのうちのどれが入っていても、ジャパニーズ・ブレンデッド・モルトとして間違ってはいない。

ただ、今までそんなウィスキーはなかったということである。サントリーはニッカのウィスキーを買い受けてブレンデッド・ウィスキーを作ったことがなかったし、逆の立場でニッカもキリンも同様である。ウィスキー・メーカーを横断する形で、ここまで大っぴらに公表をして各メーカーの原酒を混ぜ合わせたウィスキーを作ったことはなかった。

スコットランドのウィスキー作りが何の制約も受けないとは思わないが、彼の地でのブレンデッド・ウィスキー作りにおいて、「何を混ぜるか」に比較的苦労が少なかろうことは想像に難しくない。先日ジェイズ・バーでご紹介した「トリニティ」にしたって、そのようなウィスキーが手に入ることを僕らは良く知っているではないか。

振り返り、日本はどうなのだろう。メーカーを横断する形で原酒が提供されるようなウィスキーは今までになかった。他人の米びつに手を突っ込んではならないというような、ある種日本的な遠慮が働いているのだろうかと、そんな想像をしていた侍であった。

さて、「羽生+2」以上ということである。つまり、「+2」は何なのか?しかし、もちろん正解は分からない。今回はイチローさんにもメールをしていない。いくら何でも、教えてはくれないだろうから。だから、聴かずに考えることにした。

まず、ひとつ目は言い切ってしまおう。「+2」以上のうちのひとつは軽井沢ではないだろうか?かつて、「イチローズ・チョイス ピーテッド・ゴールデンプロミス1994」というウィスキーを出したのを憶えているだろうか?「イチローズ・チョイス」というその名の通り、イチローさんの選んだ軽井沢蒸留所のウィスキーであった。

軽井沢とイチローさんは以前から親交があると聴いた。軽井沢蒸留所のウィスキーを瓶詰した実績もある。昨年の夏にはその設備を借りてウィスキーを作った経緯もある。他の蒸留所に比べたら原酒を提供してもらいやすいはずである。どうだろう?

しかし、不安な要素もある。昨年末、キリンがメルシャンを子会社化したのをご存知だろうか?それ以前、キリンは御殿場に蒸留所を持ち、メルシャンは軽井沢に蒸留所を持っていた。イチローさんが軽井沢でウィスキーを作り、樽を選びウィスキーを出したのが昨年の夏。メルシャンの子会社化が決まる前の話だ。

昨年暮れにイチローさんがジェイズ・バーにいらしていただいた時、「もう、こんなウィスキーは出せないかもしれませんね」と、そうおっしゃっていたのを憶えている。

それでも、「+2」以上のうちのひとつは軽井沢!
侍はそう思っている。
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本日7時20分開店

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まさに決戦の日である。
AFC チャンピオンズ・リーグ、最後の決勝戦である。

侍は浦和レッズの熱心なサポーターではないが、本日のゲームは見逃す訳には行くまい。今まで決勝トーナメントに勝ち残ったことすらない日本のクラブ・チームが、ここまで生き残り、雌雄を決しようと言うのだから。静かに見守りたいと思う。

決勝戦はまだ始まっていない。ふたつのファイナリストの一方に名を連ねたことを喜んではいけない。その場所に名を残せたことを十分に評価をしよう。しかし、決勝戦に負けてはいけない。決勝戦に負けたチームのことなど、誰も覚えていないのだから。

浦和、勝って名を残せ。
本当の意味で、アジアでナンバーワンのビッグ・クラブになれ。
お前たちの勇姿を見守ろう。

本日は7時20分開店。
まるで興味のない方も、良かったら見に来てくれ。
浦和も秩父も(羽生も)埼玉県だ。
負けたら侍も腹を斬ろう。
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ギンコー?(2)

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一昨日の続報である。
まずはその名「ギンコー」の意味であるが、それはそのまんま、英語の「GINKGO」の発音をカタカナにしたもの。ちなみに「GINKGO」は辞書で調べるなら、「銀杏(イチョウ)」あるいは「銀杏(ぎんなん)」の意味。イチョウは中国原産の落葉高木である。「ギンコー」は銀行ではない。

本日も写真がないのが申し訳ないが、今週中には手に入る予定。
しばし待たれい。

中身は日本のいくつかの蒸留所のシングル・モルトを混ぜ合わせた「ブレンデッド・モルト」。アルコール度数は46%。つまり、加水したウィスキーということになる。瓶詰の総数は6,000本。そのうちの半分である3,000本を日本国内に向けて出荷するという。

やはり、このウィスキーの最大の特徴はジャパニーズ・ブレンデッド・モルトであるということだ。つまり、日本のシングル・モルトが混ざっているということだ。正直なところ、僕はまだそのことを素直に信じられていないフシがある。日本のウィスキー・メーカーがイチローさんに自社所用の原酒を提供した訳だ。もちろん、そうでなければこのウィスキーはできない。

僕がこの話を聞いて最初にポツリと言ってしまったのは、「嘘でしょ?」。

さて、イチローさんが嘘つきなのか、侍が誤解をしているのか。もちろん、事実は侍の誤解である。イチローさんが嘘をつくことにメリットはない。侍の理解不足である。しかし、日本の各ウィスキー・メーカーがこのような動きに賛同し、自社の原酒を提供したという事実には驚きを隠せない。

残念ながら、「商標権の問題」でその中身のブレンド銘柄と比率は明らかにされていない。しかし、羽生蒸留所のウィスキーは間違いなく入っている。そこまでは公表されている。だけど、その他に何種類の蒸留所のウィスキーが入っているかは分からない。その他の蒸留所が「複数」であることまでは公表されている。

「複数」であるということは、それがサントリーである可能性もある。ニッカである可能性もある。キリン(あるいはメルシャン)である可能性もある。つまり、山崎かもしれないし、白州かもしれないし、余市かもしれないし、仙台かもしれないし、御殿場かもしれないし、軽井沢かもしれないし、そういえば、本坊酒造の信州工場のウィスキーかもしれないのだ。で、この中からふたつ以上ということである。「羽生蒸留所+2」は最低でも入っているということである。

イチローさんは口説いた訳だ。
説得に応じ納得して原酒を提供したウィスキー・メーカーが「複数」いたということだ。

もちろん、そのすべてがイチローさんの力であるとは思わない。多くの方の協力なくしてこのような話はまとまらないのだろう。だから、そのすべてがイチローさん一人の功績とは言えないだろう。そこにはある種の力が必要だろう。しかし、その力の源泉は情熱であったことだろう。

「ジャパニーズ・ブレンデッド・モルト」。
この事実は快挙だ。ウィスキーに携わる人たちの情熱が、このウィスキーを瓶詰させたというのなら、侍はそれを賞賛したい。この事実を起点に日本のウィスキーは大きな広がりを持って様々な方向に発展するのかもしれない。ワクワクして、嬉しくて、侍は未来を夢想してしまうのである。

イチローさんの瓶詰する「山崎蒸留所」のシングル・モルトが出ても良いじゃないか。ブラッカダーのロビンが瓶詰する「ロウ・カスク」の「ハニュウ・ディスティラリー」が出ても良いじゃないか。どうだろう、愉しくないだろうか。

不愉快だとおっしゃる方がいるなら申し訳ないが、愚か者と笑っていただいて結構。
侍はとても愉しい。
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さて、明日は勇気を出して、中身を当ててみよう。
飲んでないけど(笑)。


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やはり気になるクライネリッシュ

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ここ数日来、いつもにまして「肩が凝るな」と思っていた。寒さのせいで「節々が痛いな」と思っていた。歳のせいで「疲れが取れんな」と思っていた。結果として「集中力が足りん」ということなのだが、実はどうやら風邪を引いたようだ。いや、正確に言うなら風邪気味であろうか?

睡眠不足ということはないのだが、眠い。
暖かくして寝ようと思う。

本日のタイトル「クライネリッシュ」。
先日「なかなか良い」とご紹介したケルティック・クロスのクライネリッシュである。もう既に半分売り切り、実は気になってもう1本仕入れた。3本目である。

正直に言おう。今回ケルティック・クロスはハイランド・パーク、アベラワー、ラガヴァリン、そしてクライネリッシュと4本リリースされたが、その中でクライネリッシュが一番良いと思う。他の3本がどうでも良いとは言わないが(いや、言いたいのか?)、クライネリッシュが一番リーズナブルなのではないだろうか?

ジェイズ・バーにはまだ余裕がある。飲んでくれ。
先日は言い忘れたが、1杯¥1100。大サービスである。
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このシングル・モルトをうまいと思うのは、体調にもよるのだろうか?
侍の身体は落ち着きを求めている。


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CCクライネリッシュ

ギンコー?

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我輩は「ギンコー」である。写真はまだない。

先日、懇意にしている酒屋さんから案内が来た。イチローさんのところからまた新たなウィスキーだ出るとのことだった。その名も「ギンコー」である。その案内には、もちろん写真も出ているのだが、無断で拝借する訳にも行くまいと思い遠慮した。ご心配なく。早速仕入れることにしたので、手に入れば写真を載せようと思う。

詳細はまだ未確認。しかし、情報のないまま思いは募るウィスキーなのだ。何だか、これは凄いことなのではないかと、ひとりニンマリする侍である。

複数のシングル・モルトを混ぜ合せることを「ヴァッテッド・モルト」と、長い間普通に使ってきたが、どうやらその呼称が非公式なものになったらしい。「ブレンデッド・モルト」と言いなさいとのことだ。そういう意味で言うなら、先日ご紹介した「トリニティ・掘も「ブレンデッド・モルト」である。

さて、イチローさんの新たなウィスキーは驚くことに「ジャパニーズ・ブレンデッド・モルト」なのである。つまり、日本のシングル・モルトを何種類か混ぜ合わせた訳だ。これは本当に快挙である。今まで横に繋がりなど皆無に等しいと思っていた日本の蒸留所のシングル・モルトを、ひとつのボトルの中にまとめてしまったのだから。

それを成し遂げた背景には何かの力が存在するはずだ。「イチロー」のブランドだろうか?ある種の政治力だろうか?いや、侍はそこにイチローの情熱を見た。

イチローさんの思いは「日本のウィスキー、ここにあり」ではないだろうか?「この国にうまいウィスキーがあることを知らせたい」。その思いがひとつのボトルに結実したのではないだろうか?

さて、「とは言え」である。
気になりますな。何が入っているか?

可能性を探ろう。もちろん推論の域を出ない。憶測、下衆の勘ぐりの類であるので、もちろん、侍の勘ぐりは事実ではない。しかし、夢は膨らむ。そのボトルの中にサントリーの山崎とニッカの余市が入っている可能性すらあるのだ。それだけではない。そこにキリンの御殿場と(メルシャンの)軽井沢も入っているかもしれない。そんなウィスキーがこれまであったのだろうか?

当たり前の話だが、そこに羽生蒸留所のウィスキーが入っていない訳がないだろう。とは思う。ただ、公にそのブレンド銘柄と比率は明らかにされないようだ。例の「商標権の問題」というヤツである。誠に歯がゆいが致し方あるまい。しかし、イチローさんの羽生蒸留所のウィスキーが入っていないことはないと思うが、もしもそんなことがあったら、それはそれで驚きであるのだが。

未確認情報はいくつかあるが、やっぱ言わない。
また、起こられそうだし。
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落ち着いたら、また明日続報を書きます。


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柳の下に3匹目のどじょうはいるのか?

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トリニティ答えは「いた」。そう申し上げておこう。
写真はトリニティ・掘2000年蒸留、2007年瓶詰、59.8%である。本日ご紹介するのがトリニティの「掘廚任△襪海箸鮃佑┐譴弌当然、「機廚函岫供廚ある。もちろん、ジェイズ・バーでも既にリリース済み、残念ながら完売の商品である。

前作、前々作と同様、こちらもシングル・モルトではない。アードベック、ラフロイグ、ボウモアがそれぞれ50%、45%、5%の比率で混ぜられているはずだ。トリニティとは「三位一体」の意。アイラ・モルト三種混合である。今回はその三作目。つまり、柳の下の3匹目のどじょうということだ。

前作に比べ、よりシャープな印象を持つのは僕だけだろうか?昨日のクライネリッシュが気に入ってしまったせいで、少々ぼんやりとしているからだろうか?一口飲めば目の覚める良い酒だ。その味わいは皆様の予想する通り。決して期待を裏切ることはないが、想像し得ないほどにびっくりということはない。しかし、前作よりはシャープ(かな)。もちろん、島モルトらしい旨味はある。中身のシングル・モルトが何であるかを聞いて、その味わいに納得しない人はいないだろう。

ブラッカダー社の「スモーキンアイラ」や「ピート・リーク」にしても、今回の「トリニティ」にしても、市場はこのようなシングル・モルトを求めているのだろう。これらはこれからも定番化していくのだろう。ネーミングの良さもあって売れているのだろうが、中身は当然「痛い」アイラである。それも含めて予想通りの味わいは期待を裏切ることはない。柳の下に3匹目のどじょうは「いた」のである。

さて、こちらを見ていただけば分かるが、前作、前々作に続き今回も2000年蒸留。瓶詰は2005年(トリニティ)、2006年(トリニティ供法■横娃娃掲(トリニティ掘砲箸覆辰討い襦4作目があるなら2000年蒸留、2008年瓶詰になるのだろうか?ちなみにラベルに表記されたカスク・ナンバーが面白い。JMC12に続きJMC13、そして、このトリニティ靴JMC14である。4作目があるならJMC15だろうか?アルコール度数もちょっとづつ下がっている。

気になるお値段は、何と本日限り1杯¥900。お一人様1杯限定とさせていただく。明日からはちょっとだけ値上げ。話のネタに飲んどけ!

順位をご確認下さい。「人気ブログランキング」



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なかなか、良い。

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CCクライネリッシュ「なかなか良い」。あるいは「悪くはない」。しみじみとそう思えるシングル・モルトに時々出会うことがある。それはある種の落ち着きを手に入れた時に心に落ちる言葉なのかもしれない。好意を持って「悪くはない」、僕は時々そう思う。

シングル・モルトに限らず酒は嗜好品だ。同じ酒を好きな人もいれば嫌いな人もいる。好きな酒を好きな理由も様々。その愉しみ方も人それぞれ。それでいいと思う。僕は僕の愉しみ方を語っていこうと思う。

さて、本日はケルティック・クロスのクライネリッシュ。92年蒸留、46%。表記はないが15年ほどの熟成ということになる。麦芽の香りから緩やかに甘く変化。どことなく華やかであるが、飲めば飴のように甘い。独特のシロップ感を持つ。

以前ご紹介したTWEのクライネリッシュを指して「熱中飴」と言わせていただいたことがあるが、今回のクライネリッシュにも同様のニュアンスを感じる。クライネリッシュというと全般的にキレイでシャキっとした印象を持つことが多いと思っていた。よりシャープなものは切れ上がりの良さを感じることもある。クライネリッシュは少しづつ変化の途中なのだろうか?

TWEのクライネリッシュも今回のケルティック・クロスのクライネリッシュも、「切れ上がりが良い」とは説明できないシングル・モルトであると思う。少なくとも、「切れ味鋭くシャープ」とは言えない。どちらもじっとりとした旨味の存在が重たさすら感じさせるシングル・モルトである。

ある意味兄弟とも言えるブローラとの比較で考えるなら、ブローラが「重く濃い」のに対し、クライネリッシュは「軽快でシャープ」。僕は概ねそう認識していた。しかし、2度続けて「軽快でシャープ」とは言い難いクライネリッシュ。クライネリッシュに対する認識を改める時が来ただろうか?

TWEのクライネリッシュは96年蒸留。今回のクライネリッシュは92年蒸留。ブログで紹介したことはなかったが、以前このケルティック・クロスでクライネリッシュを出していたことがあったと思う。それも飴っぽい印象があったのを憶えている。90年代からの蒸留で徐々に何かが変わったのだろうか?

しばらくは気にしてみたい。
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秩父より、嬉しい報せ 番外編 その5

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さて、それでは本日はイチローさんからの返信を皆様にお伝えしておこう。
昨日の、「ところで、本当に意味はないのですか?(笑)」という侍の問い掛けにイチローさんは(ある程度)答えてくれている。まずはご紹介しよう。


早速ブログを拝見させていただきました。
自分のこととは思えないほど、感動的な文章で不思議な気持ちです。
ありがとうございます。
ラベルについては、一回ごとにカードゲームにより引いたカードを過去に使ったも
のを除き今回なら4枚を選び、カスクに割り当てます。
53種類出揃ったころに、なんとなく傾向が現れる可能性はあるかもしれません。
覚悟はできておりますので、やさしく切ってください。(笑)


イチローD−Qとのことである。冒頭、感謝の気持ちを伝えていただいたところなど、嬉しくもこそばゆい限りである。まぁ、正直嬉しい。

このイチローさんのお話をどのように読み解くのかは、確かに少々難しいかもしれない。日頃公の場でイチローさんは、カードの種類とウィスキーの中身に「関係はない」と答え続け、侍は「いやいや関係があるはず」と異議申し立てを繰り返して来た。この侍の戯言など世の中の誰も気にすることもなく、「本人がおっしゃるのだから」とイチローさんの発言は公式見解となりそうな勢いである。

侍のこのブログが世の中に如何ほどの影響を持つのかということに、自覚と自戒を持たねばなるまいとは常々思うのだが、できれば「酒飲みの戯言」と思っていただきたいというのが本心である。バーテンダーという職業の侍が毎日文章を書いているのである。侍が伝えたいのは報道でもなく創作でもない。酒を飲み思ったこと、つまり、感想である。思いが膨らめば、酒を飲む愉しみも膨らむ。とは言え、しかし、自らの利益の誘導のみを考え嘘を付こうとは思わない。言ったことには責任を持たねばなるまい。さらにしかし、侍はウィスキー評論家でもなければジャーナリストでもない。毎日ウィスキーに関わる文章を書くバーテンダーである。正確な事実を伝えることより、個人的な感想を伝えたい。

侍がそういう立場のバーテンダーであることはイチローさんもご存知だ。また、皆様は侍とイチローさんが気軽にメールを交わす程度の仲であることをご存知だ。例えば街中で侍とイチローさんがばったり出くわしたなら、足を止め立ち話くらいすると想像するだろう。そして、イチローさんは侍と皆様がそういう繋がりを持っていることをご存知だ。

イチローさんに限らず作り手の気持ちを知れば、それを飲み手に伝えたいと思うのが侍である。また、作り手に物申すという飲み手がいれば、どうにかそれを伝えられぬものかと考える侍である。

先ほどのイチローさんのメールは、そのような認識を持っているであろうと思われるイチローさんからの返信である。侍は思うのだ。先ほどのメールはイチローさんの「準公式見解」である、と。

「53種類出揃ったころに、なんとなく傾向が現れる可能性はあるかもしれません。」

イチローさんも既に、そうお考えのようだ。そのひと言はこれまでの「公式見解」とはそのニュアンスに違いがあるだろう。

当面、これ以上ご本人に突っ込むのは止めておこう。侍にはまだ、53種類出揃うまでにその「なんとなく」の「傾向」を探る愉しみがある。じっくりとその愉しみを堪能させていただこう。何せ「愉しませ上手」なイチローさんである。文句はあるまい。

さぁ、皆様。イチローを愉しめ!
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そうそう、アイリッシュ・コーヒー。始まっております。


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秩父より、嬉しい報せ 番外編 その4

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秩父蒸留所2
つまり、イチローさんが公にそれを否定するのとは逆に、侍は「カードの記号や数字、絵柄とその中身の味わいに何か相関関係はある」と考える。イチローさんは公の場で「関係はない」と答え、侍は「関係がある」と考える。

バーテンダーという職業を長く続けていると、「人はいつも本当のことを言う訳ではない」ということを良く知る。その人に悪意がある訳ではないのだが。あなたにも経験がないだろうか?もちろん、イチローさんの真意など分からない。当然、イチローさんが嘘つきだと言いたい訳ではない。

少なくとも、侍はこのようなことが愉しい。生きるために大切なことなど、他にいくらでもあるだろうに、(あえて言うなら)このようなことにあれこれと思いを巡らせ、時に身悶えしながら考えを膨らまし、解なき問いに自分なりの答えを見出そうと試みる。イチローさんから送られた新たな蒸留所の建物の写真を眺めながら、イチローズ・モルトを片手に「あの人はこの建物の前で、どのようなことを思うのか?」と、そんな思いを起点に思考は錯綜するのである。

で、侍は考えるのだ。
「関係がある」と。

イチローさんは「愉しませ上手」なのである。「愉しませ上手」であるが故、公の場で「関係はない」と答えるなら、そこに微塵の悪意などあろうものか。それこそ、酒飲みの愉しみではないか。イチローに感謝である。

さて、愉しみも程々で良いではないか。いやむしろ、十分に愉しんだ。ただ、イチローの物言いと侍の考えが一致しないことだけは確かだ。永遠に謎というのも気に喰わぬ。分からないことは聴けば良いのだ。

以下、侍がイチローさんに送ったメールである。

イチロー様

ご返信ありがとうございます。
素敵な写真、少々胸が熱くなりました。
早速、ブログの方にも使わせていただきました

さて、作り手の意図とは無関係なところで、酒飲みというのは勝手なことを
申すものです。イチローさんも作り手とは違う「ひとりの酒飲み」として、そん
な酒飲みの身勝手さは良くご存知のことと思います。1杯の酒を口に含み、
あれこれと勝手なことを考え思いを巡らすことも、酒を飲む愉しみだと僕など
は強く思のです。

開き直り過ぎず、乱暴になることもなく、作り手に敬意を持ち、シングル・モ
ルトを丁寧に扱って行きたいと願うのがモルト侍の立場であると思っており
ます。シングル・モルトの愉しみを知る人が少しでも増えることを願ってやみ
ません。「裾野を広げて、頂点を高くする」。僕の理想はそこにあります。
頂点を高くすることは誰かにお任せしよう。裾野に留まり、それを広げること
こそ自らの使命。そう考えております。

で、話は変わるのですが、以前こんなことを言わせていただきました。
ウィスキー・マガジンのインタビューなどでも、「カードの記号に意味はあるの
ですか?」との質問に「いえ、何も!」と返事をしていることは良く存じておりま
す。
まぁ、そんなことは承知の上で、「・・・んな訳きゃ、ねぇだろ」といろんなことを、
これからも言わせていただきます。
イチローズ・モルトを愉しむ方を増やすためにも、イチローさんには身を削って
いただきます(笑)。

ところで、本当に意味はないのですか?(笑)

これからもお身体を大事にしつつ、元気で働いて下さい。
秩父からの嬉しい報せを待っております。
それがジェイズ・バーのすべてのお客様の気持ちです。

蓮村 元


イチローさんの返信は明日にでも。
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秩父より、嬉しい報せ 番外編 その3

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イチローD−H C−4ひとつの樽に対して1枚のカード。それが、イチローズ・モルト・カード・シリーズだ。すべての商品がシングル・カスク。常々、「シングル・モルトの個性の最小単位は樽である」と申し上げている侍である。その個性の最小単位である樽ごとに1枚のカードを割り当てる。それが、イチローズ・モルト・カード・シリーズだ。

トランプのカードもそれぞれ同様に個性的だ。ご存知の通り、「スペード」・「クラブ」・「ハート」・「ダイヤ」の4種の絵柄マークとA(エース)からK(キング)まで13のランク(番号)によって成り立っている。つまり、4×13で52枚。そこに、ジョーカーを1枚足すなら53枚をもって一揃いとする訳だ。そうやって、同じカードのない一揃い53枚のカードは成立する。つまり、トランプのカードはそれぞれ個性的だ。

イチローさんは元来個性を持ったひと樽ごとのシングル・モルトに、それぞれのカードを割り当てようと企図した訳だ。詳しい経緯やその背景は知らない。しかし、イチローさんには何かひらめきが舞い降りてきたのだろう。そうやって、イチローズ・モルト・カード・シリーズは始まったのだろう。

イチローさんは公に「カードの記号や数字、絵柄とその中身の味わいに何か相関関係はあるのか?」と質問されれば、「いいえ、何も」と答える。恐らくはあの、いつものとぼけた調子で。これまでのイチローさんは明確な形で「カードの絵柄やランク(番号)」と「樽」との関連を肯定したことがない。もちろん、それがイチローさんの「立場」なのだという風には理解できる。

しかし、1枚のカードに対してひとつの樽。つまり、「カード」と「樽」は一対であるということだ。
果たして、そこには何の相関関係もないのか?ということだ。

さて、皆さん。ここからは我々飲み手の出番である。あえて言わせていただこう。我々はイチローの「立場」など考えることはない。何故なら、イチロー選手の投げた球は打者であるあなたの目の前にあるのだ。イチロー選手は「もう、投げちゃった」のである。打とうが見送ろうが、あなた次第。この侍の願いは「どうか、空振りをしませんように」。

侍は思うのである。
あなたを打者としよう。イチロー選手は投手である。イチロー選手は投球フォームに入る前、声も高らかに言うのだ。「はーい、次、ダイヤのクイーン行きます!」。「次はクラブの4です!」。

どうかね、皆様。
球種が分かれば、ヒットが打ち易くなると思わんかね?

ちょっとしたゲームだと思ってみたらどうだろうか。瓶詰されたシングル・モルトが目の前にあるのだ。「カード」と「樽」は一対になっている。そう、それらはもう作り手の手から放たれた。その一球は今あなたの目の前にある。誰が投げたのかは明確だ。ならば、投げた者はその球に責任を持たねばなるまい。しかし、投手は投げた後、ホームベース近くにある球をコントロールすることはできない。「もう、投げちゃった」のだから。少なくとも、「もう、投げちゃった」ものを、「やーめた」とは言えない。

あなたは打てば良いのだ。「もう、投げちゃった」イチロー選手の立場など気にすることはない。しかし、「気にすることはない」というのは投手を侮辱したり軽蔑したりすることと同じではない。対戦相手をリスペクトできなければゲームに勝つことは難しい。大切なのは目の前の球を丁寧に扱うということだ。乱暴に扱ってはいけない。タカをくくってはいけない。

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昨日の続き。

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イチロー D−Q C−4 足元清々しい朝を迎えた善良な皆様。私、ただいま仕事を終えた侍でござる。
善良な皆様と対照的に、最悪の侍である。

昨日は深夜3時に池袋の暴れん坊将軍が子分を連れて来店。程なく、番頭が合流。
嫌な予感はあったが、致し方あるまい。合理的な推論は的中するものだ。午前5時に「ボチボチ帰ろうか」と言った連中は、6時に「お会計しようか?」と言い、7時に「じゃあそろそろ」とカネを払い、7時半につり銭を受け取り、8時に「分かってんだよ!」と逆切れをして、8時半に「もう眠い」「明日も仕事だし・・・」。と勝手なことを言って帰った。

もちろん、それより眠いのはこちらの方だ。
本日のタイトル「昨日の続き」であるが、「明日にしようかな」と言いつつ・・・。
土曜日だから。明日は。人気ブログランキング


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秩父より、嬉しい報せ 番外編 その2

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イチロー D−Q C−4 足元さて、開き直るつもりもないが、侍は大袈裟である。
昨日は「驚愕の新事実発覚!」と言わせていただいた。「例の件」とも。

イチローさん絡みで「例の件」と言われれば、「あのことか?」と思われた方も多いかもしれない。「カードの記号や数字、絵柄とその中身の味わいに何か相関関係はあるのか?」ということである。

侍は常々申し上げている。
「相関関係はあるのか?」と問われるなら、侍の答えは「ある」であると。

今年の夏の暑い盛り。イチローさんはカード・シリーズの「スペードの3」と「ハートの6」を出した。その時の記事にも懲りずに侍は言い続けた。赤いカードは「万人受けする方向」へ、黒いカードは「飲み手を選ぶ方向」へ。基本的に侍の思いに変化はないが、実は最新のカード・シリーズのリリースで、侍の心は微かに揺れている。赤いカードのダイヤのクイーンは「ちりちりとクセっぽい側面があり」、黒いカードのクラブの4は「ふくよかな柔らか味を感じる」からだ。

簡単に言えば、最新のリリースのカード・シリーズは赤札が少し黒札の方向に寄り、黒札が少し赤札の方向に近付いた気がするのだ。しかし、それでも、「相関関係はあるのか?」と問われるなら、侍の答えは「ある」である。

もちろん、イチローさん自身が公にどう答えているかも知っている。ウィスキー・マガジン(日本版)の8月号のインタビューでも、「カードの記号(スペードやダイヤなど)に意味はあるのですか?」との質問にイチローさんは「いえ、何も!」と返事をしている。ジェイズ・バーに来店したイチローさんが、たまたま居合わせたお客さんの質問に答える様子も、カードの種類とその中身の相関関係を否定している。

それでも、侍は自説を曲げない。「この恥さらし」と謗りを受けようとも、誰がどのように笑おうとも、侍は自説を曲げない。相関関係がないはずはないと考える。何故なら、それを決めるのがイチローさん自身だからである。

今までのところ、イチローさんは新たにカード・シリーズをリリースする際、2種類か4種類の樽を選んで瓶詰を行う。つまり、2本になるか、あるいは4本になるか、ということだ。カードの記号は皆さんご存知の通り、「スペード」・「クラブ」・「ハート」・「ダイヤ」の4種。そのうち「スペード」・「クラブ」は黒札であり、「ハート」・「ダイヤ」は赤札ということになる。

リリースが4種類なら「スペード」・「クラブ」・「ハート」・「ダイヤ」のうちから4枚のカードを選ぶ。リリースが2種類なら「黒札」か「赤札」のうちから2枚を選ぶ。そして当然、それまでに使ったカードは使わない。ひとつの樽に対して1枚のカード。それが、イチローズ・モルト・カード・シリーズだ。

さて、皆さんに伺いたい。この世にイチローズ・モルトをイチローさん以上に知る者がいるだろうか?よろしいか皆様。そのイチローさんがカードを選ぶのだ。

確かにこれは仮定の話だ。もしかしたら、本当にイチローさん自身は「作為などなくカードを選んでいる」と公に発言し、ご本人もそう自覚しているかもしれない。無自覚なまま無意識に選んでいるかもしれない。ただ、もしも仮にそうであったとしても、世界で一番イチローズ・モルトを知る者が、カードを選ぶのである。逆説的だが、だからこそ、「無作為に選んだものが同じ方向を向いてしまう」ということはあるのではないだろうか?

それは偶然ではない。偶然が幾度も積み重なるなら、それを指して必然と言うことは可能だ。

「相関関係はある」と言い切る侍を笑う方がいるなら、ひとつだけ事実を申し上げたい。
イチローズ・モルトの価格をご存知だろうか?絵札は高い。数札はお手頃。
相関関係はあるのだ。
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