モルト侍

池袋のショット・バー、ジェイズバーのバーテンダーが、大好きなシングル・モルトを斬る。

2007年12月

今年もお世話になりました。

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
長熟3大晦日の本日、ジェイズ・バーはいつものように営業をいたします。
閉店時間は少々早いかもしれない。4時頃には営業終了となると思います。例年通り、残ったお客さんと初詣に行くつもりです。

「長熟フェア」は大好評。第三回目のリリースも好調に売れております。このダルユーインを飲まない手はない。ひと言で言うなら「脂っこくて、爽やか」。そんなウィスキーだ。

ギンコー2ギンコーもごく普通に売れてます。
「世界で一番ギンコーを売った男」の称号を手にしたい侍である。現在8本目。池袋レベルでは一意だと思うのだが。
飲んだことのない方は是非とも飲んで欲しい。あなたの心に納得が落ちてくるだろう。




本日は大晦日。今年最後の日であります。
侍は酒を飲みます。
よろしくお願いします。

さて、年明けの営業ですが、新年は2日までお休み。3日より営業をいたします。
3日の営業は午後6時から深夜2時まで。
是非ともご来店下さい。

「人気ブログランキング」



シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

思いがあるのだな。

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
人にはいろんな思いがあるのだな。今朝は忘年会だったのである。
僕らはこの時期テンパっているのかもしれない。何しろみんな忙しく、正月を目の前に年末を乗り切ろうと毎日を過ごしている。もちろん、忙しいことはありがたい。

人のいろんな思いはなかなか伝わらない。勢いのまま放り投げた思いは、気持ちとは裏腹に相手には届かない。相手は相手で、また、違う方向に伝えたい思いを投げてくる。その噛み合わなさは隣にいる僕を切なくしてしまう。

もう少し、互いに近付けば良いのにと思ってしまう。遠くにいる相手に何かを伝えたいと思えば、確かに力強く放り投げねばならないのだろう。だけど、もっと近付けばその力強さは意味を失うことを知るだろう。1メートル先の人への全力投球は、むしろ相手を傷付けるだけのことだということくらい、そりゃ誰だってわかるはずだ。

遠くにいたと思う分だけ力強く投げようとしてしまうが、今隣にいる相手を前に、そんなに力強くある必要はないのだ。近付こうとすれば傷付け合うのも人だが、僕らはもっと寄り添い合っても良いのではないだろうか。歩み寄るという言葉もある。


長熟3さて、「長熟フェア」大好評です。
今月25日から始めたこの企画、残念ながら第一回目と第二回目のリリースが終了しました。昨日から第三回目のリリースに突入。第三回目のリリースは、
ダルユーイン(シールダイグ)、1973年蒸留、25年熟成。¥2,500
グレンタレット(ザ・ウィスキー・エクスチェンジ)、1978年蒸留、27年熟成。¥2,000
ボウモア(クーパーズ・チョイス)1990年蒸留、14年熟成。¥800
3杯セットで¥4,300!

第一回目と第二回目のリリース。まだ少々「ばら売り」分が残ってます。
第三回目のリリースは年明けまで持ち越すと思いますが、お早めに!
「人気ブログランキング」


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

セカンド・リリース

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
ご好評のうち、第一回目のリリースが終了しました。
バルブレア(ザ・ウィスキー・エクスチェンジ)、1965年蒸留、40年熟成。
ボウモア(ディスティラリー・コレクション)、1983年蒸留、20年熟成。
ブラッドノック(ジェイムス・マッカーサー)、10年熟成。

長熟2上記3種のシングル・モルトのうちバルブレア(ザ・ウィスキー・エクスチェンジ)完売につき、昨日から第二回目のリリースに突入しました。
「長熟フェア」第二回目のリリースは、
グレンロッシー(ダンカンテイラー)、1978年蒸留、25年熟成。¥2,000
プルトニー(アデルフィ)1984年蒸留、19年熟成。¥1,600
カリラ(クーパーズ・チョイス)1991年蒸留、12年熟成。¥800
3杯セットで¥3,400!

意外かもしれませんが、カリラの評価が非常に高い今回のリリース。グレンロッシーの旨さは織り込み済み。プルトニーは好きな方には好評。今回の3種の中で「帳尻合わせ」、「要らない子」のように扱われるかと思われたカリラの高い評価に侍も一安心。何だか他人事とは思えないほど嬉しい。

第一回目のリリースは終了しましたが、ボウモアとブラッドノックはまだ残っております。第二回目のリリースが始まった時点で、それらは「ばら売り」可となりました。バルブレアが飲めないのは残念ですが、どうぞ、お愉しみいただきたい。

さて、年末のこんな日に申し訳ないが、本日は11時まで貸切での営業となります。それ以降は通常営業となります。ご容赦下さい。

ついでにもうひとつ。
先日、西口大忘年会の話をさせてもらったが、明日日曜の朝から決行ということになったようだ。大晦日までブログを毎日更新と言い放っていた侍であるが、明日は休むかもしれない。

だから、今日はゆっくり寝よう。「人気ブログランキング」


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

次は
長熟3

年の瀬に「欲望」について語り合う。

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
クリスマスも終わった年の瀬の深夜、僕らは「欲望」について語り合っていた。僕は彼の欲望について問いただすと、「人の幸福について思いを寄せること」、それが自らの欲望であると、彼はそう答えた。最近は「エロス」について考えることが多いという彼だ。彼の言う「エロス」は真と善と美に対する憧れを指すのだろう。

彼もまた同じことを僕に問いただした。「侍の欲望は何であるか?」、と。

思えば人の話ばかり聴いているのが僕だ。
僕は問い掛けを放ち、出て来た答えを丁寧に紡いで行く。
紡いで編み込めば、それは何かの形になる。
それは時にいとおしく、時に優しく、時に凛々しく、時に勇ましく、時に不細工で、多くは哀しい。
でも、そこには一様に気付きがあり、気付きには人を動かす力がある。
それが、僕の仕事のほとんどとの思いが僕にはある。

真正面から切り返されたのも久し振りだと思ったが、(だからという訳ではないのだろうが)僕はうまく答えることができなかった。欲しいもの、やりたいこと、果たして僕の中にそれはあるのだろうか?

欲望というのは「不足」を起点とするのだろうか。「足りない」という思いが人に何かを欲しがらせるのだろうか。果たして、僕には不足があるだろうか。

答えはもちろん、「ある」。

今年はずいぶん働いた。年の初めに決めたことだ。「今年は働く年にしよう」、と。だからだろう、僕は自らの欲望を抑圧させて今年を生きた。今年を働くために、それは必要な措置だと思われた。もちろん、それが緊急的な措置であることを僕は重々知っていたつもりだ。だけど、真正面からそう切り返されると僕はどう答えて良いか分からない。

最近は肩が凝る。睡眠不足がたたって仕事中に朦朧とすることがある。お恥ずかしい話だが、生まれて初めて、営業中に居眠りをしてしまったことがある。気を利かせてカウンターに金を置いて帰ったラーメン屋に感謝である。ありがたい。(そうは言ってもラーメン屋。その時のタバコ代は貰ってないぞ)。

激しく消耗したという思いはあるが、それなりの成果を上げることができたのも今年だと思う。来年は44歳。消耗戦を長く続けることは不可能だろう。僕はぼちぼち自らの欲望と向き合わねばなるまい。

さて、「エロスの彼」は僕の答えを待っている。僕は何かを答えなければいけないのだろうが、うまく答えられない。僕は素直に、欲望を抑圧して生きて来た今年について語り、故になかなか思い付かないという心情を吐露した。代償行為としてアマゾンで本とCDを買って物欲を満たす日常について語り、金と名誉、金と幸福、資本主義と人気と信用、愛とセックスについて考察を巡らせているうちに、話はバカ話になり僕の答えは霧の中に。

次の日一日を僕は「エロスの彼」の問いに答えを出すことに使った。自らの欲望を知る前に、自らの不足について考えてみた。欲望について考えていると、「したいこと」ではなく、「されたいこと」ばかり考えている自分に気付いた。年甲斐もなく「優しくされたい」なんて言えねぇな。他人との関係を丁寧に扱うならば、それは手に入るはずだもの。やはり、消耗を続けるのは良くない。

結局僕は、自らの不足について考え、僕なりの答えに辿りついた。僕に足りないのは「勉強」なのだと思う。僕は知識を手に入れ、知恵を形作りたいのだ。それが欲しい。来年はそんな年にしたいと思う。誰かの「優しさ」だけに期待をしているだけでは、幸福になれるかどうかは運次第だろう。力強く何かを手繰り寄せる意志だけは持ち続けたい。

ありがとう、「エロスの彼」。

でも皆さん。あんまりイジワルしないでね。
できれば、優しくして欲しい侍である。

優しさをカタチに、「人気ブログランキング」


長熟フェアの続きは明日。
年内休まず更新(予定)。
「人気ブログランキング」


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

侍、寝坊をする。

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
昨日はうっかり寝過ごしてしまった。起きねばならない時間に起きられなかったのだ。お恥ずかしい限りである。ご迷惑を掛けた方々、スミマセンでした。申し訳ありません。反省して参ります。助けていただいた方々、ありがとうございます。今年もあと少し。気を引き締めて乗り切ります。

長熟1さて、侍の寝坊など皆さん興味はなかろう。なので、先日来お知らしている「長熟フェア」の全貌をお伝えしよう。ご用意したのは30本のシングル・モルト。それらを3本づつに分けて、全10回に亘ってリリース。第一回目のリリースはバルブレア(ザ・ウィスキー・エクスチェンジ)、1965年蒸留、40年熟成。ボウモア(ディスティラリー・コレクション)、1983年蒸留、20年熟成。ブラッドノック(ジェイムス・マッカーサー)、10年熟成の3本。もちろん既にお伝えしたとおり。

まずは3杯セットでお愉しみいただきたい。当たり前だろうが、40年熟成のバルブレアが好評。爽やかなイチゴの香りが印象的だ。化粧香の強いボウモアも好きな人は強烈に好き。「お父さんの髪の毛の匂い」が特徴。そして、まさにローランド!といった風なブラッドノック。恐らくは年内に売切れ必須の状況。お早目に。3杯で¥4,600、ハーフで3杯なら¥2,800です。

今回の企画は残量のバラバラな在庫から提供しております。「セット売り」ができなくなった時点で、「ばら売り可」とします。残量が一番少ないのはバルブレア。つまり、バルブレアが一番先になくなります。

長熟2さて、第二回目のリリースは、
グレンロッシー(ダンカンテイラー)、1978年蒸留、25年熟成。¥2,000
プルトニー(アデルフィ)1984年蒸留、19年熟成。¥1,600
カリラ(クーパーズ・チョイス)1991年蒸留、12年熟成。¥800
3杯セットで¥3,400!


長熟3第三回目のリリースは、
ダルユーイン(シールダイグ)、1973年蒸留、25年熟成。¥2,500
グレンタレット(ザ・ウィスキー・エクスチェンジ)、1978年蒸留、27年熟成。¥2,000
ボウモア(クーパーズ・チョイス)1990年蒸留、14年熟成。¥800
3杯セットで¥4,300!


長熟4第四回目のリリースは、
ロングモーン(ザ・ウィスキー・エクスチェンジ)、1970年蒸留、36年熟成。¥3,000
セント・マグデラン、(ハートブラザーズ)、1982年蒸留、21年熟成。¥1,700
グレンスコシア、(ディスティラリー・コレクション)、1991年蒸留、11年熟成。¥1,100
3杯セットで¥4,800!


第五回目以降は明日にでも。
何しろお買い得です。この3つを飲み比べることが、愉しくない訳がない。
最近下降気味、応援と順位のご確認を!「人気ブログランキング」

今年も大晦日まで営業。
ブログも年内は毎日更新。
(多分)
「人気ブログランキング」


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

(仮)長期熟成フェア

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
長熟1昨日ご案内した企画のタイトルを、仮称ではあるが「長期熟成フェア」とさせていただくことにした。

クリスマスに合わせて発表したために、実はまだ資料が完璧ではないが、失礼をお許し願いたい。2,3日中には出来上がると思う。

昨日もお知らせしたが、バルブレアが非常に好評である。是非とも飲んでいただきたい。早ければ年内に売り切れるのではないかと思っている。

「人気ブログランキング」

まだ寝れねぇ。


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

侍がサンタクロース

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
ワリと背の高い方なので、間違っている訳でもないと思うのだが、どうだろう。
まんざらでもない侍である。
サンタクロースと言うからには、まぁ、やはり、皆さん欲しいでしょ?
プレゼント。

先日「凄い企画」と告知申し上げた企画が本日から始まります。ご用意したシングル・モルトは合計30本。それらのボトルを3本づつ10回に分けてリリース。選んだボトルはそれぞれ違う蒸留所(第9回はグレンリベットが3本)、違う瓶詰業者、熟成期間も3本中1本は必ず長期熟成。さらにお値段も破格。様々な意味で違いのある3つのシングル・モルトを飲み比べていただく。それがこの企画の意図です。

こんな機会を作りたいと、心から望んできました。やっと実現できて侍も嬉しい限りです。
価値のあるものを低価格で、
そして、飲み比べることを前提に違いの存在するものを。
そう考えコツコツと企画の準備を進めてきました。

ご紹介の前に少々タネ明かしを。
今回ご提供するシングル・モルトはすべてジェイズ・バーの残量が中途半端な在庫です。かなり長い年月をかけて「売り切らずに取って置いた」在庫です。すべてはこの企画のためでした。普段から「飲み比べること」の意義とその重要さは申し上げている通りです。そして、その飲み比べの中に長期熟成を入れられないかとの思いが侍には長い間ありました。

日々たくさんのシングル・モルトを仕入れ売っている侍が、「この商品はこの凄い企画に使えるのでは」と思い、販売中であってもボトル棚から隠し倉庫にしまって置いたシングル・モルトです。そして、30本のシングル・モルトはここに日の目を見ることになったのです。

さて、ここからが少々言い訳であります。
なので、すべてのボトルの残量は均一ではありません。つまり、残った量がバラバラなのです。飲み比べをその主旨に企画したので「3杯セット」(ハーフでもOK)が原則ですが、ボトル1本分の販売数はないのです。3本のうち一番残量の少ないものに合わせた数量しか、お売りすることができません。結果として「早い者勝ち」になってしまいます。スミマセン。

とは言え、3本セットを10回リリース!
なくなれば、次がある。

最後に皆様にお願いでござる。
企画参加者の皆様にアンケートにお答えいただきたい。
侍は「何が好きか?」が知りたい。
今回の3本を「好きな順」に並べていただきたい。

長熟1本日は、
TWEのバルブレア、1965年蒸留、40年熟成。
初代ディスティラリー・コレクションのボウモア、1983年蒸留、20年熟成。
ジェイムス・マッカーサーのブラッドノック、10年熟成。
3杯合計価格、驚愕の¥4,600!
是非とも、飲むべし。


♪ 今夜、8時になれば・・・。
   ジェイズ・バー、オープン。
「人気ブログランキング」


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

ハチミツ バニラ

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
余市ニッカ・ウィスキーの余市蒸留所に行って来たお客さんにお土産をいただいた。蒸留所限定の小瓶のシングル・モルト。余市では定番のお土産商品なのだろう。これまでも多くの方にいただいたのと同じボトルのウィスキー。ありがたい限りだし、素直に嬉しい。

ラベルを見れば「Woody & Vanillic」。そして、その下には「SINGLE CASK」とあり、「貯蔵年数12年」。「熟成」ではなく、あくまでも「貯蔵」なのだな。熟し成すため、樽の中で成熟させるためではなく、「貯蔵」なのである。「熟成」という言葉を使うよりも、「貯蔵」には何だか放ったらかしにされていたようなニュアンスを感じてしまって、少々不憫な気がしてならないが、まぁ、そんなことはどうでも良い。

さて、今回の「Woody & Vanillic」。そのまま読めば「木のようでバニラのよう」ということのなのだろう。で、その香りは「ハチミツでバニラ」である。若干エステリー。ツンとした様子に侍はハチミツっぽさを感じた。甘い香りがおいしそうな予感をもたらす。もちろん、ウッディという言い方は間違ってはいないが、侍なら「ハチミツ・バニラ」と命名したい。

「おいしいなぁ」と言いながら1杯飲めるとても素敵なウィスキーだ。「上デキ」と親指を立てたくなる。そんな良さを持っている。だけど、1杯でちょうど良い。そんなウィスキーかもしれない。

しかし、つくづく思うが、シングル・モルトは不思議である。この「Woody & Vanillic」を飲んで、これも余市のシングル・モルトなのだなとはなかなか思えない。余市にも色々なウィスキーがあるのだな、というのが素直な感想だ。僕はイチローさんの「ギンコー」に余市のシングル・モルトが入っていると憶測しているが、「ギンコー」の中に感じるような余市と、この余市の「Woody & Vanillic」は大きくタイプの異なるシングル・モルトであると思ってしまう。

もちろん、「ギンコー」に余市が入っているかどうかなど、侍の憶測の域を出ないので何とも言えないのだが、そう言ってしまった手前、こんな余市のシングル・モルトを飲むと少々冷や汗をかきそうだ。

ためしに飲んでみていただきたい。タダとは言えないが、お安くします。
「人気ブログランキング」



シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

凄い企画

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
長熟1詳細はまだお知らせできないが、クリスマス明けから来年春ごろにかけて、足かけ2年で「凄い企画」をやろうと思っている。企画のタイトルはまだ決まっていない。何が出るかはお楽しみだが、ジェイズ・バーでやろうと言うのだから、まぁ、シングル・モルト関連の企画である。写真をご覧いただければ、おおよそのことは想像が付くかもしれませんが。



長熟2ウィスキーは冬の方がおいしいと思う。
つくづく旨いと思う。
喉を通って胃に落ちて、冷えた身体が暖まる時が心地良い。
口に広がる香り。



長熟3慌ててはいけないと、鼻をグラスに突っ込む。
ゆっくりと吸い込めば、大きく膨らむ香りは、脳を直撃する。
香りは思い出に繋がる。
あの頃のあの時がよみがえる。



長熟4できるなら、少しづつを何杯か。
できるなら、熟成の長いものを。
冬の夜の愉しみは広がる。
ちょっとした贅沢を、財布に負担を軽く。


皆様の愉しみを広げるための資料をご提供しよう。
さて、これから作業に取り掛かろう。

本日もこれにて。
「人気ブログランキング」



シングル・モル
ト - livedoor Blog 共通テーマ

ちょっとしたまとめ

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
さて、本日も年の瀬の忙しさに感(かま)けて、さらっと仕上げたい。
ここ最近のまとめを書いておこう。

まずはブラインド・テイスティングですが、残り僅か、3セットにて終了となります。週末まで残っているかどうか?早い者勝ちです。お早目にどうぞ。

続いて、スリー・リバースのカリラ。絶好調です。お客さんからの評価の高いシングル・モルト。
先日は価格を書き忘れました。申し訳ありません。1杯¥2,600でお願いします。

チール・ナン・ノクのポート・エレン。旨いことは請け合いなのだが、少々価格が高いのが響いたか、売れ行きは今ひとつ。とは言え、お買得商品です。半分売るまで¥3,200!チャンスは僅か。是非ともお試し下さい。

イチローさんのギンコー。遂に6本目を売り切る勢い。こちらは価格を変えずに¥900!
在庫はまだ1本残っているのでご安心を。思う存分飲んでください。飲んだことのない方。このウィスキーを飲まない手はない。まだまだ、市場に在庫は豊富ですが、国内3000本の限定ウィスキー。ちょっとだけ急げ!

イチローズ・モルトの「ハートの7」。ゆっくりと確実に売れております。

「人気ブログランキング」

ギンコー2

シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

年賀状

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
BLT−12遅い?
まだ、来年の年賀状を手配していなかったので、これからやろうと思います。なので、本日は短めな記事で失礼をいたします。

ところで、ブラインド・テイスティングでありますが、まだ数量に余裕があります。是非とも皆さまにチャレンジをしていただきたいと思います。とは言え、「今度来た時に」とおっしゃっていたお客さんもかなりいました。無くなる時は一気になくなると思います。お早目に!

「人気ブログランキング」



シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

CAOL ILA 1990 17yo REFILL HOGSHEAD / THREE RIVERS

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
カリラ TR2最近、「新進気鋭」と冠の付くことの多いスリー・リバースからリリースされたカリラ。ラベルのデザインが突拍子もないように思われる方も多いようだが、その中身は奇を衒(てら)ったものではない。まさに王道といったカリラである。スモーキーでヨーディで塩っぽくピーティ。それだけ聞けば「何だ、ごく普通のカリラではないか」と思われるかもしれない。

しかし、普通であることもまた偉大ではないだろうか。イメージした通りの愉しみは確実に手に入るのだ。これは、ひとまず歓迎である。もちろん、「じゃあ、その先は?」となるのだろうが、ご安心を。侍が気に入ったのは滑らかで重厚な味わいである。特に申し上げたいのは熟成感である。

日頃、カリラに対して「熟成のピークが若い頃にやって来るのが、この蒸留所の特徴なのだろうか?」との思いがある。「8年も寝ていれば十分にうまいじゃないか」とそんなカリラも多い。むしろ、長期熟成のカリラを仕入れて「値段ほど旨くねぇじゃないか!」と臍(ほぞ)を噛むこともある。このカリラの17年という熟成年数は、確かに長期熟成というにはしょぼいと思うかもしれないが、カリラであることを思うなら十分に長期熟成ではないだろうか。もちろんそのピークを超え切った訳ではない。

そんなに安い商品ではない。カリラであることを思えば、普段なら「パス!」と言って仕入を見送ってもおかしくないのだが、今回は例の埼玉の押売り屋の心意気に免じて購入。飲んでみて「正解」と頷いた。たまには素直になるべきである。

カリラ TRラベルの彼女。左腕を高く掲げ右手にスカートの裾を持ち上げ踊っている。束ねた髪にうなじが隠れる。編み上げのダンス・シューズが印象的だ。どんな表情で踊っているのだろう?「こっちを振り向いておくれ」と、僕はボトルをクルリ回してしまう。もちろん、彼女の表情をつかむことはできない。
人気ブログランキング



シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

Port Ellen 1982 24Yo / TIR NAN OG

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
ポート・エレン TNO2このウィスキーの良さは「飲み応えとバランス」だなと思う。
ポート・エレンの香りに僕は「火薬」を感じることが多い。結果として僕にはちょっとした思い込みがあって、それは、夏の夜空に浮かんだ花火の後の匂いと言っても良いかもしれない。そんな香りのイメージが沸くことがある。

思いっ切り吸い込むとむせてしまうのだが、そっとゆっくり長く大きく吸い込むと、先ほどまで舞い上がっていた花火の情景を思い出す。夏の芝生の匂い。少し涼しくなった夜風が心地良い。そんな気分になることがある。それが僕の好きなポート・エレン。だから、僕はポート・エレンの封を切る時に「火薬」の匂いがすると良いなと思う。

さて、今回のポート・エレンだが、注いだばかりのグラスに感じたのは火を付ける前の蚊取線香。金鳥のアレである。僕が期待する「火薬」の匂いに近いものがありそうな気もするが、僕が感じたのはまだ煙の出ていない蚊取線香だ。何だか草っぽい気もするが、そう言えば蚊取線香はどうして緑色なのだろう。

飲み応えとバランスがこのウィスキーの良さだと申し上げたが、口に含むと十分にそれを堪能することができる。この重たさを心地良いと感じるのは、やはり良質なポート・エレンならでは。インパクトと重たさを感じることに抵抗がなければ、アイラ嫌いな方にも(少々のチャレンジ精神は必要だが)愉しんでいただけるシングル・モルトだ。

ゆっくりと口の中で転がすと、ピーティ?スモーキー?いやいや、やはり火薬っぽい。
僕はそう思うのだが。

記憶に間違いがなければこのチール・ナン・ノクというブランドからのリリースは久し振りではないだろうか。閉鎖された蒸留所の樽から選ばれたシリーズ「チール・ナン・ノク」。年末に渾身のリリースなのだろう。久し振りに高いシングル・モルトを買わされた。

年末特別ご奉仕価格で提供。ボトルの半分売り切るまで、1杯¥3,200でお願いします。
お早目に!人気blogランキング

ポート・エレン TNO

シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

遂に開幕!

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
BLT−12やっと始まります。月曜にご案内したブラインド・テイスティング。
準備は整いました。思う存分愉しんで下さい。

今回もジェイズ・バーでご用意したのは10セット。

昨日からのスタートとなった。チャレンジしたお客さんのグラスを借りて香りを嗅いだ。香りの印象からすると、問題Aは飲んだことがある気がする。問題Dは分かった気がする。まぁ、あてにならんが。

比べて飲むという飲み方は、シングル・モルトの愉しみをより深いものにすると思う。驚くほどたくさんのことに気付く。たとえうまく説明することができなくとも、比べて飲んだものすべてに違いがあることを理解するからだ。

何が違うかは分からなくとも、違いを感じることはできる。違いがあるのなら、理解は可能なはずなのだが、それをうまく説明することができない。そんなもどかしさに一瞬戸惑うだろうが、悩むことはない。「好き嫌い」を決めれば良いのだ。違いを説明できなくとも、違いがあるなら「好き嫌い」は決められるはずだ。「好き嫌い」に正誤も是非も善悪もない。評論家でもない僕らの感想など、言いっ放しで良いではないか。

違いを感じ、感想を持つようになるとやがて気付くのだ。好きな酒には似たような感想を持つようになり、嫌いな酒には似たような感想を持つようになる。そこに気付くとシングル・モルトは愉しくなる。

無理に当てに行こうと思わなくても構わない。異なったシングル・モルトに異なった印象を持つことを感じて欲しい。僕はこの企画の意図はそこにあると思っている。

問題として提供するA,B,C,D、20mlづつ4つのシングル・モルト。
合計で¥1500。

飲みに来て下さい。
人気blogランキング

さて、本日は浦和レッズに勝っていただこう。
ジェイズ・バーも七時半開店。


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

うまいか、マズイか。(4)

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
僕らは愉しみのために飲んだらいいのだ。だから、「うまいマズイ」ではなく、「好き嫌い」を語れば良いのではないだろうか?「正義と悪」と考えるなら、正義の実現を希求する僕らは悪くもないものを悪に見立てて叩き潰そうとしてしまうだろう。もしも今後、「悪の枢軸」なるシングル・モルトが現れたなら、そんなものは放って置けば良いのだ。実は、むしろ気にしないことだ。恐らく勝手に市場から姿を消すだろう。

だから、むしろ安心でもある。悪意を持つ誰かがある特定のシングル・モルトを「悪である」と申し立てても、多くの人が「好き」だと思えばそのシングル・モルトは売れる。悲しいまま消え去ることはないだろう。僕らは愉しみのために飲んだらいい。飲酒の目的は「間違い探し」ではないだろう。僕らの言う「マズイ」に客観性などない。それは個人的な感想に過ぎない。

「正義と悪」は特定の価値判断の基準に基づいて裁定されるものだ。特定の価値判断の基準はそれこそ集団の数だけある訳だ。つまり、「アイラ党」と「スペイサイド党」の基準は違う。だから、「アイラ党の正義」と「スペイサイド党の正義」はぶつかり合う。で、僕は問い掛けたくなる訳だ。「ウィスキーが好きな両党の関係者なら、ウィスキー好きのために働いてくれんかね?」、と。

正義を実現しようとするなら、争いは絶えない。そんなことよりも、様々な人がそれぞれに感想を述べようと思ってみてはどうだろう。自らの嗜好を語れば良いのだ。自分と違う「好き嫌い」を持つ人がいることを、あなたは許せないというのだろうか?そんなに難しいことではないはずだ。自分と違う意見を持つ人に、ほんの少しの興味とリスペクトを持つことがその始まりである。

そうすれば、あなたは気付くはずだ。自分と違う「好き嫌い」を持つ相手の一貫性に気付くはずだ。ことごとく自分の「好き嫌い」と反対の意見を持つ人の「嫌い」なウィスキーは、あなたが大いに「好き」になる可能性がある。一貫してそのようなことが繰り返して起こるなら、意見の合わないその相手を、あなたは長く利用し続けることができるのだ。その人の「嫌い」なウィスキーを選んで飲めば、あなたは幸せになれるのではないだろうか。

あなたの「マズイ」は個人的な感想の域を出ない。それで何か問題だろうか?あなたが「マズイ」と思ったウィスキーは、あなたが個人的に「嫌い」なだけであって、他の人は十分に好きであるかもしれないのだ。だとしたら誰が困るというのだろう。個人的な感想の域を出ないことを前提に「好き嫌い」を語ろうではないか。だから、素直に好きと言えば良い。「正義である」、なんて言わない方が良い。

シングル・モルトは好きですか?人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

うまいか、マズイか。(3)

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
「アイラ・モルトが嫌いです」。そう言うお客さんの気持ちは理解できる。その意味として十分に伝わる。ただ、実はその言い方は正確ではない。僕の立場からすれば、すべてのアイラ・モルトが嫌いな訳ではないだろうと疑いたくはなる。考えてみていただきたいのだが、アイラ・モルトは1種類ではないからだ。すべてのアイラ・モルトを飲んだ方がそう言うのなら、もちろん理解することは可能だ。同様に「カリラは嫌いだ」。そう言うお客さんの気持ちは理解できる。そして、それも同様にカリラは1種類ではない。

アイラ・モルトだと言われて飲んだウィスキーのほとんどが嫌いだとしても、すべてのアイラ・モルトが嫌いかどうかは「まだ」分からない。もちろん、アイラ・モルトを飲んで今まであまり良い思いをしたことがなければ、アイラ・モルトに対する警戒心が強くなるであろうし、「もう飲みたくねぇな」と思っても当然だと思う。だから、必然的にそういう方はアイラ・モルトを敬遠するようになるだろう。だけど、本当にアイラ・モルトのすべてが嫌いかどうかは「まだ」分からない。

「アイラ・モルトってピートをたくさん焚いた、あの煙たいウィスキーのことですよね?」。
そう質問されて、あなたならどう答えるだろう?

その質問がアイラ・モルトの一般的な傾向を聞いているのなら、「そうですね。そういうものが多いですね」というくらいに返事はできる。だけど、「ピートをたくさん焚いたウィスキー」というのはアイラ・モルトの定義ではない。ピートをたくさん焚いたウィスキーのことを「アイラ・モルト」という訳ではないのだから。それは地域を指しているに過ぎない。同じような場所で作られたウィスキーがある程度共通の傾向を持つことは、さほど不思議なことではないだろう。だから、アイラ・モルトにはある程度共通の傾向というのはあるが、すべてのアイラ・モルトがピーティという訳ではないのだ。

ヘビー・ピートのベンリアック(スペイサイド・モルト)を飲んで、「スペイサイド・モルトなのにピーティなのはおかしい」と、あなたは言うだろうか?

まったく逆の物言いになるが、「アイラ・モルト以外は飲めないんですよ」というのも、その気持ちは理解できる。だけどやはり、先ほどの話と同様に、僕はそのような態度を少し「乱暴だな」と思ってしまう。

「アイラ・モルトこそ正義!」、「いやいや、我々はスペイサイド党である!」。そんな争いは不毛だ。大人の遊びと自覚してのことであれば理解はするが、「あなたはウィスキーが好きではないのかね?」と、僕はそう言いたくなる。

さて、そんな話のすべては「僕らはウィスキーが好きなんですよね?」ということが合意できていることが前提となる。「アイラ・モルトこそ正義!」、「いやいや、我々はスペイサイド党である!」。そう言い争う両者がいるとするなら、喧嘩を始める前にそもそもその両者が共にウィスキーが好きであることを確認して欲しいと思う。

うまい、マズイを「正義と悪」として捉えない方が良いと思う。あなたは正義を追求しているような気分になってしまうし、反対に悪を糾弾してしまいたくなる。「悪事は許さん」という気分は悪事を潰したくなるだろう。一度拳を振り上げてしまったら、振り上げられた拳は振り下ろす場所を求めてさまようことになる。あなたの正義と誰かの正義はカタチが違うことがるのだから。あなたの正義は誰かにとっての悪かもしれない。ウィスキー好き同士が戦って消耗するのも、つまらんではないか。

うまい、マズイを「好きと嫌い」として捉えたらどうだろう。あなたの「好き」は誰かの「嫌い」かもしれない。ウィスキーは嗜好品なのである。そんなことは当然なのだ。

シングル・モルトが好きなあなたに、人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

はじまりました。

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
ここにたどり着くまでに、実は様々な経緯があったのだが、そんなことはどうでも良い。今回から定数が倍になり64セットで提供されるようだ。

ジェイズ・バーで楽天のスコッチ・ショップのブラインド・テイスティングをやらせてもらうようになって、もう3年くらい経った。正直に言わせてもらおう。3年前、この企画は人気企画ではなかった。どちらかと言えば、「余ってるので引き受けてくれませんかね?」というので、「しょうがねぇな。ウチでやってやるか」、というくらいの話だったのである。

ところがどうだ。それが販売開始、即完売。というほどの人気企画になった。前回まで32セットで完売だったこの企画は今回から倍の64セットでの提供になった。

こういうのはホントに愉しい。何が嬉しいって、安い。前回までは¥1260だったが、今回から¥1575円になったが、それでも安い。4杯飲めて¥1575なら文句はないだろう。お買い得だし愉しい。侍は忍者から毎回結果を求められるが、まぁ、当らんのだな。

年の瀬にどうだろう。ブラインド・テイスティングで遊んでみてはいかがだろう。
毎度、同じことを申し上げるが、当らんでもいいんだよ。シングル・モルトを愉しむのに「比べる」とういことは大切なことだ。

何卒ご協力を、「人気ブログランキング」


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

うまいか、マズイか。(2)

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
僕は毎日店に出てバーテンダーの仕事をしている。まぁ、喧嘩腰でやって来るお客さんというのも、そうそういる訳ではないが、「参ったな」というお客さんだって来ない訳ではない。簡単に言ってしまうなら、「あなたの目的は間違い探しですか?」というような方だ。

ジェイズ・バーは街の酒場だと思っている。僕は飲み屋のオヤジを自負しているし、「酒を売っているクセに酔っ払うなというのは詐欺である」というのは持論でもある。もちろん、飲み屋というのが公共の場所で、周りの人に多大な迷惑を掛けないようにという程度の節度は保って欲しいとは思うけれど。

「酒場なのだから」ということを前提とするなら、その存在意義は「酒を飲む場所」ということであろう。だから、酒を飲まない人はあまり来ない。つまり、ほとんどのお客さんは「酒を飲むこと」を目的にやって来る。そして、できることなら「酒を愉しむ」ことを目的にして欲しいと思う。さらに、酒の種類の中でも「ウィスキーが得意」というのが僕の立場だ。中でも「シングル・モルトが好き」というお客さんが来てくれると嬉しくなってしまうのが僕だ。

もちろん、カクテルしか飲まない客は帰ってくれなんて思ったことはないし、ビール1杯で帰るなら来ない方が良いなんて思わない。来てくれて満足をしてもらうことが僕の仕事だと思っている。「酒を飲む場所」で「酒を愉し」んでくれたなら僕は嬉しく思う。

結論から言うなら、僕にはまだ未熟で足りないところがあると自覚せざるを得ないのだが、何を出しても「おいしくない」というお客さんが時々いて、僕は大変恐縮せざるを得ない。「アレは違う」「コレも違う」「ソレはとんでもない」、まぁそんな調子だ。何を出したら喜んでもらえるだろうと考えているこちらとしては完敗である。

そんなお客さんが帰った後、僕は大きな徒労感に苦しむことになる。持てるカードのすべてを使って完敗なのだから、残念だが致し方ないのだろう。こちらの店の事情もある。そうそう高額なシングル・モルトばかり仕入れられる訳でもない。オールド・ヴィンテージのレアな商品ばかり集められる訳もない。満足を届けられないことは残念で仕方ないが。

ただやはり、正直に言わせていただくなら、「あなたの目的は間違い探しですか?」とは言いたくなる。「このシングル・モルトは駄目だね」という物言いがある特定の傾向のものだけを指すなら、十分に理解は可能だが、ジェイズ・バーのシングル・モルトのすべてを「間違いである」とされるなら、こちらとしてはお手上げである。

パーフェクトでないことを指して、「僅かではあるが間違いが存在する」というなら、すべてのシングル・モルトは間違いになってしまうのではないだろうか。そもそも、究極のパーフェクトは存在するのだろうか。僕が飲んだたくさんの思い出のシングル・モルトの中でも、その中で特に「大好きだ」といえるシングル・モルトでも、それをパーフェクトと言えるようなものはないだろう。ウィスキー評論家と言われるような人たちが、自身のテイスティング・ノートで100点満点を付けるようなウィスキーが一体どれほどあるというのだろう。

だから、僕は本当は聴きたい。
「アレは違う」「コレも違う」「ソレはとんでもない」。そう言うお客さんに聴きたいのだ。「あなたはウィスキーが好きなんですよね?」、と。前提としてその部分で合意ができていないと、お客さんも愉しくないと思うのだが。

ことの発端はイチローさんのウィスキーだ。
そのことはまた来週。
シングル・モルトが好きなあなたに、人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

うまいか、マズイか。

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
昨日来たお客さんと、ちょっと面白い話ができたと思う。どういう経緯か詳しいことは省くが、その時僕らは「正義」について語り合っていた。そのお客さんは「正義は実現されるべきものである」と言い、僕は「正義っていうのはどうにも胡散臭い」、「その定義や解釈の一致しないまま正義の名の下に多くの人が集まると、正義が実現されたことによる不幸が起こるのではないか」というような話をしていたのだと思う。

正義のあり方は非常に多様だ。あちらの正義とこちらの正義はまるでカタチが違うということがある。だから、あちらとこちらは喧嘩を始めることがある。どちらもそれぞれが、「自分達が正義である」と思うのなら、両者はぶつかり合うよりほかないのだろうか。だから、「喧嘩に勝った方が正義である」というのは非常に現実的な話だが、その喧嘩で正義の質が問われた訳ではないだろう。勝った方の正義が採用されたということに過ぎない。勝てば官軍。負ければ賊軍である。とは言え、正義とは何種類もあって面倒くさいと僕は思う。

どちらもそれぞれが、「自分達が正義である」と思う両者は、結局のところ喧嘩で決着を付けねばならないのだろう。そうやって人間は前へと進んできたのだ。利害調整の最終手段として喧嘩を利用してきたのも人間だ。ただ、正義の旗を立てると、そこに人が集まってくるのは確かなようで、集まった人の数だけその集団は力をもってしまうのも確かだ。大きな力がぶつかり合えば結果としてその被害も甚大になる訳だ。

だから、僕は思うのだが、どうせなら「喧嘩で決着を付けましょう」となる前に、「一緒に幸福になれませんかね?」と問い掛けたいと思う。違いを明らかにして行く前に、「ところで僕らは、どこまで合意してたんでしたっけ?」と。できればそうありたいと、僕は思うのだ。

で、話を戻すが、そのお客さんとのテーマは「シングル・モルトの正義」に発展した。つまり、正しいシングル・モルトとは何であろうか。ということだ。

先ほどの話と同様に、シングル・モルトの正義も何種類もあるのだろう。いろんな立場、様々な見解があって、それはそれで良いのだろう。成り行きでそんな話になり、本音を言えば「嗜好品であるシングル・モルトに正義を求めても仕方ないだろう」というのが僕の気持ちだが、そんな物言いも野暮だなと、ひとまずシングル・モルトの正義について考えてみた。

結論から言えば、「愉しくてできる限り安いウィスキーが正しい」ということになった。「美味しい」を正義とするなら、「個人的な嗜好」を廻る争いが始まるだろう。「蒸留所らしさ」あるいは「ボトラーズらしさ」が現れているかどうかが正義であるとするなら、その「解釈」を廻る争いが絶えないだろう。「安さ」を正義としてしまうなら、どうだろう、僕らは好きな酒が飲めなくなるのではないだろうか?

「アイラ・モルトこそ正しい!」。「いや、スペイサイド・モルトにこそ正義はある!」。何てことになったらややこしい。いづれにしても、聞く耳を持たず、「我こそ正義」と訴え、他人の話を否定するだけになっては悲しい。もちろん、僕の申し上げた「愉しい」にも色々な解釈が存在するのだが、要は個人的な嗜好の話である。様々なところで、様々な人が、様々な個人的な感想を言い合うのも、また愉しいではないか。聞く耳さえあればシングル・モルト談義は愉しいではないか。

つまり、違いを明らかにするより、「ところで僕らは、どこまで合意してたんでしたっけ?」ということだ。

僕らはウィスキーが好きなんですよね?
賛成票求む。人気ブログランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

大して飲んではいないのだが

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
大して飲んではいないのだが、今日は何だか帰りが遅くなった。
4時半過ぎに2名来店。近所の飲食店に勤める若者2人。「今日はご報告があってやって参りました」と、何だか随分と仰々しい。「それはさて置き、何を飲むかね?」と尋ねる。「それではビールで」。

ビールを飲み始め雑談をする彼らに「どうした?」と水を向ける。「いや、実は……。忘年会のご案内に来ました」と。そう、もうそんな季節なのだ。毎年のことだ。池袋西口界隈の同業者が、昨年は5,60人ほども集まっただろうか。

「今年は僕が幹事を務めます」と1人の若者は胸を張って言った。良いことだ。「蓮村さんにも来て頂ければと思います」。喜んで行こう。「今年はお前の仕切りか?」。「ハイ」。「たくさん集まるといいな」。「集めます」。誇らしい素敵な笑顔だ。お前がまだ小僧だった頃、お前の顔にはそんな凛々しさはなかった。少しは立派になったのだろう。

お前も少しは名の知れるような存在になったようだ。評判も聞くようになった。良いことも、悪いことも。もちろん、それは悪いことではない。忘れられた訳ではないということだ。そして、隣のもう1人の若者。知った顔だが名前を失念した。「お前は誰だ?」。彼は店の名と自分の名を言った。そして、「○○の下で働いてます」。「おぉ、そうか。思い出した。○○は元気か?」。「ハイ。元気ですが、蓮村さんいは会いたくないそうです」。相変わらず失礼なヤツだ。まぁ、人のことは言えない。

彼らはビールのおかわりを続け、近況の報告とバカ話に花が咲いた。ほどなく携帯電話が鳴り、「すいません。あと、二人来ます」。5時半を過ぎていた。「この店って何時まででしたっけ?」。「5時までだ」。「ホントっすか?じゃ、帰りますよ」。嘘を言ってはいけない。帰らんだろうが。

「お久し振りです」と「初めまして」。2名の同僚が合流。「僕らもビールを」。

20代中盤から後半の若者4名。飲んでするのは仕事の話と恋愛の話。誰だってそんなものだろう。「今の仕事は…」、「前の仕事は…」、「あいつのやり方は…」、「オレのやり方は…」。「今の女は…」、「前の女は…」。しかし、お前のやり方に興味はない。お前が女と何をしようが知ったことではないのだ。

お前らの話は尽きないだろう。酒を飲み、語らい、笑い声を上げる。愉しそうで何より。
とは言え、もう7時を過ぎた。ボチボチ絞めくくろうか。


お前ら良く聴け。
正解は選ぶものではない。作るものなのだ。
それは、仕事も女も同様だ。

選択を繰り返せばやがて正解に当るのだろうか?
それよりも、選択したものを正解に作り上げれば良いのだ。
仕事も女も一緒だ。

お前が選んだものに「何かが足りない」と思うのなら、
お前が選んだものに「何かを足せば良い」のだ。
「足りない何か」を探しに行くよりも、その方が良い。
探しに行くなら、また、イチからやり直しだ。
選んだものを正解にすれば良い。
仕事も女も一緒だ。

お前が選んだものに、何が足りないのだ?
「足りないもの」を理解し、
「足そう」と努力をし、
それでも報われないと思ったなら、
初めて選んだものをあきらめ、新たな物を探しに行けば良い。

ミッシェル・クーブレイも言っているのだ。
好きなものを探しに行くよりも、見つけたものを好きになりなさい。と。


さて、話は終わった。
金を払って帰りなさい。
「人気ブログランキング」

ミッシェル・クーブレイ




シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

Ichiro’s Malt CARD SEVEN of HEARTS

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
イチロー H−7ちょっとくどいかね?
何だか最近、イチローさんの話ばかりしている気がする。

本来ならお客さんのキープ・ボトルのために用意したハートの7であったが、何だか欲しくなさそうなご様子だったので、他のボトルにしていただいた。もちろん、だから余ったという訳ではない。余った訳ではないが、皆様に向けてニュー・リリースである。

とても色っぽくて美しいその姿と同じように、ほど良くゴージャスなウィスキー。納得のシェリー。年の瀬にちょうど良い、寒い日に心温まるシングル・モルト。

羽生蒸留所、1990年蒸留、2007年瓶詰、アルコール度数54%。ボトリング総数636本。
1杯¥1,600でお願いします。

順位をご確認下さい。「人気ブログランキング」
イチロー H−7(2)


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ

イチローさんの新設蒸留所続報

ブログネタ
シングル・モルト に参加中!
ギンコー2懇意にしている酒屋さんが、先日イチローさんの新たな蒸留所に見学に行ってきたらしい。前日にジェイズ・バーに顔を出して散々自慢をされたのだが、非常に口惜しい。「一緒に行きましょうよ」なんて言いやがって、行けねぇっつうの。

まぁ、その時のことがこちらのレポートに詳しく書いてあるので、ヒマな方は見てもらいたい。くれぐれもヒマな方だけで良い。見てると口惜しくなるからね。

何と言っても、今回のレポートのキモはウォッシュ・バック(発酵槽)。選んだ材質が何とジャパニーズ・オークのミズナラである。ミズナラと言ったらアレですな。クラブの2です。写真で見たところ、当たり前だがまっさらの新品。新しい木の香りが心地良かったらしい。

ポット・スティルはスコットランドの最大手フォーサイス社製。そう言えば、イチローさんがジェイズ・バーでフォーサイス社を訪れた時のことを話してくれたのは、もう1年以上も前の話だったろうか?あの時、イチローさんの目が輝いていたのを思い出す。かなり上機嫌で、まぁ、ここでは書けないようなことを随分と教えていただいた。もちろん、誰にもしゃべりません。墓場まで持って行きます。

税務関係の検査後、許可が下りれば操業開始のようだ。イチローさんのことだ。すぐにでも始めたいことだろう。操業年の2007年は実質1ヶ月もないのだ。作れるだけ、作るだろう。以前、ジェイズ・バーに来店した際、「2010年に最初のウィスキーを出したい」と言っていたイチローさんだ。3年後、間に合うのだろうか?2010年の大晦日に飲めたら、気持ち良く年を越せるだろうけど。

さて、ジェイズ・バーのギンコーである。2週間で4本を売り切った。本日5本目の封を切ることだろう。

1本目は¥700。2本目からは通常料金に値上げと申し上げたが、¥800で売った。3本目を¥900で売って、4本目から¥1,000にしようと思っていたのだが価格据え置き。今後も据え置きで行きます。日本で一番ギンコーを売った男と言われたい。

こちらでも売っている。
多分、一番安い(かな)。

お願いします。人気blogランキング


シングル・モルト - livedoor Blog 共通テーマ
ツイッター
Counter
UL5キャッシング
QRコード
QRコード
Archives
  • ライブドアブログ