モルト侍

池袋のショット・バー、ジェイズバーのバーテンダーが、大好きなシングル・モルトを斬る。

2008年07月

Springbank Vintage 1997 Batch2

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バンク97-08-1さて、この絵柄に見覚えのある方もいるだろう。昨年の秋にリリースされたスプリングバンクの1997ヴィンテージである。その時には「リーズナブルである」と申し上げた。確かに妥当なシングル・モルトであった。熟成10年、加水なし。ちょうど良い、適切なシングル・モルトであった。

さてさて、今回は昨年秋の在庫処分という訳ではない。何せ「Batch2」、つまり、第二弾なのである。前回同様リチャーしたオロロソ・シェリー樽での熟成であるのだが、さらにまた樽の内側を焦が(チャー)し直して熟成しているという。で、その分「プラス1年」なのだ。

バンク97-08-1-2「プラス1年」にもかかわらず、価格据置きとのことで、その辺りは十分にリーズナブルなのであるが、さてさてさて、中身はどうかね?話は変わるが、ここのところのウィスキーの高騰ぶりにはウンザリの侍であるが、まぁ、そんなことも言ってられない。

見た目はほとんど変わらない様子だが、ラベル中央の「S」の文字の色が少しばかり濃くなったようだ。中身もその分濃くなっているだろうか。そして、首のところに貼られた「Batch2」のラベル。実は結構このラベルのデザインは好きだ。オフィシャルもののスプリングバンクはボトルの形が独特で、それぞれに存在感があるが、この表情は悪くない。

インポーターの資料を読むと、「バッチ1と比較するとより深い味わいとなっています」とのことなのだが、正直に申し上げよう。「まだ硬い」。

もちろん、その硬さは決してすべての人にとってネガティブなものではない。それをまさに「飲み応え」と感じる人も多くいるだろう。実は昨日抜栓したばかりなので、仕方のない側面もある。ただ、現状では「柔らかさに欠ける」と侍は個人的に思う。もちろん、その「柔らかさに欠ける」状態は、「凝縮感がある」と表現することが可能だ。

スプリングバンクに柔らかさを求める方は、しばらく待ってから(2週間〜1ヶ月くらいかな)飲んだ方が良いかもしれない。「ギュッと締まった感じ」をお望みの方は早目に飲んだ方が良い。時間が経てば、より複雑に、深い味わいを持つようになるだろう。

ちなみに昨年秋の第一弾は55.2%、今年の第二段は54.9%。ちょっと下がったね。
気になるお値段は、¥1,400でございます。
もちろん、抜栓したてともうすぐなくなるって時に両方とも飲んでもらいたいけどね。

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バンク97-08-3

問題◆\飢鮗堡表

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問題2問題も好評継続中であるが、前回の問題△療え合わせと正解者を発表したい。

今回は1杯のシングル・モルトを皆様に飲んでいただいた。選択肢の中から自分が何を飲んだのかを当てていただこうというのが企画の趣旨である。解答者の皆様に飲んでいただいたの(つまり正解)は、選択肢Aのディスティラリー・コレクションのカリラ。

選択肢はA〜Fまでの6つ。
A)ディスティラリー・コレクション カリラ 1990年蒸留 15年熟成
B)イチローズ・モルト ハートのクイーン 1985年蒸留 22年熟成
C)ブラッカダー・ロウカスク グレンダラン 1993年 12年熟成
D)ジャンボワイエ カリラ 1995年蒸留 15年熟成
E)ダンカン・テイラー ダラス・デュ 1981年蒸留 26年熟成
F)ザ・ウィスキー・ソサエティ クライネリッシュ 1992年蒸留 15年熟成

正解はA)であった。

さて、過去のブラインド・テイスティングにおいて、侍は忍者に散々な目に遭わされて来た。イヂワルな忍者に辛酸をなめさせられて来たのである。そのような辛い思いを皆様にはしていただくまいと、そう考えて侍は問題を作るのである。よろしいか皆様。侍はイジワルな忍者と違って「優しい」のである。

問題にチャレンジした方のほとんどが、第一印象で「カリラかな?」と言った今回の問題△任△襦なのに何故、皆様間違われるのか?よろしいか皆様。侍は忍者と違い「優しい」のである。

直感的に「カリラ」と思ったなら答えはA)かD)しかない。飲み応えを考えてC)と解答した方も多かったが、その気持ちは分からなくない。その旨味のあり方からF)と間違ってしまった方の気持ちも分かる。

前回の問題は「直観が舞い降りて正解を掴む」というタイプの問題ではなかったと思う。解答の選択肢がすべてスプリングバンクであることを考えればなおさら。「ズバリ!これ!」という閃きは生まれ難い。しかし、妥当に推論を重ねて行けば、正解にたどり着き易い問題だったと思う。今回の問題は閃きを大切にして欲しかった。

さて、それでは「カリラ」と閃いた後、もうひとつ重大な決断を迫られるのが今回の問題であった。何しろ、カリラはA)とD)のふたつ。A)がディスティラリー・コレクション。D)がジャンボワイエ。このふたつのうち、どちらにするのか?で迷った方も多いと思うが、簡単に言ってしまおう。ディスティラリー・コレクションの方が「上質」なのである。「エレガント」で「トレビアーン」なのである。「荒削りでない」と感じたなら、A)なのである。

じっとりとした旨味。それがディスティラリー・コレクションの特徴であった。正直なところ、F)のクライネリッシュと間違える方も多いかと思ったが、意外にもF)を選んだ方は1名。

今回の受験者は合計17名。
そのうち、A)かD)と解答した方は8名。
正解であるA)と答えた方は4名。
正解者は、
敦さま (問題,眄飢鬚靴討ります。問題にもチャレンジして下さい)
竹中和宏様
風穴 周様
押売り屋 (コイツも凄い!問題も正解したぞ)

問題まだまだ継続中!

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思うこと(6)

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感じるとは心が動くこと、あるいは、心の中にある種の気持ちが生まれること。だから、本当のことを言えば、誰だって「感じること」はできるのだと思う。「感じる身体」を手に入れることは誰にでも可能なことなのだと思う。確かに、僕の店には「ウィスキーを飲んでみたい」と思う人が多く来るのだろうから、そういう人しかウィスキーをオーダーすることはないのだろうけど。

だけど、その事実はウィスキーに思いを寄せるからこそ、ウィスキーを感じることができるということでもある。感じたいと思えば感じるのだろうし、やはり、「何を飲んでも一緒」と思い込んでいれば「感じること」は難しいのだと思う。だけど、人は誰でもポテンシャルとして、ウィスキーを「感じる身体」を持っていると僕は思っている。

だって、僕はいつでもそれを感じているから。違う銘柄のウィスキーを飲んでもらえば、ほとんどの人は「違う味わいがある」と言ってくれるから。

人は不思議だなと思っていた。今では、それが普通なんだろうなとは思うけど。

人は本当に「思うこと」を語らない生き物だ。「思うこと」を語らないだけでなく、「思ってもいないこと」を語ってしまう生き物だ。好きな人を「嫌い」と言ってしまったり、好きな人に「好き」と言えなかったり。「ごめんなさい」が言えないくせに、「ありがとう」と言って欲しかったり。メールの返信は欲しいくせに、自分は返事を書かなかったり。人は自分勝手で、だけど、それが普通なんだろう。

人は思ったことをなかなか言わない。
お互いを思う気持ちがあるなら、その思いを伝えれば良いのに。
僕は毎日伝えて行こうと思う。

切なさを受け止めて生きるものなのだな。
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ボトル

思うこと(5)

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ウィスキーを優しく扱って欲しい。
それは僕の切実な願いだ。乱暴ではなく丁寧に。そして、勝手ではなく素直にウィスキーを語って欲しい。あなたがウィスキーを丁寧に扱い、素直に語れるようになったなら、愉しみを共有したいと思う人があなたの周りに集まるだろう。その状態はきっとあなたを幸せにするだろうと僕は思っている。

「ウィスキーが分からない」というのは切実な悩みかもしれない。だけど、それは乱暴ではなく丁寧な態度だ。本当のことを言えば、僕だって未だに分からないことばかりだけれど、そんな時はウィスキーを一杯飲めば良い。目の前の一杯を丁寧に扱い、素直にそれを語ろうと思うなら、非常に個人的なものではあるが「感想」は生まれる。ウィスキーを愉しむのに、それ以上大切なものがあるだろうか?

ウィスキーを飲み始めた時に「ウィスキーが分からない」というのは、むしろ、当たり前のことだと思う。ジェイズ・バーにはそんなお客さんがたくさん来るけれど、「分からない」のは当たり前だ。確かに、初めてウィスキーを飲む人でも、スタンダード18のうちの2,3銘柄なら「知っている」という程度のことは一般的ではあるけれど。

「分からない」なら、あなたはその次にどうするだろう?
「分かりたい」と思うだろうか?
それとも、「何を飲んでも一緒」と思うだろうか?

「何を飲んでも一緒」と思うなら、ウィスキーなら何でも良いだろう。むしろ、ウィスキーである必要すらないかもしれない。飲酒の目的は「酩酊」以外の何ものでもなくなる。身体に合う酒の中から、一番安いものを飲めば良い。もちろん、その瞬間から、ウィスキーを愉しむことは不可能になる。ただ、あなたがウィスキーの中で自分の身体に「合うもの」、「合わないもの」があるというのなら、あなたはウィスキーが「分かっている」ことになると思うのだが。

確かにあなたはウィスキーのすべてを「分かっている」訳ではないと思う。だけど、ウィスキーが違うことを「分かっている」。好きなものがあり、嫌いなものがあり、自分の身体に合うと思うものがあり、合わないと思うものがある。つまり、違うものを飲めば、違うように「感じること」を「分かっている」。だとするなら、「何を飲んでも一緒」ではないはずだ。

ウィスキーのすべてを「分かっている」人はいるのだろうか?
ウィスキーが「何を飲んでも一緒」ではないことは、誰にでも分かることだけれど。

週末は順位が下がるね。
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3代目DCブラックラ

ズバリ!どれでしょう? 問題

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ズバリ!3問題:
ジェイズ・バーで提供される、次の一杯のシングル・モルトを飲みなさい。
ゆっくり味わった後、あなたの飲んだシングル・モルトが、選択肢A〜Fのうちどれであるかを答えなさい。

今回は意外に難しいかもしれない。
蒸留所で考えるなら、ボウモアかグレンドロナックかグレン・エルギン。その3つのうちのどれか。あなたなら、どこかの蒸留所は違うと思われるだろうか?それとも、この蒸留所に違いないと思われるだろうか?

同じ蒸留所に対して、違う瓶詰業者のボトリング。選ばれた瓶詰業者のブランドは、「ハート・ブラザーズ・リミテッド」、「クーパーズ・チョイス」、「ウィスキー・ガロア」、「ケルティック・クロス」。

そして、そのすべてはアルコール度数46%。どのブランドも「加水の妙」を体現するボトリングだ。

ところが何とこの価格、
受験料、¥600。
例え、正解がどの選択肢であっても、安い!
しかも、合格者はスタンダード18から2杯、タダで飲めます。

安い!
お買得!
しかも合格者にご褒美!
売切れ必須!
早い者勝ち!
金曜日!
給料日?

くどい!侍。

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思うこと(4)

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あなたが目の前で一杯のシングル・モルトを飲んでいれば、僕はいつだってその感想が気になる。僕はあなたに問い掛けるだろう。「どんな風に感じましたか?」、と。あなたは面倒臭いと思うだろうか?

あなたに面倒だと思われたなら、僕は少し悲しくなるだろう。あなたに最適の「次の一杯」を飲んでもらおうと、僕は願って止まないから。そのために、目の前の一杯をあなたがどう感じているのかを知ることが、僕には必要だと思っているから。

もしもあなたが、「オーダーした通りの酒を出してくれれば良い。それ以上のことは迷惑だ」と言うのなら、もちろん僕は黙って働く。だけど、もしもあなたが、シングル・モルトのことを「思うこと」を、少しばかり請け負っても構わないと言うのなら、今までのものより以上に「おいしい」と思うシングル・モルトに巡り会う可能性は高くなる。

僕のいくつかの問い掛けに答えてくれるだけで結構だ。確かに、突然「感想」を聞かれても、あなたは困るのかもしれない。シングル・モルトを「感じる身体」を持っているあなたでも、感じているが言葉にならないということはある。さて、そんな時は自分にこう問い掛けて欲しい。自分に向けて「思うこと」が大切だ。

イメージが浮かんでいるだろうか?

ぼんやりとしたカタチでも構わない。イメージを持っているのなら、それはやがて、言葉になるだろう。自分が感じたことを言葉にして伝える。それが「感想」である。それがなかなか言葉にならない。というのなら、あなたは優しい人なのかもしれない。言葉が誰かを傷付けてしまう可能性があることを憂慮しているのかもしれない。

僕は以前、「酔っ払いに見習え」と言ったことがある。あなたが乱暴に開き直るのではなく、素直に丁寧でありたいと思うのなら、正直に伝えて欲しい。僕の目の前で、あなたの感想は誰かを傷付けることはないだろう。目の前のウィスキーをひと口飲んだら良いかもしれない。あなたはその分、ほんの少し酔っ払いに近付くだろう。

できるだけ丁寧であろうと心掛けるなら、あなたは乱暴にならず、素直に言葉が出るかもしれない。

僕はあなたに感想を求めている。解答を求めている訳ではない。個人の感想に正しい答えなどないのだから。正確である必要もない。僕らはウィスキー評論家ではないのだから。

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イチローS−8 H−5(1)

思うこと(3)

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あなたがウィスキーを飲んで感想が思い浮かぶのなら、あなたは「感じる身体」を持っていると言える。「感じる身体」を持っているのなら、あなたはウィスキーを愉しみ易くなるだろう。心の向くままたくさんのウィスキーを試してみれば良い。あなたは様々なことに気付き、あなたの視野は拡がり、好きなもの嫌いなもに対する理解を深め、その愉しみを膨らませて行くことだろう。その後、用心をしなければならないのは、あなたの財布と肝臓のキャパシティだけである。

何となく感じているようだが、それが言葉にならない。誰にでも、そんなことはある。そんな時は「思うこと」の出番である。「感じること」はできていても「感想」と言われると、なかなか難しいことはあるのだ。

時に言葉は残酷だ。言葉はその状態をそのままに、そのもの自身を切り刻み、切り取ってしまうことがあるから。「あなたはバカです?」と言われれば、誰だって快くは思わない。大きく不愉快を顔に表し、お怒りになる方も多いだろう。さて、それでは、あなたの中に「バカな部分」はないだろうか?そう問われたらどうだろう。愚かな側面を持たない人などいるまい。

ならば、その問い掛けに「ハイ」と答えざるを得ないのが、そもそも人なのである。ただ、「あなたはバカです?」と言われたなら、怒っても当然なのも人である。若い頃の侍は「あなたってサイテー!」と良く言われたものだ。今となれば、彼女たちの言い草が至極真っ当であったことを認めざるを得ないが、当然その頃は大きく傷付いていたのである。

ことほど左様に、言葉とは乱暴なところがある。しかし、複雑な事態を単純にはしてくれることがある。ところがもちろん、単純になったからといって、簡単にはならない。しかし、複雑なものを単純にすることで、解決の糸口を見つけることは可能になるかもしれない。言葉を使う前に、「単純だけど簡単ではない」という項目にチェックを入れて、「次へ」のボタンをクリックすべきだと、僕はいつも考えている。

さて、感じているが言葉にならない時。あなたには何かのイメージが湧いているだろうか?湧いていても、湧いていなくても、そんな時は「思うこと」の出番なのである。

やっぱり落ちたね(笑)。
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リンクウッド EM

思うこと(2)

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「感じる身体」を手に入れたなら、感じたことを材料にシングル・モルトに思いを寄せてみて欲しい。「感じること」の次に「思うこと」はシングル・モルトをより愉しくするだろう。

人は思いを伝えたい生き物だ。同じものを誰かと一緒に、同じように愉しみたいと思っている。確かに、同じものを好きな人とは共感が生まれ易い。だから、人は同好の士を集める。人は共感を求める生き物だ。

「感じる身体」を持っているあなたは、ウィスキーを「感じること」ができる。だからあなたには、ウィスキーを飲むと「感想」が生まれる。それはひとつのイメージだ。感じて想うこと、それが感想だ。あなたの感想を誰かに伝えてみたいと思って欲しい。あなたの大切な人とあなたが、好きなウィスキーを同じように愉しむことができたなら、あなたは愉しくならないだろうか。

「思うこと」を表現しようと試みると、それは言葉になる。イメージを言葉にする。それが、感想だ。言葉になったイメージは、イメージのままであるより人に伝わり易い。僕は言葉の普遍性を信じたい。不変ではないかもしれない。不偏でもないかもしれない。だけど、僕は言葉の普遍性を信じている。そう、やがてウィスキーは僕らの言葉になるだろう。

マッカランのような男だな、とか。
ハートのクイーンのような女の子だな、とか。
だけど、本当はハートの7に似たものも持っているのだな、とか。
僕は時々そんなことを思う。

人を見てイメージが湧き、そのイメージがウィスキーに繋がる。

感じて想いが浮かぶこと、それが「感想」である。
思いを寄せて考えること、それは「思考」である。
感想と思考は「おもうこと」で結ばれる。

まだ一位だと嬉しい。
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イチロー H−7

感謝

皆様には侍のご要望に応えていただいたようだ。
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現在一位である。皆様にクリックしていただいたおかげです。
心より、ありがとうございます。
本当につくづく嬉しく思います。

「ブラインド・テイスティング」、好評継続中。
何と問題1,2、ふたつとも正解した方1名。

実は「長熟フェア」も密かに継続中。
長熟フェア、最後の3本。お見逃しなく。

さて、少々くどいかもしれないが、「ザ・ウィスキー・ワールド」7月号(VOL.17)、絶賛発売中である。是非とも、男前の侍を見ていただきたい。
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TWW17-3

巻頭である。

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土曜日にも拘らず記事を書かせていただこうと思うので、皆様にはお願いしたい。
「人気ブログランキング」である。

TWW17ザ・ウィスキー・ワールドというウィスキー専門誌がある。隔月に一度発売される。本日発売の今月号にモルト侍が登場である。しかも巻頭である。池袋エリア・バー特集の一番最初がジェイズ・バー。

取材に来ていただいたのが、ちょうどひと月ほど前。時間をオーバーして侍は良く喋った。喋ったことのすべては、当然記事になっていないが、編集の方には丁寧にまとめて良い記事にしていただいたようだ。心より感謝。

記事の中にもあるのだが、先日お知らせした「イチローズ・モルト15年」は9月20日まで¥1000にてご提供。もちろん、ブラインド・テイスティングも好評に付き継続中。

3連休につき、皆様のご協力を!「人気ブログランキング」
TWW17-2

Bowmore 1996 10YO 46% /ハート・ブラザーズ・リミテッド

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HBL ボウモアボトルのデザインも変わって、ちょっとスッキリした印象のボウモア。ハート・ブラザーズ・リミテッド社からのリリース。

これはなかなか。試飲してからの仕入となったが、感想が言葉になる前に「買った!」と言ってしまった。まぁ、あまり高額なシングル・モルトではないし。

1998年2月蒸留、2008年2月瓶詰。熟成はちょうど10年。アルコール度数は46%であるが、実はこのシングル・モルトはこの度数がミソだと、個人的には思っている。温くなく、厳し過ぎず、ちょうど良いカンジ。なのだ。

一口飲んで、「何かに似ている」と思ったのだが、実はそれが何なのか、その瞬間には分からなかった。ボウモアらしいボウモアと言えば間違いないのだが、どうも、そう言い切ってしまうのもしっくり来ない。全体的な特徴が(例えばオフィシャル12年の)ボウモアに比べ1.5ランクくらい格上な印象だ。簡単に言えば、すべてにおいてしっかりと濃い目なボウモアなのである。

素直に言おう。実は侍は、このしっかり濃い目なボウモアの「お買い得感」が好きだ。

麦の甘味もちょっぴり濃い。ピートのニュアンスもちょっぴり濃い。ダシの旨味もちょっぴり濃い。46%に加水してあるが、総合的にしっかり濃い目。侍はそのように感じた。あえて言うなら、その代わりボウモアの「潮風」が薄い。若い麦の香りに満ちている。それは森林浴のようであり、ヒノキの風呂のようでもある。

面倒臭いことを言うが、「湾岸沿いのアウトレット・モールの家具屋の匂い」。
そんな感じだ。

さて、話を戻そう。
一口飲んで、「何かに似ている」と思った侍であるが、なかなか思い出せなかった。随分迷走したが、答えは出た。わりと身近なところにあって以外に拍子抜けな侍であった。

なかなか思い出せないと、いろんなことを思ってしまう。食べ物の香りや昔の飲み物の香りとか、人の香水の香りや口紅の匂い(味?)とか、ある特定の場所を思い出そうとしてみたり、子供の頃の記憶の中をさまよったり。ハタと思い至って、なるほどと頷いた。きっかけは店内の在庫置き場に残っていた空き箱のおかげ。

キルホーマンのニュー・スピリッツ。最初の印象がコイツに似ていた。もちろん、このボウモアの方がポテンシャルは高いので、ゆっくりと複雑に変化するのだが。

お買い得感が素敵なボウモア。若いのにしっかりしている。えなりかずき的だな。
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HBL ボウモア-2

思うこと

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ウィスキーを愉しむにはコツがある。
まず、最初に感じることだ。
ウィスキーを感じるにはコツがある。
ゆっくり、少しづつ飲むこと。そして、香りを嗅ぐこと。
そして、あなたが変わること。
ウィスキーを受け止めたいとあなたが願うこと。
あなたの願いが叶う頃、あなたはウィスキーを好きになっている。

感じるとは心が動くこと、あるいは、心の中にある種の気持ちが生まれること。僕はそれを言葉にして欲しいと思っている。それが感想である。その繰り返しは、あなたを最適な「次の一杯」へと誘うだろう。「感じる身体」を手に入れたあなたは、言葉で他の誰かと繋がるようになるだろう。同じシングル・モルトを他の誰かと愉しめるようになるだろう。

人は共感を求める生き物だ。他者からの承認なくして、人は生きられない。「私を認めろ!」と叫ぶのが人であり、だから、そのために何かをシデカシテしまうのも人である。だから、同じものを同じように愉しめる人が存在することを確かめられた時、僕らは落ち着いて優しい気持ちになれる。そう、ウィスキーは僕らの言葉だ。それは、僕らの共通言語である。

僕はウィスキーを言葉にしたい。
一杯のウィスキーを飲んで、君のこんなところが好きだよと、言ってあげたい。

他者からの承認を求めるのが人だ。だから、人は「私を認めろ!」という思いを切実に抱え込んでしまうことがある。だけど、僕は時々悲しい気持ちになる。「私を認めろ!」という思いは、「あなたは間違っている」という言葉になって表れることがある。

確かに、誰かの失点は相対的にあなたの得点になるのかもしれない。だけど、それはあなたが「+1」を獲得したのではなく、相手が「−1」を失っただけだ。得失点差で表すなら、確かに「+1」だけど、あなたの得点は「0」のまま。相手が「−1」になっただけ。

僕は思う。
あなたが得点を重ねれば良いのに、と。
どうして誰かの失点を望むのだろう、と。

それは、削り合いのゲームだ。「私を認めろ!」という思いは、「お前を認めない!」に変換され発射される。その弾に当った相手は倒れる。でもそれは、あなたが得点をしたのではない。相手に失点を与えただけだ。削り合いのゲームは誰をも豊かにしない。増えることも、膨らむこともない。

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イチロー C-2

感じること(11)

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感想というのは、あなた自身にとってどうだったのか?ということである。だから、あなたの感想は隣の人と一致しない可能性がある。それは不思議なことだろうか?ただ、とてもたくさんの人たちに、毎日ウィスキーを飲んでもらっている僕の立場からすれば、グレンフィディックを「飲み難い」とする人は、確かに一般的ではない。

だけど、もしもあなたが、グレンフィディックを「飲み難い」感じたとしたらなら、実はむしろ僕にとってはありがたい。あなたがグレンフィディックを「飲み難い」と感じたことが、大きな手がかりになるから。カリラを飲ませたら、あなたは「飲み難いけど、何故か旨い」と言うかもしれない。(ウィスキーではないけれど)ウォッカを飲ませたら、「飲み易いけど、面白くない」と答えるかもしれない。あなたの感想から、僕はいつだってそんなことを考えている。

感想に正誤はない。感想というのは、あなた自身にとってどうだったのか?ということである。だから、あなたには感じたことを素直に口にして欲しい。グレンフィディックを「飲み易い」と感じることは一般的なだけである。あなたは一般的ではない可能性がある。グレンフィディックを「飲み難い」と感じることは不正解ではない。ただ、あなたが感じてもいないことを感想として口にする方がよほど間違いである。正解と一般的であることは一緒ではない。

だけど、あなたが他のシングル・モルトを知らないだけなら、あなたはやがてグレンフィディックを「飲み易い」と感じるかもしれない。かつて、グレンフィディックを「飲み難い」と感じたあなたでも、それより以上に「飲み難い」ものがたくさんあったなら、相対的にグレンフィディックは「飲み易く」なっているはずだ。

そして、あなたはやがて変わるかもしれない。かつて「飲み難い」と感じていたものが「飲み応え」に変わるかもしれない。変わらずに「飲み難い」だけなら、あなたはそのうちシングル・モルトが嫌いになるかもしれない。ウィスキーを飲むことは、何かの修行ではないのだから。飲み続けて修行が終わったところで悟りを啓ける訳ではない。酩酊するだけだろう。

ウィスキーを愉しむコツは感じることである。ウィスキーを知っている必要はない。感じることができれば、あなたはウィスキーを愉しむことができる。あなたが「感じる身体」を持っているかどうか?それを確かめる方法がある。それは、ウィスキーを飲んで、あなたに感想が生まれるかどうか。もしも、あなたに感想が生まれたなら、あなたは「感じる身体」を持っていることになる。ウィスキーを愉しむ準備は出来上がっている。感じたことを口にすれば良い。周りの誰かが、あなたに示唆を与えてくれるだろう。

もしも、誰もいないというのなら、僕のところへ来て欲しい。
僕があなたを案内しようと思う。
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イチロー D-K

他愛もないこと

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本日は最初に皆様にお願いがある。
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である。
10位より下には落ちたくないのだ。
ポチリとひとつ、お願いできないだろうか?
最近、老眼で困っているというメタボのオッサンのおかげで侍も順位をひとつ落としている。一時期引っ込んでいた北海道のオッサンだが出て来た途端に一気に行きやがったな。まぁ、思っても瑣末なことか。

東京は暑い。もうすぐ梅雨が明けるのだろうか。実はエアコンに弱い。暑いと眠れないのでエアコンを付けっ放しで寝るのだが、起きるとつらい。つらいけどエアコンがないと眠れない。時々エアコンを付けないで寝るけれど、眠りが浅い。汗だくで寝ている。でも、なんだか汗をかいてスッキリしたりしている。だけど、睡眠不足だったり。良く分からない。瑣末なことだな。

暑いけど、どういう訳かウィスキーがうまい。ちょっとだけ飲んで寝る。口の中で広がり、喉をするりと通って、胃に落ちる。腹に僅かに灯が点る。心地良い。口の中に香りが残り鼻に抜ける。夏のウィスキーをこんなにもいとおしく思ったことがあっただろうか。ウィスキーは記憶の欠片を呼び寄せる。腹に灯が点り、その熱さが醒めぬうち、思い出の中をさまよう。眼を閉じて、愉しいことも悲しいことも、浮かんで消える。消えてしまえば、みな一緒。瑣末なことだな。

最近は、どういう訳かシンディ・ローパーなんか良く聴いている。唄の上手な人だ。
瑣末なことかな。

近所のファミリー・マートが閉店する。これは結構一大事だな。
毎日ウーロン茶を買っていたから。
人の良い店長だったな。ウーロン茶が売切れになりそうになると、最後の1本を緑茶の一番後ろに1本隠しておいてくれた。侍が店に入ると眼で合図をしてくれた。一万円で買い物をすると、お釣りの千円札に綺麗な札を選んでくれた。今度は世田谷の方の店に転勤するそうだ。お元気で。

最近は毎日のように焼肉屋が来る。これは大切な友人だな。
他愛もない話をして帰る。
偶然と偶然の積み重なりは人生を必然に変えるなぁと、今日もそんなことを話した。

人の出会いは偶然に支配されている。僕らはちょっとしたことで出会っていなかった可能性がある。焼肉屋が焼肉屋をやっていなかったら。僕がバーをやっていなかったら。焼肉屋は池袋でなくても良かったかもしれない。僕が池袋でなければ。僕はバーでなくても良かったのだろうか。どうして池袋なのだろう。瑣末なことだろうか?

違う場所で、違うことでも良かったのだろうか?だけど、そうしたら、僕は焼肉屋と出会うことはなかっただろう。僕は人生を流されて生きて来たかもしれない。いや、自分で決断したこともあっただろう。だけど、ちょっとでも何かが違ったら、まったく違う人生であったことを否定できない。ちょっとした違いが積み重なって、今の人生なのだろうか。

可能性としての違う人生。あり得ない話ではない。でも、そこに焼肉屋はいただろうか。今日も当たり前のように、いつものように、昨日の続きのように、焼肉屋と話を続ける。他愛もない話をして帰る。偶然と偶然の積み重なりは結果として、僕らの他愛もない話を必然にしている。

瑣末なことを粗末にできない。
だけど、すべてを抱え込むことは僕を苦しめるだろう。
大切なものは何だろう?
他愛もないことが大切であることは、十分にあるのだ。

藪を睨む。
今年の後半、その言葉を心に刻もう。

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本当の色は虹のように美しい。
グレン・ダグラス下

感じること(10)

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ちょっと間が空いたが前回の続きです。
もしもあなたが、ウィスキーのことを少々面倒臭く思っているなら、あなたはほんの少し酔っ払いに見習ってみたら良いかもしれない。周りの人に迷惑を掛けない限り、僕らは最大限の快楽を追及して良いはずだ。僕はあなたにウィスキーを愉しんで欲しい。ウィスキーを愉しむのにウィスキーを知っている必要はない。「感じる身体」を持っていれば十分だ。

あなたは分からないかもしれない。自分が「感じる身体」を持っているのかどうか?あなたは分からないかもしれない。でも、それを確認する方法がある。ウィスキーを飲んで、あなたには感想が生まれるだろうか?もしも、あなたに感想が生まれたなら、ひとまずあなたは「感じる身体」を持っているということになる。

例えば、グレンフィディックを飲んであなたは何を感じるだろう?どんなことを感じるだろうか?例えば僕に、その感想を聴かれたら、あなたは何と答えるだろう?あなたはグレンフィディック蒸留所の設立年について答えるだろうか。あるいは年間最大生産量について答えるだろうか。もちろん、それらは感想ではないけれど。

僕が伝えたいのは、それらの知識はウィスキーを愉しむのに必要なことではないということ。確かに、それらのことを、やがてあなたは知りたくなるかもしれない。だけどそれらは、ウィスキーを愉しむために「最初に必要なこと」ではない。

ジェイズ・バーのカウンターで、僕の目の前で、ふたりの人がグレンフィディックを飲んでいる。ひとりの人は「飲み易い」と言う。もうひとりの人は「飲み難い」と言う。「飲み易い」と「飲み難い」はそれぞれに感想だ。さて、どちらかが正解でどちらかが間違いなのだろうか?もちろん、そんなことはない。

感想とはその人が感じたことだ。
人が個人的に感じたことに、正誤はあるのだろうか?

確かに、グレンフィディックをすべてのシングル・モルトと比べて、「飲み難い」と感じるのは一般的ではないと思う。僕だって、グレンフィディックを飲み易い方だとは思う。すべてのシングル・モルトの中でもっと飲み難いものはあると思う。だから、比較的飲み易いのがグレンフィディックだとは思う。

だけど、その人が生まれて初めてシングル・モルトを口にしたのだとしたらどうだろう?あるいは、グレンフィディックが飲み難く、アードベッグが飲み易いと感じる人は少なからずいる。確かにそれは、少数派ではあるけれど、僕の目の前にマイノリティが現れただけのことである。グレンフィディックを「飲み難い」と思うことは間違いではない。

グレンフィディックを「飲み難い」と言う人に向かって、僕は「あなたの味覚はおかしいのではないか」とは言わない。

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イチロー15 3rd-2

問題 \飢鮗堡表

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問題12008年夏、ジェイズ・バーでは合計4問のブラインド・テイスティングを企画している。昨日から問題△始まったばかりだが、問題は定員数終了。採点が終了し合格者が決定したので、正解と合格者を発表したい。

今回は1杯のシングル・モルトを皆様に飲んでいただいた。選択肢の中から自分が何を飲んだのかを当てていただこうというのが企画の趣旨である。解答者の皆様に飲んでいただいたの(つまり正解)は、選択肢Bのハート・ブラザーズ・リミテッドのスプリングバンク。

選択肢はA〜Fまで6つ用意した。そのどれもがスプリングバンクである。
A)オフィシャル 10年 46%
B)ハート・ブラザーズ・リミテッド 10年 46% シェリー
C)オフィシャル 1997ヴィンテージ 10年 55.2% シェリー
D)ハイスピリッツ 11年 57.3%
E)ディスティラリー・コレクション 31年 58%
F)キングスバリー 14年 46% 

正解はB)であった。

解答者の皆様には説明をさせていただいたが、正解を手繰り寄せる大きなポイントは「アルコール度数」。選択肢のうち半分の3つは加水タイプ、残りの半分が55%を超えるカスク・ストレングスである。飲み口から判断して加水タイプか?カスク・ストレングスか?が判断できれば選択肢は3つに絞れる訳だ。

ちなみにこの問題にチャレンジしてくれた方は総数13名。そのうち正解に近い方である加水タイプと判断した方が8名。そもそも不正解であるカスク・ストレングスと判断した方が5名。加水タイプと判断した時点で8名の解答者に正解の可能性があった訳だ。つまり、

A)オフィシャル 10年 46%
B)ハート・ブラザーズ・リミテッド 10年 46% シェリー
F)キングスバリー 14年 46% 
のうちのどれか、と判断したところまでは正解。

さて、そうなると、気になるのはA)のオフィシャル10年。解答者のほとんどが飲んだことのあるシングル・モルトであるだろうし、好んで飲む方も多いかと思われるシングル・モルトだ。A)が正解と思うか、A)を外せると思うかで、正解・不正解が大きく分かれるところだ。ちなみにA)を正解とした解答者は2名(実は二人のテツヤ)。残りの6名の方は十分に正解に至る可能性があったのである。

残るのは、
B)ハート・ブラザーズ・リミテッド 10年 46% シェリー
F)キングスバリー 14年 46%
順当に進むなら選択肢はふたつに絞られる。

さて、ここからが難しい。共に46%、熟成年数もこの程度の差なら、F)の方に段違いの熟成感が存在するということもないだろう。当然、瓶詰業者に違いはある。ハート・ブラザーズ・リミテッドとキングスバリー。どちらかと言えば、全般的にハート・ブラザーズ・リミテッドの加水タイプは柔らかくぼんやりした印象。キングスバリーの方は凝縮感がありカッチリした印象を持つことが多いとは思っている。もちろんそれは、侍の個人的な感想の域を出ない。

一番の違いはB)がシェリー・カスク、F)がバーボン。確かに、今回の問題はシェリーのニュアンスがハッキリと出ているものではなかった。飲み易さと柔らかさを演出するために存在感を示すシェリーという程度のシェリー。分かり易いシェリー・カスクではなかっただけに、F)と解答した方がいたが正解はB)。

それでも残りの6名のうち半分の3名が正解。
正解者は以下の通り
敦さま
Big Mountainさま(焼肉屋でやんす)
☆☆☆☆さま
以上3名。合格!
合格率、23%。お疲れ様でした。

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問題◆△泙世泙牲兮鈎罅
チャレンジャー、求む!

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ズバリ!どれでしょう?問題

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問題2問題:
ジェイズ・バーで提供される、次の一杯のシングル・モルトを飲みなさい。
ゆっくり味わった後、あなたの飲んだシングル・モルトが、選択肢A〜Fのうちどれであるかを答えなさい。

受験料、¥1,500。
合格者はスタンダード18から2杯、タダで飲めます。

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リンリスゴー

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TWE リージョン リンリスゴー昨日の記事に写真を付けるのを忘れた。
なので、本日は写真を載せようと思う。


ザ・ウイスキー・エクスチェンジの新ブランド、「リージョンズ オブ スコットランド」。今回はリンリスゴー、1982年蒸留、25年熟成、62.4%。

レアモルト マクデランリンリスゴーと言えば、かつてのレア・モルト・シリーズのセント・マクデラン。中身は空だが、どこかにまだ空瓶が残っていたと思い探してみた。この「NATURAL CASK STRENGTH」っていうのがカッコ良かったんだな。当時は。

こちらのセント・マクデランは1979年蒸留、1998年瓶詰、19年熟成、63.80%である。瓶詰してから数えても、もう10年になるのだな。記憶にもほとんどないのだが、しっかりしたシングル・モルトであったことを憶えている。オイリーで樹液っぽい。そんなシングル・モルトだったと思う。1998年瓶詰ということは、仕入れてからも10年経つのだな。

今回のリンリスゴーも10年前のセント・マクデランも、どちらもそこそこに長期熟成タイプのシングル・モルトであるが、共に60%を超えるアルコール度数。ちなみにこちらのリンリスゴーも60%。もちろん、23年の長熟タイプ。

記憶が定かではないが、数少ない瓶詰されたそれ以外のリンリスゴーやセント・マクデランは、どれもワリと長熟タイプにもかかわらずアルコール度数が高めだったと思う。

レアモルト マクデラン-2ラベルにもある通り、蒸留所の設立は1765年。
200年を超えるその歴史にピリオドを打ったのはもう25年も前の話。あまり残念だと思われることもなく操業は停止し、今その建物はアパートになっているそうだ。残念と思われることもなかっただろうことが残念。

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マクデランとリンリスゴー

リンリスゴー 1982 25Yo / リージョンズ オブ スコットランド

ザ・ウイスキー・エクスチェンジの新ブランド第一弾「リージョンズ オブ スコットランド」である。今回、同時にローズバンクがリリースされたが、ともになかなか。

リンリスゴーというのは蒸留所の名、銘柄としてはセント・マクデランとしてご存知の方も多いかもしれない。90年代のUD・レア・モルト・シリーズである。既に閉鎖の蒸留所。シングル・モルトの厄年、1983年に新たにウィスキーを作ることを諦めた蒸留所である。

閉鎖するまでその名が世に出ることなど、ほとんどなかった蒸留所である。蒸留所の存命中にリンリスゴーとして瓶詰めされたウィスキーなどあったのだろうか。蒸留所が閉鎖してからも、商品名はセント・マクデランであった。リンリスゴーの名で瓶詰めされたウィスキーが発売され、世間にその名が知られるようになったのはここ最近のことだろう。

今回のリンリスゴーは25年熟成。かなりの長熟であるが、考えてみれば当たり前。1983年を最後に新たにウィスキーを作っていないのだから。

かなりボリューム感のあるウィスキーだ。「濃い目」なローランド・モルト。リフィル・シェリーの影響だろうか、基本的に麦芽系なウィスキーではあるが、抜栓して2日後くらいからフルーティな特徴を前面に押し出してきた印象。

甘いウィスキーである。甘さの背景にあるのは麦芽の甘みであるが、それをベースにドライフルーツがうまい具合に重なっている様子。確かに、クリーンな華やかさも併せ持っている。その辺りに「ローランドらしさ」を感じることは十分に可能だろう。しかし、香りのクリーミーさ、十分な麦芽の甘み、ドライフルーツのニュアンス。真っ向勝負のしっかり者である。

無名の新人登場。オールド・ルーキーの実力を感じて欲しい。
泣けるぜ。
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感じること(9)

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酔っ払いというのは概ね「勝手な人」である。
だけど、勝手な分だけ素直なことがある。酔っ払いは面倒臭がりだ。面倒臭いので「気持ち良い」に向かってストレートなところがある。今すぐもっと、「気持ち良くなりたい」と思って、酔っ払いは酒を飲んでいるのである。だから、「勝手」と「素直」は紙一重である。

余談だが、「勝手」と「乱暴」もまた違う。「乱暴」の反対は「丁寧」だと思っていただきたい。「勝手」だけど「丁寧」な人は許せる。「丁寧」な人は、やがてその「勝手」が「素直」に変わることがあるから。でも、いづれにしても、僕は乱暴な人が苦手だ。

例えばあなたが、ジェイズ・バーのカウンターに座ってシングル・モルトを飲んでいる。僕はあなたがどんな風に感じているかが気になる。あなたがどのくらいシングル・モルトに詳しいかについては、僕はあまり興味がない。あなたがシングル・モルトについて知識が豊富であるなら、ありがたいと思うことはあるけれど、それは一番大事なことではない。

知識が豊富でも感想が生まれてこなければ、僕は困ってしまう。
僕の仕事はあなたの「次の一杯」を考えることだと思うから。

目の前に一杯のウィスキーがあるのなら、あなたがウィスキーについて知っていることなど、あまり意味はない。そんなことより、そのウィスキーをどう感じるか?そのことの方がより大切だと思うのだが、どうだろう?僕はあなたが何を感じているかを知りたい。僕はあなたの知っていることにはあまり興味がない。

だけど、あなたの経験には興味がある。ウィスキーは体験だから。あなたの記憶に深く刻まれた、かつてのウィスキーがあるなら、僕とあなたは思い出話が弾むかもしれない。僕とあなたに同じウィスキーを愉しんだ記憶があるなら、僕らは同じウィスキーを一緒に追体験できるかもしれない。

あなたがウィスキーを感じるようになって、ウィスキーを愉しむことができるようになって、やがて、ウィスキーのことを知りたくなったら、そんな時にあなたには初めて知識が必要になるだろう。ウィスキーを愉しめるようになって来ると、たくさんの「何故だろう?」が生まれてくるから。だけど、その時までウィスキーを「知ること」は、あまり必要ではない。

少なくとも、そんなことは酔っ払いは考えない。
考えなくとも、素直な酔っ払いはウィスキーを愉しんでいる。
「勝手」ではなく、「素直」ならウィスキーは愉しい。
「乱暴」ではなく、「丁寧」ならウィスキーは愉しめる。

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イチローズモルト3種

ズバリ!どれでしょう?

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問題1さて、昨日は4名がチャレンジ。正解者2名。それぞれご褒美に2杯のウィスキーをタダ飲みして帰って行った。クイズに正解して2杯のウィスキーをゲット!というより、アンケートに答えて(抽選で)2杯のウィスキーをゲット!くらいな気持ちでやってみて欲しい。当たる確率は六分の一である。いづれにしても、正解はスプリングバンク。スプリングバンクが嫌いではなければ試してみては如何だろう?

改めて説明をさせていただくが、今回出題する問題は1問。つまり、皆様には1杯のシングル・モルトを飲んでいただく。そして、飲んだシングル・モルトが何であるかを当てていただく。思い付いたシングル・モルトを解答欄に記入しろと言われても、皆様困るだろうから、解答の選択肢はこちらで用意してある。選択肢の数は6つ。「これだ」と思うものに○を付けてくれれば良い。

しかも、今回のスプリングバンクは好評だ。チャレンジしたお客さんには「おいしい」と言っていただいている。おいしいスプリングバンクが¥1,200である。それだけでも悪くない。当たれば2杯のウィスキーがタダである。

今回の問題は、とても簡単な方法で選択肢を半分に絞ることが可能だ。重大なヒントだと思うので、ここでは言わない。まずは、ジェイズ・バーにご来店を。ヒントというより、チャレンジの心得を伝授しよう。

今回が初回の第一回目。問題は全部で4問用意してある。今回が終われば残りは3問。終わり次第、第二回目へ進んでいく。

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答えはスプリングバンクである

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懲りずにまたブラインド・テイスティングをしようと思う。
今回の企画のタイトルを「(仮)ズバリ!何でしょう?」とした。
いや、まだ確定していない。われながらショボいタイトルだと思う。ちょっぴり情けない。これから問題用紙を作るので、ギリギリで変えるかもしれないが本日からスタート。全4回の予定。どうか皆様、ご参加下さい。

答えは決まっている。スプリングバンクである。問題は「どのスプリングバンクであるか?」ということだ。あなたの好きなスプリングバンクをお選び下さい。

いつもは問題を飲んでもらって、「どの蒸留所ですか?」というカタチで質問をする。常日頃「シングル・モルトの個性の最小単位は樽である」と申し上げている侍である。そう、樽が違えばその味わいはまるで違うことがあるのである。だから、今回は「どのボトル(商品)でしょうか?」と皆様にお尋ねしたい。


スプリングバンク オフィシャル10選択肢:A
スプリングバンク / オフィシャル
蒸留:--  瓶詰:--  熟成:10年
46%



スプリングバンク HBL選択肢:B
スプリングバンク / ハート・ブラザーズ・リミテッド
蒸留:1993年  瓶詰:2003年  熟成:10年
46% シェリー・カスク



スプリングバンク オフィシャル97選択肢:C
スプリングバンク / オフィシャル
蒸留:1997年  瓶詰:2007年  熟成:10年
55.2% シェリー・カスク



スプリングバンク HS選択肢:D
スプリングバンク / ハイスピリッツ
蒸留:1995年  瓶詰:2006年  熟成:11年
57.3% 



スプリングバンク DC選択肢:E
スプリングバンク / ディスティラリー・コレクション
蒸留:1972年  瓶詰:2003年  熟成:31年
58% 



スプリングバンク KB選択肢:F
スプリングバンク / キングスバリー
蒸留:1993年  瓶詰:2007年  熟成:14年
46%



解答の選択肢も全部スプリングバンクである。熟成年数とアルコール度数と樽から、かなりのところまで絞り込めると思う。さらに、正解の方にはプレゼントを!スタンダード18から2杯分、差し上げましょう。

愉しんでいただきたい。
この企画、全4回でのご提供予定。今回は初回につき特別価格、¥1,200でのご奉仕。数量限定。お早めに。よろしくお願いします。

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感じること(8)

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あなたの周りにウィスキーが好きな人はいるだろうか?その人はウィスキーを愉しんでいるようだろうか?ウィスキーに詳しいだろうか?ウィスキーを感じているだろうか?さて、あなた自身はどうだろう?

「習うより慣れろ」という言葉がある。確かに、ウィスキーを愉しむのには、少しばかり慣れが必要かもしれない。「感じる身体」を手に入れるために、慣れが必要であることを僕は否定できない。実際のところ、僕が「感じる身体」を手に入れて、ウィスキーを愉しむことができているのは、若い頃から長い間、国産の安いウィスキーをたくさん飲んで来た結果でもあることを僕は否定しない。今思えば、僕はシングル・モルトを愉しむために、地道なトレーニングを続けて来た気がしてならない。

結果として、「習うより慣れろ」を地で行った人は、本人が自覚しないまま「感じる身体」を手にしていることが多い。そんな人はウィスキーを感じることで愉しんでいる。だけど、本人はウィスキーを感じていることにあまり自覚はない。感じることに興味がないと言った方が良いだろうか。それが特別なことではないからだ。その人にとって感じることはごく当たり前の、普通のことなのである。まぁ、飲まなきゃ始まらない。というのは当たり前のことだ。ウィスキーは体験である。

どうしたら「感じる身体」を手に入れることができるか、ということをお話する前に、その人が「感じている」か「感じていない」か、僕がどのように判断しているかを説明したい。とても簡単なことだ。「感じる身体」を持っている人からは感想が生まれる。「好き」「嫌い」から始まって、そのウィスキーが自分にとってどのようであるのかを、その人たちは感想として喋ることができる。

感想が生まれるということは、感じていることの証拠でもある。

ウィスキーを感じるコツは簡単に言ってしまえば次のふたつ。
1.ゆっくり少しづつ飲むこと。
2.香りを嗅ぐこと。
もちろん、前提としてあなたが「ウィスキーを感じたい」と思うことが何より大切だ。確かに、それだけではあなたはまだウィスキーを感じないかもしれない。だけど、それでも心配はいらない。ゆっくりと少しづつ飲んで、香りを嗅いでいるにも拘らず、それでもあなたが感じないと言うのだとしても、すべての道が塞がれた訳ではない。

ウィスキーを感じることができて、飲んだウィスキーに感想が生まれるまでには、実は時間差があるのだ。感じてはいるけれど、まだ、感想が生まれて来ないということがある。あなたが謙虚な人であるならなおさら、感想が生まれて来ないことがある。ある意味、僕にとってはとても面白いと思うのだが、「勝手な人」からは感想が生まれ易い。

酔っ払いというのは概ね「勝手な人」である。
で、僕は酔っ払いの勝手な感想が好きだ。

何度も同じようなことを申し上げているが、感想に「正しい」や「間違っている」はあるだろうか?著しく誰かを傷付けないのであれば、少々勝手でも良いのではないだろうか?それは、あなたが「思ったこと」なのであるから。

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まぁ、そんな訳で、
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朝方横井君と飲みに行ったのですよ。
ミーティングなんて言いながら。

サッカーの話ばかりでしたけどね。
ドイツが勝たなくて良かったなんて話してました。
ユーロ2008、終わりました。

チェコ敗退、痛い。
オランダ崩壊、切ない。
イタリア、フランス、ドイツ。大国の落日。
サッカーも変われ。
ウィスキーも変われ。

おやすみなさい。

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