モルト侍

池袋のショット・バー、ジェイズバーのバーテンダーが、大好きなシングル・モルトを斬る。

2009年01月

スタンダード18 2009年度版(9)

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お恥ずかしい話である。侍は語るに落ちた。
前回、「皆様なら、何が良いだろう?」と降格候補のボウモア12年と入れ替える昇格候補について、ご意見を伺いたいと申し上げた侍であるが、聴かれてもいない侍の思う昇格候補を語ってしまった。気になる方は、こちらの記事のコメント欄をごらん下さい。

実はボウモアを降格させる代わりに、ブルイックラディを昇格させようと思っている。ただ、先日も申し上げたが、アイラ・モルトでなくとも良いのかもしれないとも思っている。その辺りが未だに悩みどころではあった。

皆様のご意見をと申し上げたら、その日の記事のコメント欄やジェイズ・バーの店内でも、いくつかのご意見をいただいた。この日のコメント欄にDannyさんから、「今、スタンダード18に入っているアイラ物って何でしたっけ?」と質問があり、侍は「アードベッグ、ボウモア、ブルイックラディ。その3つです」。と答えてしまった。

現行の「スタンダード 18」は、
「アードベッグ、ボウモア、ブナハーブン」なのである。
しかし、
「アードベッグ、ボウモア、ブルイックラディ」と答えてしまったのである。
どうやら、ボウモアとブルイックラディを入れ替えようと思っていたため、そのように答えてしまったようだ。まったくお恥ずかしい。

その後、Kazeさんからご指摘をいただいた。「現在のスタンダード18のアイラはアードベック、ボウモア、ブナハーブンで、ブルイックラディは“まだ”スタンダード18に昇格してないと思いましたが」。確かに“まだ”でしたね(笑)。Kazeさん。

Dannyさんからもご意見をいただいたが、侍も同じように「距離感」を大切にしたいと思うのだ。「アードベッグ、ボウモア、ブナハーブン」の3つは、ある意味非常に分かり易く、ピートのニュアンスが「大、中、小」と捉えることも可能だ。ボウモアが名の知れた銘柄でもあるだけに、ボウモアに比べてアードベッグには「びっくりした感じ」があるであろうし、ブナハーブンには「穏やかな感じ」があると思う。普段、シングル・モルトを飲み慣れない方にも、その辺りを分かってもらい易い3つだったと思う。

だから、ピートのニュアンスが「大、中、小」という切り口で考えても、ボウモアの代わりにブルイックラディでも良いのではないかと考えていた。早い話が、アードベッグの方から「痛い順」ということである。例えば、そこにラフロイグを入れるなら、10年のカスク・タイプを用意して、アードベッグを降格候補にするだろう。アイラ・モルトから3つを選ぶなら、三者三様としたいのだ。

また、アイラ以外の地域から降格候補を選ぶなら、今度は逆に「アイラ・モルトのようなハイランド・モルト」みたいなものであっても良いかもしれないと思う。

さて、語るに落ちた侍である。「何を今更」と仰るのは承知だが、侍は降格候補にブルイックラディを推薦したい。皆様はどのように思うだろう。もちろん、コメントをいただきたい。大歓迎である。しかし、できればご来店していただいてお話を交わしたい。

よろしくお願いします。

そうそう、ぼちぼち本日あたり、「ブラインド・テイスティング」の発表かと思われる。
年末に「今度は勝ちに行く」とうそぶいた侍である。
どうやらまた恥を掻きそうだ。

生きるって恥ずかしい。
だから良い。

そんな侍を見捨てないでいただきたい。←気弱
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ボウモア-1

Ichiro’s Malt CARD / Eight of Hearts

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イチロー H−8少しご紹介が遅れてしまった。リリースは昨年の暮れ。ジェイズ・バーでは年が明けてからの仕入である。冬休みの宿題は昨日終わったので、本日はハートの8のご紹介。
1991年蒸留、2008年瓶詰
セカンド・カスク:スパニッシュオーク・オロロソシェリーバット
カスクNo:9002、瓶詰総数:617本、56.8%

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昨年の暮れにイチローズ・モルトカード・シリーズが4種リリースされたのは既にご報告済みである。その時にもお知らせしたが、4種ともにタイプの異なるシェリー・カスクでのリリース。「それぞれのブレ幅を愉しめ」と、イチローさんからのメッセージなのだと解釈している。そして、本日のハートの8はスパニッシュ・オーク・オロロソ・シェリー・バットである。

4種を並べて考えるなら、やはり、ダイヤのAが一番好きな味である。落ち着きがあり安心する。ある意味予定通り。もちろん、おいしい。つくづく自分が好きだと思う味というのは、この手のものだのだなと納得する。ただ、このように4種も並べて揃えられると、おいしさとは違う「愉しみ」を求めてしまうのも酒飲みだな。好きではないものに、ワクワクを求めてしまう。

そういう意味で、クラブの10を「トースト焦がしちゃった」系と申し上げた次第であった。ダイヤのAとクラブの10を比べたら、素直に「おいしい」と思うのはダイヤのAだが、「コイツは愉しい」と言いたくなるのがクラブの10ということ。焦げてしまったトーストの上にハチミツを塗って、バニラアイスを乗せたようなニュアンスがある。

全般的な傾向として、カード・シリーズの赤い方のカードを「甘く柔らかい」。黒い方のカードを「ちょっとクセっぽい」と申し上げている侍であるが、このハートの8は赤いカードの中でもクセっぽい方であると思う。ある種の苦味がこのウィスキーにアクセントを加え、愉しみをより複雑にしていると思う。こいつは悪くない!

この煙たさが特徴だな。いや、これを煙たさと言って良いのかどうか良く分からないが。

注ぎたてのグラスに甘い香り。しかし、ひとクセある甘さだ。そのクセは煙たさ。いや、焦げた感じと言っても良いかもしれない。砂糖を焦がした芳ばしさに近い。そんなイメージだ。口に含んでフィニッシュに、焼き海苔を感じるのは侍だけであろうか?焦げた砂糖のイメージに重ねると、切り餅を焼いて、砂糖醤油にからめて、また網の上で焼いて焼き海苔に包んだ「磯辺巻き」に思う。

イチローさんの赤いカードのシングル・モルトの中でも、あまりフルーツのニュアンスを感じないウィスキーと思う。愉しいウィスキーだ。

イチロー H−8 はがれさて、イチローさんにはひと言、苦言を呈したいと思う。

前回の「MWR」くらいからであろうか?ここ最近のイチローズ・モルトはラベルがちゃんと貼られていないものが多い。僕らは仕事柄、濡れた手でボトルを扱うこともあるので、はがれ易いことも多いかと思うが、何卒よろしくお願いをしたい。


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イチロー H−8裏

侍、宿題に取り組む。(2)

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BLT R−13 1さて、本日は冒頭から恐縮だが、皆様のご協力をお願いしたい。
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やはり、非常に励みになります。

それでは、昨日の続き、ブラインドテイスティングである。

問題C
解答の選択肢は以下の6つ
1. カリラ
2. ボウモア
3. アードベッグ
4. ラガヴーリン
5. ブルイックラディ
6. ポート・エレン

このウィスキーをひと口飲んで、まず感じたのは「このウィスキーを知っている」という感覚。「どこかで飲んだことがあるような気がする」という印象。とは言え、「はて、何だろう?」である。アイラ・モルトとして「おいしい」との思いはある。「痛いだけじゃなくて、旨味を感じるのがアイラ・モルトの良さですよ」なんて言いながら、侍が薦めそうなシングル・モルトである。

しかし、このウィスキーの熟成年数は結構若いのではないかと、そう思った。自分でも理由は良く分からない。ただ、アイラ・モルトには時々あるのだな。「若いのに出来上がっている」と思うことが。仕上がりの良さの向こうに隠れて見えないが、熟成の短いウィスキーというのがアイラ・モルトには時々ある。個人的には、それを「えなりかずき」的ウィスキーと呼んでいる。

「えなりかずき」的ウィスキーであるなら、「1.カリラ」か「3.アードベッグ」であることが多いのだが、はて、これは何であろう?熟成年数が短いと決めるなら、閉鎖した蒸留所である「6.ポート・エレンではあるまい。「2.ボウモア」が若いのなら、もう少し麦芽の力強いエグ味が出ても良いだろう。磯臭い印象も少ない。

「4.ラガヴーリン」であるなら、もう少しシロップのようであったり、オイリーであったり、要するにしっかりした印象を感じてもおかしくないと思う。「5.ブルイックラディ」である可能性を、意外に否定できなかったのであるが、ブルイックラディであるなら「妥当な熟成感」が出てもおかしくないと思った。やはり、「1.カリラ」か「3.アードベッグ」であろうか?

さて、それらの推論はほとんど「熟成年数が短いのではないか?」との前提に立っている。その前提がひっくり返ったら、ほとんど意味がないとも思ったが、最初にそう決めてしまったので、それで行くことにした。「じゃあ、どっち?」と自分に問い掛けた。3秒悩んで「3.アードベッグ」とした。決め手には欠けるが、ちょっぴり土臭いと思ったのかもしれない。解答は「3.アードベッグ」。

さてさて、最後は難問である。
解答は「蒸留所」ではなく、「地域区分」である。
問題D
解答の選択肢は以下の6つ
1. ハイランド
2. スペイサイド
3. アイレイ
4. アイランド
5. キャンベルタウン
6. ローランド

第一印象は「これはうまい」。いや、「ちょっとエロい」。しなやかなウィスキーである。素直に考えるなら「1.ハイランド」が正解と思った。長期熟成のダルモア辺りにこんなニュアンスがあっても十分に妥当であろう。ただね、この問題Dにあの出題者の忍者が素直な問題を作るはずもないと思われた。悩ましいのはこの「旨味」と「キレイ」である。

さて、この「旨味」と「キレイ」は何に由来するのか?問題Dは「引っ掛け問題」である可能性が高い。過去の出題傾向からすれば、そう思えた。しかし、「裏の裏は表」ということもある。まずは「どこが外せるか?」。素直に考えるなら「6.ローランド」ではないと思われた。このウィスキーはしなやかではあるが、軽快でも軽薄でもない。巧妙なのである。

残る選択肢は1〜5。正直に言えば、どこが正解でもおかしくない。妥当に考えるなら、この滑らかな甘味は「1.ハイランド」か「2.スペイサイド」と言えるだろう。だから、あえて外した。「1.ハイランド」、「2.スペイサイド」、「6.ローランド」以外である。となれば、「3.アイレイ」、「4.アイランド」、「5.キャンベルタウン」である。

「5.キャンベルタウン」なら、おいしいスプリングバンクかもしれない。「4.アイランド」なら、おいしいタリスカーでもおかしくない。で、しばらく考えて、ハタと思い当たった。「ブナハーブン?」。

侍はその思い付きに囚われた。以後、思考は停止した。ハイランドかスペイサイドのようなフリをしたアイラ・モルト。この問題に「アイラ・モルト」と解答し正解をして、バッサリと忍者を斬ってやりたい。そんな思いに囚われてしまったのだ。なので、解答は「3.アイレイ」。

またしても、侍は愚かか?

正解発表は恐らく今週末。
侍は討ち死にしても、ジェイズ・バーから正解者が出ることを願う!

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侍、宿題に取り組む。

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BLT R−13 1今年の正月、侍は少々長めにお休みをもらった。ゆっくりさせていただいたのはありがたいのだが、侍は今年も忍者から宿題を出された宿題を正月にやることとなった。「第13回 ブラインド・テイスティング」である。ある程度のことは予測していたが、正月の宿題というのは、どうにも心が落ち着かない。しかも、「酒を飲め」という宿題なのである。

正月と言うのは、のんびりとしているようで、まぁ、何かとやることも多いのだな。誰でも似たようなものだろう。で、暇さえあれば酒を飲んでいる。目が覚めてシャワーを浴びてビール。テレビを観ながら、「正月の番組はつまらんなぁ」と言いながらニヤニヤしている。手近にあるものをつまみながら、日本酒やワインを飲む。眠くなれば寝る。そんなことの繰り返しだ。

そんな状態で、ブラインド・テイスティングである。
酒を飲むことが宿題という、嬉しくもちょっぴり切ない宿題である。

問題A
解答の選択肢は以下の6つ
1. ローズバンク
2. リンクウッド
3. セント・マクデラン
4. ミルトンダフ
5. バンフ
6. オーヘントッシャン

第一印象は「薄く綺麗でしなやか」。飲み飽きないウィスキーだ。太さはないが、軽快でフルーティ。直感的にリンクウッドと思った。しばらく考えて、「5.バンフ」、「3.セント・マクデラン」、「6.オーヘントッシャン」ではないと決める。「4.ミルトンダフ」であるなら、もう少しぼんやりしているだろうと、これも解答から外す。

ローズバンクかリンクウッドのどちらかが正解と睨んだ。これは少々悩ましい。悩んだが、最初の直観を信じて解答は「2.リンクウッド」

問題B
解答の選択肢は以下の6つ
1. グレンファークラス
2. クライヌリッシュ
3. グレンリベット
4. ロングモーン
5. ベンリネス
6. グレンカダム

第一印象は「もっさりして太めで甘い」。少々垢抜けないが田舎の美人。そんなウィスキーだと思う。この重たさは悪くない。「蒸留所は?」と訊かれても、これは直感的には答えられない。しっかりした重厚なウィスキーの良い側面を持っている。ある意味非常にウィスキーらしく、多くのウィスキーもしっかりとして来れば、このような特徴を持つようになる。

ひとつひとつの選択肢に対して、その可能性を探るしかないかと思う。ただその前に、このウィスキーの熟成年数に大まかな見当を付けておくことは必要だろう。この仕上がりから、概ね25年程度と見当を付けた。さて、それぞれの蒸留所が「もしも25年程度の熟成であったら」と仮定して正解を検討しよう。

「1. グレンファークラス」にも確かに甘い側面がある。重たさもある。しかし、グレンファークラスの甘さはもう少し「じわりとずっしり」甘いのではないだろうか?「2.クライネリッシュ」ならもっと綺麗に洗練されている印象があってもおかしくない。塩味と旨味ももっと分かり易く感じても良いだろう。「3.グレンリベット」にしては華やかさが足りないと思う。

「4.ロングモーン」にこの苦味は似合わない気がする。このウィスキーには少しクリーミーなところがあり、その部分もロングモーンらしからぬ印象だ。「5.ベンリネス」は悪くない。麦芽の甘味の重たさと、「バシっ」と殴られたような印象はベンリネスに近いかもしれない。「6.グレンカダム」も怪しいぞ。このウィスキーにはハチミツのような側面と、微かであるがちょっと苦いベリー系のフルーツの印象がある。

さて、正解として妥当である可能性が高いのは「5.ベンリネス」か「6.グレンカダム」。
あまり根拠はないが、侍の解答は「5.ベンリネス」。

いや、しかし、グレンカダムに変えたい気がして来た。
駄目かな?

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スタンダード18 2009年度版(8)

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前回の続きです。

旧ボトルがなくなっても、新しい「ボウモア12年」は当然仕入れる。普通にお客さんからのオーダーも多い銘柄である。

ボウモア-2ただ、やはり少々気に入らないのだな。正直なところ、このボトルのデザインは気に入らない。ボウモアと言えばカモメだな。ロッホインダール(湾)でカモメなのだ。ボウモアのラベルからカモメがなくなったのがやはり切ない。変化のすべてを否定するつもりはないが、「変わらないでいて欲しいところ」もあるのだな。

カモメと言えばボウモア。侍の頭の中は、そのように関連付けられているのである。
このカモメがキュートだったのだな。
やはり、旧ボトルは古臭くなり過ぎたのだろうか?
侍はそう思わないが。

今後、ジェイズ・バーで「ボウモア12年」を扱わなくなることはないだろう。ただ、「スタンダード18 2009年度版」からは今回外れてもらおうと思う。

そこで、皆様にご相談である。
ボウモアを降格するなら、新たな蒸留所が昇格となる訳だ。

皆様なら、何が良いだろう?
アイラ・モルトがひとつ減るので、もちろん、アイラ・モルトから何かを昇格としようと思うが、アイラにこだわる必要はないのかもしれない。「アイラ・モルトから…」とする方が無難ではあると思う。ちなみに、アイラ・モルトから選ぶとするなら「ラフロイグ以外」とする。18本の中で「アードベッグ10年」と被るところが多いと思われるからだ。

ご提案をお待ちしております。

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カリラ 1995 / BBR

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カリラ BBR-1「Caol Ila 1995 BERRYS’ OWN SELECTION / BBR」である。
瓶詰は2008年、カスクNo.10041、アルコール度数46%。日本のウイスク・イーのために瓶詰されたボトルのようだ。BBRのお馴染みのラベル。「さすがに手堅い」というのが第一印象である。侍もたまにはこんなアイラ・モルトを飲みたい。

適切にピートの焚き込まれたカリラには、しっとりと涼しげな様子を感じることができる。そんなカリラなら好きだ。やはり、カリラの良さは「旨味」なのだと思う。もちろん、そこには分かり易い煙たさがあるけれど、それは、このウィスキーの主な特徴ではないだろう。「煙たくて痛い」だけなのがカリラではないだろう。このカリラには、カリラらしい旨味が存在している。

シェリー・カスクのウィスキーとのことだ。ラベルには何処にも表記はない。色合いはほど良く赤褐色。ほんのり朱に染まるカリラ。代わり映えのしないBBRのこのラベルには、結果として信頼感が出ているかもしれない。少なくとも、突拍子もないことはしないだろうとの思いがある。一口飲んで思うのは「さすがに手堅い」との印象。

BBR、カリラ、シェリー、10年を少し超える程度の熟成。

そこには予定調和をなぞるような快楽がある。しっとりと涼しげで、ほど良くスパイシー。飲み応えの背景に煙たさ。何かのために、別の何かを犠牲にすることなく、大切なふたつのものを、それぞれ半分づつ持っている。そんな印象のカリラ。どちらも大切なら、両方持っていれば良い。どちらかを捨てることはない。それぞれに50づつなら、合わせて100になる。

このウィスキーはふたつの軸を持っている。カリラの軸とシェリーの軸。カリラであること。シェリー・カスクであること。そのふたつを口の中で感じることができる。カリラであることはこの力強さから感じることができる。シェリー・カスクであることはこの穏やかさから感じることができる。そのふたつの軸は、口の中でやがて溶けてなくなる。

生姜を使った和菓子のよう。ウェハースのような口溶け。ほど良く甘く、瑞々しいフルーツ。隠し味に塩。丁寧にスパイシー。ふたつの軸はぶつかり合うことなく調和している。

少し足りない印象はあるかもしれない。ふたつの軸は針金のようだ。2本の針金はぶつかり合うことはなくバランスしているが、まだ、混ざり合っていない様子だ。2本の針金をまとめて、ねじり合わせてしまいたくなる。2本の針金はねじり合わせることで、より一層の力強さと調和を見せてくれたかもしれない。足りなかったのは時間かもしれない。

「おかわり」と言いたくなる一杯。
¥1,100です。

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カリラ BBR-2

すみません

更新したはずのデータがぶっ飛んでいました。
明日土曜日、本日予定していた記事をアップします。

ごめんなさい。

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スタンダード18 2009年度版(7)

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ボウモア-3ボウモアのボトルのデザインが変わったのは、一昨年の夏頃のことだったと思う。少し背が高くなり、スッキリとシンプルなデザインのラベルに変わった。やはり、ウィスキーのボトルやラベルのデザインの切り替えには、いつだって喪失感が伴なってしまう。昨日は「不確実性と多様性を受け止めろ」と、偉そうなことを申し上げた僕ではあるが。

その喪失感にはある種の痛みが生じる。「君だけは変わらないでいてくれると思っていたのに…」、などと勝手なことを申し上げたくなってしまう。マッカランやグレンフィディックなど、ここ最近のデザインの変更にも勝手に心痛めてしまう訳なのだな。どんなウィスキーだって、時代に合わせて変化する。もちろん、それは当たり前のことだと思う。僕らはそれを受け止めるしかない。

ボトルのデザインの変更は、作り手側からのメッセージであると思う。少なくとも僕はそう解釈している。「新しいボウモアである」と訴えている訳だな。顔が変われば、その中身も変わっていると判断すべきだろう。中身が変わっているのに、その顔を変えないという方のが、よほど不親切であるとも思う。だから、ボトルのデザインの変更は、作り手側からのメッセージであると思う。

それはボウモアに限ったことではないが、新しいボトルを手にした時、僕はそれをじっくり眺める。素直に言えば「良く触る」。両手で「すりすり」してしまう。新しいボウモアのボトルを手にした時、僕が感じたのは「スッキリしちゃったな」である。そこには「アイラ島最古の蒸留所」というアピールはまったく感じなかった。

新しいボウモアに、軽快な付き合い易さは感じたかもしれない。「重たい女って嫌いよね?」と訊かれれば、まぁ、ゆっくりと頷くしかないのだろう。ただ、「僕は君のことを重たいって感じたことはなくて、でも確かに、面倒に思ったことならあったかもしれない。だけど、その少し面倒くさいところが好きだったな」と、僕はそう言ってあげたくなったのだ。

確かに僕は、しばらくの間ボウモアを放っておいた。オフィシャルの12年を飲まなくなっていたのは確かだ。「ボウモアは拗ねたのだな」と、そう思った。しばらく会わないうちに、ボウモアは危機感を感じたのかもしれない。「このままじゃ、誰にも振り向いてもらえない」と思ったのかもしれない。新しいボウモアをひと口のんで僕はそう思った。

「たくさんの人に愛されるようになりたいと思ったんだろうな」、と。

確かに少し、キレイになった。さらりとして、でも少しツンとした表情。昔はもっと「田舎の匂い」がしたけれど。ボウモアらしい個性を少し削って、万人受けする方向へと切り替えた様子に思えた。もちろん、しばらくボウモアを放っておいた僕が、文句を言えるような柄ではないのだけれど。まったく勝手な話である。

ちょうど、去年の今頃、取引のある酒屋さんに「ボウモア12年、旧ボトル」の在庫がどのくらいあるかを問い合わせたところ、しばらくはジェイズ・バーでも取り扱えるだろうと思い、2008年の「スタンダード18」に組み込んだ。しかし、実はジェイズ・バーのボウモアも昨年末から新しいボトルに切り替えた。旧ボトルがなくなってしまったのである。

次回に続く。

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スタンダード18 2009年度版(6)

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ボウモア-1安定と確実性だけを望むのが人なのであろうか?確かにそれも、人のひとつの側面であるが、一方で多様性や不確実性を志向するのも人である。豊富な選択肢は、僕らに新たな出会いを提供するだろう。いつも同じ銘柄のウィスキーばかりを飲んでいても、安心はできるかもしれないが、やがて飽きてしまうのが人だ。

新たな出会いには、ある種のリスクが付いて来る。しかし、リスクを請け負うことで人は進化する。新たな出会いは人を緊張させる。しかし、「いつもの顔」は人を退屈にさせることがある。もちろん、興奮を求めて新たな出会いを探しても、残念な結果になることがある。すべての新しいウィスキーが、あなたの好きなものかどうかは分からない。

確実性は人に安定をもたらすだろう。しかし、不確実性は人に多様性をもたらすだろう。安定は人の心を沈静し、多様性は人を興奮させる。沈静と興奮の間を揺れるのが人なのだ。逸脱すれば混乱に陥るし、沈静の確実性を突き詰め過ぎれば人は「引きこもり」になるのかもしれない。ただ、僕がひとつだけはっきりと言いたいのは、安定と確実からは「情熱」は生れないということ。

僕はウィスキーを飲んでワクワクしたいのだ。
ウィスキーにはその力がある。

さて、相変わらずの前置きになったが、2009年度の降格候補を発表したい。ボウモア12年である。その理由は次回お伝えしよう。昇格候補については未定である。

もちろん、皆様のご意見もお伺いしたい。

侍が降格候補か!?人気ブログランキング

ボウモア-2

スタンダード18 2009年度版(5)

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食事の行き着く先が「満腹」であるなら、飲酒のそれは「酩酊」であるのだろう。ただ、食事も飲酒もたどり着くのがそこであるだけなら、大きな満足は得られないと思う。人は余裕があれば、食事にも愉しみを求めるし、飲酒ならなおさら、その目的は愉しみだけであろう。元来、酒は嗜好品なのである。酒は愉しみのためだけに存在している。

食事は必需品から始まって、贅沢品へと発展していくが、酒は贅沢品以外の何物でもない。
どんな時も、酒を飲めるだけの余裕を持って生きて行きたい。

僕らが頼りにするのは「感じる身体」であると思う。
一杯のウィスキーを飲み、その好き嫌いを感じ、二杯のウィスキーを飲み比べ、より好きな方とより嫌いな方を選ぶ。その繰り返しが、僕らのウィスキーを愉しくするのだと思う。

すべての始まりは「感じる身体」であると思う。
「知ること」もウィスキーの愉しみを膨らます有効な手段だが、知らなければ愉しめない訳ではない。「感じること」ができるなら、ウィスキーは愉しいはずだ。

本日はこれにて。
「炭火焼肉あもん」のハンバーガーを食べます。
そしてきっと、安いワインを飲みます。

飲み過ぎないように気を付けます。

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次回、「スタンダード18 2009」降格候補発表予定!
ロホナガー SR-3

アムルット続報

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アムルット-1先日ご紹介した「アムルット シングル・カスク / ブラッカダー」である。
お客さんの反応を見るとなかなか面白い。好き嫌いを超えて、愉しんでくれてはいる様子。ただ、「悪くはないなぁ」と言ったきり、口数が少なくなるようだ。確かに、悪くはない。おいしいとも思う。しかし、どうだろう?やはり物足りないのだろうか?

侍も何度も飲んでみて、ある種の結論に達した。
「これは決してガサツなウィスキーではない」。

確かに、足りていない部分はあるだろう。しかし、この仕上がりは手抜きではない。十分に出来上がっている印象である。そして、そこから先は飲み手の好き嫌いの話である。つまり、上質ではなくとも、丁寧ではあるということである。それは評価に値する。「インドのシングル・モルトなんて…」と文句を言いたい方はまずは飲んでいただきたい。

アムルット-オフィシャル先週の金曜に、ちょっとイレギュラーな形で2本のウィスキーを手に入れた。オフィシャルもののアムルット。ともにカスク・ストレングスでオーク樽熟成のウィスキー。驚くことにひとつは「ヘビー・ピート・タイプ」である。実はこのウィスキー、結構なレアものだと思う。日本でこのウィスキーが飲めるところもそうそうないのではないだろうか?

このふたつのオフィシャルのアムルットを飲んで、つくづく思ったのだが、「やはり、出来上がっている」のである。ただ、残念なことに展開力がないのだろう。通常なら、同じ蒸留所の樽違いのウィスキーには、ある種のブレ幅があると思う。例えば、樽番号がひとつ違うだけで、「こんなにも味わいに差があるのか?」と思うことがある。

ブラッカダーのアムルットとオフィシャルのアムルットには、その「差」を感じ難いと思う。熟成年数が不明という点が、どうにも、侍の心を揺らすのだな。謎として侍の心の中に残ってしまうのだ。例えば、これらのウィスキーが、「ともに3年熟成のウィスキーなんです」と言われたら、「あと5年熟成したら、それぞれに違った味わいを持って展開したかもしれない」と思うのかもしれない。

例えば、とても極端だが、以前ご紹介したイチローさんの「ニューボーン」である。
#80と#81はともにバーボン・バレルであるが、そのふたつの差は微細だ。しかし、その小さな差は熟成を重ね、やがて大きく展開していくであろうことが想像できる。5年、10年経てば、やがてそのふたつの樽には大きな差が出てくるであろうことを想像できるのだ。

インドのウィスキーは今後、ひとつの勢力として台頭してくるのであろうか?
侍はどうしても、そんなことを思ってしまう。そのためにはある種の個性と、個性を持った中でのブレ幅が必要なのではないかと、そんなことを思うのである。

皆様にもお試しいただきたい。
「アムルット シングル・カスク / ブラッカダー」は¥1,300であるが、

「アムルット シングル・カスク / ブラッカダー」を1杯。
「アムルット / オフィシャル」をハーフ。
「アムルット・ピーテッド・インディアン・シングル・モルト / オフィシャル」をハーフ。
3杯で¥2,000でご提供しよう。

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ロイヤル・ロッホナガー セレクテッド・リザーヴ / オフィシャル

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ロホナガー SR-1「ROYAL LOCHNAGAR SELECTED RESERVE」である。ついつい「ロホナガー」と言ってしまうが、「ロッホナガー」なのである。ネットで検索する時に困るのだな。「ロホナガー」では見たいペイジがみつからない。同じようなことは「クライネリッシュ」、「クライヌリッシュ」、「クラインリーシュ」などでもあるのだな。蒸留所のカタカナ表記にはやはり時々困る。

「ロイヤル・ロッホナガー セレクテッド・リザーヴ」と言ったら、そりゃ、もう、憧れのウィスキーだったな。「こんなウィスキーを毎日フェイマス・グラウスみたいに飲めたら、そういうのがオトナってもんなんだろうな」と、まぁ、若き日の侍は思っていたのだな。「ロイヤル・ロッホナガー セレクテッド・リザーヴ」。それは、侍の中に思い出として存在しており、また「永遠においしいウィスキー」でなければならないのだ。

ロイヤルでセレクテッドでリザーブなのである。
それは、新春に相応しいウィスキーである。
華やか。

実はこのシングル・モルトを飲んだのは10年振りくらいであろうか?思い出の中にしまい込んだまま、長い間口に含むことのないウィスキーであった。ある意味それは幸運なことであったかもしれない。思い出はそっとしておいた方が良いのかもしれない。

例えばある夜、どこかのバーで、侍はウィスキーを飲んでいる。棚には「ロイヤル・ロッホナガー セレクテッド・リザーヴ」がすらりと立っている。先ほどから気になっている。気懸かりだが、ちょっぴり久し振り過ぎて声が掛けづらい。で、侍はバーテンダーに相談する訳だな。

ロホナガー SR-2「複雑で華やかで、素直でクセがなく、フルーティな甘味を持った、すらりとした佇まいの美しいウィスキーはありませんか?」、と。バックバーを振り返り、しばし悩んだバーテンダーは大きく頷いて一本のボトルを取り出した。「最近入荷したウィスキーです」と、ある瓶詰業者のスペイサイド・モルトを紹介し始めた。

侍のリクエストに対して、非常に適切なオファーだと思う。バーテンダーに間違いはなく、むしろその回答は正解であろう。侍の気持ちも紹介されたウィスキーに流れ、「それじゃあ、こいつをいただきますか」と、そのスペイサイド・モルトを飲み始める。もちろん決して後悔はしない。ただ、またしても、「ロイヤル・ロッホナガー セレクテッド・リザーヴ」とすれ違ってしまっただけだ。

そんなことが何度となく繰り返された。僕と彼女はそんな風に幾度もすれ違ってしまった訳だ。それぞれのバーテンダーに罪はない。僕は僕で「彼女のことなら良く知っているさ」と思っていたし、愚かなことかもしれないが、新しい出会いは僕をワクワクさせてくれた。ただ結果として、僕と彼女はそんな風にもう長い間逢っていなかったのだと思う。

久し振りの彼女は、やはり、変わってはいなかった。僕はそこのことに安心をしたけれど、どうやら彼女が変わっていないのには理由があるようだ。その理由はここでは言えない。新春特別価格、¥1,800でご提供したい。安さにも理由があるが、その理由はここでは言えない。


彼女は色白で骨太な美人だ。繊細だが華奢ではない。しっかりした骨格に適切に肉が付いている。決して小さくはないお尻が素敵なのだな。やっぱり、こんなひとに毎日一緒にいて欲しい。久し振りに逢えて良かった。ずっと一緒にいられれば良いけれど。

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ロホナガー SR-3

スタンダード18 2009年度版(4)

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前回の話の続きである。

人はお腹が空いたらごはんを食べるのであるが、満腹になることだけが食事の目的ではないはずだ。できれば豊かな食生活をと人は望むのであろうし、食事の時間が愉しいことに越したことはない。賑やかであったり、穏やかであっても構わないが、食卓に素敵な時間があることを僕らは欲していると思う。もちろん、うまく行くことばかりではないが。

栄養のバランスを考えて、自分の身体を考えて、命のために。もちろん、それが食事の目的のひとつであることに間違いはないが、それだけなら、食は文化として発展しなかったはずだ。心の豊かさをも必要とするのが人なのだろう。それが贅沢であることを僕は否定しないが、人がそのような生き物であることも否定できない。

だから、おいしいごはんに対して必要な態度は感謝である。

さて、食事の行き着く先が「満腹」なら、飲酒のそれは「酩酊」であるだろう。しかし、僕らは酩酊することだけを求めて酒を飲んでいるだろうか?飲酒の目的のひとつが「酩酊」であることを僕は否定しないが、それだけでは酒は文化として発展しない。酩酊の文化が広がるのかもしれないが。さて、読者の皆様の飲酒生活はいかがなものだろう。

あなたが満腹のためだけに食事をしないように、酩酊のためだけに飲酒をしない方が良い。その方が愉しみが膨らむと、ひと言申し上げたい。酔っ払うことだけが目的なら、酒など何でも良いのだ。種類の違う酒を飲み比べ、どちらの方がより好きか?嫌いか?など、考えることは無意味になる。それ以前に酒を感じる必要すらなくなる。それは、愉しみを失くすことである。

もちろん、飲めば酔うのが酒であるが。
酔うことだけが愉しみではない。

TVのグルメ番組など観ていると、レポーターが料理を口に放り込み、「柔らか〜い!」などと大喜びしているシーンがある。侍はそれに少々違和感を抱くのだな。「はて、柔らかいとは褒め言葉なのであろうか?」と。「柔らかい」と「おいしい」は一緒なのだろうか?で、実はウィスキーも同じなのだな。皆さんはこんな風に言っていないだろうか?「飲み易〜い!」。

いやもちろん、飲み易いに越したことはないのかもしれない。飲み難いより良いのかもしれない。ただ、その「飲み難い」は「飲み応え」かもしれない。「飲み易い」は「ツマラナイ」のかもしれない。しっかりとした肉にも「噛む愉しみ」があるだろう。

料理なら「柔らかい」にも「硬い」にも「おいしさ」があるのではないだろうか?ブロイラーの柔らかい肉より、地鶏のしっかりとした硬さを「おいしい」と思うことはおかしなことではないはずだ。「飲み易い」シングル・モルトにも、「飲み難い」シングル・モルトにも、それぞれに愉しみはある。「飲み易い」、「飲み難い」は単なる評価である。優劣を表す言葉ではない。2種類以上のシングル・モルトを飲み比べたなら、どちらかがより「飲み易く」、他方が「飲み難い」と評価できるだけのことである。

要はあなたが「どちらが好きか?」というだけのことである。「飲み難い」と思ったシングル・モルトに「飲み応え」を感じ、あなたがそちらを好きになることはおかしなことではないはずだ。いづれにしても、どんなシングル・モルトよりも「水の方が飲み易い」のは確かなのだ。

それらのすべてをあなたは感じることができる。
あなたには「感じる身体」があるのだから。
「2杯で¥1,000」のスタンダード18である。
もしも「嫌いなもの」だとしても、「2杯で¥1,000」である。

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ラフロイグ 1999 TWE

アムルット シングル・カスク / ブラッカダー

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アムルット-1インドというのが、実はウィスキー大国であることをご存じない方も多いと思う。かつて、英国の植民地であった経緯から、インドにはウィスキーの飲酒習慣がしっかりと根付いているようだ。インド国内でのウィスキーの生産量と消費量は、日本のそれを大きく上回っている。関税障壁に守られたインドのウィスキーは、インド国内でゆっくりと(しかも大きく)育って来たのだろう。ウィスキーは大きなビジネスになっている。

本日ご紹介するのは、ロビンの手によるインド産のシングル・モルト。これはなかなか美味い。いや、悪くない。少なくとも面白い。ブラッカダー恐るべし。ロビンもまた、愉しいウィスキーを見つけて来てくれたもんだ。少し前に「公式に輸出された、初のインド産ウィスキー」としてオフィシャルものが出ていたようだが、侍は知らなかった。インドのウィスキーというのはそのくらいに閉鎖的なマーケットだったのであろう。

アムルットとは「神の飲み物」という意味のようだ。蒸留所はインド南部のカルナータカ州の州都、バンガロール。人口616万人と大都市。「インドのシリコンバレー」でもある。標高900メートルの高原にあり、国内では比較的穏やかで涼しい気候の様子。そうは言っても、年間を通じて一番寒い時期である1月の最低気温が16℃というのだから、日本やまして、スコットランドに比べたらとても暖かい。

ヒマラヤの麓で栽培された大麦を使用しているとのこと。蒸留はバンガロール。オーク樽熟成とのことだが、熟成年数は不明。高度と気温の関係で熟成が速く進むとのことだが、「まぁ、そんなものか」と納得するしかないのだろう。

間違いなく「話題のウィスキー」にはなるのだろうな。瓶詰総数も277本とのことだから、入手困難も予想される。ネットで調べてみたが、実売の在庫を持っている店舗はほとんどないようだ。八重洲のリカーズ・ハセガワさんには置いてあるようだ。ブラッカダーの商品であるし、ハセガワさんなら「有料試飲」をやっているだろうか?

一本買うほどでもないが、どうにも気になるという方はハセガワさんに行ってみると良い。
いや、もちろんジェイズ・バーに来ていただいた方が良い(笑)。

さて、肝心の中身だが、侍の第一印象は「イチローさんのウィスキーに似ている」であった。「これがアジアのウィスキーなのであろうか?」と首を傾けたのであるが。

樹液っぽくオイリー。前面にフルーティ。その背景に隠れて麦芽。甘さは少々ハチミツのよう。シナモン?ハッカ?ちょっぴりスパイシーな菓子のよう。上出来のウィスキーであるが、やはり丁寧さには欠けるか?熟成年数不明なまま、確かに仕上がっている感もあるが、どうにも騙されているような気にもなるのは偏見か?

何しろ、心の揺れるウィスキーである。

1杯、¥1,300でお願いします。
インド人もびっくり価格?

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アムルット-2

スタンダード18 2009年度版(3)

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どんな時だって、頼りになるのはあなたの「感じる身体」なのである。誰かが褒め称えるものを、一緒になって好きにならなければならない、なんてことは必要ない。誰かが嫌いなものを、一緒になってこき下ろすことも必要ない。あなたはあなたの「感じる身体」の前で素直になれば良い。それが、シングル・モルトを愉しむということだろう。

そして、「折角なのだから」と僕は思う訳だが、その個性を愉しんでもらいたいと思うのだ。それは、それぞれのウィスキーが持つ「ブレ幅」と言っても良いかもしれない。違うボトルに詰められたウィスキーは、それぞれに違う味と香りを持つのだ。そして、その違いを理解するのが、あなたの「感じる身体」である。それは、何も「スタンダード18」に限ったことではないが、その18種類の中でも十分にそれを感じることは可能だ。それは、あなたにも必ず感じることができる。

別に分かる必要はない。
あなたには感じるはずだ。

さて、話は替わるが、あなたは「何故ごはんを食べるのか?」と訊かれたら、何と答えるだろう。つまり、「食事の目的は?」ということであるが、恐らくは、「生きて行くため」、「栄養を摂取するため」、まぁ、つまり、「お腹が空いたから」ということであろう。もちろん、その答えがおかしいとは思わない。僕も同じように答えるだろう。

ただ、それらの答えは「第一義的には…」と注釈を付けるべきだと思う。何故なら、食事の目的はそれだけではないと思われるからだ。「何故ごはんを食べるのか?」と訊かれて、「お腹が空いたから」と答えるあなたでも、「どんな風に食べたいですか?」と訊かれたら、「そりゃ、うまいものを愉しく!」と答えるのではないだろうか。

できる限りうまいものを、できる限り愉しく。ついでに、できる限り安くというのも本音だな。
人がそう願い続けて来たからこそ、食は文化になったのだと思う。
違うだろうか?

同じように、酒も文化なのである。飲酒とは非常に文化的な行為なのである。お断りしておくが、酒を飲んでも「お腹いっぱい」にはならない。むしろ、栄養を摂取することを目的に酒を飲んではいけない。それこそが、酒全般が嗜好品である所以である。逆説的だが、「お腹いっぱい」にならないからこそ、酒は「文化でしかない」のである。

酒は文化でしかない。それはモルト侍の自説である。
必需品ではなく、嗜好品である酒は文化でしかない。


さて、そんな侍に懐疑的な皆様にお尋ねしたい。まずは健全な男子の皆様から。あなたは心を寄せる素敵なお気に入りの女子の方に、「今度、お食事でも」とお誘いをしたことがないだろうか?

では、そんなあなたに伺いたい。さて、「食事の目的は?」。

さてさて、世の中の素敵な女子の皆様にお尋ねしたい。あなたは(モルト侍ほどではないにしろ)、悪い気はしないという程度の男子の方から、「今度、お食事でも」とお誘いを受けたことがないだろうか?

では、そんなあなたに伺いたい。さて、その時あなたは「ホントに食事だけ?」って思ったことがなかっただろうか?


ほらね!
文化なのである。

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イチロー D−A C−10-2

ニュー・リリース経過報告

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三連休でもあるので年末からご紹介してきたウィスキーを改めて整理したい。

まずは残念な話から。
「ロングモーン 1966 41Yo / GM」。
昨年12月までハーフで¥2,000と安売り宣言をしていたが、年明けに完売。
既になくなってしまいました。

続いて、「ダルモア 1997 ボイスデール / BBR」
ちょっと硬質な印象で「オフィシャル 濃縮タイプ」とお伝えしたダルモアである。
「ちょっと潮っぽい」が分かり易いダルモアである。悪くない。
1杯、¥900である。

次は、「ローズバンク 1990 18年 / BBR」
「これこそ保守本流のローランド・モルト、正真正銘のローズバンク!」と申し上げた侍であるが、それは侍の願いであるのかもしれないなと、そんなことを年明けに思った。それにしてもここ最近、この年代、この程度の熟成年数のローズバンクを良く見かける気がする。蝋燭は消える間際に強く燃えるということを思い出して少し切ない。
1杯、¥2,000である。

次は、「ラフロイグ 1999 9Yo / TWE」
「美しく逞しいラフロイグ」と評したシングル・モルト。こちらも先ほどのローズバンクに続いて、この年代、この程度の熟成年数のものをいくつか見かける。共通して感じるのは「昔のラフロイグに感じたようなマスカットっぽさ」。正直なところ、自分でも「頭で作ってしまったイメージを舌で感じている」と言えなくはない気もするのだが、侍としては「瑞々しく甘味と酸味が適切で涼しげなラフロイグ」の方が歓迎である。で、「プラスちょいフェノール」。それがラフロイグ的と思うのだが。
1杯、¥1,700である。

次は、「ラフロイグ 1998 10Yo / インプレッシブ・カスク」
先ほどのラフロイグとは対極の仕上がりである。「ガサガサ」っと煙たいラフロイグ。この飲み応えには確かにある種の魅力があるだろう。どちらかと言えば、多くの人から「ラフロイグらしい」と言われるラフロイグである。確かにこの「太さ」は悪くない。TWEのラフロイグとの対比で考えるなら、98年以前と99年以降のラフロイグで、「何かが変わった可能性があるのかもしれない」などということを考えながらいろんなラフロイグが飲めればな、という気がしている。
1杯、¥900である。

同様に「カリラ 1995 13Yo / インプレッシブ・カスク」
こちらもインプレッシブ・カスク。「痛さ」のラフロイグ、「旨さ」のカリラとこのインプレッシブ・カスク2種を比較することは十分に可能と思う。侍としては「粗い」ラフロイグ、「しっとり」カリラである。さて、ニュー・リリースの記事でインプレッシブ・カスク全般を「ゲリラ的」と言わせていただいた侍である。もちろん悪意はない。散発的で挑発的な態度で市場に商品をリリースしてくる様は、一石を投じているのかもしれない。何しろ、この価格設定は「ジャイアント・キリング」の可能性を大いに孕んでいる。
1杯、¥900である。

さて、イチローズ・モルト2種、スプリングバンク・ファウンダーズ・リザーヴ、クーブレイじいさんの花咲く古いシェリーのウィスキー、薄い美人の白州もまだまだ完売しておりません。

今年はこのような「ニュー・リリースを振り返る」的な記事を書いて行けたらと思っているのだが、皆さまはどう思うだろう?

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ローズバンク 1990 BBR-裏

スタンダード18 2009年度版(2)

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スコットランドのシングル・モルトをひとつの森だと考えてみて欲しい。森にはたくさんの木が生きている。その一本一本の木を蒸留所だと考えてみて欲しい。木は大地に根を下ろし、その幹から枝が分かれ、その枝にはたくさんの葉が付く。一枚の葉は熟成庫に眠る樽のようだ。僕はシングル・モルト全体をそんな風にイメージすることがある。一本の木にはたくさんの葉が宿っている。

森全体をイメージするとは、あなたが「地図を描く」ことに似ている。
まずは、白い紙の上に「18本の木の場所」を記して欲しいのだ。
白い紙のそのすべてが、森全体である。

鉛筆を持って蒸留所の所在地を点で表してみて欲しい。白い紙の上に、18の点を打つことをイメージしてみて欲しい。例えば、紙の真ん中に「グレンフィディックの点」を打ったとしよう。そしてあなたなら、「グレンリベットの点」を何処に打つだろう?きっと、グレンフィディックからそんなには離れていないはずだ。さて、「アードベッグの点」はどうだろう?あなたはどの辺りに点を打つのだろう?グレンフィディックからは離れたところにあると思う。少なくとも、グレンリベットよりは遠くだろう。

もちろん、真ん中にグレンフィディックを持って来る必要はない。ただ、あなたの中で基準となる蒸留所を真ん中に持って来ると分かり易い。基準とは、あなたが良く知る蒸留所で良い。いくつかの蒸留所は寄り添うように集まっているだろう。また、別の蒸留所はひとつだけ遠くはなれて存在しているかもしれない。そして、何処に点を打ったら良いのか分からない蒸留所も出て来るだろう。

残念なことにその地図は正確には仕上がらない。そして、他の人と共用が不可能であることが多い。また、点の数は18だけではない。だからなおさら、完璧には仕上がらない。

グレンフィディックとグレンリベットは近くにあると思う。グレンフィディックとアードベッグは遠くにあると思う。さて、蒸留所の数が18だけではないことはあなたもご存知の通りだ。では、リンクウッドはグレンフィディックの近くだろうか?アードベッグの近くだろうか?ラフロイグはグレンフィディックの近くだろうか?アードベッグの近くだろうか?

「シングル・モルトを思う」とは、そんなことだと思っている。

僕らがその森の全体を正確に知ることは不可能だろう。
森は生きている。変化し進化を遂げている。
さて、あなたの好きな木は変わらずにいてくれるだろうか?

全体をぼんやりと知るようになると、良く行く好きな場所、知らぬ間に訪れてしまう場所、気付かずに行きそびれてしまう場所、行ったこともないのに嫌いな場所。そんなことが分かるようになる。それが分かると、あなたには次に行きたい場所が見えてくる。さぁ、探検の始まりだ。元気があるなら、見知らぬ場所に行ってみると良い。

優秀なガイドを知っているなら、その人の話を聴くのも悪くない。
紹介されたウィスキーが気に入れば、そこには当然愉しみがあるだろう。
だけど、あなただって自分ひとりで森を歩けるはずだ。
自ら選んだウィスキーを気に入ると、そこには喜びがある。

毎日同じ場所に通うこともないではないか。見知らぬ場所をあなたは好きになるのかもしれない。あなたはその場所を知らないだけで、嫌いではないかもしれない。もちろん、嫌いになることもあるだろう。しかし、まだあなたがその場所に行ったことがないと言うのなら、行ってみれば良い。見知らぬ場所が何処にあるのかを知るために、全体をぼんやりと知って欲しい。

あなたはまだ、「知らないこと」を知らないのかもしれない。
試してみれば良い。僕は森の中から18本の木を選んで、それに印を付けた。
あなたは18本の木のすべてを試したことがあるだろうか?
あなたはきっと、「知らなかったこと」を知るだろう。

大切なのは、あなたの「好きなもの」に似ているかどうか?
心配なのは、あなたの「嫌いなもの」に似ていないかどうか?
それだけだ。
あなたの「好きなもの」は、あなたの「感じる身体」で理解が可能だ。
もしも「嫌いなもの」だとしても、「2杯で¥1,000」である。

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スタンダード18 2009年度版

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シングル・モルト に参加中!
メニューさて、2009年も1週間を過ぎた。皆様のお仕事もぼちぼち本格始動ということだろうから、ジェイズ・バーからも「今年のアレ」をご提案させていただきたい。「スタンダード18 2009年度版」である。2007年度版から始まったこの企画も、今年で3年目になる。

改めて詳しいことを説明はしないが、「スタンダード18」とは、侍の指定した18銘柄はジェイズ・バーで2杯で¥1,000で飲めるという企画である。そのすべてがスタンダードなオフィシャルもののシングル・モルトであるが、2杯で¥1,000は非常に安い。お手軽に愉しんでもらうことを目的として始めた企画である。

常々申し上げているが、シングル・モルトのその全体は森である。例えば、地域区分を林と思ってみたらどうだろう。それぞれの蒸留所を木だと思ってみていただきたい。そのような切り口を前提に、森を散策するイメージでシングル・モルトを愉しんでいただけたらと、侍は思うのである。森全体がイメージできるようになると、自分が如何に偏った場所をウロウロしていたかが分かる。

他の場所も探検してみたいと思う動機が生まれるのは、自らの偏りに気付くからなのである。個の集積が全体であるのか。全体を分解し個に至るのか。そんなことは、この際どうでもよろしい。「森を歩け!」。侍は、そう申し上げたい。森は生きているのだ。歩かないなら、その豊かな変化に気づくことはないだろう。それに気付き、驚くことこそが、シングル・モルトの愉しみのひとつである。

森全体をイメージできるようになると、迷子になり難くなる。何処にいても、どのように森を出たら良いかが分かるようになる。森から出られないなら、あなたは家へ帰ることすらできなくなるのだ。

森全体をイメージできるようになると、次に行きたい場所が見えて来る。そして、そのために、何処を通ったら良いかが分かるようになる。そんなことをあなた自身が組み立てながら、シングル・モルトを愉しめたら、それはあなたにとって素敵なことではないだろうか。あなたがそんな風にシングル・モルトを愉しめるようになることを、僕は心から願って止まないのだ。

森全体をイメージするとは、あなたが「地図を描く」ことに似ている。
まずは、白い紙の上に「18本の木の場所」を記して欲しいのだ。

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そうそう、本日最後に、
昨日は白州について、「この甘さを何と言ったら良いのか、ここ数時間、そればかり考えている」と申し上げたが、ついさっきハタと思い出した。これは、アイスクリームのコーンの香りである。

IMG_9491_1

THE CASK of HAKUSHU 1998 / サントリー

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白州-2白州蒸留所のウィスキーを仕入れたのは久し振りのことだろうと思う。
侍の中では「影の薄い美人」、白州のウィスキーはそんな風だ

「ローランド・モルトのようですね」。そう言ったお客さんがいたが、その気持ちには納得の行くところがある。その軽快さは評価するが、どうにも印象に残り難いと、そのお客さんはそう言いたかったのだろう。「幸の薄い美人」にならなければ良いが。まぁ、要らぬ心配はやめておこう。何しろ、パトロンはサントリーさんである。

侍も白州を飲むのは久し振りだと思う。久し振りに飲んで「ふーん」と唸った。こいつは悪くない。イメージの中の白州はもう少しイヤラシイ形でエステリーであった。ちょっとばかり、ツンと来る印象。「このツンと来る感じを、軽快で華やかと言われてもねぇ」、なんて思ったものだ。そうなると、「影の薄い美人」は、なおさら「幸の薄い美人」になってしまう。

「幸の薄い美人」であるならまだ良いが、「不幸が続いて笑顔のなくなったひと」にまでなると、もう既に美人ですらなくなっている。「いや、すいません。僕はそろそろ帰らせていただこうかと…」。なんてね。

IMG_9491_1さて、そんなイメージの白州であったのだが、本日ご紹介するこのウィスキーはちょいと違うな。よくよく思い返せば、侍の思い違いであっただけなのかもしれないが。確かに、「薄さ」のあるウィスキーと思う。ただその薄さを「軽薄」と評しては失礼だろう。これは「軽快」である。

蒸留は1998年。瓶詰が2008年。表記はないが熟成年数は10年程度ということだ。樽の種類はホワイト・オークのホグスヘッドとのこと。カスクNoはCD40730とある。

甘いウィスキーだ。とても甘い。花の蜜のような甘い香り。草原の草の香り。涼しく心地良い風に吹かれる。物足りなさと引き換えに丁寧。しかし、少し奥行きに欠ける甘さ。口の中に含んで苦さが弾ける。「軽いだけじゃないのよ」と言われて、気持ちが引き締まる。ついさっきまで、「帰ろうかな」なんて思って、すみませんと思う。

この甘さを何と言ったら良いのか、ここ数時間、そればかり考えている。
麦の甘味ではあるのだが。

1杯、¥1,500でお願いします。

さて、皆様にお願いをしたい。
正月の自堕落な生活がたたって、こちらの方がかなりピンチである。
皆様に気に掛けていただけるとありがたい。

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よろしくお願いします。

白州-3

Blossoming Auld Sherried / Michel Couvreur

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MC BAS-1ひと言で言うなら、「そのまんまだな」というのが侍の感想である。
クーブレイじいさん的なウィスキー。

今回同時に何本かのリリースになったようだが、その中でも、まさにクーブレイ・スタンダード的なウィスキー。この価格を妥当と言わねばならないのかと思うと、少々悔しい気もするのだが、「クーブレイじいさん的なウィスキー」と思えるところは非常に納得する。悪くない。と言うか、やっぱり好きだな。こういうウィスキーは。

最近は気付いたら、仕入れがシェリーに偏っているようだ。侍の気持ちにも変化があったのだろうか。今回ご紹介するのは「ブロッサミング・オールド・シェリード / ミッシェル・クーブレイ」。花咲く古いシェリーのウィスキーである。

MC BAS-2相変わらず中身の蒸留所は不明なのだろう。ぼんやりとスペイサイド的なニュアンスを感じるが、ミッシェル・クーブレイに問い掛けても、「そんなことはどうでも良いじゃないか。どの道、ウィスキーの仕上がりの95%は熟成で決まるんだから」と言われるのだろうか。

花咲く古いシェリーのウィスキー。
良い名前だ。

この仕上がりには、やはり王道感がある。本流である。
ウィスキーらしからぬと思わせるところもクーブレイ的である。
力強い熟成感。なのである。

一杯、¥2,800です。

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MC BAS-3

侍、ラジオに出演する

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恥ずかしながら、侍はラジオに出演した。
ラジオと言ってもインターネット・ラジオであるが。

取材の申し込みがあり、取材を受け、何だかまたいい気になって話をしてしまったのだが、どうやら文化放送がやっているインターネット・ラジオのようである。誠に恥ずかしいが、詳細は良く分からない。

詳しいことは良く分からないのだが、どうやらこちらで聴けるようだ。こちらの「Time Table(番組表)」をのぞいていただければ分かると思うが、毎週木曜日の6:00〜8:00、12:00〜14:00、20:00〜22:00、日曜日12:00〜14:00に放送されるらしい。

番組名は「Celtic Note」

取材の様子はこちらにも紹介されている。

毎週木曜ということなので、実は元旦から放送されていたのであろうが、年越しの勢いもあってすっかり忘れていた。昼にも放送されていた様子だが、サッカーの天皇杯のことで頭がいっぱいであった。で、夜は飲んでいました。

この番組の野崎さんは家がご近所ということもあり何度かご来店いだいていた。番組の名は「Celtic Note」というくらいだから、元来アイルランド関係のお仕事をしていらっしゃる。毎日ジェイズ・バーの前を通って帰る彼女は「アイリッシュ・コーヒー」の看板が気になっていたとのことだ。

そもそも、あまりお酒が得意ではない様子の彼女であるが、ジェイズ・バーのアイリッシュ・コーヒーはいたく気に入っていただいた様子。何度か暖まりに来ていただいた。アイルランドを紹介するのが番組の意図でもあるので、今回は侍の出番になったのだが、アイリッシュ・コーヒーについて随分と喋った。

つくづく思うが、雑誌の取材とは違うのだな。編集のスタイルが違うのだろうな。

結果として、アイリッシュ・コーヒーのことより、ウィスキーのことを随分喋った気がする。OAを聴いていないので、実は侍も恥ずかしいが、皆様にも聴いていただきたい。

とはいえ、木曜にしか聴けないようである。
よろしくお願いします。
もちろん真面目に喋っている。
ご心配なく。

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明けましておめでとうございます

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2009年賀ジェイズ・バーは本日より営業。一年のスタートです。
今年もよろしくお願いします。

東京の三が日は晴天に恵まれました。
まさに快晴。青い空と引き締まった空気は、新しい年を演出してくれている気がします。
日本人で良かったなと、何だか心から思う正月です。

去年の暮に忍者に陣中見舞いに来てもらったが、侍の宿題はまだ終わっていない。
少しばかり気持ちが重い。
やらねば。

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